winter's scarecrow

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もち

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「ただいま!」の声が聞こえてくる。

同郷の仲間と同じ列車で帰省をするのか、女の子3人話に花が咲いている。

あと数時間もすれば、家族のもとに笑顔が届く。


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                   捨てきれぬものに囲まれ年の瀬



美味しいお餅が食べたい! 一日三食お雑煮でも飽きない。

出汁用の鶏の手羽先、もも肉、なるとはすでに買ってある。ほうれん草とゆずは今日、八百屋へ買いに行く。

お餅=越後、新潟のアンテナショップを検索したが高い、高い。

そんなわけで有楽町にある山形県のアンテナショップへ 1kg の餅と年越しそばを買って帰る。

駅周辺は大きな荷物を持った人たちが改札へと向かっていく。待つ人のところへ帰る人たちは速足だ。
優しい顔をしている。


「初詣はどこに行こうか?」毎年、悩んでいる。

乃木神社、東郷神社と軍人を祀った神社に参拝した年は散々な一年だった。

今年は境内へとつづく長~く、そしてスキーのジャンプ台の如き急勾配な階段で有名な愛宕神社神社に参拝した。 
それも急勾配の階段を登らず、神社裏手にある緩やかな坂道(女坂)を歩いて境内へと入った。
そのズルがいけなかった。

安産祈願の人が多く参拝する神社に詣でた年はよい一年になる。 そんなジンクスがあるので来年は杉並大宮八幡宮か鬼子母神、水天宮のどこかに行く予定です。
お守りも安産祈願のものにしたら、すごい一年になるかもしれない。


この一年、的を得ることのない、この呟きブログにお付き合いいただきありがとうございました。

よい年をお迎えください ??
by w-scarecrow | 2015-12-30 10:11 | 散歩 | Comments(2)

X'mas と笹団子

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                      merry christmas ♪  

暖かい一日、ノースリーブでショートパンツ姿のサンタクロースがいてもおかしくないクリスマス ??

ドラえもんの声優・大山のぶ代さんは、私の生まれ育った町の隣町出身。

そんな大山のぶ代さんが街を歩いていたら、ヤンキーたちが食べ歩きをしている、そして紙袋をポイと道に捨てたらしい。

言い寄られるのが怖かったが、思い切って「ダメだよ、ゴミをそんなとこにポイ捨てしちゃ!」とドラえもんの声で注意をしたらしい。
振り返ったヤンキーは苦みつぶした声で「わかったよ、ドラえもん・・」とゴミを拾ったらしい。

        ★           ★          ★          ★

私の小学校は大山家から少し歩いて坂のてっぺんにある。

クリスマスは新潟に嫁いだ叔母が段ボールでわが家にプレゼントを送ってくれる日。
段ボールの中には姉用に手編みのセーターがあったり、私のベストがあることも・・それにいっぱいの笹団子や味噌や餅が入っていた。

当時は宅配するのは高価になるのでいつも駅留めで送られてきた。

その荷物を取りに行くのは私の任務、滑車を転がして恵比寿駅まで取りにいく。「今年は僕用のものは入っていないかな~」と考えながらコロコロと。

帰り道、息を切らせながら滑車を小学校の校門の前で停めた。

「あれ、Mくん」

M くんは茨城県のお寺さんの長男、成績優秀、美男子。理由は解らないが越境入学してきた転校生。

お母さんと二人でモルタル造りのアパートに住んでいた。

まだ、茨城弁が抜けていなく皆に訛りの真似をされからかわれていた。そして徐々に無口になってきたM くん。

誰もいない寒い日の校庭でM くんと用務員のおじさんが、竹ぼうきを持ち合い、ホッケーみたいにボールをパスしあっている。
いつもと違う M くんの顔があった。

その校庭での光景がクリスマスの日と笹団子を食べたときに甦ってくる。
by w-scarecrow | 2015-12-25 17:38 | そのほか | Comments(4)

落 陽

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「綺麗だね三日月って、眉月ともいうんだよ」 「いい響きだね眉月・・・」

