winter's scarecrow

探しています

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引っ越しをすることにしました。

陽の当たる部屋がいい。

昭和の温もりのある部屋がいい。 下宿でも間借りでも、お年寄り夫婦の住まいの空き部屋でも。

温かな居住空間がほしい。

あと10日で探さなければ。

空き部屋があったらお知らせください!



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# by w-scarecrow | 2018-04-20 11:31 | Comments(2)

みんな野球少年だった

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横浜ベイスターズの快進撃がつづいています。

1998年の38年ぶり球団史上2度目の優勝のときと、今のチームの雰囲気がそっくりです。

小学校5年生のときから万年Bクラスにいた前身の大洋ホエールズを応援してきました。 負けるのに慣れてきってしまって・・でもいつか輝く時があるだろうとずっと夢みてきました。



ベランダにあるジャスミンの観葉植物は私のところへやってきて30年、枯れることなく今も新芽を出しています。
30年間、私のことを見ていてくれていたのかもしれません。


時が経つのが早すぎて・・。 早すぎて。
いっぱいやりたいことがあるのにできずにいます。

渋谷道玄坂の「長崎飯店」の軟麺の皿うどん、百軒店の「ムルギー」のカレー、月島「一心」のおばちゃんの作る懐かしきワンタンメンを食べに行きたい。

おっさん二人で春の陽差しのなかの撮影散歩。

九品仏の浄真寺にもふらっと行きたい。

もうすぐ再開発で閉店する高校生のときから毎日のように通っていた渋谷のジャズ喫茶「 Mary Jane 」にも顔を出さなきゃ。

たまには昔からの友たちとも酒をバーっと呑みバカ話で盛り上がりたい。

すぐできることなのにね。
時間が止まってくれないかな。

あの頃、みんな野球少年だった。一日はゆったりと長かった。

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# by w-scarecrow | 2018-04-17 16:17 | そのほか | Comments(0)

父と娘

                
           10年間、撮りためた写真、ブログに掲載した一番好きな写真。


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初夏の日、新宿東口でのお父さんと娘、娘さんは余所行きのいで立ちでソフトクリームを舐めていた。

お父さんは元ヤクルト監督の古田敦也に似ていた。 父娘の二人きりのこんな光景が好きだ。

ちょっと昭和の風情も感じる親子の風景。

おとうさんとむすめ


カラオケで歌うのはスピッツの ♪ ロビンソン ♪、サザンの ♪ 希望の轍 ♪、柳ジョージの ♪ 青い目のステラ、1962 ♪

でも20代の若者でも皆、歌えるレミオロメンの ♪ 3月9日 ♪ がこよなく好きなんです。








町の変哲もない風景、人の情感が相まってさりげない歌詞にしびれます。

今までに最も衝撃のシンガーだったのは1970年代に現れた Tom Waitz 、グッとくる酒の肴のアルバムでした。
ただ歌詞が何を言ってんだか、奴もただの酔っ払いなんです。
大杉漣さんも大好きだったトム・ウェイツ ♪


お父さんと娘。

そんな画が何枚も写真のライブラリーに残っています。 憧れだったんでしょうね・・


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# by w-scarecrow | 2018-04-15 02:49 | そのほか | Comments(6)

♪ 深呼吸  

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高校2年生のときに始めて叔父さんになった。
私が14歳のときに嫁いだ姉の出産、予定日が私の誕生日と近かった。 「できれば・・」と願ったが一週間後に丸々とした可愛い姪っ子が誕生。

男4人の5人兄弟の末っ子として生まれた私には妹がほしかった。 嬉しくて嬉しくて・・。
いっぱい彼女の成長の過程を写真に納めた。
彼女の結婚披露宴まで。

感性の強い子、一直線な真面目な子。
今は病気をかかえながら書道塾を開いている。わんぱく過ぎる娘と息子を育てながら。
がんばれ姪っ子。

姪が生まれて初めて言葉らしいことを発したしたのは「あそぼ・・」と私に掛けた言葉に姉夫妻が拍手をしていた。
(もしかして2,3度目だったのかもしれない・・。) 今でもその彼女の画はちゃんと憶えている。

