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winter's scarecrow

「僕はレアーで焼いてください」


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今まで生きてきてずっと嘘をついてきたことがある。

「やはり、新鮮な刺身を肴に純米酒で一杯」

「ステーキはレアーでお願いします、いやミディアムレアーで」


握り寿司は大好きなこはだをはじめ、脂っこいカンパチやブリの出世魚系以外はなんでも好きだ。

ただ通の人間ではないんで、寿司屋へ入って極上の刺身をつまみ最後は軽く握りを頼む、そんな粋なことが本質にありません。

はなっから握りをしみじみっと頼みたいんです。
できれば、お店の手のかかっている煮穴子とか・・・。

刺身自体は板さんの腕とは関係なく仕入れた素材そのものですもんね。

本当は刺身より焼き魚、煮魚がこの上なく好きです。 のどぐろの大き目な干物を新米で食べたい! そんな贅沢をしたくなります。

街のチェーン店のステーキ屋さんへ女の子と入って、「僕は焼きはレアーで」なんて20代の頃は言ってました。
オージーやアメリカンビーフの冷凍を解凍した牛さん、本当はトランプと同じウェルダンと言いたいのが本音なんです。

A4,A5ランクの牛肉や熟成牛を出すお洒落な店も行ったことはなく、いつかそんな店に行った時は「レアーで」と言ってみたい。

すき焼きの名店は数々あるのですが、あのすき焼き鍋に砂糖をドボっと入れただけで食指が下がります。
砂糖が貴重だった時代はもう終わり、築地の玉子焼き専門店の「甘~い」のも大の苦手です。

明日は少し脂身の多い牛バラを買って、牛丼を作ろうっと! 砂糖なんか使わず酒と味醂で優しい甘味は摂れます。

刺身が大好きだ!と、ステーキはレアーで焼いてください!

それは嘘でした。

「よく焼きでお願いします~」

by w-scarecrow | 2017-11-26 02:56 | そのほか | Comments(0)