人間でも満月を見ると吠えたくなる人もいる。でも満月は完成形で詩的ではない。

まんまるお月さんより、控えめな三日月の方が情感がわく。

人は寒さが募るとなぜか歌が恋しくなる。


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" 襟裳岬 " の作詞家、岡本おさみさんが亡くなった。


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   ♪ 北の街ではもう 悲しみを暖炉で燃やしはじめてるらしい
    理由のわからぬことで悩んでいるうちに 老いぼれてしまうから
    黙りとおした年月を ひろい集めて 暖めあおう ♪


コートの襟を立て、月を見上げながら口ずさみ、冷えた躰が少しだけ温かくなったような気がする。

この歌は本当は暖炉ではなく浜の番屋にあるような薪ストーブをイメージしていると想う。

パチパチと薪の爆ぜる音を聴きながら、思うに任せなかった一年、辛いことや胸にしまっていたことを拾い集めて、火にくべてしまおう・・と聞こえる。

ひとりではなく、みんなで火の変幻の様を眺めながら暖をとろう・・・と。

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    ♪ 襟裳の春はなにもない春です ♪

一番贅沢な温もりが、そこにあったのかもしれません。

吉田拓郎と岡本おさみさんの作詞、作曲のコンビで数々の名曲を残している。♪ 祭りのあと ♪、私は ♪ 落陽 ♪ が好きだ。


明日は冬至、みかんの皮をベランダで干しておいたので、柚子湯ではなく温州風呂につかるつもりです。
by w-scarecrow | 2015-12-21 21:46 | music | Comments(0)

さば

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朝早くから、トントン、トン。
ニラと玉子の味噌汁、長崎産の煮干しでぐつぐつと出汁をとる。

新米のホカホカご飯にさばの水煮缶、大根おろしものせて(写真ではのせてない、なんで)、美味い。

静岡県清水にある伊藤食品のさばの缶詰、国産さばに沖縄の " シママース " という塩で漬けている。
漬け汁を舐めてみたら、甘みを感じる、塩の甘味とさばから出た旨みだ。

安くて美味なさば、定食屋で焼魚定食があればやはりさばの塩焼きを頼む。


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                上手く皿に盛れませんでした。

静岡には日本一美味しいツナ缶を作る由比缶詰所がある、オリーブオイルに漬けたツナは絶品らしい。

静岡のアンテナショップ??へ行ったときに買ってこようと思う。


最近、胃腸が弱かったことも酒の呑み方も喋り方も亡き父に似てきている。

飲み屋へ行ってもテーブル席ではなく板さんの調理が見えるカウンター席がいい。 父はいつも板さんの手捌きや調理法を訊きながら酒を呑んでいた。 母は全く関心がなかった。

でも小さい時から母の作る味噌汁の出汁は煮干し、その味は今もつづけている。

飛行機を予約するときはCA席の前の席がいい、酒は板さんと喋れるカウンター席がいい。

 
浅草に " まるごとにっぽん " という国内の物産や各県からの食事処があるスペースがオープンしたらしい。
おにぎりで一番好きな具は葉唐辛子、今まで色々と試したが、これぞというものが見つからない。

行ってみよっ、浅草。
by w-scarecrow | 2015-12-18 20:12 | 食 + うつわ | Comments(4)

てがみ

            去年も一昨年も同じ場所で同じ所作で、誇ったように輝く黄色の世界

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                     つきよのうみに
                     いちまいの
                     てがみをながして
                     やりました

                     つきのひかりに
                     てらされて
                     てがみはあおく
                     なるでしょう

                     ひとがさかなと
                     よぶものは
                     みんなだれかの
                     てがみです



                              寺山修司「てがみ」


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友人の19歳になる娘さんに「文通はしたことないの?」と訊いたら、「ブンツウってなんですか?」と返ってきた。

女の子は文房具屋さんへ行って、どの便箋や封筒が素敵か、切手はどの記念切手を貼ろう?
少しだけ香水をつけたほうがいいんだろうか?
そんな十代の頃のこころときめいた、手紙。

ポストの前で呼吸を整えて・・投函。


そして、いま
想いを込めて何度も書き直して、ちょっと度胸をつけるためにウィスキーをストレートでクイッと呑み、やっとのことで書いた締めの言葉、そしてメール送信。

そんな心の叫びも、一瞬のうちにプチッと『削除』をされているのかもしれない。

男女の機微や情緒はどこへ行った! 『削除』を押すときにためらいはないのか~!

