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winter's scarecrow

2010年 04月 21日 ( 1 )

第2ボタン

大好きだった給食。
その中でもクリームシチューが嬉しかった。コーンとベーコン、玉ねぎ、サイコロ状に切ったにんじんやジャガイモ。
給食で牛肉がでてくることはハンバーグ(殆ど豚肉?)だけだったので、もちろんビーフシチューは夢のまた夢、料理が苦手な母のレパートリーにビーフシチューの「ビ」の字も入っていなかった。
一日3食、全て給食でもよかった。
大好きな牛乳は飲めない子3人の牛乳をkeep、毎日計4本飲んでいた。
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松岡修造を見るたびに中学時代の担任の教師を想い出す。
TVの熱血教師のドラマの見過ぎではないかと想うほど熱かった。
給食は「いただきます!」を言ってから1分もかからないうちに先生自ら、おかわりをしていた。
直情型の性格で自分の喋る言葉によく涙を流していた。
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卒業式が終わり、教室へ戻り最後の学級会。
私は学生服の第2ボタンのことが気になって気になって・・。
「お願いだからW君、第2ボタンをくれない!」
「S子ちゃん、わたしの方が先!どいて!」
そんなことを妄想しながら、担任教師の思い余る最後の話が聴こえた。
いつものようにだんだんと涙声になってきた。

話がクライマックスに入るころ、「W!」と駆け寄り平手打ちがきた。

いつものこと、そうだ、さっきから第2ボタンの行方を考えながら、卒業証書の入った筒のフタを抜いたりはめたり、スッポン、スッポンとずっと音を立てていたのだ。
熱血先生の千秋楽のステージの邪魔してしまった。

第2ボタンは電電公社の社宅に住んでいた結構、好きだったAさんにあげた。
柴田理恵に似ていたM子に第3ボタンを持っていかれてしまった。

憧れだったビーフシチュー。写真は横浜桜木町の近くにある老舗肉店"尾島"の煮込みビーフシチュー。
1袋¥630とそんなに高くはない。美味い!
by w-scarecrow | 2010-04-21 20:08 | 食 + うつわ | Comments(10)