天然水
神奈川県三浦市で作陶されている伊藤 環さんの枯淡釉の
tea pot
東京が初雪の日、神楽坂での展示会で見つけた細長~い pot
金属の錆びたような風合いが好きだ。
先月は"アジアン"の馬場園みたいな pot を買ってきたので
今回は隅田のような電信柱みたいな形のものにした。
2人分の容量、使いやすく収納にも困らない。
芦屋の "bonton" に伊藤環さんの電信柱みたいな mag があった。
やっとペアーになった。
イギリス人は硬水の水で紅茶を飲む。
ヨーロッパの殆どが硬水だが、硬水で紅茶や煎茶を淹れたことがないので味や色の出方の違いは判らない。
輸入食品店でイギリスのミネラルウォーターは見たことがない。
手に入るのはフランスの超硬水の Evian, Vittel で試すことはできる。(Volvic は軟水)
Bar で使うスコットランドの超軟水 "DEESIDE" は滑らかでやわらかく美味かった。
イギリス人がアヘン戦争を起こしてまでアジアの茶葉を欲しがっていた訳だから、硬水で淹れた紅茶はきっと美味しいのだと想う。
でも彼らはたっぷりのミルクを入れる。
ということはストレートで飲むには硬水は向いていないのかもしれない。
どっちなんだろう。
東京都水道局は"東京水"というペットボトルを販売している。
確かに高度成長期頃の東京の水道水からは遥かに美味くなってきている。
日本は殆どが軟水みたいだが埼玉県の鴻巣と三郷、沖縄が
硬水みたいだ。
浄水場によっても違いがあるらしい。
地元の人は普段飲む水道水を意識して飲むことはないが、
いろいろな土地へ行き「わっ、水がうまっ!」と驚くことがある。
『水が合う』水に恵まれた日本、私はどこの土地へ行っても水が合う。
by w-scarecrow
| 2011-02-26 20:14
| うつわ