口うるさい兄たちの中で育ったので17歳年下とはいえ私には妹だった。 やっと手を繋ぎ散歩できる妹ができた喜び。

素敵な「書」を、君らしい書を描いてな。





大好きなハナレグミの ♪ 深呼吸 ♪ を君に。

いっぱいありがとうね。



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# by w-scarecrow | 2018-04-12 00:43 | そのほか | Comments(0)

エンジェル

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上を向いて桜を愛でながら歩いていた束の間の時。

今は人々はいつも通り、桜並木の下をスマホを操作しながらずっと下を向きとぼとぼと歩いている。

ちょっと目を上げたら、すごいニュースにただただ感動している。 メジャーの道を開いたパイオニア野茂英雄がメジャーリーグで2度ノーヒットノーランを成し遂げたときの滅多に見ることはない野茂のはにかんだ笑顔が忘れられない。

今日は大谷翔平(投手)の7回までのノーヒット、そして12奪三振の勝利投手。 たまげた。
バッターでは3試合連続本塁打。形容詞が見つからない。

メジャーのお金持ち球団からの高額のオファーも断って二刀流を容認してくれたエンジェルスへ。
野球を楽しむ野球少年のそのままの姿が飄々としてて格好いい。

マンガでしか描けないような選手の出現。

大谷翔平のメジャーでの一頁目が始まった。

以前、アメリカの大学入試の論文(作文)で「あなたが300ページの自叙伝を書くとします。その270ページ目を描いてください」という粋な入試問題があったという。

私の270ページ目は何歳なんだろう?と考える。299ページ目は? 
学生たちはどう描いたんだろう?

そんな重いテーマを引きずりながら芋焼酎を呑んでいる。

また、メジャーの show (翔)time で祝杯をあげたい。
横浜ベイスターズ、やっとの連勝。開幕後勝った3勝のうち2勝は19歳の京山投手の奮闘。
貧打打線にずっと胃が痛い。

上の写真は三田ツインタワー1Fの芝桜です。 

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# by w-scarecrow | 2018-04-09 21:10 | そのほか | Comments(0)

よー、そこの若いの ♪


桜祭りがたけなわ、とっくに散ってしまった桜を憂う商店会の親爺さんたち。
詰所で樽酒を呑む姿が愛おしい。

入社式にも新入社員の親御さんたちが、あちらこちらにちらちらと、とニュースで流れていた。どうせだったら爺ちゃん婆ちゃんもと思う。


尾崎豊の ♪ 卒業 ♪ や ♪15の夜 ♪、大人や社会へのプロテクトソング、今の若者たちはどう聞えるのだろう?

「なんか自己中・・」「なにに対しての反発なのかよく解らない」との反応が多いらしい。



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ギター一本で全国各地へ弾き語りのライブをつづけけてきた、ドサまわりシンガーの竹原ピストルが昨年の紅白への出場で驚いた。

♪ よー そこの若いの ♪ を引き下げて!

彼の楽曲はいままでもCM で使われてきたのでサビを聴けば知っている人も多いはず。
名曲 ♪ ファイト ♪ も。
全曲を聞くと強烈なプロテストソング。

若き日の吉田拓郎も尾崎豊、長渕剛も[大人」たちの言うことを信じるな!と歌ったいた。

40歳を過ぎたオッサンの竹原ピストルが若者たちに向ける言葉は・・




竹原ピストルを聴いていると、なんもすごい歌詞ではないのになにか心打たれる。

下北沢で日々バイトに明けくれていた大学院生だったみのりちゃんは卒業、小さいときからお父さんの仲間の私たちの酒の相手をしてくれた saki ちゃんはあららというまに大学を卒業し新社会人への一歩に・・。院生になった asahi くんにもファイト!