そんな半アナログ青年は手紙で伝えてみよう・・君の手書きで。 


FM 放送からは X'mas ソングばかり、イヴには色々な店舗でお一人様用のお持ち帰りクリスマスディナーセット?が用意されているみたいだ。

セットについている小瓶のシャンパンを飲み、耳を傾ければ Single Bell が聖夜に悲しく響いているのかもしれない 040.gif チャリン

by w-scarecrow | 2015-12-15 09:18 | そのほか | Comments(0)

糸 ♪

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土曜日の朝、9時ちょうどに着くように速足で近所の皮膚科医院へ向かう。

昨日の24℃で緩んでしまった心身、イレギュラーからレギュラーへと巻き戻す。

" しばらくの間 お休みします " の張り紙、83歳の先生はいつも薬を一か月分出してくれる。

「次、来られたとき閉まっていたらなんだから・・」

83歳、まだ若いぜ先生。回復待ってます。


部屋に戻るとカクヤスの配達がきた。

「ミネラルウオーター2ケースと金麦3本、ALL FREE7本にサバ缶3つ以上です」と元気に告げる体育会系。

同じフロアーの向こう5軒両隣にも響き渡る。

金麦3本とノンアルコールビール7本の比率、どっちにしたいんだ?と潔くない男の選択。



師走の忘年会帰りのカラオケ、散会が近づくと必ず中島みゆきの ♪ 糸 ♪ を熱唱する男がいる。

あなたと私、縦糸と横糸で織りなす布は誰かを暖めたり、誰かの傷をかばったりするかもしれないと歌う。
♪ 糸 ♪ には逢うべき糸と出逢えることを人は人は仕合せと呼びますよと結ぶ。

彼は独身、「横糸が引っかかったままだよ・・」と毎回、声に出さず呟く。

年の瀬に聴く中島みゆきはつらい。
by w-scarecrow | 2015-12-12 10:41 | そのほか | Comments(0)

しりとり

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冬のやさしい陽射しで路線バスのなかはほんわか、ほんわか。

このままうとうととひと眠りと思っていたがドッコイ。

このバスは私立女子大の付属小学校の生徒たちの通学バス。 

私の席の後ろには3人の低学年くらいの女の子が座っている。 

ペチャクチャとお喋りしていてくれれば「君たち女子はお喋りがお仕事」と納得するのだが、彼女たちはしりとりを始めている。

さとう → うし → しまうま → まり → りんご → ( 詰まっている) 『ごまだろ』  → ゴリラ 『そうきたか』 → ランドセル → (また詰まっている) 『ルビーの指輪 あの寺尾聡の名曲』 → 「る」なんかないよ~と一旦終わってしまった。

うとうとしながら私も彼女たちのしりとりに参加してしまった。 狭いバスのなかでの禁じ事。


    湯豆腐やいのちのはてのうすあかり  久保田万太郎


鍋の究極は私のなかでは断然、湯豆腐。

伊勢丹新宿に一丁¥584の豆腐が売れれている。 もぎ豆腐店の " 只管(ひたすら)豆腐 " 。

絹のような木綿のような、とても繊細で甘みのある豆腐らしい。 頭の片隅にありながらまだ挑戦していない。

ちょっと贅沢をして♪ 大橋トリオでも聴き、ぐいのみでくくっとやりながら食べてみたい。

うちの湯豆腐は鍋には豆腐だけです。 野菜やほかの具材は入れない。

京都の料亭で出てくるような湯豆腐用の木桶で食べてみたいと思うが、あの木桶の燃料は木炭なので家庭では難しい。

いいな豆腐。
by w-scarecrow | 2015-12-09 21:47 | そのほか | Comments(0)

