winter's scarecrow

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うれしい朝

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朝おきておおきなのびをする。

ありふれた朝。 うれしい朝。

きょうはドキドキするような一日なるのか、いつもどおりの平穏な一日で終わるのか・・。


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世界で一番好きな飲物は焼酎でもヴァーボンでもなく、牛乳。低温殺菌の美味しい牛乳。

瓶入りの栗駒高原牛乳を毎日飲むのが夢。 900mlで600円以上もする。

私の躰の根幹は駄菓子屋のふ菓子やきなこ棒、ベビースターラーメン、焼きそばパン、学食のカレーライス、吉野屋の牛丼でできている。

躰を考えた食生活はしてこなかった。今も寝る前に " 雪見だいふく " を食べたりしている。

これではいけない。


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駅には渋谷へと向かう可愛くメイクした女子高生たちがいた。

オバケの世界もグローバル化が進んでいるみたいだ。アメリカ経由で入ってきたハローウィン、バレンタイン商戦よりもはるか上回って1200億円の経済効果があるらしい。

普段被っている仮面から全く別物の仮面を被り街を歩く、私にもそんな願望はある。
どんな仮装がいいんだろう、ゲゲゲの鬼太郎か叶姉妹・・?。

明日からは11月、ラグビーWCでの歴史的3勝で元気をもらい、日本シリーズでは迫りくるツバメたちを圧倒的な力でタカたちがねじ伏せた試合を見せてもらった。

11月、紅と黄の世界へと季節が移ってゆく、ありふれた朝はどんな色づきをみせるのだろう。
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by w-scarecrow | 2015-10-31 11:08 | そのほか | Comments(0)

秋 西新宿

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秋の風に吹かれて新宿西口高層ビル群から駅へ。


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今は全く見かけなくなったが、各駅の待ち合わせ場所や改札付近には黒板にチョークで書き入れる伝言板があった。

グループで誰かが遅れてきたとき「先に行ってるぞ」と行くお店の名前が書かれていたり、相合傘が書かれていたり、逢えなかった彼女(彼氏)のメッセージ、「××子、帰ってこい!」という悲痛な叫びもあった。

渋谷駅では「ハチがずっと待ってますよ」というのもあった。

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携帯電話のない時代、待ち合わせは少しばかりの緊張感を伴った。

待ち合わせ時間から30分が過ぎ、40分過ぎると不安がつのってきた。
北口と南口を間違えたのではないか、相手に急用ができたのではないか、なにか事故にあったのではないか・・1時間待つのも珍しいことではなかった。

携帯電話のない時代、今よりは相手を思いやる気持ちが持てていたのかもしれない。

駅の伝言板にはさまざまな人間模様が交錯していた。

「ハチ公の爪を毎日磨いている女がいるんだって」私たちの高校時代にあった都市伝説。

今日はご近所の銭湯に行ってくる。手足をこれでもかと伸ばして湯に浸かりたい。
柄本明さんとかちあえば面白いんだけど・・。
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by w-scarecrow | 2015-10-28 13:31 | 散歩 | Comments(2)

まさか!

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『 はがきの名文コンクール 』にほろっと切ない、切羽詰まった文章があった。


      「娘は絶対に嫁にやらない」という言葉
      子供のころはなんだか嬉しかったけれど
      今やあれは呪いの言葉だった
      お父さん
      あの世で言葉のロック解除
      なるべく 結構早めにお願いします

                  A子 38歳



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幕末、浦賀沖に突如現れた黒船が庶民には見えなかったという。

遠かったわけでも天候のせいでもなく、船だと認識できなかった。

人間の目には頭で理解できるものしか見えない仕組みになっているらしい。

モクモクと蒸気を吹き上げる巨大な塊が海に浮かぶなど、当時の庶民には考えにも及ばなかったに違いない。

「まさか!」とも思わないのは脳が全く認識しないらしい。


N.Y.C.の貿易センタービルに旅客機が2機、突っ込んでいった 9.11 も、東日本大震災の津波の映像も、初めは脳が認識できなかった。

下衆な話でいえば、付き合っている子が知らない男と楽しそうに手をつなぎ、私の少し前を通り過ぎていったとき、全く脳が認識しないのも同じだ!?