自分だけの花を咲かせてほしい。


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# by w-scarecrow | 2018-04-04 23:23 | そのほか | Comments(0)

姉 妹

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                久しぶりに あなたと手をつないだ
               もう同じくらい あなたと私の手
               妹たちに占領されていた私の手
               妹たちを守っていてくれた あなたの手
               いつの間にか 大きくなっていたんだね

               久しぶりにつないだ あなたの手の温もり
               あなたの成長を感じた
               いつの間にか 頼もしい存在になっていたんだね


                             鹿児島市教育委員会 ' こころの言の葉 ' より



「普通」とは「ごくありふれたものである」と辞書に書かれている。

しかし「普通」の解釈は一番難しいものなのかもしれない。その尺度は人の数だけある。


うちの近くにある玉川上水の暗渠の桜並木、お母さんと姉妹の子供たちではなかったが、風に舞う桜の花びらの中に家族で歩く後ろ姿があった。(上の写真は法明寺横の画)


「幸せ」とは「なんでもない毎日」、「ありふれた日常」
なにか普通と幸せは双子のようだ。 二つの言葉は、そうではなくなった時に尊ぶものかもしれない。


春の選抜高校野球大会は見応えのある接戦ばかりがつづいている。90回大会の今年はスゴイ。

甲子園大会の野球中継に付きものの、アルプススタンド応援席の美女高校生の抜きの画。
BS朝日はカメラマンの好みなのか社風なのか、少し派手目の JK も翔んだ女子高生でもお構いなく中継に挟んでくる。
NHK はそうはいかない、美人さんばかり撮るわけにはいかない、朝ドラ・ヒロイン系と彼女を取り巻く元気印の女子が中心だ。

一度はやってみたかった銭湯の番台とアルプススタンドのカメラマン。


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# by w-scarecrow | 2018-04-02 21:38 | 散歩 | Comments(2)

UFO

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26歳のときにあまり公言はしなかっが、福島県裏磐梯、小野川湖上空に飛来するUFOを見た。

男女4人でペンションから夜の散歩に出た。

涼し気な7月の裏磐梯、バカ話をしなから湖畔に皆で座っていたが、なにか異様な空気感、風のうねり。
4人は全く会話を止め空を見上げた。

よくわからない大きな飛行物体があっちからこっちへ、動きが自衛隊のブルーインパルスどころではない。
直線的ではない飛行を繰り返していた。

3D画像を見ているようで皆、初めての体験に言葉を発せず口を開けていた。
1,2分で上空の未確認飛行物体の見事なショーは終わった。「見たよな」「見た」「UFOだ」「絶対!」と青ざめた顔で皆低音。

宇宙の壮大なパワーをいただいたあのときの4人は口外せず、あのときの感動を共有しているかもしれない。

4人はカラオケではピンクレディーの ♪UFO ♪ を歌うことはなし、同名のカップ焼きそばも食べることはきっとないと思う。


ソメイヨシノはほぼ葉桜に。

疲れきった日々。躰が壊れているせいかほんと動けない。

また、あの夏の裏磐梯を飛遊するUFOの見事な飛行ショーを見てみたい! 皆で体育座りをして。

素晴らしき共有体験。


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# by w-scarecrow | 2018-04-01 02:28 | baseball | Comments(4)

「笑」

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桜の花が咲く、「咲」は「笑」の古字という。
蕾がやっと開くことを「花わらう」と表現したらしい。

「笑」といえば笑福亭鶴瓶、ヨネスケ師匠とともに、知らない家にズカズカと上がっていっても住居不法侵入罪には当たらない稀有な人々。

赤ちゃんは一に300回以上頬笑む(笑う)らしい、過去の経験値がないから何を想って笑うんだろう?

