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winter's scarecrow

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風めぐり


モンパルナスにある茶葉専門店"Le Palais des Thés"の紅茶を飲み始めて10年がたつ。
1987年、紅茶の専門家たちが集まりつくったパリの茶葉専門店。

自己表現を強く出すフランス人のイメージとは相反して、控えめで穏やかで深さを感じられるお茶。

時がたっても初めて味わったときのimpactをずっと持ちつづけていられる。

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"ル・パレデテ"の茶葉を扱っている"TEA Shop 八月の鯨"からキッシム(ダージリンの北部)の茶葉「テミ」を取り寄せた。
今の季節にピッタリの爽やかで躍動感のある「テミ」、産地はどんな風土なんだろ?と想いがめぐる。

ほうじ茶(写真上)も切れていたので、やわらかな香り立つ茎ほうじ茶も2袋頼んだ。
以前に紹介した針のような綺麗な茶葉の煎茶「おくみどり」(写真上)も再入荷していた。
好きな紅茶も雲南も80g,50g単位で買え、日本茶も一緒に注文ができるので助かる。

お茶を淹れ、David DarlingのcelloのunitをBGMにして、日常のどこにでもある風景を誰でもが持つ視点でとらえ、彼女の特異な感性で綴った山崎るり子の詩を眺める。
山崎さんの詩は読むというとり眺めるという方が合っているかもしれない。



               かぜめぐり     
                            *     *           
                      風ぼうぼうぼう
                     行ってしまったあとはしーんとして
                     草も木も雲も山も
                     なんだかうすっぺらになってしまった
                            *
                     葉っぱがどんどん乾いていって
                     シャラシャラと風に鳴るころ
                     青は怖いほど青くなって
                     キシリと空を閉じ込める
                            *
                     風が家の中に入ってきた
                     カーテンを値踏みし書きかけの手紙をチェックし
                     肉じゃがの鍋をのぞいて出て行った
                     だれかに話しに行くらしい
                            *
                     風がひと吹きでさらって行った
                     おもえば小さな炎だった
                     ろうそくの回りに闇が押し寄せてくるともう
                     風がずっと遠くを行くのがわかった
                            *
                     風は雨より気ままだったので
                     晴れの日も吹いていった
                     風は光より自由だったので
                     暗闇の中へも吹いていった
                            *
                     風は鳥を高みに押し上げ
                     野に種を蒔き
                     あるときは神様の姿になって
                     戸口に立つ
                            *
                                     [思潮社 山崎るり子詩集より]



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帰り道、新宿サザンテラスに青と白のイルミネーションが輝いていた。
暖かな金曜日、歩く人たちは足をとめ、携帯を取り出し何回もシャッターを押していた。

年の瀬のあわただしい季節になった。 初詣はどこへ行こう?
この2年は安産・子宝に功のある神社に掌を合わせていた。

 

by w-scarecrow | 2009-11-27 21:56 | tea | Comments(6)

奥沢から九品仏へ

奥沢にある美味しいパン屋さん"CUPIDO"(後述)でパンを買い、以前に通った紅茶の茶葉専門店"ル・パレデテ"の前を通り、九品仏(くほんぶつ)へ。 広大な敷地の浄真寺で遅い昼食を食べに行く。
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総門への参道脇に自転車を停め浄真寺へ。
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総門を抜け閻魔堂を横目に見ながら進むと、高さ30mの楼門が見えてきた。
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楼門の両脇に立つ仁王像に睨まれ通り抜けると、1678年に開山して以来の見事な彫刻が施された
楼鐘が見えるがロープが張られていたので遠目での観察。
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そして本堂へ。
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本堂の対面に3つの阿弥陀堂があり、3体づつ合計9体の阿弥陀如来が安置されている。
九品仏の地名の由来である。
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小雨がぱらついてきた。
総門に戻り、参道でやっとチーズとハムのバケットサンドを食べる。
風味のあるバケット、粒マスタードがきいてて旨い!

Artisan Boulanger CUPIDO
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カンパーニュ、10枚のスライスしたりんごのデニッシュ、レーズンのパン、焼酎を呑みながらカンパーニュにチーズをのせ、つまんでいたら、あっという間に完食してしまった。 昼食も夕食もパンで一日の食事が終わってしまった。

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Artisan Boulanger CUPIDO

世田谷区奥沢3-45-2

TEL: 03-5499-1839



奥沢駅から150mくらいの距離。 対面販売で店員さんの対応も実に丁寧。
低温殺菌の牛乳も買ってきた。


土曜日の今日、虫歯の治療で歯医者の予約をとってある。 今から憂鬱。
歯の治療が痛いのは解っているが、アルプスの少女ハイジに似た童顔の歯科助手が
私の口をガバーっと開く、これがやたらと荒っぽい。
口を大きく開けたままなので「痛い~!」と声も出せない。 今日はハイジに向かって叫んでみよう。
「ぺーター~!!」
by w-scarecrow | 2009-09-19 10:09 | 散歩 | Comments(12)

紅茶缶

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左の茶缶はLe Palais des Thes[ル・パレデテ]     右はMariage Freres[マリアージュフレール]

フランスの円筒形をした撫で肩の紅茶缶が表情があって好きだ。
ル・パレデテのゆるやかな撫で肩に紺色にゴールドのロゴが控えめな感じで渋い。
タイのマリアージュフレールのタイ語で描かれたロゴが象形文字のようなデザインで楽しい。

フランスの茶缶は紅茶店以外のものは日本では見かけることがない。
自分でラベルを作ってプレーンの茶缶に貼ろうと思ったが缶が見つからなかった。
それに近いものが中国茶を扱う"The Leaf Store"で¥300で買うことができる。
蓋の部分が違うので迷っています。

今日の表参道はやたらと若者が多いのでびっくりした。
あとでニュースを見てH&Mのそばに"FOREVER 21"というL.A.の店がオープンしたと知った。
1万円で上から下までコーディネイトできる店が増えてきた。 いい風潮になってきている。
大学生の子が欧州の高級ブランドで着飾る時代は時代遅れだという感覚になってくれたらと思う。
高級ブランドは子育てや家庭のやりくで疲れた奥さんの誕生日や記念日にプレゼントをしてあげるものであってほしい。

お年寄りたちの原宿、巣鴨の地蔵通りにも"FOREVER 47"という名で出店すればいいな想う。
かつてのハウスマヌカンのコーディネイトで"永遠の47歳"にしてくれる洋品店(shop)を出せばきっと繁盛する。
GWに入って、好調になってきた横浜Baystarsと上映中の『おっぱいバレー』が気になる。
by w-scarecrow | 2009-04-30 19:23 | tea | Comments(6)