winter's scarecrow

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松重さん



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以前はこんな手の込んだパンケーキを焼いていた。

食欲がなかったので夕食は普通のホットケーキミックスに四角いバターをのせメープルシロップでパクリ。
久しぶりの昭和の味に満足。

下北沢の老舗ラーメン屋 " 珉亭 " 、昔ながらの中華そばは東京ラーメンの原点。 値段は昔から高い店。

その珉亭では役者の卵やミュージシャンたちがバイトの面々でいた。

その中に " 孤独のグルメ " の松重豊もいたという。188cm の長身で狭い厨房や店内を行ききするのはアザ、コブだらけだったかもしれない。

松重豊のひょうひょうとした演技が好きだ。 私と靴のサイズが同じ 28cm 、血液型も同じ AB。

松重豊公式ブログが写真も文章も楽しい。

いかにも朴訥な九州男児。 福岡出身の彼がお勧めの辛子高菜「博多名物 二葉亭のからしたかな」に興味が湧く。

" 孤独のグルメ・シーズン7 " は4月からまた始まる。

名前もいい、松竹梅の「松」お重の「重」に「豊」、旨そうだ。  


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by w-scarecrow | 2018-02-28 22:53 | そのほか | Comments(4)

坂 道

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日本は平昌ロスに覆われている。

激安スーパーのピーマン詰め放題のような帰宅電車に乗る人々は、スマホでカーリングやスピードスケートのライブ情報が救いだった。
それが終わってしまった。

18歳で五輪デビューし、5大会連続出場したモーグルの上村愛子。
7位、6位、5位、4位、4位との入賞成績、立派なもんだ。
「なぜ一段、一段しか昇れないんだろう」と彼女は振り返る。

昇り始めはいまいましく、切ないけど、年を重ねるにつれ懐かしく、代え難いものへと変わってゆく。
そんな坂道を誰もが歩んでいるのかもしれない。

立ち飲み屋のおやじたちはカーリングを「カラーリング」と呼び、パシュートを「パラシュート」と言いプチ評論家になり盛りあがっている。

アスリートたちの4年、私たちの4年、その4年の積み重ねを4分30秒という時間のなかでフィギュアの選手は花開かせなければいけない。

そんなスター選手には必ず裏で支えるスタッフがいる。そちらに想いを馳せる。

” そだねー JAPAN ” の笑顔の会話のなかでのプレー、それが私たちを惹きつけたのかもしれない。

「楽しいから笑うのではなく、笑うと楽しいんだと錯覚する」と言っていた。

坂道、階段、年を重ねると下りが一番きついのかもしれない。
坂のてっぺんに上がったとき、街の景色は邪魔するものがなく壮大だったのかもしれない。

そだねーJAPAN の面々の笑顔に坂道ですれ違ったような爽やかさをもらったのかも。

笑おう・・。


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by w-scarecrow | 2018-02-26 22:26 | そのほか | Comments(0)


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ターミナル駅のホームや構内にはどれだけの売店があるんだろう?

雑誌や新聞からガム、飲料水から冠婚葬祭用のネクタイ、売店の女性はすべての商品の値段を暗記している。
財布から千円札を出すやいなや、お釣りがさっと手渡される。

毎日、同じ時間に同じ新聞を買う客。
声をかけ世間話をしていくいつもの客。

あの小さな箱の中から見た日々の移ろい、今日は最後の日だと告げる客。
「ご苦労さまでした・・」 定年を迎えた日。
手に取った新聞を見せ小銭を置いて、満員電車に乗り込む。
何十年もつづいた春の別れの光景。


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売店に勤める女性は大学生のときに身籠った。
シングルマザーで生きていくと決めた。そんなとき、駅のホームで何者かに押され彼女は線路へと倒れ込んでしまう。

ある男性が彼女をホームから引き上げ、彼女の無事を確認すると人混みに消えていった。
彼女は今でもその男性の特徴を記憶している。

彼女はいくつかの掛け持ちの仕事を辞め、育児のことも考え、その駅の売店に勤めることにした。

あれからどれだけの月日が経ったんだろう・・。
移ろう風景をずっと見てづづけてきた駅の売店が閉じられることになった。


そんなショートストーリーがあった。

春は別れの季節、几帳面に背広を着た60代の男性が座席に座り、少しばかりの恥かしさなのか視線を膝に置いた花束に向けている。
顔はほんのりと桜色、花束のメッセージカードは付いたままだ。
そんな最期の日を目にしたことがある。

古の人は桜よりも梅の花に人の生を重ね合わせた。

羽根木公園や豪徳寺は梅の名所。寒さのなか凛と花を咲かせている梅の花が ただ寂しくて。


テレビではカーリングが流れている。
ルールを知ったらさらに面白くなってきた。
「そっだね」「はやいしょ」と彼女たちの北海道弁の音声が、なにやらかわいい。

” もぐもぐタイム ” で日本女子チームはイチゴやバナナをつまんでいるが中国チームは何を食べているんだろ?
丁度、飲茶(やむちゃ)の時間だ。 それが気になる。


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by w-scarecrow | 2018-02-20 21:33 | そのほか | Comments(0)

はんぺん

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吹く風がしびれる。
こんな寒い夜は、またおでん鍋。

スノボーやモーグルの技の解説がまったく解らない。「Φ◆&S#∥÷ж4・・」
冬季オリンピックの種目は採点競技ばかり「なんで?」「うそ!」と観ていて少しばかりの疲れ。
「いいじゃん、そんなちょっとしたミス・・」

