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winter's scarecrow

風をあつめて


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  歩くことが、きつくなりました。

  11年間、ありがとうございました。  

  

  

# by w-scarecrow | 2019-02-17 05:16 | そのほか | Comments(4)

ルーロウファン

夜遅く、録画をしておいた “ ブラタモリ ” や”アド街ック天国 ”、“ 和風総本家 ” NHK の ” サラメシ ” を再生。

こんなに美味しそうなサラメシの弁当は誰かのため。食堂のおばちゃんも愛情を込めた一品に汗だく、社員や学生の笑顔が嬉しくて・・
愛情のある風景。

昨夜はNHK の " パン旅 神戸編 " 一年前に観たパン旅が地上波で流れていた、
無精に美味いパンドミ、バケットが食べたくなる。 女性は角食より山型の食パン、イギリスパンが好きみたいだ。


台湾の食旅番組を観ていると屋台料理の定番、ご飯の入った丼にガサッと肉がぶっかけられたルーロウファン。バサッ


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かつて渋谷でラーメンを食べたときに魯肉飯の小鉢(中)が添えられて、撃沈。

そんな味を思い出しながら乾燥エシャロットを中華食材店まで買いにゆき、あとは豚のバラを好みの厚さに切り1時間ボイル。
中華醤油(日本醤油でも)、オイスターソースをベースにしてニンニクや生姜を効かして五香粉を振り具材の丼飯を作ったことがあった、旨かった! 



それとは別に、面倒くさいときの一品、サッポロ塩ラーメンの仕上がりにガラムマサラをバサッとかけると、いい具合のカレーラーメンになります。トッピングはスープカレー風に・・
オススメです。


池江璃花子が豪州からの緊急帰国の後に白血病で入院中であるとラジオのアナの声、
「うそっ」 

『 なんで今・・私に !? 』 彼女の闘いが始まるのかもしれない。

「東京オリンピックだけが全てじゃないぜ」と言うのは、たまには良識あるおじさんたち。

神さまはいったいどっちを向いていたんだ! おいっ、神さん!





# by w-scarecrow | 2019-02-13 00:27 | | Comments(0)

付き添い


うちから徒歩7,8分にある吉野屋。

夕方になるころ中学生のお姉さんと10歳くらいの弟くんがお持ち帰りの袋を持ち、私の前を通っていった。

たぶん牛丼、二人の夕飯になるんだろうか? 


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私の姉は9歳上、いつも母親代わりだった。

姉が近所の医院に行くとき、何故か解らないけど小学校低学年の私が付き添いとしていた。
待合室ですることがないので、興味のない絵本を何度も見返していた。

思春期の姉と母親と喧嘩をするのを押し入れの中から聞いた。怖かった。

姉が20歳を過ぎた頃、たぶん付き合ってた人と一緒に白金ボールでのボーリーング。

付き添いの私は「ナイス、パー」と目を合わさぬように任務を遂行していた。

今でも姉は穏やかでおっちょこちょいで、いつもおおらかに笑っている。

どんな時にでも私には優しい言葉と笑顔を投げかけてくれた。

「お姉ちゃん、ありがとね!」

立春の温かな一日、持ち帰りの牛丼をぶらさげながら、こどもの頃の東京の街が甦っていく。



# by w-scarecrow | 2019-02-04 21:38 | そのほか | Comments(0)

美味しいものたち

3年前のパリの劇場での悲惨なテロ事件、90人の犠牲者が出た。その裏口の扉に描かれた悲しげな女性の姿、バンクシーが追悼で落書きをした。

そんな落書きが扉ごと盗んでいかれたとニュースで流れていた。

バンクシー、謎多きアーティスト?