晩飯はきのこご飯、銀杏も入っている。それと具だくさんのトン汁。

私の母は混ぜご飯が嫌いだ。戦中・戦後と少しばかりの米のカサを増やすため大根やサツマイモをたくさん入れたご飯ばかり食べてた。そのトラウマが残っている。

栗ご飯は多分、男性の半分以上は苦手だと思う。 私もモコモコして苦手だ。
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by w-scarecrow | 2015-10-24 19:03 | そのほか | Comments(0)

量り売り

ふなっしーの夢をみた。

汗をかいていた、躰も節々が張っていた。


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朝、渋谷の吉野屋で¥380の牛丼で腹を満たす。
いつから、牛肉はステータスを失ったんだろう・・。
小さい頃、すき焼きやカレーの肉は豚肉と決まっていた。

年に何度か食べられる牛肉、母は尊敬語で「テキ」と呼んでいた。ビフテキよりも高級感があると思っていた。
今は魚が高級品。金沢の近江市場の海鮮丼の有名店、あまりの行列で名物の海鮮丼が¥1500から¥3000に値上げをしたという。


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溜池山王で用事を済ませ赤坂見附まで、すぐそばには国会議事堂がある。
ひと月ほど前、安保法案に異を唱える学生たちや子供を抱いたお母さん、戦争体験者のお年寄りたちが僅かな力にでもと、水筒片手に集まっていた。

どこにも属さない一般市民の声がニュースで流されるなか、輪は徐々に膨らんでいった。
学生や彼らの両親、祖父母に当たる世代たちの輪。

その輪が大きく大きくなり機動隊も盾を持って道を封鎖している。
その輪は以前は個人のプラカードやメッセージだったのが、大きな輪のなかに組合ののぼりや宗教団体の旗が増え始めてきた。

彼らは組合の名前が記されたのぼりや属している団体の旗の下でないと、一個人では自己表現できないのかと、その感性に落胆した。

そんな憤りをを思い浮かべ伊勢丹へ、中国からの富裕層の観光客だらけ。
「スゴイぞ、富裕層」みんな肌の艶がいい。

一度してみたいことがある。 伊勢丹の食品売り場の奥にある量り売りの肉屋さん、松坂牛、神戸、大田原、米沢の A4, A5ランキングの霜降りの牛肉やブランド豚肉がずらりと並んでいる。

そこで「すみません、豚コマ 100g くださいと」と言ってみたい。 

ちっちゃ。
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by w-scarecrow | 2015-10-21 21:56 | そのほか | Comments(0)

B

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                  木は遠足に行かない
                  木はおしっこもうんこもしない
                  木は眠るのも立ったまま
                  木はくしゃみをしない
                  木はソフトクリームを食べない
                  ほんとうは
                  木は
                  口笛を吹くのかもしれない
                  泣くことだってあるのかもしれない
                  一人ごとを言うのかもしれない

                  でも
                  木は木を切らない
                  そして
                  百年も千年も生きる



                                川崎洋詩集より


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友人の内科医 A 医師は血液型の話になると長くなる。
大学病院で血液型による病気の発症、どの病はどの血液型の人が多いかを研究していたという。

B 型の奥さんに全く頭の上がらない A 医師は B 型の話になると熱くなり酒の吸い込みもよく、話が長くなる。
客観的に分析するのではなく、徐々に主観的になり A 医師の家庭内状況がよ~く見えてくる。
B 型の例え=奥さん。

私の両親と5人の兄弟はすべての血液型がラインナップされている。 マイペースな母は B 型。
「寅年の女は相手を喰ちゃうから」と母の口癖が頭にこびりついていた。


私が7年間付き合った女性が B 型、実家に初めて連れて行ったときの会話。
「彼女はお袋さんと同じ B 型だよ」
「(嬉しそうに)あら、そう。干支はなんなの?」
「寅です・・・」
にこやかに話題を変え羊羹を口に運ぶ母。 (羊羹は " とらや " ではなかったと思う)


彼女は自分でも「わたし自己中だよ」言う、私としてすごく楽だったのは母と一緒で私にあまり興味示さなかった。 細かい質問ゼロ。
束縛殆どなし。

「今、世田谷美術館にいるから来ない?!」「和田堀のいつものベンチに座ってるから、合流して西荻窪のうつわ屋さんに行こうよ」
その度に自転車を30~40分漕いで向かった。結構、それが楽しかったのかもしれない。
「来週、箱根の福住楼に一泊、予約しちゃったから・・」「うそっ・・」

そんな飄々とした自己中でも、感性が鋭く紅茶・緑茶の知識や気ままな散歩術などいっぱい私の緩んだ感性を刺激してくれた。

私は精密検査で肺がんではないか、陽性の腫瘍があると診断され、一か月後に再診。
次の日からは伊勢神宮と界隈の撮影、「あと何年生きられるのだろう?」と神宮の内宮へ向かう砂利道を踏みながら考えていた。

