winter's scarecrow

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ほんとに美味しい出汁巻き玉子サンド

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ベトナムのファーストフード、バインミー。

かつての統治国だったフランスのバケットサンドをベトナム独特のアレンジをしたサンドイッチ。

米粉の入ったバケットのサクサク感が魅力的。

以前からベトナムを訪れた仲間から、バケットサンドは美味しいよ~と聴いていた。

前回はベトナムのチャーシューのサンドを食べ、今回はレモングラスやパクチー、ニンジン、オニオン、スパイシーなビーフのバインミー。

食欲の落ちたこの時期はもってこいのアジアの風味を味わえるベトナムのサンドイッチの数々。












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ジャガイモ、バターコーンのシャキシャキとしたサラダを添えて。



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小さい頃から、お弁当に入っている玉子焼きには砂糖の甘い味付けはなかった、東京の鮨屋で出される甘い玉(ぎょく)のにぎりには手を出さなかった。

麻布十番にある " 天のや " は大阪宗右衛門に昭和7年に創業してから甘味処、お好み焼きをやっていた店。

手で掴むと想像以上の柔らかさと重さにまず驚く、たっぷりと出汁を含んだ出し巻き玉子、マスタードの風味とマヨネーズの酸味が絶妙!! 初体験の玉子サンド。

理想の出し巻き玉子に柔らかな食パン、皆が唸るのが解る、ほんと旨い!


ほっと、幸せを感じる控えめで強烈な玉子のサンドイッチ。

いいね。
by w-scarecrow | 2016-08-30 22:56 | | Comments(0)

ARIGATO

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涙があふれる 悲しい季節は

 誰かに抱かれる夢をみる

 泣きたい気持ちは 言葉に出来ない


 今夜も 冷たい雨が降る

 こらえきれなくて ため息ばかり

 今もこの胸に 夏は巡る・・















あれが「青春」だったという思い出は桑田佳祐の ♪ 真夏の果実 ♪ だけではないがたいてい夏に起きている。

夜中の公園や友人の4畳半のアパートでの語らい、腹の底から笑い、泣き、未熟な自分に怒りをぶつけていた。


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下北沢の阿波踊りも終わった。

五輪、高校野球、夏祭り、一挙にやってきた夏の祭典。

大人になる旅路のどこかに置き忘れてしまった一重の夢。 祭りのあとの寂しさ。

自分の明日を重ねるから、筋書きのない逆転のドラマに人は惹かれる。

大人になった諦めとは無縁のかつての夏の日を、選手を通して取り戻し、拍手を送っているのかもしれない。


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リオ五輪、バトミントンのダブルス、タカマツペアの決勝戦を夜中に見入ってしまった。
松友さんの名脇役(主役かも)のプレーに魅せられてしまった。

松友さん、どう見てもミカンやスダチの木々が連なる小さな町の小さな郵便局で切手や収入印紙を売っている郵便局員に見えてしまう。

小柄な子の負けん気の強さを見せてもらいました。

東京への五輪旗の引き渡しのセレモニーで、OBURIGADOとARIGATOの文字が会場に映し出された。

どこか似ている、「ありがとう」。

世界中で一番素敵な言葉「ありがとう」


茶沢通りにある小さな長屋のパン屋さん、KAISO(カイソ)の美味しいバケット、これまたバケットサンドも絶品、明日買いに行こうっと。
by w-scarecrow | 2016-08-23 22:01 | そのほか | Comments(0)

夏祭り

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ハンドボール部の名ゴールキーパーだったM ちゃんの浴衣姿。

下北沢の商店街の夏祭り、飲食店は出店で店の味を提供してくれる。

ストリートパーフォーマンスや若手芸人が演劇の街で技を競っている。

外国人の多さに驚いた。


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熱戦がつづくリオ五輪や高校野球、勝者の歓喜、敗者の涙、「瞬間」という言葉の重さをひしと感じた。

その一瞬のためにどれだけの時間と努力を費やしたのか・・・。

アイドルたちのすぐに乾いてしまう涙と違って、糧となる涙。


私が桑田佳祐の歌う ♪ 大河の一滴 ♪ を聴きながら目頭が塩辛くなるのと訳が違う、懐かし思い出の情景をフォルダに残しておく情けない男たち、敵たちは上書き保存で済ましているというのに。


夏祭り、子どもや大人の浴衣姿にしばし暑さを忘れる。
by w-scarecrow | 2016-08-17 15:14 | 散歩 | Comments(0)

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小学生のときの父兄参観日がいやだった。

同級生のお母さんたちは30代初めのピカピカのお母さん、パパママと呼んでいる家庭のお母さんは日本橋三越か銀座和光でしつらえたような、婦人画報からヒョイと抜け出したハイソな洋服のファッションが眩しかった。