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港区の防潮堤にはねずみが描かれたバンクシーらしき落書きが・・・  九十九里では「風船と少女」の絵が2か所で発見。

バンクシー作品の真偽はともかく、ウソでもいいよ素敵な落書きならば・・

バンクシーが多く描くねずみは路上生活者や弱者たちのこと。

昨秋のサザビーズのオークション「風船と少女」が1億5千万で万事落札、と思ったらそん瞬間に絵がシュレッダーにかけられゆっくりと箱の中へ。
作品名が「愛は箱の中にある」に変えられていた。

見事だった。
落札者はZOZO?

バンクシーの落書き、平和な街には描かれることが少ない、その創造性とアンチテーゼにガッテン!


この一週間の東京はなんて寒かったんだろう。

「アド街ック天国」の録画を観ながら、やたらと美味いものが食べたくなってくる。

吉祥寺「天音」の鯛焼き、いつでも食べたい!
代々木八幡、デンマーク大使館の御用達のパン屋「イエンセン」のケシの実がいっぱいかかった山型の食パン・・・これが旨いのなんのフランセーなんとかです、
横浜中華街の北京飯店、華正樓の肉まんにも夢が馳せます。

買いに行きたっ。




# by w-scarecrow | 2019-01-28 23:56 | そのほか | Comments(0)

みま みゆ みゆう みう


無駄時間、そんな看板が気になっていた。
wasted か?

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寒い帰り道、「ねえ、Google お風呂を沸かしてくれないかな、あとエアコンのスイッチも入れといて30分で帰る」
それができれば・・

昭和のわが部屋、エアコンの取り付け場所が部屋の隅にあり、厚着をしたまま座椅子に座り暖気が下に降りるまで2時間じっと待っている。 さむ~いぞ!毎日。 追い焚きは1時間ちょいだ。


テレビでは驚異的なスピードでラリーを打つ10代高校生の美誠ちゃんが中学生の美悠ちゃんと決勝を戦っていた。
「みま」「みゆう」「みゆ」「みう」、それぞれ強豪選手の名前には「美○」という字がついている。
漢字ではないと顔が誰かは解らない。困った。

女子卓球は中国と肩を並べつつある、いや超えている、10歳の張本美和ちゃんもシニアに勝ち上がった。
男子の張本くんもスゴイ。
美和ちゃんのお兄さんは「チキータ」と美味しそうな名前の技で勝ち抜いている、シングルスでは準優勝に終わり、シャーッ・・!
張本くんに負けた20代の選手が気になる。
対戦を隠れて観ていた選手の彼女がいるかもしれない。
勝ったら叙々苑、負けたら牛角、そんな二人の帰り道の画が浮かぶ。

バトミントン女子ペアーのたかまつぺあーではなくて、もっと実力があるペアーを凍えながら、すばらしい勝利を観た。

やっと2時間して部屋が暖まったので芋焼酎をちみちみと呑む。

以前は部屋に帰ると木村多江風がいてくれたらと思った。それだけで乾いた生活がなくなると・・

駅の改札前で頭(顔)から倒れ救急車で運ばれてから一ヶ月になる。

以前からの上手く歩けない状態が多かった上の不安だ。


こんなときは木村多江でなく、阿佐谷姉妹の優しさにでも接したい。


ひとり暮らし、身体は壊れていても入院をすることだけはできない。
どうにかしなければ・・

大阪なおみの七変化の表情のかわいらしさにグラスがすすむ。
すごいぞ大阪! こころ温まる。

そんな一ヶ月だった。疲れた。



# by w-scarecrow | 2019-01-22 12:47 | そのほか | Comments(0)

電線音頭



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なにかちょっとしたヘマをしたときに口づさみたい歌 ♪ しらけ鳥 飛んでゆく 南の空へ ♪

私が思う昭和の喜劇人(コメディアン)、植木等と彼の運転手をしていた小松政夫が最高峰だ。

小さい頃から(萩本)欣ちゃんのコントで笑ったことがなかった。



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   独身男が酔っ払ってアパートの部屋に帰ってきて寝るまでの話。
  