昔の仲間たちにはコブクロの ♪ 桜 ♪ やスピッツなどの曲を CD にコピーして遺言がわりに渡していた。

再診の結果は腫瘍は成長していなく、ガンではなかった。
部屋に帰ると仕事だと思っていた彼女はテレビもラジオも点けず静かに待っていた。
「大丈夫だったよ」と言うと、腰を抜かしたように暫く動けずにいた。 
少しは自分に関心があるんだとそっちの発見で嬉しかった。


外は小雨、秋が少しづつ歩みを進めている。

川崎洋さんの詩はいつもあたたかくしてくれます。
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by w-scarecrow | 2015-10-16 20:03 | そのほか | Comments(11)

うつろな秋の空

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" ブルーフォンテーンの悪夢 "

1995年、南アフリカで開催されたラグビーW杯、そのニュージーランド戦で日本は 145 対 17 の大敗、17トライを許し、今でも大会最多失点記録として残っている。

あれから20年、日本代表の凱旋帰国。

昨夜は代表たちが各テレビ局に生出演。皆が口にするのは「ラグビーの魅力を知ってほしい・・・好きになってほしい」。

雄々しいラガーマンたちは達成感ではなく、責任感から少し解き放たれたような表情。

なでしこジャパンの面々も同じく「これがブームで終わらせたくない」と語っていた。


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テラス席で大好きなフレッシュネスバーガーのホットドッグを食べながら、見上げると移ろいやすい日本の秋の空。

「IKEAでさ、バシッと部屋を北欧風に決めたかったんだけど、気が付いたらニトリの部屋になっちゃってたし・・」

アラサーの女子二人のマシンガントーク。

「・・超恰好イイよね、(五郎丸)あなたの名字ちょうだい!って気分」 ブームで終わらなければいいんだけど。

錦織くんの名字はもういらないのかな!

彼女たちも私と同じにわかかもしれないが、彼らのW杯の3勝という名勝負は、3.11の直後のなでしこジャパンの女子サッカーW杯優勝と同じように大きな力をもらったのかもしれない。

今朝も日本晴れ、こんな日は美味しい!お赤飯が食べたい。
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by w-scarecrow | 2015-10-14 07:18 | そのほか | Comments(0)

いもだんご

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北海道在住の大学時代の旧友からジャガイモが送られてきた。



毎年、この時期はコロッケだったり、肉じゃがだったり、味噌汁の具になったり・・・





今年は道産子の mimo さんの blog に載っていた郷土料理(おやつ)" いもだんご " を真似て作ってみた。


初めてのいもだんご、プレーンだけでは飽きてしまうだろうと思い、ベーコンとチーズ入りのものも・・・








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mimo さんのレシピ通りに。 蒸かしたジャガイモをマッシュしてフライパンで焼くだけ。

コロッケの具と違うのは片栗粉が多く入ること。バターを塗って食べてもハチミツで甘くしても美味しいかもしれない。

育ち盛りの子供さんがいる家庭のおやつにはピッタリ。

油を使わなければ生活習慣病で壊れきったお父さんの朝食にもいいかもしれない。


ジャガイモを送ってくれた A 君、学生時代は新聞奨学生で大学に通っていた。 実家は帯広の農家。

週に何度か私のバイトが終わる夜8時に A 君は店の前で待ってくれていた。

渋谷の井の頭線のガード下の飲み屋でポケットにある小銭と札を数えながら、タコブツやお新香をつまみ(メイン)で頼み、静かに語りあっていた。

11時を過ぎると「じゃあな」と言って駅までダッシュしていた。専売所のある千葉まで帰り、少し寝て朝の4時には新聞を配達しなければならない。

その後、地元北海道の農機メーカーに就職し、今もサラリーマンをつづけている。 年に一度、仕事の暇な冬場に夫婦二人で東京へ遊びにくる。

原宿の有名なパンケーキ屋で2時間行列したり、水天宮の有名な親子丼を食べるのに行列したり、帯広の人は人の列に並ぶのが大好きみたいだ。 そんな彼らが自ら言うお上りさんの話を聞くとなんか嬉しい。

まだ高校生だと思っていた娘さんは看護師として地元の病院に勤めている。

会う度に白髪が増えていく A 君、いろいろとあったかもしれないがいつも笑顔でいてくれる。 
娘さんの東京土産はアイドルグッズから今はブランド物に変わったのかな?

