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winter's scarecrow

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先週、夜の11時過ぎ乗り換え駅の明大前駅は人でごったがえしていた。
人身事故による不通。
甲州街道へ出て歩いて家に帰ることにした。

人の波は甲州街道にも、3.11の時の帰宅困難者の映像のように列が連なり黙々と歩いている姿。

一人の命が絶えた、どんな人なんだろう?男、女?50代?家族はいるのかな?
そのうち、蔡列のようだった人波が少しづつ散っていった。


そんな光景を感じながらサザンの ♪ 希望の轍 ♪ を口ずさみながら歩いた。 
帰ったら缶詰と芋焼酎でとりあえず一杯。

コンビニで " あけぼの鮭缶 "にが目がいく、あの小さな缶でサバ缶より全然高い。 缶には " からふとます " と書かれている。
馴染みの鮭缶。

明大前から家まで55分を歩いて帰宅。
ちょっと疲れた、台所のシンクの洗い物の食器が溜まっている。「明日でいいかっ・・・」

ラジオをつけたら ♪スピッツが流れてきた。
母が亡くなって一ヵ月目の日、蔡列を歩きながら母の画を想い浮かべたが、いつもいつもポジティブな母の姿だった。



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鮭缶も旨いが、
越後村上の鮭のしぐれ煮がご飯のお供に抜群だった。
表参道の新潟県のアンテナショップで手に入る逸品。
細切りのショウガと鮭のバランスが堪らない。
病みつきになる " バスターミナルのカレー " も手に入る。

引っ越してから2ヶ月近く、飲み屋へ行ったのは一度だけ。
嘘みたいな日々がつづく。
色んな人たちと喋らなきゃいけないのに。馴染みの人でも初めての人でも言葉の端々に私の知らない世界があるのに。
そんな発見をしたいがために酒を交わすのに・・。 これはマズイぞ。

サッカーWカップの公式球が昔懐かし白黒のパンダ柄。
再びの復権がなんか嬉しくて。
シャンシャン♪
 


by w-scarecrow | 2018-06-25 22:40 | そのほか | Comments(0)

父の日に


父の日、20代の可愛らしい女性と、還暦を過ぎたころの控えめにお洒落な男性。
聞こえてくる会話では娘さんが予約を取って父親を連れてきたみたいだ。
カウンター席で「穴子の天ぷら、美味しいんだから食べて・・」とお父さんをリードしている。
笑顔で接する娘さんに対してお父さんは「旨いな」と一言だけで会話が弾まない。
お父さんは娘さんの気遣いに応えようと、酒を少しだけピッチを上げて呑んでいる。

そんな父の日の光景があった。


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今は高校生の娘と中学生の息子がいるS子、旦那とは数年前に離婚し彼女が子供二人を育てている。

娘は今が反抗期、どう対処していいのやら。

S子が18歳の頃、娘と同じ反抗期。 煙草も酒も飲んでいた。 家へ帰るのは夜中や明け方、帰らない日も。


父親に対する反発よりも、母親の居ない家庭のギクシャクとした空間に耐えられなく、悪ガキたちと一緒に遊び呆けていた。

そんな時、「一度、お父さんと飲みに行かないか? 好きなもの食べて好きなだけ酒も飲んでいい、少しお洒落をしてきてくれないか」

そして、お父さんの行きつけの焼き鳥やに行き、「あれ、彼女できたんかい?」大将の言葉に喜んだ。
そしてスナックでは「お父さんとそっくりじゃない」のママの言葉に満面の笑み。

「俺の彼女だってことにしてくれ」とS子に懇願し行ったクラブではすぐ見破られ、そんな頃からS子の記憶が薄れていった。
それから、居酒屋にも連れて行かれたが記憶にない。

帰りのタクシーでお父さんに凭れかかっていたのは薄っすらと憶えている。
翌朝、起きたら頭がズキズキしていた。 父親はすでに出勤。

キッチンのテーブルに置手紙が置いてあった。

「昨日は楽しかったな、また一緒に行こうな。昨日、お前が飲んでグロッキーした酒の量は憶えているか?中生ジョッキ2杯にチュウハイ5杯、それがお前の量だぞ。誰かと飲んでもその量の手前でうちに帰って来い!」

高校生だったS子の父子家庭での父との思い出。


世の中、娘が30も過ぎるとお父さんは怒られ役になる「はい、お父さんお酒はこれでストップ!血糖値が高いんだから・・」
「お新香にお醤油をかけたらダメ!」
「トイレから出たらすぐ手を洗う」
そんな娘との逆転劇にお父さんたちはまんざらでもないのかもしれない。


by w-scarecrow | 2018-06-19 21:31 | そのほか | Comments(0)

あのとき

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森田童子が逝った。

高校時代にスキーツアーで知り合ったMちゃん。

その後、美術系のZ大へ進学するのだが、高校時代から僕らの知らない宇宙みたいな世界へと道を開いてくれた。
寺山修司、高橋和己、ゴダール、萩原朔太郎、夜と霧、フェルメール、東松照明・・いっぱい、彼女から教わった。

時代性なのかもしれないが高校生らしからぬ会話をしていたいたのかもしれない。
彼女のお父さんは有名なジャズサックス奏者。

まだまだちゃんと付き合っていないとき「wくん、来年になったら抱いてもいいから」と言った。
「抱いて」こんな言葉は三省堂の国語辞典にも記載されていないし、当時の十代の男子には、言葉の余韻だけで一年間ボーと待っていられる。

そんな今、想えば不思議ちゃんだが、当時の美大高生はもっと果てしなく翔んでいた時代。

「抱いてもいいから」と言われてずっと待っていたのに私の誕生日のプレゼントはカセットテープだった。

♪ さよなら ぼくともだち ♪ 森田童子


このカセットテープはいまだ机の引き出しに残っている。







当時のアングラ的な時代風景がいっぱい詰まっていた。

そんな歌詞に今、ゾクッとくる。

そんな時代があった。 あと何年、待てばいいんだろうか?

