winter's scarecrow

タグ:松村英治・常滑 ( 1 ) タグの人気記事

いちょうとオカンと、ときどき・・

「とめてくれるな、おっかさん、背中の銀杏が泣いている、男東大どこへ行く」
'60代後半の学生運動の嵐のなか、東大生であった橋本治が詠った有名なコピー。
e0158857_1505190.jpg

断酒をして3週間、あまりにも胃腸の調子が良く、目覚めもすっきり。
朝、8時近くトコトコと東大駒場キャンパスへの散歩。 空はエーゲ海のような真っ青な日本晴れ。
日曜日の朝なのに結構、学生の姿があった。
黒っぽい上着に、髪の毛がメガネをかくすくらいにセットして45度下を向いて歩いている、いかにも東大の男子学生。
どう見ても「希望」という二文字が似合わない。
そんなことを考えながら歩いていると、ブーツのコトコトという足音が複数、迫ってくる。
どう見ても東大生に見えないお姉ちゃんたち5人がガムを噛みながら追いこしていった。 全員ブーツ。
テニスコートの前で東大の中ではそこそこイケてる男たちがテニスウェアーでブーツ軍団を迎えていた。
イケてる男たちは将来結婚するとき、全く別なタイプの女の子を選ぶんだろうな~。
と、ブーツのお姉ちゃんたちに、ちょこっとシンパシーを感じながらの帰宅。
e0158857_1523581.jpg

                                              【器・松村英治(常滑)焼〆8寸皿】

朝食はアジの塩焼きに大根と揚げの味噌汁。 肝臓には大根が良いと聞き、最近は大根ばっか。
ぎんなんが良いと聞いたら、きっと毎日拾いに行っている。

宮澤賢治の童話に"いちょうの実"という作品がある。

        その明け方の空の下、ひるの鳥でも行かない高い所を鋭い霜のかけらが風に流されて、
        サラサラ南の方へ飛んで行きました。
        実にその微かな音が丘の上の一本のいちょうの木に聞こえるくらい、澄み切った明け方です。
        いちょうの実はみんな一度に目をさましました。
        そしてドキッとしたのです。
        今日こそは確かに旅立ちの日でした。 
        みんなも前からそう思っていましたし、昨日の夕方やって来た二羽の鳥もそう云いました。
           ◆以上、序文◆
ある朝の情景から始まる物語。 いちょうの実(子供)たちの旅立ちの日、母親である銀杏の木のもとを一斉に
離れる日がやってきた。
いちょうの実の一つ一つが、それぞれ夢を抱いて旅立ちの時を待ちます。
ある者は冒険を夢見て、ある者は不安に押し潰されそうになり、ある者は慌てて準備を整え、
そしていよいよ朝日がその時を告げるのでした。

自然をモチーフに親子の情愛を描いた賢治のこころ温まる一作。

夕飯はたぶん、大根おろしにご飯。 
そうだ、お見舞いにKちゃんから大分のでっかいどんこを頂いたんだ。
高野豆腐があるから、椎茸と煮付けよう。

e0158857_15594218.jpg

可愛いシールが箱に貼ってあったので、ちゃんととってある。
以前、身体を壊したときは"ホンコンやきそば"というインスタント焼きそばを頂いた。
そんなありがたい気持ち頂きます。 ありがと。        
[PR]
by w-scarecrow | 2009-11-15 19:00 | 散歩 | Comments(10)