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winter's scarecrow

竹、竹、竹

竹、竹、竹_e0158857_16424720.jpg「大人なったら、毎日グレープかオレンジのカルピスを好きなだけ飲み、蜂蜜湯と一緒にカステラを毎日食べ、隠れて舐めてたトラピスト修道院のバターを堂々と舐め、赤福をひとり占めにし、子供は食べたらダメと言われていたサバランを一日2個食べ、桃をイヤになるまで食べたい・・・」と切望していました。

今でも、蛇口からカルピスやヤクルト・ジョアがでてきたらいいなと想う。

それよりも、今は竹林に囲まれた家に住みたい。
鹿威し(シシおどしは)は自分が一番びっくりすると想うので、水琴窟があればいい。
あとはPizzaを焼く窯があればいい。(念の為、ご近所にdominoがあればいい)

タケノコご飯が大好きだ。
いただいたタケノコと油揚げだけ入れたご飯、五目にしたら採りたての筍に申し訳ない。
生揚げ(厚揚げ)とがんも、蒟蒻と椎茸の煮物。 盛り付けの才能のなさに、ガクッ。
朝はだいたいお酒で胃が疲れているのでタケノコ入りのスープに中華粥が食べたい、昼は好きな五目やきそばにタケノコやきのこが入っていれば満足である。 

筍のアク抜きに米糠と鷹の爪ではなく、椿の葉が面倒がなくてよいと聞いたことがある。
でも植物の知識の全くない私だったら椿ではなく牡丹の葉っぱを入れてしまうに違いない。

萩原朔太郎の『竹』という詩の文末、
「まっしぐらに 竹が生え 凍れる節々りんりんと 青空のもとに竹が生え 竹、竹、竹が生え」
朔太郎の詩と同じく歯切れのよい、筍の触感。
by w-scarecrow | 2009-05-05 18:14 | 食 + うつわ