   玄関でつまづいて布団に倒れこんだり、
   背広のズボンを寝押しにしたり、
   煙草は吸いたいんだけどシケモクしかないから、
   残っているわずかな葉をほぐして、新聞紙に巻いて吸い始める。
   「朝日はまずいな!」


と言ったら舞台では大受け、新聞社と煙草の銘柄の「朝日」をかけあわせた一石。

小松政夫の一人芝居は劇場へと移る、これは伊集院静の演出での二人芝居。

全く、今の私と寸分なく一緒だ。


もう一人の大好きな喜劇人、今や名優となってしまった、

” 電線音頭 ” で笑わせてくれた伊東四朗、

でも伊東四朗は基本的にコメディアンである。

てんぷくトリオが解散状態になっていた時期に伊東四朗と、小松政夫との掛け合いが堪らなかった。

伊東さんは渋い演技で何人もの犯人を逮捕している、もういいんじゃないか!

いつか小松政夫ともう一度弾けてほしい。


私が青春の時に観たちょいとエッチな日本映画史上、最高の青春映画だった「博多っ子純情」

光石研のデビュー作、アイドル松本ちえことの博多弁の掛けあい、「好いとっと・・」だけで、関東人の男子は燃えた。

そんな中に、もちろん博多出身の小松の親分さんも出ていた。

「やっぱ 好いとう・・」と松本ちえこが口づさむ、

この強烈な博多の女子高校生にドキドキした。

関西の「好きやねん!」は、ウソ!だと大人になってやっと知った。





# by w-scarecrow | 2019-01-17 00:39 | そのほか | Comments(0)

「あっ!」という間に

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オイオイ、何をしているんだ、俺は

世田谷線の改札を出て自衛隊の駐屯地に向かうとき、年は90を越えているかもしれない三茶レディーがしゃきっとした歩みでタクシーを停めようとしている。

私は真っ直ぐ歩けない病が進んだのかなんなのか、ただ焦らず歩くようにしている。 小学生が追い越いしてゆく。

目的は6本縫ったおでこの抜糸、病院までの道のりが遠かった。まして国道246沿いを歩くのは息がつまりそうになる。

救急車で運ばれた次の日、ひとりでショートケーキを買って祝った?
クリスマスイヴ。

サザンを聴きながらショートケーキをパクパクと食べていたら、あっという間に大晦日、KSくんが届けてくれた生年越し蕎麦をいただいて、108の煩悩を洗い流して、お雑煮三昧の松の内がもう明けた。

間違いなく「あっ」という間に冬が去り、「ウソっ」という間もなく夏も去る。

地球の自転速度が早くなっているかも。

もう、待っていられない!1998年に38年降りに優勝してから、あれからもう21年の月日が経っている。
横浜 DeNa ベイスターズ。

記憶のアップデイト、更新頻度が高い・・ 
と、だんだん来世が近づいてくる、

優勝させてくれ! ラミレス監督では無理なので次の石井琢朗監督で。あと何年?

そんなこんなの想いを巡らせながら自衛隊の病院で軍服の患者とともに緊急外来の待合室。すごいいい画なんだけど軍の施設なので写真はタブー。


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帰り道、無性にラーメン、出来ればワンタン麺が食べたく三軒茶屋の街を歩く。

「おっとっ」メニューには、あの台湾ラーメン、名古屋で一世風靡をしている。 これで決まり。
「さてと・・」と思ったら営業中の札ではなかった。

なにも食べず下高井戸の肉屋でコロッケとメンチ(計¥210)を買って家路についた。

                                 

# by w-scarecrow | 2019-01-08 23:29 | そのほか | Comments(0)

キャプテン


建築家の隈さんはあのバブルが跳ねた後、10年間東京での仕事がなかっらしい。地方での仕事、職人や住む人々の交わりがその後の建築家への糧となったという。
今や隈出没注意!

