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winter's scarecrow

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久保忠廣 織部鉢

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三重県菰野で作陶されている久保忠廣さんの織部菓子鉢。
眺めているだけでウキウキしてくる遊び心満点の絵付け。
久保さんのうつわは割烹や料理店で愛用されている。
かっちりと焼き込んだ抑制のきいた造形、でしゃばり過ぎず控えめなうつわ。
それが一流の料理人に愛されるゆえんである。
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黄瀬戸の湯呑[右]はしっとりとした風合いでとろりとした釉調、艶消しの油揚手。
鼠志野は作者の作為のなさが、全体に気持ちよい調和を作っている、飽きることのない久保さんのうつわ。
               
                 久保忠廣 
                   1948年 東京渋谷生まれ
                   1973年 愛知県西加茂郡藤岡町に登窯を築窯
                   1991年 三重県菰野町に単室の薪窯を築窯

【黄瀬戸湯呑】 口径: 7.7~8.2cm 高さ: 7.2cm 【鼠志野湯呑】 口径: 8.1~8.7cm 高さ: 7.4cm

下北沢の飲み屋さんで、会社帰りのきしっとした格好をしたカップルが呑んでいた。
同じ会社かどうかは解らないが、話の内容からすると同業種の二人。
金融、投資の話をしていたが、経済・金融オンチの私にはカタカナのビジネス用語は全てフランス語に聞こえてしまう。
そもそも、1万円が5万円に増えるなどということは一度も考えたことがない。
男は自説を延々と語っているが、話に入る前に必ず「×××ってどういうことか解るか?」と彼女に質問をする。
彼女は言葉を探しながら答えようとするが、詰まってしまう。
「なんだ、そんなことも知らないのか・・」と自説に入る。
彼女は、口を挟まずずっと聞いている。 次の彼氏の質問に答える準備をしているのかもしれない。

彼女は男の専門分野には及ばないかもしれないが、それ以外のことはもしかしたら彼氏の100倍も
知識、見識があるかもしれない。
解らないことを敢えて質問する、自分の彼女がたじろぐ姿を見て彼氏は優越感を持つのであろうか。

そんなことを考えながら呑んでいたら、呑み過ぎてしまった。
普段食べないサンマの腹わたまで食べてしまった。
東京は涼しく、9月の雨にしては晩秋のような淋しい雨模様、無性にサバランが食べたくなってきた。
by w-scarecrow | 2009-09-12 23:33 | うつわ | Comments(6)