北海道の大地の恵み、いただきます! 
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by w-scarecrow | 2015-10-10 15:43 | 食 + うつわ | Comments(4)

はてな

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「はい!笑顔で チーズ!」パチリ

いつも笑顔の集合写真をメールで送ってくれる。

自分の顔はチーズ!と発音した口元になっている。 でも微笑んだ顔ではないんです。

微笑みは気持ちの奥から自然に湧いてくる泉。

どうもその泉が枯れているのではと、恐る恐る添付写真を開いている。


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劇作家の平田オリザさん、彼のお父さんは「一生、食いっぱぐれのないように」と命名したらしい。

訳せば " 平田米(よね?)さん " 、イネ科の米の学名は 『 オリザ 』。


役者の古田新の娘さんの名前は 『 アロエ 』 さん、きっとどんなに傷付いたことがあっても、いつでも樹液で守ってくれますようにと名付けたのかもしれない。

青森のご当地タレント・伊那かっぺいさんの息子の名前は 『 不思議 』くん、同じ名を持つ親と出くわしたらしい。

「わっ、なにか嬉しいですね。同じ『 ふしぎ 』 という息子を持つ親御さんと会えたのは」
「いやっ、うちの息子は 『 はてな? 』 というんです」

字の如く育ってほしいとご両親の思いのこもった名前。

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先週、ワンカップ大関を2つ持って墓参りをしてきた。

「男は言い訳をするな」「能書きを言うな」「みっともないことをするな」、小さい頃から言われつづけてきた。 
まるで亡父の歩んだ後姿。

墓前に置いたワンカップと一緒にゆっくりと一合を呑み呟いた。

父はどんな思いで私の名を付けてくれたんだろう? 父の息子への想いから外れてしまったかもしれないが、ちゃんと軌道を戻すからね。

普段、無骨な父は呑むと本当に楽しく、粋でいい酒だった。

「ワシっ鼻の女はやめとけ、情が深過ぎるから・・」 と中学生の私に言っていた。

今でいうワシっ鼻女子=高岡早紀、松雪泰子、北川景子あたりなんだろうか?


それはしっかりと守ってきた。べつにどんな鼻でもよかったんだけど。

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いいですね、オリザもアロエちゃんも・・・。
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by w-scarecrow | 2015-10-06 20:28 | 散歩 | Comments(2)

コリアンタウンから神楽坂へ

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                      都営戸山ハイツ

爆弾低気圧が去った午後、やや蒸し暑い。 新宿のデパ地下で食材を買って帰るには早すぎる。

新大久保駅で降りて大久保通りを真っ直ぐ歩けば神楽坂、地図なしの裏道散歩に出かけた。


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初めてのコリアンタウン、以前 TV で観た人で溢れる韓流アイドルのグッズショップも遅いランチをする人の姿も少ない。
閑散とした街、もうブームは去ったのだろうか。


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大久保通りから早稲田の方へ向かった。 秋の雲は愉しい、風が描く名画が毎日見れる。

" 散歩 " という言葉が使われるようになったのは明治の終わりの頃らしい、室生犀星が使ったのが初めてらしい。

用もないのに出歩くことへの後ろめたさ、古い世間体から解き放たれ自分の思うがままに歩を進める、そんな散歩という言葉が人々には瑞々しく感じたという。

妙泉寺で掌を合わせ、夏目漱石の生誕の地である夏目坂を下る。

漱石が好きだったお汁粉、羊羹、アイスクリン、この坂に美味しい甘味屋さんがあったのかな? 
胃潰瘍を患っている漱石はカツレツやビーフシチュー、洋食の油っこいものも大好きだった。


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この近辺は出版社や製本屋も多く、以前はリフトカーが裏道を行き交っていた。 今は定年間際のお父さんたちのようにポツンポツンと工場の前で佇んでいる。


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神楽坂に着いた。

IT眼症という症状がある人が多いという、私はPC用の眼鏡をかけて画面をみている、一年近く前から目が疲れる、頭痛はしないが足に症状が現れる。
歩いているときの平衡感覚がおかしい、意識して真っ直ぐ歩くようになっている。なんだろ・・。

いっぱい歩いて平常に戻すしかないかもしれない。

夕飯は痩せぎみのサンマ、魚だけは肥えていてくれないと・・さっきから、くず餅がすご~く食べたくなってきた。
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by w-scarecrow | 2015-10-03 18:26 | 散歩 | Comments(2)