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winter's scarecrow

ぼた餅

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多治見の陶芸作家・打田翠さんの片口があまりに綺麗なので、日本酒の注器で使うだけでは勿体なく、煎茶を飲むときの湯冷ましとしても使っている。
唐津や備前の伝統的な形の片口に少し飽きてきているので(関根まりの笑顔同様)、打田さんのポッコリとしたフォルムが新鮮だ。


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太陽は真東から昇り、真西に沈む、西方に沈む太陽を拝むことによって遙か彼方の極楽浄土へ達することができる。
彼岸の定義はそうかもしれないが、年を重ねても極楽浄土への憧れがない。
現生で四苦八苦しているのに来世のことは考えたことがない。
来世は以前書いたように出来たらグラビア・アイドルに生まれ変わってほしいくらいしか考えていない。
たぶん極楽ではないところに飛ばされているので、それも無理だ。

彼岸の入り、東横のれん街の仙太郎でつぶあん、きなこ、桜のぼた餅を買って実家へ届けた。
老母はぼた餅の大きさに驚き、「ごまのはないのかい?」と呟いていた。

仏壇に2つのぼた餅を供え、桜のぼた餅を今、食べるか迷っている。
TV に目を移し、ローラが喋っている姿をジッと見ている、いつもローラが映ると何か言いたげに画面を睨んでいる。

腰痛もすっかり良くなり、散歩に出て春の空気を愉しんでいるみたいだ。


観察史上でもっとも早いソメイヨシの開花、週末から来週にかけてが見頃みたいだ。
稀にみる厳しい冬が終わりを告げる間もなく、怒涛のように春がやってきた。

「花見弁当でも作って、満開の桜でも観に行ってみようか・・」と母に声だけでもかけてみることにしよう。
by w-scarecrow | 2013-03-19 18:22 | 食 + うつわ