若者たちは、自ら「芸人」というタレントたちの会話に爆笑している。SNC の先輩後輩ネタで何故か笑っている。
「笑い」に先輩、後輩なんてあるのかといつも思う。

以前、島田伸介は " ますだおかだ " 岡田圭右に対して「お前より、おもろい大阪人は50万人以上はいる!」と豪語していた。
「もっといる!」


中高年は「あれから40年・・・」、綾小路きみまろの S的なネタに大爆笑。

「笑う」ことは長寿の秘訣、江戸からつづく日本人の誇るべき文化。



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町の桜の木々は満開、ソメイヨシノの寿命は60年といわれている。大陸からの昆虫に蝕まれたソメイヨシノの木々が絶えない。
高度成長期に地域に植えられた桜の木々は世代交代の時期にきているらしい。

TVで元財務省の佐川氏の証人喚問のニュースが流れていた。
と、同時に霞ヶ関官僚のMちゃんからメールがきた。

「昨夜はありがとうございました」
20代にしか見えない呑べえな素敵な女性。国会答弁の資料集め答弁の作成、以前は日々が地獄だとグラスを傾けていた。
「もう死したい」と呟いていた。

時の政権を守るのか、省庁を守るのか、自分を守るのか、国民の声に添えるのか。

M ちゃんは係長。いつか昇進して国会や委員会で答弁をするのかもしない・・?
忖度?日々の深酒になっていくのかも。 

Mちゃんはもちろん東大卒、子供のころに暮らしたタイの話も愉しい。

最近は恋をしたのか素敵な笑顔になっている。
頑張れ!官僚。

「咲く」は「笑う」と同意語。

咲き誇らなければ・・・。


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# by w-scarecrow | 2018-03-27 23:27 | 散歩 | Comments(0)

ほめたい日記



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たまに自分をほめたいときがある。

振り向くと時計が 11:11:11 秒のゾロ目を指していたとき

目玉焼きを焼いたら帝国ホテルの朝食に出てくるような見栄えだったり

JR 新宿駅の階段を一段飛ばしで駆け上がり、プシュ~という扉の閉まる音と同時に乗車できたとき ハァ~っ

洗濯物の何枚ものTシャツを畳んでいたら殆ど肩幅が同じになったとき

クイズ番組で京大出の宇治原に一問勝ったとき

タクシーの運転手さんの悩みを聞いてあげ 少しだけ役にたったとき



たまに自分をほめてあげたい。
大人になって人からほめられることは数少ない。

ひとり暮らしで愛犬やネコを飼っている人なら、彼らに今日あった愚痴や自慢話を語っているかもしれない。
そうでない場合は誰にも語れずポジティブがネガティブ方向へ、「そんなこと、たいしたことでないかも」、それがいけない。

そんなときは「やったぜ自分!」「ほめたい日記」を書くとグッとポジティブになれるとラジオ番組のパーソナリティーが言っていた。

高倉健さんの自伝的エッセイのタイトルが 『 あなたに褒められたくって 』だった。

皆にほめられたいのではなく、あなたに褒められたくて日々トンチンカンなことばかりやっている。

週末は満開の桜が見れるみたいだ。保温ポットと、お弁当を持ってどこへ行こうか・・。


今、TVでは朝4時台のモーニングショー?が流れている。この時間帯は各局若手女子アナの登竜門、いかんせん彼女たちのヘアースタイルもメイクも顔も皆一緒に映る。
み~んな、同じ。
なんか平和だ、にっぽん。


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# by w-scarecrow | 2018-03-23 04:28 | そのほか | Comments(0)

這いつくばって

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川越街道の老舗、亀屋のどら焼き。

とことこと岩を登っていきます。ゆっくりと。 

陰日向なく、裏も表もなく生きる。天は見ているから、見ている人は必ずいるから、そう教えられた。

亡き父からは公務員か職人になれと。地道に働くこと。

当たり前ののように日々が過ぎゆくなかで、見えない時間に見えない場所で働いている人たちがいる、
誰もがどこか知らない場所で,誰かに役に立っているに違いない、誰もが誰かのおかげで生きられている。


   ♪ 見えない時間に 見えない場所で 見えない誰かを想い 目立たず 知られず
    
    いえない言葉と たえない願いと 消えない誇りを胸に 目立たず 知られず でもそれでいいんだ ♪


奇妙礼太郎の歌が沁みる。


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# by w-scarecrow | 2018-03-20 22:05 | そのほか | Comments(0)

もういいかい?

