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winter's scarecrow

2011年 01月 31日 ( 1 )

そして明日へ

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日曜日の午後
紅茶を飲みながら
写真家・木村伊兵衛全集を捲る

西洋の何百年も変わらぬ街並みとは違い
地震、大火、戦争、高度成長
木で造られた日本の街は、そのつど再建され
再構築してきた

木に覆われた営みが
呼吸する家並みが
そこに生きる人々が見たくなるときがある







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今日まで青山にある"うつわ楓"で開催されている『お茶の時間展』で加藤財さんのtea potを買ってきた。

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100歳を越えてN.Y.で活躍するハンガリー生まれのデザイナー、Eva Zeiselの(Hallcraft製)cup。
coffee cupなのだろうが、大きめなのでいつも紅茶を飲むときに使っている。
今まで気に入ったtea cupに出会ったことがなく、ついついデザインが好きなスウェーデンのRorstland,Gustavsbergの小さめのcoffee cupばかりに目がいってしまう。

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木村伊兵衛(1901~1974)、昭和の初期からプロの写真家として活躍していた木村伊兵衛氏の日常の情景を切り抜いたショットの数々、服装や調度品、背景にも目がいってしまう。

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1953年 本郷

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1953年 本郷森川町

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1953年 江東界隈

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1951年 銀座

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1953年 浅草

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1962年 西新井橋 お化け煙突

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1953年 秋田県大曲 秋田おばこ

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1954年 月島                                         [1984年 筑摩書房刊より]

私が生まれる前の写真でも、モノクロの画から色をイメージすることができる、音も聞こえる、町の匂いも感じる。
亡父や嵐の二宮くんが好きな老母も、こんな時代に生き、笑い、働き、やがて私が生まれてきたんだなと、しみじみと紅茶を飲みながらページを捲った。
by w-scarecrow | 2011-01-31 08:22 | うつわ | Comments(16)