うちの母は母親軍団のなかでも最年長で、入学式も参観日もいつも着物姿。

遠足のときのお弁当はウサギカットのリンゴもタコウインナーも入っておらず、玉子焼きは醤油色、サラダではなく佃煮が入っていた。

そんなパパママと呼ぶ家庭に生まれたかったといつも思っていた。


おとなになった今、近くにある日本民芸館で染織や紬、布のはぎれの展示会などがあると足を運んでいる。

着物姿の母を見慣れていたせいか自然と織物や染色に興味を持っていたのかもしれない。


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                                       資料写真NIKKEIより

谷根千を散歩するとき、江戸時代の創業の江戸千代紙専門店に毎回立ち寄ってしまう。

和紙の質感とユーモラスであったり、粋で渋いデザインを見てほっこりした気持ちになっている。


 
5月27日、広島に4羽の折り鶴が舞い降りた。

千代紙で丁寧に折られた鶴。

「少しだけ手伝ってもらった」というオバマ大統領の自作の折り鶴(上写真)。

4羽のうち2羽は原爆資料館に訪れた小中学生にプレゼントされた。

「私たちは戦争の苦しみを経験しました。共に平和を広め核兵器のない世界を追及する勇気を持ちましょう。 バラク・オバマ」というメッセージを添えて2羽を資料館に残していったという。

オバマ大統領は2歳で黒い雨を浴び12歳で白血病で逝った少女、佐々木禎子ちゃんの折った鶴が展示されていたことを知っていたらしい。

命短いことを知った少女が飴や薬を包んだ紙で折った鶴。

梅や桜の模様が穏やかな日々や未来を想い起こされるオバマ氏自作の鶴たち。

なんと素敵な折り鶴たちなんだろう。 


明日は老母の誕生日、元気でいてくれることに感謝。 ありがとう。
by w-scarecrow | 2016-08-10 22:11 | もの | Comments(0)

夏、蝉の声

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梅雨明け宣言をした途端に、「セーの」とわが家の周りのセミが鳴き始めた。

私は飛行機以外は空を飛んでいるものが嫌いだ。

ベランダに死んだふりをしたセミが一匹、動かずにいる。 植木に水やりするとき、洗濯物を干すときに急にバタバタと動き出す。

鳥(虫)肌ものだ。

近くにはユニクロの社長の豪邸があるのに、なんでこんな狭いベランダに迷いこんできたのか。

短い一生、ここで終えていいんだろうか。


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明日にはリオ五輪が始まる。
メダルを取った後のインタビューで、今回はどんな名言で生まれるんだろう。 メダルを噛んだポーズの写真撮影はもうやめてほしい。


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7日からは甲子園球場では高校野球が始まる。

40度を超えるグラウンドで選手たちは熱中症で倒れはしないかと、冷房のきいた部屋で眺めている。

甲子園球場の開幕前の練習で、守備練習のノッカーの手伝いをしていた女子マネージャーが大会役員から注意を受け退出させられてしまった。

普段からの練習での手伝いの延長だったのだが、女子では危険が伴うということ、規定では女子はグラウンドには立てないという規則があるという。
高校野球には謎の様式美がいまだにつづいている。

3年間、共に男子部員に混じりサポートをしてきた女子マネージャー、「やはりダメでした」と清々しいコメントに救われる。


そろそろウナギが安く売りだされているのではとスーパーの売場を覗くが、まだ下がっていない。
早く、食べたっ!
by w-scarecrow | 2016-08-05 09:21 | そのほか | Comments(4)

風 天

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今日も陽が西に傾いてゆく なぜ人は黄昏時になると妙にこころがざわめくのであろう

日が暮れると堂々と酒が呑めるからだ 

今夜はどんな人と出逢い 道半ばの哀楽を聞けるのであろう

そんなひとときにこころ騒がぬはずがない



先日、テレビ番組で渥美清さんが風に天、" 風天 " の俳号で読んだ句が紹介されていた。

        赤とんぼ じっとしたまま明日どうする

        うつり香の ひみつ知ってる春の闇

        テレビ消し ひとりだった大みそか



                                風天(渥美清)



渥美清さんが亡くなって8月4日で20年が経ってしまった。


私が初めて渥美さんを見たのは、渋谷のハチ公前の交差点、トレンチコートにハンチング姿で颯爽と歩いてゆく姿だった。
「わっ、寅さんだ」と声には出さずも、渥美さんが一瞥してくれたような気がした。
きっと母には「ダメ」と言われる、代々木ゼミの高校受験の春季講座の案内をもらいに行った帰りだった。

2度目は20代になって " ユーロスペース " といミニシアターで東欧の映画を観に行ったとき、後ろの方の席に渥美さんが座っているのを発見した。

柴又ではなく渥美さんの暮らす渋谷で俳優渥美清と遇った。

寅さんではない俳号、風天さん、じっと停まっている赤とんぼに「明日はどうする」と想いを寄せている。


明日はどう生きよう。

そんな想いを抱いて、口の悪い店主の店に集まる人たちから和みをいただいているのかもしれない。
by w-scarecrow | 2016-08-01 22:44 | そのほか | Comments(0)