winter's scarecrow

<   2017年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧

BLACK 富山


e0158857_14220959.jpg



東京は朝からよわい雨がしとしとと降っている。 梅雨らしさのなかった六月も今日でおしまい。

富山県出身者の人は新鮮な魚を見ると「わ~、キトキトして美味しそう!」と言う。 
ピチピチ・ギャルは、キトキト・ギャルと言うのかな?

雨の中、思わず口づさむ歌は ♪ キトキトぴっちゃん、キトぴっちゃん、キト~ぴっちゃん・・ ♪ なんだろうか。

先日、ラジオで面白方言のコーナーがあり、一番感動したのは富山弁の「だいてやる」。
タクシーの中で上司が部下の女性に「今日は俺がだいてやるから、任せてとけ」「わ~、ほんとにいいんですか?ラッキー」

東京の街中を走っているタクシー内での富山県人の会話で、もし私が運転手だったら「お客さん、行き先は国立劇場から変更したしますか?・・どっか・・そんなとこ・・」とモジモジしてしまうだろう。

「だいてやる!」とは富山では『奢ってあげる』という意味らしい。

だが真剣に「今日は俺が抱いてやる」と言うときは何ていうのか、『今日は俺が奢ってやる!』と・・・・?

富山弁すごい。

富山の和菓子屋では「半殺しを5ついただけますか」と和服を着た上品な奥様が物騒なことを口にするという。 半殺し=はんごろし=おはぎのことらしい。怖い。 
小萩さんという友達がいたらなんと呼ぶんだろう?

持ち家率日本一、敷地面積も日本一。 数多くの日本を代表する産業の創始者、実業家を生んだ富山県。
ちなみに「有難う」のことを「きのどくな」と言うらしい。

町中に「きのどく」が溢れている雪国富山、路面電車の走る街。

富山出身のKさんからお土産にいただいた " 富山ブラックカレー " のレトルトは今まで食べた中で一番の味だった。 




[PR]
by w-scarecrow | 2017-06-30 15:06 | そのほか | Comments(2)

赤ひげ 先生

e0158857_04480732.jpg





呑み仲間で、いつも楽しい医学博士、大学教授、大学病院内科部長の友がいる。

いつもおおらか、「男にも更年期障害ってあるんですか? 今、そんな感じがするんです、どうしたら?」との友人の質問に「ちゃんと薬があるから大丈夫!」
いつも薬があるからと・・(確かに)

でも、ちゃんと心の問題にも躰の変化に対してもとくとくと説明してくれる。 

福井県小浜出身の内科医。奥さんは名眼科医。

娘も息子も医者。「先生、なんか気持ち悪くないですか?医者の子は医者みたなのって、違う遺伝子を入れないと・・」
両親が医者の夫婦、話を聞いていると塾や云々、なにもさせていなかった。かなりの放任。
先生がアメリカの大学病院で医師をしていたときに生まれた子供たちなので、子供たちも感性はインターナショナル。

先生は足が不自由だ、日常生活にステッキが欠かせない。

「wさん、駅のホームで列車が入るときにふと線路に飛び出そうと思うときがあるんだよね・・・」

外科医はストレスからかくるアルコール依存症、命を預かる医師たちのストレスはすごいみたいだ。

「内科医は楽ですよね!」
「ばかを言うんじゃない、ご老人たちの躰の不調ではなく、日々の家庭の愚痴を聞くのがしんどい、嫁姑の問題とか資産のこととか」

先生、また神楽坂あたりで呑みたいですね。 
先生の愚痴聞きますよ。 
   


[PR]
by w-scarecrow | 2017-06-26 03:51 | そのほか | Comments(0)