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やわらかな陽を浴びて、持参した保温ポットのほうじ茶で一服。

旧前田侯爵邸・駒場公園。中央の芝生では家族連れ、ビニールシートの上で子供はお母さんが手渡すサンドイッチを頬張っている。

温かなほうじ茶を飲みながら久しぶりの煙草に火をつける。クラッっとした。

サンドイッチを食べている子供は誰かに似ている。 横にいる30代のお父さんも同じ顔をしている。

「所ジョージだ」

日本一適当な男といわれた植木等、その直系の所ジョージ。
誰もが羨む自由な男、皆、所さんになりたい。 所さんのように生きたい。


あの所さんは数々の名言を残している。

    『 少年は大志を抱かず、良かったことは良しとして、上手くいかなくてもこんなもんだと満足す 』


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   『 10代の子とか自殺したりするでしょ、そういうのはね、もったいない。人生はそんな時だけじゃないんだよ。
     ほんとに。
     50まではね、面白くないよ。人生は50から相当面白いよ。10代で悩んでいる方がたくさんいるでしょ。
     20代でも悩んでいる方、30代でもまだ悩んでいるよ。50になってみろよ 』


黒澤映画 " まあだだよ " 、あの完璧主義者・黒澤明は大の所さんファンだった。
「君はそのままでいいよ」、所さんの演技にベタ惚れだった。現場の雰囲気が悪くなるとスタッフは監督の横に所さんの席を用意したらしい。めったに見ぬ鬼監督の笑顔が所さんの横にいた。


   『 皆さぁ、自分が賢いとか、できる人間だとか思っちゃダメよ。私も含めて皆バカなんだから、
     早くバカに気付かないと。バカだってわかれば人間慎重になるから 』



久しぶりの煙草の一服、出所したての一服はこんな味なのかもしれない2日ぶりの一本。
あの子供にお父さんのメガネをかけさせたら、所ジョージだ。

ダーツの旅に出たい。ダーツが南の方に刺さればなおいい。



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# by w-scarecrow | 2018-03-13 18:44 | そのほか | Comments(6)

桜 茶

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                      そのあとがある

                      大切な人を失ったあと

                      もうあとはないと思ったあと

                      すべてが終わったと知ったあとににも

                      終わらないそのあとがある

                      そのあとは一筋に

                      霧の中へ消えている

                      そのあとは限りなく

                      青く広がっている

                      そのあとがある

                      世界に そして

                      ひとりひとりの心に

                                  「そのあと」谷川俊太郎


あの日、3月11日あのときは自転車で明治通りを走っていた。

アスファルトの道がうねるように波打って、あの何十秒間かの間に、気ままな地球の上に私は乗って生きているんだなと感じた。

気まま、溜めていたエネルギーを爆発させる、千年に一度が今日だったんだ (と後に知る)。

自転車を停め、ビルから多くの人たちが明治通りの中央分離帯まで降りてくるのを見ていた。


部屋に帰ると大切な物が散乱していた。

大切な物・・・。

東北に住む友人に電話をかけるが通じなかった。

後々、無事を確認。


大切な物。

なんも大切ではなかったと。 散乱した部屋を見渡す。


桜の開花を前にして少しだけ塩けのある桜茶を飲む。


大切な仲間たちがいることに感謝する。 


日々、疲れ切ってはいるが、そんなときは名人たちの落語の演目を聴き、酔狂で前向きな長屋の人々の営みで癒される。

握り寿司を箸で食べるやからは許せない「みっともね、田舎もんじゃねえんだから」と噺の枕で聞こえてくる。 

いつも上から目線の江戸っ子の鉄則。

握り寿司だけは親父や名人たちの噺を遺言のように守っています。

桜茶、癒されます。


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# by w-scarecrow | 2018-03-11 03:01 | そのほか | Comments(0)