 

by w-scarecrow | 2018-06-17 03:26 | my back pages | Comments(0)

たかが・・

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六月の雨の中、こんな素敵なドアを見ると思わず開けてしまいたくなる。 エッチな店ではなく美容院。


この何週間か普段観ないワイドショーもリモコンではしごをしながら見てしまう、ネットでは関連記事を読みつくしてしまった。

テレビドラマを全く観ない私に、「なんだ!この筋書きのあるドラマは・・」と展開が見事に読めてしまう。

日大アメフト部とマンモス大学・日本大学の顛末?

日大の学長も内田監督、井上コーチも、そのお詫び?記者会見を取り仕切った司会者の米倉氏も登場人物が誰がキャスティングをしたのか、これ以上ないキャラクターを持った面々にドラマ以上のものを感じた。
それにまだ出ぬ理事長を加えれば " 水戸黄門 " の悪代官とやり放題の手下、いつか越後屋も暴かれるであろう・・そんな昭和な江戸な?図式。



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大学の体育会系は就職に有利だとは誰もが知ること、上下関係ををわきまえ厳しい練習にも耐えサラリーマンとして必要な要素をすべて持ち合わせている。
裏返せば最悪な労働環境でも、こんなことおかしいとか、ひどすぎるとか文句を言わずに黙々と耐えて結果を出す優れた戦士たち、歓迎されるのは当然です。

プロ野球でも、セ・パの2リーグ制を1リーグ制にするというバカげたプロ野球再編問題の際、読売新聞主筆の渡辺恒雄氏(ネベツネ)が選手会長であったヤクルトの古田敦也選手の発言に向けて「たかが選手・・」と言ったことを思い出す。

想像のできない圧力の中、関学の選手に違反タックルをした宮川くんがたった一人で、多くのカメラの渦にも堂々と事実と反省の言葉だけを述べた。
「監督やコーチの指示があっても自分で正常な判断をすべきだった」彼の姿は痛々しくも清々しかった。
好きだったアメフトの精神を愚弄してしまった一選手の決断。

それにひきかえ当事者のオッサンたちは・・悲しいのなんの。監督は心労で日大病院に入院。理事長は阿佐ヶ谷のパチンコ屋の後は雲隠れ。

地に落ちた日大のイメージをわずかに救っているのは「たかが選手」の宮川くんなのかもしれない。

体育会系の理事たちやお偉いさんたち、体育会の選手をナメるな!昭和は終わったんだ。

まだ長々と書きつづけそうなので、ここで晩飯にします。 豚肉にゴボウとアスパラ巻き、たまにゴボウが食べたくて・・茹であがったゴボウが冷めたので、あとは巻くだけです。


by w-scarecrow | 2018-06-11 22:13 | そのほか | Comments(2)

山のお茶


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山間部の煎茶の新茶が店頭に並ぶ時期になった。

濃い黄緑色の深蒸しのお茶ではなく、黄色味がかった浅蒸しの煎茶。
胃腸にやさしく、初摘みのダージリンの紅茶を飲んでいるよう。

朝、録画した " ブラタモリ " を観ながら頭のスイッチを入れる。

" ブラタモリ " が始まって10年が経つ。 初期の頃は NHK の久保田アナと東京(江戸)の町散策が多く、今よりは地質学の云々は多くなかった。

静岡出身の久保田アナのお喋りが多く、タモリはちょいと引き気味だった。

数日前にKくんからのメール「wさんの好きな桑子ちゃん、離婚しましたね ♡」
桑子アナはフジテレビのアナウンサーの夫と自身の誕生日に離婚届を出したらしい。

桑子アナはかつての NHK アナの目加田さんと被る、NHK っぽくないのだ。 稲村ケ崎辺りのサーフショップの気さくな店員に映って見えてしまう。
吉野屋の牛丼に紅ショウガをドサッと入れてカウンターで一人食べていそう。

次の近江アナは高知生まれ。
三軒茶屋で小中高校と過ごしている。 天然さがなかなか素敵だった。
見た感じは愛知県半田の創業何百年のみりん製造の若女将に映る。 IT企業の社長夫人は似合わない。

そして今回は林田アナ、長崎生まれ。
どう見ても昭和20年代の古き懐かしき香りがする。 当時の松竹映画にありそうな鎌倉辺りのピアノの音が聞こえるお屋敷のお嬢さんの風情。
パパでもお父さんでもなく、「お父さま」と言ってそう。

" ブラタモリ " 、地質学の興味をあまり持っていなかった私に少しばかり目を醒ましてくれた。 愉しい。
ただ、タモリは収録前にあまり予習をしてほしくない。少しばかり素でいってくれた方が新鮮だ。

ブラタモリのアシスタントの NHK 女子アナたちは海の見える環境で育った人たち、すくすくとした感じが素敵だ。

私も町の段差を見ながら散歩したい。 
この一週間で駅の昇りの階段で二度つまづいた。ヤバッ。



by w-scarecrow | 2018-06-04 23:16 | そのほか | Comments(0)