東京のどの街角でも隈さんの建物が眺められる、使われた木々がその地で息を吹き返しているのかもしれない。

平成、振り返るとどんな時代だったんだろう・・                  
   
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毎年のこと、朝起きたらTVでは駅伝ランナーが白い息を吐きながら必死で襷を渡している。

私は二日酔いのどんよりとした息を吐きながら水分補給ばかりしている。襷がないので駅伝という競技はあまり好きではないかも・・

箱根駅伝もしかり日本人は襷を繋げていくことに美徳を感じている。 襷、繋ぐ。
もし、それが途切れたら?

TVのチャンネルを変えれば急にどっぷりと関西弁の世界、××坂なんとかの女子たちの溢れんばかりの笑顔。


大晦日、風呂掃除が終わり、あとは部屋の拭き掃除というところで突然トントントンのノック、NHK の契約だと思って無視!
携帯が鳴り、ドアの向こうにいたのは NHK ではなく R 教大学バスケ部の元キャプテンだった。

わざわざMAP頼りに年越し蕎麦と小さな鏡餅を届けてくれた。

「暖房で部屋が暖めるまで3時間くらいかかるから、できれば4,5時間呑んでいってよ」

朝まででもいいが、KSくんには広島ファンのかみさんとデリケートな年頃の息子と娘が待っている。 

KS くんは酔うまでは元キャプテンなので会話が少し硬い、でも酔っ払っら大変だ、体育会系ど真中!

拭き掃除のしてない埃舞う部屋で2時間、芋焼酎を呑みながらのしみじみと会話。部屋はまだ寒い。引っ越してからは初めての訪問。

いつも、ありがとう! 


明日も起きたら、TV ではランナーが走っているだろう・・襷、絆、いっぱい背負って。

姉がほうれん草やお雑煮セット、新鮮野菜を宅配で送ってきてくれた。 そんな特別な雑煮を食べながら眺めることにしよう・・


2019 


今年もよろしくお願いいたします。



# by w-scarecrow | 2019-01-01 22:20 | そのほか | Comments(0)

真夜中の基地


師走になったら、ブルーレイが不調に、PCの電源が入らずNECに電話をすると故障とのこと「修理には6万円以上かかります」とやさしいおねえさんの声。

今、蒲団の中から以前のおんぼろPCでブログを打っている。私の顔は大きなガーゼではなくシールみたいな白い物に覆われている。


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救急車が着いたら迷彩服を着た兵士が出迎えてくれた。

自衛隊基地内の病院だった。

Kさんという可愛らしい研修医が最後まで不安を与えず傍にいてくれた。 「貧血ぎみになって改札前で倒れたんですね?」
「出血している顔や頭以外に痛いところはありますか?」「膝と脚です」

もう一人の女医さんも加わり傷口を洗いペタペタと何かを貼っていってくれた。

Kさん「これから麻酔をかけ縫合していきますね」

「この秋のドラフトで広島カープに入団した高校生と名前が同じなんですね」「薗という字がつくと九州ですよね。私は鹿児島なんです」

「やっぱり天ぷら(薩摩揚げ)以外でも大体ものが甘いんですか?」「醤油でもなんでも甘いのが普通でした、こっちにきたらなんか鹿児島甘って感じましたよ」「今は関東の醤油?」「郷里の醤油はちゃんと1本キープしてますよ」

「痛かったらごめんなさい、今6本目で終わりです」

「今、僕はどこの場所にいるんでしょうか?」

世田谷公園横にある自衛隊の広~い敷地内とのことだった。「グラニースミスのアップルパイのお店が近くでいいですよね」
「美味しいですよね~たまに寮に持ち帰って食べてます」

背は小さめで眼鏡をかけた薩摩オゴジョのKさん、夜中の患者にとても優しく接してくれた。
「Kさん、ありがとう!」

夜中の2時、誰もいない基地を出ると三宿の交差点へ。
顔中真っ白な妖怪がウロウロするわけにいかない。
タクシーも顔を見て2台の乗車拒否、やっとドアが開き明るい車内が見えた。行き先を告げ「運転手さん、料金が3000円になったところで降ろしてください」