断捨離 


e0158857_00520125.jpg


首相のお友達スキャンダルに辟易してる日々がつづいてる。
「美しい日本をとりもどす」、美しい日本ってどの時代だったんだろう? 人々はずっと美しいのに。


豊洲市場問題はどう展開するか気になっていた。 どう未来を切り開いてゆくのか、「美しい日本をとりもどす」より、身近な明日の私たちの食への決断を。

小池都知事の概要を聞いたが、またカタカナ言葉が多くていまだにどこへ向けての指針なんだろう?と、
私の老母には全く通じず、ヤンキー気取りの若者たちにも、こころに届かず・・解んないカタカナやめようと!いつもTVに向かって呟いています。



e0158857_01210184.jpg


毎日みる夢で自分が一番切羽詰まったとき、どん底にみる夢が引っ越しの夢。

人生、今まで4回の引っ越し、住んでいたアパートの建て直しが2回、隣人の住民の騒音で仕方なくの引っ越しもあった。 

その度々の引っ越し=断捨離で今はすっきりとした部屋になったが、10代の頃から早稲田の古本屋街で探し求めていた三島由紀夫や開高健、詩人たちの初版本から、手塚理美(高校生の)ヌード写真集まで670冊を単行本を古書業者に依託してもらったところ、引き取り価格総額¥2200が振り込まれていた。

あれだけ歩いて古本屋街で見つけた小説や詩集が・・・たった・・ これが断捨離なのかな?

都知事の現時点の話だと、一度豊洲へ引っ越しをしてもらって、5年後、また古里の築地へ戻ってくださいねと・・。
世の中で「離婚」と「引っ越し」ほど体力、精神力が必要とされるものはない。(と想う) 

曖昧なカタカナじゃない、どんな未来を都知事は発信してくれるんだろうか?

断捨離、私の実家には幼稚園のときに描いた「おとうさんの絵」も集めたコーラやビールの栓も、日々のバイブルだったプロ野球選手名鑑も断捨離好きの母に・・。

幼稚園の時に使っていた皆とお揃いの象さんが描かれた弁当箱だけは、捨てないでほしかったのに。



[PR]
by w-scarecrow | 2017-06-24 02:19 | そのほか | Comments(0)

雨音


e0158857_21010984.jpg


       
 晴れの日は不愛想なトタン屋根や転がる空き缶が 雨粒が当たるとみるみると楽器となり 音を紡ぎ

        色のない街に鮮やかな彩色と輪郭を浮かびあがらせてくれる

        降りかたによっては管楽器にもなり 打楽器に似た音色を奏でる

        そんな雨の日の音が好きだ


e0158857_21220862.jpg


父の日、学生時代の友から連絡があった。「久しぶりに皆で会うことになったから××日は空けといてな」

いつもの7人で集まるというが、この7人珍しいことに酒を呑むのは私を含めて2人だけ。
おじさん7人が焼肉やお好み焼きを囲んでただ食べるだけ、呑べえ2人が浮くのなんの、この健全さが辛くて毎回断ってきた。

この7人のうち5人、酒は飲まないが麻雀や競馬の賭け事とゴルフが大好き。 麻雀もギャンブルもゴルフもやらない私には話題も酒も進まない。

e0158857_09585163.jpg



電話をくれたSくんはいつも私のことを気遣ってくれる。

実家が近いので、今でも私の母の顔を見に立ち寄ってくれる。 感謝。


今の子供たちは生卵を割れないし、サンマの塩焼をちゃんとした箸さばきで食べれない、デパートで買ってきたカブトムシの片足が取れてしまったのでデパートに直してもらいに行く!信じられないぞ、結局親が悪いんだけど。なんて嘆いていたSくん。

Sくんは息子2人。 次男の息子さんが知的障害を抱えている。
以前、Sくんと代官山の西郷山公園で二人で花見をしたときにSくんは小さなタウンユースの自転車に乗ってきた。 下戸なSくん、私が呑む缶ビールまで買ってきてくれた。

「格好いいチャリじゃん!」
「働き始めた次男と上のお兄ちゃんが、父の日にプレゼントしてくれたんだ」
「子供たち、もうそんな大きくなったんだ・・」
「ずうたいばかりだけど」