おでん鍋がいい具合になっている。
自ら旨みを出すタネがあれば、その旨みを吸いこんでしまうネタもある。そんな和の世界。
中には周りのネタより高く浮かび上がろうとするネタもある。
はんぺんが幅をきかせて鍋を塞いでしまう。

そんな個性派たちを焼酎片手にパクリ。

高梨沙羅の久しぶりの笑顔が素適だった。
自分の身長151cm よりも長いスキー板を担いで歩く後ろ姿が愛らしかった。
言葉を噛みしめながら話す日本語が綺麗だった。

モーグルの原大智くんの気負いを感じさせない向き合い方が格好よかった。
私と同じ中学校の出身。 なんか嬉しくて・・。
元気をいっぱいもらった。


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今晩も残りのおでんが夕飯だ。
元気に跳ねていたはんぺんも半分色を変えている。
醤油色したゆで玉子も今日が食べごろだ。 2個入ってる。



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by w-scarecrow | 2018-02-13 13:41 | そのほか | Comments(0)

月はどっちに出ているの・・



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旧山手通りを富ヶ谷方向へ、歩く。
音楽や映画や文学や・・いまや誰もそんな話題で酒を呑むことはないかもしれない。
そんなことを話題にするのが躊躇われる。
が、そんな話題で溜まっていたものをセーノ!で吐き出してきた。快感。

10代に感動したポーランド映画やイタリア映画、アバンギャルトのJAZZ、こよなく愛した田中小実昌さんの短編、梶井基次郎、
そんな原点の話。
楽しい酒に足元おぼしく、家までまだ遠し。

淀川長治さんの日曜洋画劇場で何度もジェームス・ディーンの映画を観てきた。

そんな小学生の頃?中学生の頃なのか『 理由なき反抗 』でアメリカの悪ガキたちは黒のコンバースのハイカットを履いてた記憶がある。
それが欲しかった。
『 理由なき反抗 』なのか 『 アメリカン・グラフィティー 』なのか・・・

ジェームス・ディーンは白のジャック・パーセルのスニーカーに Lee のジーンズを履いていた。根津甚八さんも真似していた。


やっと家の近くにたどり着き、マイバスケットで12ロール、¥358のトイレットペーパーを買った。
切れているのを忘れていなかった。

夜空を見上げる、月はどっちに出ているんだろう? 

トイレットペーパーを持ちフラフラと歩きながら、当時欲しかった悪ガキたちの黒のコンバースのハイカット。
今また欲しいと思った。


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by w-scarecrow | 2018-02-09 03:22 | 映画 | Comments(0)

ネコ派? イヌ派?


犬なら番をする。でもお前は一体、日がな一日、何をやっているのだ。面倒くさそうに顔を上げ、再び惰眠をむさぼる。
飼い猫の代わりに連れ合いが答えた。「かわいいのが仕事なのよ、ね」
こんな気安い生き方があっていいのか。とはいえ、うちに迷い込み、居着くまでの数ヶ月、生きるか死ぬかの境遇か、猫はそういうものといったって、もう少しはかわいげがあってもいいんじゃない。
                                              内田百閒『ノラや』より


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ネコは果たして気楽なのか? 悩み事はないのか?
飼いネコとノラとは目つきが違う。

仕事先で「wさん、自分ちょっとヤニ行ってきます」と煙草休憩に行った制作助手の元ヤンキー女子と、ステージでライトを浴び、皆に「可愛い、カワユイ~」とちやほやされている女優さんくらい違う。

町角でネコと出逢っても全く無視されている私には心は解らない。
ネコは難解だ、見透かされているようにも感じる。
岩合光昭さんみたく好きだオーラを出して近づかないと心を開いてくれないのかもしれない。


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恵比寿ガーデンプレイスで私のことを潤んだ瞳で見つめる子犬がいた。
なんて可愛いんだろ!
誘拐したい衝動。
飼い主のカッコイイ女性に犬種を訊いたら「ジャック・ラッセル」と答えた。バーボンの銘柄みたい名前だ。
それ以来、戸建ての家を購入することができたらジャック・ラッセルを飼おうと決めた。(上の写真は別な犬種です)

犬と触れあうことで温もりを感じ介護の現場でも、ひとり暮らしの老人の孤独を和らげてくれる。
飼い犬が居ることで心臓を患っている人にもリスクを減らし、ペロペロと舐められることで免疫力が増すという。
長生きするには犬を飼うことが一番。
訳の解らない長寿の薬や数えきれないサプリメントを日々飲みつづけるより、犬と戯れるのが長寿の道だ。


繁華街の深夜営業をしているペットショップ、キャバクラやお水のお姐さんたちがいい具合に潰れたオジサンを連れてやってくる。
「見て見て!あの犬、超カワイイ~」「わたしが連れて帰らないと可愛そう・・」
オジサンたちは財布を覗きながらクレジットカードを出し、一件落着。
キャバ譲のお姐さんは子犬を部屋に連れて帰り、写メでパチパチと子犬との自撮り写真。次の日の出勤のときにペットショップへ犬を返しマージンをいただく。

そんな怖い話もある。

一昨日は節分、テレビのニュースで貴乃花親方が満面の笑顔で豆撒きをしている姿を見て、つまんでいた柿ピーのピーナッツを2粒、「福は内」と小声でベランダの向こうに投げてみた。
あれ、福は内って家の中に撒くんだっけ? 鬼は内になってしまった。

豆撒きが終わったら今度はチョコレート。
ブログでこれだけ "(大人の)たけのこの里 " を賛美しているのでいつかメーカーからチョコが届かないかと密かに期待している。
頑張れ!頑張れ!Meiji !


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by w-scarecrow | 2018-02-05 19:06 | そのほか | Comments(0)