♪ Boom

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巣鴨のコンビニでワンカップ大関を2本、いつもの墓参りの常備品。
レジではおばあちゃんが奮闘。

がま口をバックの中から取り出そうとするのだが、なかなか出てこない。
『 別に小銭を出さなくてもいいのに 』と店員は口には出さないが手持ちぶさたでいる。

がま口の中の一円や五円玉を減らすことがお年寄りたちの買い物のルーティーン、使命。
意地でも減らす。出てきた!がま口。

「いいよ、おばあちゃん。焦らなくて、ポイントも忘れないでね」と心の声。
一円玉がいっぱい並べられた。

申し訳なさそうに後ろに並んだ私にお辞儀をしていったおばあちゃん。 

昨日は父の命日、ワンカップを供え亡き父との暫しの会話。


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踏切や電車の見える線路沿いの道で、お父さんが幼児を抱っこしたり、手を繋いだ息子と走りゆく電車を目で追っている姿を目にする。

決まって父親と男の子だ。
幼児たちは走る車には興味を示さないが、音を鳴らし規則的に動く電車に反応するという。
「でんちゃ~」

電車に座る女性の両耳のイヤリングが規則的にゆらゆらと揺れるのを、魔法にかけられたように見入ってしまう大人になった私がいる。

今は「ポッポ」とか「ガッタンゴットン」とは言わないのかもしれない。

父はまだ、むにゃむにゃとしか言葉を発しない私を抱っこして、走る電車を眺めていたことがあったんだろうか?
父の自転車の後ろに乗り ♪ ローレン・ローレン・ローレン ローハッ!♪ と西部劇ローハイドのテーマソングを大声で歌い、運転手を鼓舞してた記憶はある。


もうすぐ東日本大震災から7年目を迎えようとしてしている。

震災の次の日12日は九州新幹線全線開業の日。その数日前からJR九州の世界一ハッピーなテレビCMが流れていた。

1万人以上の沿線の人々がそれぞれの趣向で走る新幹線に手を振り、駆け寄り、一緒に走っていた。
48台のカメラがそんな人々笑顔を捉えていた。

震災後、AC以外のCMの自粛で幻のCMとなってしまったが、日系スエーデン人マイア・ヒラサワの歌う ♪ Boom ♪のリズムに乗り鹿児島中央から博多まで列車は走り抜ける、あの泣かせてくれるCMを人々は Youtube で観ていた。






走る長距離列車を見ると夢膨らむ、

手を振ってみたくなる。


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# by w-scarecrow | 2018-03-05 19:48 | そのほか | Comments(0)

松重さん



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以前はこんな手の込んだパンケーキを焼いていた。

食欲がなかったので夕食は普通のホットケーキミックスに四角いバターをのせメープルシロップでパクリ。
久しぶりの昭和の味に満足。

下北沢の老舗ラーメン屋 " 珉亭 " 、昔ながらの中華そばは東京ラーメンの原点。 値段は昔から高い店。

その珉亭では役者の卵やミュージシャンたちがバイトの面々でいた。

その中に " 孤独のグルメ " の松重豊もいたという。188cm の長身で狭い厨房や店内を行ききするのはアザ、コブだらけだったかもしれない。

松重豊のひょうひょうとした演技が好きだ。 私と靴のサイズが同じ 28cm 、血液型も同じ AB。

松重豊公式ブログが写真も文章も楽しい。

いかにも朴訥な九州男児。 福岡出身の彼がお勧めの辛子高菜「博多名物 二葉亭のからしたかな」に興味が湧く。

" 孤独のグルメ・シーズン7 " は4月からまた始まる。

名前もいい、松竹梅の「松」お重の「重」に「豊」、旨そうだ。  


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# by w-scarecrow | 2018-02-28 22:53 | そのほか | Comments(4)