甲州街道の桜上水付近で停まった。¥2970
それから30分してわが家へ、夜が明けても眠れなかった。色々な不安が浮かんでくる。

あれから2日、顔はパサパサとカサブタが落ちてくる。 まだ以前の真っ白な怪人のままだ。

ポケットには30数円、家にあったインスタント食品でつないでる。
まだ、外には出れないし煙草も酒も辞めている。いや、ないだけだ。

まだ動くのがしんどい、首と両膝に痛みが残る。

年の瀬の馬鹿な自分と、壊れそうな心を察してか普段のままの会話で接してくれた軍医のKさんに感謝。


メリークリスマス!みんな


# by w-scarecrow | 2018-12-25 14:55 | そのほか | Comments(2)

誕生日の日に


誕生日の夜。

大好きな鳥取の花御所柿をいただき大事にリュックへ。

「冷やして明日の朝に食べよう」 ほんとに楽しみな名柿。


仕事が終わり、最終電車まではまだ時間がある。
サントリーの金麦で乾杯! 「誕生日、お袋、ありがとうね」
コンビニ横の座れるスペースで吞んでた。
寒さに手を摩りながら

人の渦が往く。
この街の呑べえは皆楽しそうだ。
いつか叶う夢が背後霊のように映ってみえる。

” 誕生日おめでとう ” のメールを読みながら「ほんと気遣いありがとう!」感謝の言葉で呑む。


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帰り路、いつもの別嬪なネコが待っていてくれた。 つれない仕草、上目つかい、おやすみね。
少し呑み過ぎたみたいだ、危なっかしいだろ・・・







