茄子味噌オムライス
" 寿退社 " 最近、価値観の変化であまり使わない言葉。
飲み屋さんのカウンター席の後ろ、女性2人の会話が聞こえた。
もし、寿大社という神社があったら絵馬は売れるだろうな~と思い出し後日検索していたら、TV で美味しそうなオムライスが映し出された。
なす味噌のオムライス。 お店の名前も聞きのがしオムライスのライスは何味かも具材も説明はなかったが、なんとなく真似て作ってみた。
寿大社は残念ながらなかった。
オムライスのライスは舞茸、しめじ、中国マッシュルームのきのこ類の具材で塩、コショウ、白醤油で炒めた。
なす、きのこたちの素揚げが面倒なだけで、白と赤の合わせ味噌でなかなか美味しくできた。
男の胃袋は肉じゃがで掴めと言うが、芋類で無駄に腹いっぱいにしたくはない。
ただ、「煮物もできるわよ」とのアピール。
男の基本は子供たちと一緒、玉子、カレー、ハンバーグ、グラタン!
昨夜、NHK・BS の " 新日本風土記 " は「駅弁」をテーマにしていた。
昔の駅弁のイメージは防腐の為か甘い味付けで季節感も郷土の特性もない幕の内風の駅弁が多かったが、今は地産、郷土食を前面に出した駅弁がいっぱいある。
私は冷たいおにぎりも冷めた弁当も苦手だが、車窓からの風景プラスアルファー付きの駅弁は思い出に残っている。
北海道、根室本線(花咲線)にある厚岸(あっけし)駅の " かきめし "弁当、 厚岸産の大ぶりな牡蠣が敷き詰めてあった。
学生時代の友人2人の初の赴任地が根室と厚岸、2人は偶然にも道東の高校教師になっていた。
東京の街を我が町のように闊歩していた2人、20代半ばになり、どこから見ても古里北海道の顔になっていた。
冬の道東、窓外の釧路湿原を眺めながら「これ旨いぞ」と厚岸の新米教諭 T から駅で手渡された " かきめし " の美味しかったこと。
by w-scarecrow
| 2013-04-27 13:23
| 食