winter's scarecrow

ぼ く



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「ぼく」は主語です              
「つよい」は述語です
ぼくはつよい
ぼくはすばらしい
そうじゃないからつらい

「ぼく」は主語です
「好き」は述語です
「だれそれ」は補語です

                   ぼくは だれそれが 好き
                   ぼくは だれそれを 好き
                   どの言い方でもかまいません
                   でもその人の名は
                   言えない



                                            阪田寛夫詩集より





可憐な勝者が「ごめんなさい」と元王者を応援する観客に謝っていた。

初めて大阪なおみの名前を知ったときは、天童よしみと「同じ演歌系?」と思った2年前。
今年になって「うそっ」と、肉体改造した彼女が現れ、「おいっ、おいっ」という間に全米オープンを制していまった。

はにかんだ笑顔を見せていても、すぐに涙を落としてしまいそうだ。
そんなナーバスな少女が、見事にヒールっぽくなった憧れのウィリアムスに 「ILove you 」と言葉をおくっていた。

抹茶のアイスが食べたくなった。とんかつ、カツカレーも。
彼女の陽気な笑顔が爽やかだった。「つよいは述語です」 「ぼく(わたし)は主語です」


80代のおばあちゃんと数年間、文通をしていた。
9月、おばあちゃんの命日が近づいてくると、手紙を読みかえす。
少女のような溢れる表現で幼少時代、家庭をきづいたころ、たいへんだったこと、故郷の自然の風景を私に伝えてきてくれた。
2週間に一度、郵便受けに笑顔の便りが鎮座していた。

あれから7年が経った「wさん、家庭を持たなきゃ駄目だよ」と何度か追伸のように書かれていた。
「おばあちゃん、いつか霧島を廻ってみるね」
ただ、おばあちゃんの多感な娘時代のことは書かれていてなかった。「いつか教えてくださいね」

町の肉屋の美味しいトンカツを買ってきてカツ丼にしようっと。


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by w-scarecrow | 2018-09-11 22:57 | そのほか | Comments(0)