Bamp of Chickin ♪3月のライオン ♪


バンプを聴いていたら夜が明けてきた日。


# by w-scarecrow | 2018-12-11 21:17 | そのほか | Comments(0)

家 電


「うちの電話はベルを鳴らす前に息をする」

一瞬だけ世界が止まる、向田邦子さんの言葉だが家の中心に、いや玄関かな?
小さな座布団の上には電話器があった。

確かにベルが鳴る前に一瞬の躊躇いがあったような気がした。

嬉しい知らせ、悲しい知らせ、他愛もない知らせ、悲喜こもごもの電話器。



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私の部屋の家電は鳴らない。

携帯電話を持つ前までは日に何度も鳴っていたのに。 携帯に変わってからもメールではなく電話がかかってきたときが困る。

数は少ないけど、はじめの「もしもし~」の声が上ずってしまう。

20代初め実家に住んでいた頃、「w 坊、長距離電話だよ!」と母は2階に向かって叫んでいた。 階段の途中まで駆け上がり「早くしなさい!誰だっけ?山形の・・・」

長電話をするのではないかと台所の隅で見張っている。 通話料金は向こうなのに。

電話の時代は忙しかった。 


父からの自宅への電話。20代の後半たまたま実家にいた私が受話器を取ると「なんだ w 坊か? そうか!渋谷のあの店にこれから行けるか?!とりあえずすぐに戻るから」

私の行きつけだった居酒屋、一度父を連れて行ったら大喜びだった。「ろくでもない息子がお世話になっております」と経営者夫婦、従業員、お客さんにも挨拶をしていた。

二度目は常連客のように吞んでいた。息子とは話すことはないらしく板さん会話のキャッチボールをしていた。楽しそうだった。


そんな笑顔から数ヶ月後、父の身体に異変がきた。

三度目はなくなったが、父は「また行こうな」とずっと思っていたに違いない。

今や置物になってしまった私の部屋の電話器、暇そうなので携帯から電話をかけてあげる・・・。

鳴る前に息はしない・・。



# by w-scarecrow | 2018-11-29 15:33 | そのほか | Comments(0)

銭 湯


朝のニュースはどのチャンネルも、いずれ大悪事で御用となるであろう越後屋顔のカルロス・ゴーンのお金にまつわるニュースばかり。

人を顔で判断してはいけないがまさしく彼は悪人顔のトップクラスだ。 東映京都の大部屋で斬られ役がピッタリだと思っていた。

そんな下品な男の話に辟易、チャンネルを変えると穏やかな散歩番組。

先日まではシリアから3年4ヵ月ぶりに開放されたジャーナリスト、” 自己責任 ” についての喧々諤々、彼は以前イラクでも捕虜になり開放されていた。
” 自己責任 ”  
そんなコアなジャーナリストではなく、 

ニット帽にカメラをぶら下げた戦場のカメラマン・渡部陽一が甲州のブドウ園を訪ね、足湯に浸かり、信玄餅の工場で正しい餅の食べ方をレクチャーされていた。きな粉を散らさず黒蜜の注ぎ場所を。

旅番組では人気者の戦場のカメラマン、旅情報を訥々伝えてくれます。 平和なニッポン。


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この町へ引っ越してから半年がたった。

困ったことはこの周囲一帯には豆腐屋と銭湯がないこと。

部屋は昭和の広めの部屋で満足なのだが、風呂は古いタイプのハンドルをカチンカチンと点火する年代物、ただ追い焚きでお湯が温まるのに50~60分かかる。
あ~、銭湯に行きたい! 

湯舟に浸かるとしても3分&2分の入浴時間、もったいない追い焚き。

銭湯から帰り、おでん鍋をつまみながらの一杯、そんな温かな夢を見ています。



# by w-scarecrow | 2018-11-21 22:24 | そのほか | Comments(2)

待ち合わせ


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午後11時前、仕事を終え、帰宅する前にサントリーの金麦350mmを一本買って、とあるベンチで通り往く人々を眺めている。

どこかでワンクッションを置かないと一日の整理がつかない。

大学生の団体が奇声を上げている、男子ではなく女子がかなり酔っている。
叫んでいる、女子が元気だ。
お勉強くんが彼女を支えている。
男を発揮している。

一緒にいた黒づくめの草食系とギターケースを背にした美男子たちは我関せず距離を取って歩いている、彼女は叫んでいる・・・

この街はカーネルおじさんに説教をしている酔っ払いもいなかったし?居酒屋で絡み酒の勤め人も少ない。



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「最近、大切な人と待ち合わせをしたことがありますか?」

録画していた番組が始まった。 東京駅・銀の鈴

80歳近いお爺さんがずっと誰かを待っている、故郷の四国で小学校から高校までを共に過ごした友人、病気がちなのが心配で定期的に銀の鈴で落ち合うらしい・・今日は無理かもしれない・・杖をつき不自由な足取りで60年来の友はやってきた。

「オタクコン」という出会いの場で結ばれたいかにもオタク風なカップル。女性が落ち着きなくにオタクを待っていた。

別れた彼女とよくこの場所に来たとただベンチで時を過ごしている男がいる。

台風で東海道新幹線が不通、盛岡から来たという女性は今朝、大阪の実家の父親が亡くなり足止めになったという。
銀の鈴の下で堪えている。

40~50代の元気なお母さんたち、K-POPの追っかけ仲間らしい、これからライブを観に武道館へ広島からくるファン仲間を待っていた・・・


「ドキュメント72 hours  銀の鈴」出逢いと別れの場所。

いつ観ても幾十の出会いがある。


ブログを始めて11年目に入りました。

上手く歩けなくなってきた、目的地まで時間の余裕を持って歩いている。


The Band / The Weight  





元気をいっぱいもらった曲です。

# by w-scarecrow | 2018-11-12 22:18 | そのほか | Comments(4)

10年

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小学校から帰ると、グラブとボールを持ちご近所のお屋敷のコンクリート壁でひとり壁当て・・タフだった。