酒を呑まない旧友たち、今回も断るか顔を出すか迷っている。 いつもの初恋談義でも聞いてくるか・・。 奴らはしらふで遠い日の思い出を語れる。




[PR]
by w-scarecrow | 2017-06-19 22:05 | そのほか | Comments(0)

幸せを感じる時間

                 あまり見なれないトマトの品種、海外原産のトマトたち      

e0158857_21283108.jpg


千葉からやってきた行商のおばちゃん、背負った大きなカゴは子供一人が入れるくらいのでかさ。

朝採りの新鮮な野菜を上がり框へ並べていく、今はあまり見れなくなった根っこが鮮やかなピンク色をしたホウレン草や、青首ではない辛みのある大根・・・。

「あと、干し芋も・・」と、母は子供たちのおやつ代わりとして買ってくれるのだが、『 僕はキライだ 』

たまに、おばちゃんが「wちゃん、食べなさい」と形のわるいトマトを母に隠れてくれる。
そんな私だけにくれたトマトに被りつく、青くささもあったが太陽のエネルギーがいっぱい詰まったトマトが嬉しかった。
野菜のえぐみも青くささも、辛みも栄養価の高かったかつての野菜たち、品種改良で多くの野菜が特徴のない平均的な味になってしまった。

スーパーでも数々の種類のトマトが売られている。高価なスイーツみたいな上品なトマトもある。 熊本の塩トマトも食べたい。
一袋30円台で売られている、もやし農家がなんか可哀想だ。



サンタクロースがやって来るのも、かぐや姫が月に帰るのも " 午前零時 "

振り込め詐欺の電話がかかってくるのは " 午後二時 "、夫婦げんかが始まるのは " 午後八時 " を連想する人が多いらしい。

仕事でミスをするのは " 午後二時 " " 午後四時 "

人が幸せを感じるのは何時ごろなんだろう?

新婚さんがそそとして家路につく " 午後六時台? "、

イタメシ屋のやや暗めの照明の下、女子会で奥さんたちが「またあの頃に戻りたいね・・」と、アッシーくんやミツグくんたちとのミラーボールの七色輝く乙女?時代、そんなdeepな思い出語る " 午後七時台? " 、

お父さんたちが痴漢に間違われないように両手で吊り皮につかまり、満員電車から解放された " 午後十時台?"

私の幸せに感じる時間は焼き立てのパンを買いに行く " 午前十時台 "  低温殺菌の牛乳とパン。ちょいと女子ぽいですね。



[PR]
by w-scarecrow | 2017-06-12 22:22 | | Comments(4)

外は白い雪の夜  


e0158857_04371176.jpg


                    大事な話が君にあるんだ
                    本など読まずに 今聞いてくれ
                    ぼくたち何年つきあったろうか
                    最初のに出逢った場所もここだね
                    感のするどい君だから
                    何を話すかわかっているよね
                    傷つけあって生きるより
                    なぐさめあって 別れよう
                    だから Bye-bye Love
                    外は白い雪の夜

                    あなたが電話でこの店の名を
                    教えた時から わかっていたの
                    今夜で別れと知りながら
                    シャワーを浴びたの 哀しいでしょう
                    
                    サヨナラの文字を作るのに
                    煙草 何本並べればいい
                    せめて最後の一本を
                    あなた喫うまで、支えてね
                    だけど Bye-bye Love
                    外は白い雪の夜

                    客さえまばらなテーブルの椅子
                    昔はあんなににぎわっていたのに
                    ぼくたち知らない人から見れば
                    仲のいい恋人みたいじゃないか
                    
                    女はいつでもふた通りさ
                    男を縛る 強い女と
                    男にすがる弱虫と
                    君は両方だったよね

                    あなたの瞳に私が映る
                    涙で汚れてひどい顔でしょう

                    最後の最後の化粧するから
                    私を綺麗な思い出にして
                    席を立つのはあなたから
                    後姿を見たいから
                    いつもあなたの影を踏み
                    歩いた癖が直らない
                    
                    Bye-bye Love
                    そして誰もいなくなった
                    Bye-bye Love
                    そして誰もいなくなった