なまえ

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たんぽぽが

たくさん飛んでいく

ひとつひとつ

みんな名前があるんだ

おーい たんぽぽ

おーい ぽぽんだ

おーい ぽんたぽ

おーい ぽたぽん

川に落ちるな


                   川崎洋「たんぽぽ」





写真は幼稚園の入園式の私。 白金の女子修道院のなかにあった、ちっちゃな幼稚園。


名前が書かれた名札をもらい、首から下がったバックにも、運動靴にもハンカチにもお弁当箱にも私の名前が書かれてあった。
初めて名前をもらったようで、いっぱいいっぱい自分がいて嬉しかった。


街の小さなパン屋さん、平台の上にはスコーンやフィグ、小さなピザ、カンパーニュなどがところ狭しと並んでいる。棚には自慢の天然酵母のフランスパン。
10年以上修業をしてやっと開いた城。

真夏に覗いたときは奥の作業場で汗が落ちないようにタオルを巻いていた。 カボチャの向こうにクリスマスツリーの飾り物の向うにパン生地と向き合っている店主の顔。

競争の激しいパン屋さん、城が崩落しないように前へ前へ、そんな空気を感じる。
フランスパンと食パンの美味しい店は潰れない、作り手の想いがちゃんと伝わってくる。
小さな城を支えてあげたいと思うお店と出合うと嬉しいですね。  


明日は私の誕生日、40歳を過ぎてから足し算が上手くできなくなった。
すでにドミノとピザーラからはお祝いのメッセージが届いている。 絶対頼まないぞ~。

明日が、明後日がくるのが愉しみな日々を送っていきたい。
by w-scarecrow | 2015-12-06 14:53 | そのほか | Comments(8)

なんか最近、日記みたくなってきた・・・


新宿の地下道、あの目玉のようなタムトンネルのような、ゲゲゲの妖怪たちの世界への入り口なのか?思い切り頭から飛び込んでみたい。

物心ついたときから妖怪や幽霊、精霊たちと付き合いその隙間に足を突っ込んできた水木しげるさん、「私は半分あの世にいる」と語っていた。

水木しげるさんの笑顔も宮崎駿さんのはにかんだ笑顔も、目に見えぬ世界へ半分足を突っ込んだ人の笑顔って素敵である。


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月めくりカレンダーも残すとこあと一枚となった。

北風が身に沁みる師走、ねぎや白菜、大根たちは「寒さになんか負けないぞ」といっそう甘くなる。

♪ 幸せって なんだっけ なんだっけ ポン酢醤油のあるうちさ ♪

前歯に力を入れ口づさみ、駅からの帰路の坂道をのぼってゆく。 リュックには鍋用の具材。

白菜 1/4 カットでもシメジ1パックでも3日間は鍋の覚悟、食べ終わったあとの雑炊が食べたいがための鍋。

ハマグリも鯛のアラも買った、出汁を出まくってくれ!



双子の元気な姉妹が前を歩いている。

お母さんは抱っこ紐にもう一人の乳児を抱えているみたいだ。 片手に大きなトートバック。

先へ先へと姉妹は小走りにゆく、疲れたのかお母さんが歩みを止めた。

姉妹の一人はお母さんの様子に気が付いたのか走り寄り、お母さんのトートバックに自分の小さな手を添え支えてていた。


そんな母娘の画を浮かべながらの一合酒、中納良恵の 濡れない雨 の澄んだ声を聴く。


すさんだ気持ちでいるとき、ふと心温まるメールをくれる仲間たち。 
母親におんぶ紐でくくられていたとき、母は背中の私に台所で調理をしているときも、掃除をするときでも数え切れないほどの言葉を私にかけ、振り返ってみたり、歌を聴かせてくれていた・・・とそんな肌で伝わるやさしさ、記憶にない記憶とかかさなる。

・・・いま一番ほしいもの、旅先の旅館のこれぞ朝ご飯!を風呂上がりに食べたい。
by w-scarecrow | 2015-12-04 16:54 | そのほか | Comments(2)