高校は大学の付属高、野球部の門を叩いたらいきなりバリカンで五厘刈りにされてしまった。
これじゃあ、通学電車の中での出逢いもない。

3年生の主将でエースが人格者、ヘボな一年生なのに試合前のブルペンでも球を受けさせてもらった。
野球エリートには負けまいと捕手からの内野への送球練習、むきになってむきになって夏の終わり頃ルーズショルダーになり、投げるだけでの激痛が走った。
元巨人の河原純一投手に似ていた主将に「ありがとうございました」と感謝いっぱいで退部。

「趣味はなんですか?」と聞かれたら、「プロ野球のドラフト」
あまりに熱烈なアマチュア野球ファン、ドラフト会議でだれがどこに指名されるか、わが横浜ベイスターズはどの選手がいいのか。
今は有力選手のプレーは動画でも観ることができるので、球場に行くこともなくなった。 寂しい。

「趣味はなんですか?」と女性に聞かれたら器とお茶、お茶は教わることも多いんです。

一年の始まりであるプロ野球ドラフト会議が終わった。

高校生選手の当たり年だった。 この何年も有力選手はパリーグが独占していた。 
今年は中日の100点のドラフト、それに次ぐのは西武。巨人と阪神は「どうして?」という指名で終わってしまった。
巨人は原監督就任に伴い肌の合わないGMもスカウト部長も左遷されてしまった、ドラフト会議の2週間前に。
阪神はいつものちっぽけな電鉄の人事移動、そのたびに監督もフロントも変わってしまう。勝てるわけがない。

わが横浜ベイスターズ、ドラフト会議の行われた高輪プリンスホテルの DeNAのテーブル、あそこの席に私は座りたい。
いつものように可もなく不可もなく、ドラフト会議の戦略が下手だった。

また、来年度の高校大学生、社会人の成長をチェックする日々が始まる。

横浜ベイスターズが指名した6選手のうち4選手が母子家庭だった。
どれだけ大変だったか・・野球は用具代がバカにならない中学生で5、6万もするグラブを持っている選手も多いという。
多大な遠征費、火花を散らすママ友たちとの闘い、お母さんは朝から夜遅くまで働き詰め。

お母さんの情熱はすべてがわが子へ。何年も燃やし尽くしたのだから。

母は強い。 きっと素敵な家を息子が建ててくれるだろう。

バブルの時代、もらった契約金をすぐに不動産投資にの風潮・・日本プロ野球史上初めてのとんでもない出来事があった、ベンチで日経新聞を読んでいる!!江川卓、その後も巨人は桑田をはじめ投げる不動産屋の時代がずっとつづいていた。

頑張れお母さん、野球バカの息子がもし日経新聞を持っていたなら説教をしてください。「あんたはスポーツ誌の頭しかないんだから変なものを読むのは止めなさい・・」 今は新聞誌ではないかも。

そんなこんなで私の新年であるドラフト会議が終わりました。

ブログを始めて10年目が終わろうとしています。


# by w-scarecrow | 2018-10-30 19:25 | そのほか | Comments(0)

心地よい場所

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下北沢の街、夜8時を過ぎると、遠くからやってきた少年たちのグループも岐路についているのかもしれない。


夜11時頃、駅近くのベンチで一服をしながら若者たちを眺めている。 20代の女子のハイウエストのスカートやパンツ。
フワフワとした丈の長いスカートも多い。 流行はそうなんだ・・


駅の周りにはストリートミュージシャンがシャッターが降りた店の軒先で叫んでいる。いつもの風景。

素通りするのには申し訳ない、ギター一本で歌う女性のクオリティの高い弾き語り。

スティールパンを演奏している人もいる、癒しなんかいらない若者たちは足を停めないが、おじさんたちはゆらゆらとしなが聴きいっている。


最寄駅からの帰り道、剛力彩芽は宇宙に行っていまうのか? 他愛もない悩み事を整理する帰り道。

東京電力福島第一原発の吉田所長、3.11の翌年に一月に末期の癌で亡くなっている。
もし、あのとき吉田さんの的確な意思がなければ被爆者はどれだけ増えていったんだろう?