                                詩:松本隆  作曲:吉田拓郎



吉田拓郎が憧れ師としたノーベール文学賞受賞者のボブ・ディラン、時代の流れをつくった孤高の人。 
でも歌詞はそんなに文学的ではなく言葉の比喩と、ストレートな表現のインパクトが強かったような気がします。

♪ 外は白い雪の夜 ♪ 松本隆さんの詩です。
どれだけこの曲を聴き、のたまわったか。 青春時代の自分勝手でろくでもない私の姿が映ります。

「そして誰もいなくなった・・・」






 
こんな、こころ打つアンサーソングの詩を書いた、松本隆さんに私からのノーベル文学賞を。

飲み屋のカウンター、おじさんたちの会話「おまえ、まさかインスタやっんの?」、だぶん同級生の仲間「あれだろ、お湯をかけ3分待つやつ、たまに・・」
軽い返しが、最近のキュンとした出来事でした。
          


[PR]
by w-scarecrow | 2017-06-10 05:44 | 映画 | Comments(0)

古里 味噌汁


トントンとまな板の上で野菜たちが刻まれている音が目覚まし時計だった。

母のその音はときにリズミカルであり、鼻歌もまじる。そんな目覚めの朝が昭和の私たちの朝だった。

台所へ入ると鰹節や煮干しの匂いがプンと鼻にくるいつもの朝。 「おはよう」



e0158857_14501096.jpg



ふえるワカメではない塩ふり生ワカメ、私が鍋を持って買いに行かされた豆腐屋のお揚げさんや豆腐の味噌汁。 子供ながら豆腐やワカメの具よりも、アサリやシジミの味噌汁がなにか贅沢で嬉しかった。

長く同棲していた女性は会津出身、お婆ちゃんから数ヶ月に一回ばあちゃん手造りの味噌が送られてきた。
手造り味噌の経験値がないヤワな都会っ子には塩分が強すぎて 『 無理 』と思うがそんなことは口に出せない。
でもこの味噌の味が彼女のふるさと味。

「wさんちの実家にも、少しくれてやろうね」と飄々と言っていた。 クレテヤロウの言葉にびっくりした。会津の方言なんだろうか?
彼女は友達の誕生日祝いも「なにをクレテやろか?」と会津弁で悩んでいた。
" 桃(もも)" と " 腿(もも)" のアクセントはずっと逆のままだった。「わ~甘そう!この腿」

普段から、スイーツ以外の間食はしないし、食も元々細いけどこの2年間で高校時代の体重に戻ってきてしまった。 食べなきゃ。 目標+5kg。
でも発酵食品だけはしっかりと摂っている。

冷蔵庫には大分の麦味噌と仙台・佐々重の(赤系)味噌、信州佐久の米味噌(+白系も)、あとはスーパーで売っている山吹味噌も入っている。
小さい頃の母親の味なのか、煮干しで出汁をとり、ありあわせの具材と各地の合わせ味噌で汁だけはちゃんと作っている。

麦味噌と信州を合わせても旨い。
アンテナショップで買ってきたアゴや真イワシ、うるめ、片口イワシなどの煮干しのどれがどの味噌と相性がいいのか試してみるのも愉しい。

好きな味噌汁の具材は小さい頃から同じで貝類(昆布出汁で)か、茄子の味噌汁、ニラと玉子の味噌汁が頻繁に登場する。

鰹節でも昆布でも産地によって味が微妙に違う、そんな出汁の旅、各地の味噌の旅をしみじみと楽しんでいる。 基本は「各地を上手く合わせると旨い!」


BS・TBSの吉田類の「酒場放浪記」は再放送だらけで飽きてきてしまったが、金曜日の23:30からBSジャパンで放映されている「ワカコ酒」、これが面白い。
上手くドラマ仕立てにされていて、番組とシンクロさせながら私もプシュッと酒を呑んでいる。 心地よいブリッ子さに癒されています。
       



[PR]
by w-scarecrow | 2017-06-05 22:28 | | Comments(0)