winter's scarecrow

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サマ

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空に浮かぶ雲が少しづつ秋めいてきた。

この夏、一度だけ雨上がりの空に弓のような虹を見た。

虹は7色と思いこんでいたが、そうとは限らないらしい。

国によっては虹は2色とか、3色、5色、8色捉えている人々も。

7色と言い出したのはニュートン、でもイギリスでもアメリカでも虹は6色というのが一般的らしい。


人の目には " 彩色 " がある、伸縮して光量を調節する膜で、見えている風景も色も人それぞれ、違っているのが当たり前、人の感受性も無限である。

夏の虹を見て、私には境目がにじむように溶け合って、数えているうちに重なりあっていた。











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自動車メーカーのCMを見ていてドキッとした。


「イチローが嫌いだ。あの人を見ていると、限界という言葉が言い訳みたいに聞こえてくるから」

「イチローが嫌いだ。あの人を見ていると、自分にウソがつけなくなるから」

「イチローが嫌いだ。あの人を見ていると、どんな逆風もチャンスに見えてくるから」


42歳という年齢ながら、未だ進化しているイチロー選手。

CMに登場するのは国際大会でも活躍するリオ・パラリンピックに選手として出場した選手たちの言葉。


イチローに一歩でも近づきたいが、道は遠い、憧れ、眩しさ、もどかしさ。



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私も「嫌い」な人がいっぱいいる。

自分の知らない世界でコツコツと生きてきた人たち、彼らからは吸収できるものが多すぎて。 話の端々に「ザマ」を感じる。
生活者としての生きざま、仕事に対しての「サマ」、いつもスポンジが膨らんでくる。

今をちゃんと生きている。


アサリの味噌汁をご飯にぶっかけた漁師の深川丼ではなく、アサリご飯の深川・大工飯が食べたい。

知らぬ間に体重が減ってきているので、炊きこみご飯にしたらいっぱい食べれると思う。 東急東横店の午後6時過ぎにはアサリが格安になっているので2盛りくらい買ってこよう。
by w-scarecrow | 2016-09-19 21:33 | そのほか | Comments(0)

かっこいいな、広島カープ

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「野球の神様が降りてきた」

優勝までの82試合のうち、42勝が逆転勝ち。 25年ぶりに広島カープの胴上げを観ることができた。

写真はクライマックスシリーズへ行けるのか?とお尻に火が点いたわが横浜ベイスターズ vs ヤクルト戦。

18年振りの優勝とまでは考えていないがせめて3位についてクライマックスシリーズへ出場してもらいたい。



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広島の原動力とは人気球団へしか行きたくないというエリート野球選手ではなく、無名で泥臭い選手をスカウトたちは中学生時代から根気強く追っている。

カープ初優勝のときの衣笠、山本浩二、水沼、三村、池谷、正田、高橋慶彦とポテンシャルのある選手を発掘してきたのが亡き木庭教スカウト。

広島商業の野球部に在籍していたが万年補欠、その木庭さんの眼力がすごかった。

後に古葉竹織監督と共に大洋ホエールズにやってきて、谷繁、大魔神佐々木、新藤、波留、盛田、佐伯と1998年の38年ぶりの優勝メンバーをスカウトしてきた。

広島カープの良きスカウティングは今の苑田聡彦チーフスカウトや若いスカウトたちにも、その精神だけはちゃんと受け継がれている。

経営困難で市民球場に大きな樽を置いてのカープ樽募金でなんとか生きながらえた、広島愛の選手たちが今も躍動している。


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黒田、新井の涙を見て、いいな、広島愛! ほんともらい泣きをしました。

いいな、野球って。
by w-scarecrow | 2016-09-13 21:29 | baseball | Comments(2)

渋谷

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渋谷。

十数年前から渋谷駅周辺はいつも工事、工事。 新副都心線にヒカリエの開業。

まだ昭和9年に建てられた東急東横店の外観は残っている。

2020年の東京五輪の頃は再開発が進みどんな街へと変貌しているんだろう。


桑田佳祐の新曲、♪ 大河の一滴 ♪ にこんな歌詞が出てくる。


       ♪ 砂に煙る 渋谷駅の女(あいつ)と出逢ったバスのロータリー ♪
       ♪ 宮益坂 下って 小さな御嶽神社 ♪
       ♪ ラケルで オムレツ ♪
       ♪ 行ったよね ♪


私の通った中学校は渋谷駅から歩いて12~13分、大学は10分。

宮益坂は大学への通学路だった。 

アルバイトの給料が入ると学校帰りに桑田くんと同じに喫茶・軽食 " ラケル ” でオムレツを食べるのが常、トロトロのオムレツにホクホクの皮つきじゃがいもに温かな丸いパン。

バイトがない時はラケルから、桜丘にある JAZZ喫茶 " Mary Jane " へ。

大人たちに交じって、背伸びした本を開きながらアバンギャルドなジャズを聴き入っていた。


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小学6年生のとき、NHKの小学生のクイズ番組に出演することになったとき、渋谷東横百貨店で初めて自分で選んだ水色のカーディガンを買ってもらった。 嬉しかった。

高校生のときに付き合って間もない女の子に、漱石の「こころ」をプレゼントしたのに、別れるときに返ってきたのは太宰治の「人間失格」だった。 渋谷警察署の前で渡された。

高校の授業が終わり、バイト先の魚屋さんに行く前に、渋谷西武百貨店にあった小さな詩歌専門店 「ぽえむぱろうる」 に寄って、こっそりと凝った装幀の詩集を開くのが愉しみだった。

道玄坂にある " 長崎飯店 ” で初めての皿うどんを食べたときの感動、百軒店の " ムルギー " のいつものカレー、" 喜楽 " のシュウマイ定食。

つい何年か前に別れたのも渋谷宮益坂。

砂に煙る渋谷駅のバスロータリー、別れの悲喜こもごも。 そんな私の渋谷の街。

成長させてくれたのか否か、街だけは変わってゆく。
by w-scarecrow | 2016-09-05 22:22 | 散歩 | Comments(2)