帰り道、疲れた姿で歩いていると二階建てマンションの前に綺麗な飼いネコが「お帰りなさいませ」のポーズで待っている。
スゴイ美人さんのネコ。

「ただいま・・」と笑顔で言い、経験上触れ合うことは辞めている。 週に2,3回、彼女は住宅街の入口にいる。

引っ越してから半年ぶりに東北沢の洋風居酒屋へ立ち寄った。

素敵なご夫婦の営む店、30代初めで店を立ち上げたらあっというまに彼らは50歳になってしまっていた。見た目はまだまだ若い!!
なにか久しぶりの帰省のようで嬉しくて。 美味しいラガービールを3本飲みほした。
うまい!


# by w-scarecrow | 2018-10-17 23:10 | そのほか | Comments(0)

言葉が



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私の吸っている煙草はコンビニでは置いてある店は希少。

初めてのコンビニでその煙草の名前(ピアニシモ・ベベル)を言っても通じず、小さく舞い上がってしまう。

人と話すとき、なかなか言葉が出てこなくなった。

仲間たちと逢った時も、「元気?」その後の言葉がなかなか出てこない。

緊張しているわけではない、言葉が見つからず上手く喋れない。

この何週間、自分でもショックです。言葉が失われているみたいで。


大橋トリオのちょいヘタな歌声が癒されます







台風通過で窓ガラスがバタバタゴトゴト唸っているときは大橋トリオは聞こえません。

また台風が来るみたいです。

竹原ピストルでなければ奴らをやっつけられません。



# by w-scarecrow | 2018-10-03 23:03 | そのほか | Comments(0)

ぼ く



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「ぼく」は主語です              
「つよい」は述語です
ぼくはつよい
ぼくはすばらしい
そうじゃないからつらい

「ぼく」は主語です
「好き」は述語です
「だれそれ」は補語です

                   ぼくは だれそれが 好き
                   ぼくは だれそれを 好き
                   どの言い方でもかまいません
                   でもその人の名は
                   言えない



                                            阪田寛夫詩集より





可憐な勝者が「ごめんなさい」と元王者を応援する観客に謝っていた。

初めて大阪なおみの名前を知ったときは、天童よしみと「同じ演歌系?」と思った2年前。
今年になって「うそっ」と、肉体改造した彼女が現れ、「おいっ、おいっ」という間に全米オープンを制していまった。

はにかんだ笑顔を見せていても、すぐに涙を落としてしまいそうだ。
そんなナーバスな少女が、見事にヒールっぽくなった憧れのウィリアムスに 「ILove you 」と言葉をおくっていた。

抹茶のアイスが食べたくなった。とんかつ、カツカレーも。
彼女の陽気な笑顔が爽やかだった。「つよいは述語です」 「ぼく(わたし)は主語です」


80代のおばあちゃんと数年間、文通をしていた。
9月、おばあちゃんの命日が近づいてくると、手紙を読みかえす。
少女のような溢れる表現で幼少時代、家庭をきづいたころ、たいへんだったこと、故郷の自然の風景を私に伝えてきてくれた。
2週間に一度、郵便受けに笑顔の便りが鎮座していた。

あれから7年が経った「wさん、家庭を持たなきゃ駄目だよ」と何度か追伸のように書かれていた。
「おばあちゃん、いつか霧島を廻ってみるね」
ただ、おばあちゃんの多感な娘時代のことは書かれていてなかった。「いつか教えてくださいね」

町の肉屋の美味しいトンカツを買ってきてカツ丼にしようっと。


# by w-scarecrow | 2018-09-11 22:57 | そのほか | Comments(0)