坂 道

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日本は平昌ロスに覆われている。

激安スーパーのピーマン詰め放題のような帰宅電車に乗る人々は、スマホでカーリングやスピードスケートのライブ情報が救いだった。
それが終わってしまった。

18歳で五輪デビューし、5大会連続出場したモーグルの上村愛子。
7位、6位、5位、4位、4位との入賞成績、立派なもんだ。
「なぜ一段、一段しか昇れないんだろう」と彼女は振り返る。

昇り始めはいまいましく、切ないけど、年を重ねるにつれ懐かしく、代え難いものへと変わってゆく。
そんな坂道を誰もが歩んでいるのかもしれない。

立ち飲み屋のおやじたちはカーリングを「カラーリング」と呼び、パシュートを「パラシュート」と言いプチ評論家になり盛りあがっている。

アスリートたちの4年、私たちの4年、その4年の積み重ねを4分30秒という時間のなかでフィギュアの選手は花開かせなければいけない。

そんなスター選手には必ず裏で支えるスタッフがいる。そちらに想いを馳せる。

” そだねー JAPAN ” の笑顔の会話のなかでのプレー、それが私たちを惹きつけたのかもしれない。

「楽しいから笑うのではなく、笑うと楽しいんだと錯覚する」と言っていた。

坂道、階段、年を重ねると下りが一番きついのかもしれない。
坂のてっぺんに上がったとき、街の景色は邪魔するものがなく壮大だったのかもしれない。

そだねーJAPAN の面々の笑顔に坂道ですれ違ったような爽やかさをもらったのかも。

笑おう・・。


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# by w-scarecrow | 2018-02-26 22:26 | そのほか | Comments(0)


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ターミナル駅のホームや構内にはどれだけの売店があるんだろう?

雑誌や新聞からガム、飲料水から冠婚葬祭用のネクタイ、売店の女性はすべての商品の値段を暗記している。
財布から千円札を出すやいなや、お釣りがさっと手渡される。

毎日、同じ時間に同じ新聞を買う客。
声をかけ世間話をしていくいつもの客。

あの小さな箱の中から見た日々の移ろい、今日は最後の日だと告げる客。
「ご苦労さまでした・・」 定年を迎えた日。
手に取った新聞を見せ小銭を置いて、満員電車に乗り込む。
何十年もつづいた春の別れの光景。


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売店に勤める女性は大学生のときに身籠った。
シングルマザーで生きていくと決めた。そんなとき、駅のホームで何者かに押され彼女は線路へと倒れ込んでしまう。

ある男性が彼女をホームから引き上げ、彼女の無事を確認すると人混みに消えていった。
彼女は今でもその男性の特徴を記憶している。

彼女はいくつかの掛け持ちの仕事を辞め、育児のことも考え、その駅の売店に勤めることにした。

あれからどれだけの月日が経ったんだろう・・。
移ろう風景をずっと見てづづけてきた駅の売店が閉じられることになった。


そんなショートストーリーがあった。

春は別れの季節、几帳面に背広を着た60代の男性が座席に座り、少しばかりの恥かしさなのか視線を膝に置いた花束に向けている。
顔はほんのりと桜色、花束のメッセージカードは付いたままだ。
そんな最期の日を目にしたことがある。

古の人は桜よりも梅の花に人の生を重ね合わせた。

羽根木公園や豪徳寺は梅の名所。寒さのなか凛と花を咲かせている梅の花が ただ寂しくて。


テレビではカーリングが流れている。
ルールを知ったらさらに面白くなってきた。
「そっだね」「はやいしょ」と彼女たちの北海道弁の音声が、なにやらかわいい。

” もぐもぐタイム ” で日本女子チームはイチゴやバナナをつまんでいるが中国チームは何を食べているんだろ?
丁度、飲茶(やむちゃ)の時間だ。 それが気になる。


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# by w-scarecrow | 2018-02-20 21:33 | そのほか | Comments(0)