winter's scarecrow

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桜 ?? 目黒川

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今朝の目黒川沿いの桜並木。 8時前に着いたがかなりの人数の花見客がゆっくりと歩き、満開の桜に酔っていた。


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出逢いと別れ、初めましてとサヨナラと。

人が往き交う春。

同じ梢を見上げても、人の想いはさまざま。 この時期だからこそ想いを馳せる薄紅色の花。


桜の花は夏に翌春の花芽を準備し休眠状態に入る。 眠りから覚めるには冬の寒さにさらされじっと耐えている。
そしてサヨナラの季節に一気に花開く。


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目黒川の桜並木は座る場所がほとんどない。 

桜の樹の下でポットに淹れた温かい紅茶を飲み、おにぎりでも食べながらゆったりとした桜見物がしたかった。


葛西臨海水族園のひとりぽっちになってしまった黒マグロ、仲間のいない小さな海の中で泳いでるのは淋しいだろうな~。
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by w-scarecrow | 2015-03-31 11:35 | 散歩 | Comments(4)

端っこ

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新宿駅始発の私鉄を乗るとき、ドアが開いたらまず端っこの席を狙う。
この戦いに負けたときはしょうがなく中程の席に座る。

先日、どこにでも座れる空いている車内で真ん中の席に座ったスーツ姿の男性がいた。

徐々に混んでゆく車内、両隣に人がいる圧迫感・・・やっぱり端っこがいい。

中学高校の卒業アルバム、私は一番後ろの端っこに立って写っている。 真ん中で写るのが恥ずかしかったかもしれないが、今見ると後ろの端っこが目立っている。 

以前、レストランで仕事をしている人が話していた。
例えば8万円のパソコンと6万円のパソコンが2つ並んでいたら、購入割合は半々らしい。
そこに10万円のパソコンを追加して並べれば、2番目に高い8万円のパソコンの購入率がグッと上がるらしい。

レストランのワインメニューでも他の飲食店でも売りたいものは2番目のグレイドに置いておくと、人は真ん中を選ぶらしい。

確かに。

少し懐に余裕があっても一人で店に入ったときは、松竹梅の「梅のコースをお願いします」と言ってしまう。

でも男子3人、女子3人の合コンの場合はこの法則になるのだろうか?


小さいころからこの季節は情緒不安定になる。 海がみたい。 穏やかな海を眺めていたい。
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by w-scarecrow | 2015-03-28 21:07 | そのほか | Comments(2)

坊ちゃん

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「吾輩は猫である、名前はまだ無い、どこで生まれたかとんと見当がつかない・・・」

軽トラを運転してガラケーを回収するネコや手拭を頭に乗せヒノキ風呂に入っているネコ、カフェでくつろいでいるおっさんぽいネコなどCM界はネコブーム。

松山名物の " 坊ちゃん団子 " を食べながらネコたちの活躍を眺めている。


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こちらは” 梅ヶしょうゆ餅 " 。

道後のお湯に浸かり、松山城を見ながらの団子だったら情緒深いかもしれない。



私には変な習性がある。

スーパーで買い物をして、ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、牛肉、カレールーをかごに入れ、そのままレジに行くことができない。

この材料だけだと、レジの女性に 『 この人の夕飯はカレーライスなんだ 』 と一発で解ってしまう。

「お客さん!福神漬けはいいんですか?」と言われたら目も当てられない。

そんな訳で夕飯のメニューを悟られないようにカモフラージュ用のコンニャクだとか干物だとかタケノコだとか余計なものまで買ってしまう。

困ったもんです。

週末あたりから桜が見れそうだ。 今年はどこに行こう? どんな桜を観よう。
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by w-scarecrow | 2015-03-25 20:21 | 食 + うつわ | Comments(2)

?? おでん

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豆腐屋のない町には越したくない!と思い引っ越しをしてそろそろ一年が経つ。

以前の住かから300m くらいしか離れていないので生活環境は変わらない。 
豆腐屋さんは歩いて10分の場所にある。 羽根木からラッパを鳴らしリヤカーを引いてくる豆腐屋さんで買うことも多い。

豆腐一丁、¥170 前後の値段で朝から冷たい水を扱うしんどい仕事、こんな安くいただいて申し訳ないような気がする。
¥200 でもいいから、店を畳まないでと願う。


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昨日、三軒茶屋で買ってきた串揚げ、おでんのたねで今晩の夕食。 今、おでん鍋で大根をコトコトと出汁の味を沁み込まさせている。

厚揚げ、がんも、ちくわぶ、こんにゃく、白滝、玉子、練りもの類、はんぺん、じゃがいも・・これから3日間は夕朝食はおでんになる。


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20代まではおでんの大根にさほどこころ惹かれなかった。 

桜島、聖護院、守口、三浦、練馬・・・丸いのや長いのや太いのや細いのや、それぞれの個性。

昨日も煮物に適した神奈川の三浦大根を探したが、東京の町中ではそうそう見つからない。

大根を別鍋でゆでてからメインのおでん鍋に入れないと、おでんのだし汁が大根の放つぼやけた味になってしまう。
なにか、その感じが作家の林真理子に似ている。

鍋の蓋を開けてみたらいい具合の大根になっている。 コトコトあと30分くらい弱火で炊いてみる。

きりっとした ” おそ松くん " に出てくるようなおでんになっていそうだ。
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by w-scarecrow | 2015-03-21 20:31 | そのほか | Comments(0)

給湯室 

                " 壁ドンに憧れて今はオフィスのドン "

                " お局を飛び出そうとしたらレジェンドに "


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シティーOL川柳大賞2015 に選ばれたかなり自虐的な川柳の数々。


" 持ってるの地位も名誉もマンションも " 

" 無駄遣い言い変えれば自己投資 "



OLという煌びやかな女性たちが身近に居なかったせいか、その華やかな響きだけで鼓動が速まる。

自社ビルの給湯室、ファー??とタバコの煙がたなびく、「ねぇ、ここだけの話なんだけど・・・」「えっ、何かあったんですが?」「それがさぁ・・・知ってる?!」

こんな画柄を想い浮かべてしまう。

『 ここだけの話 』という大好物の前菜。 『 ここだけの話 』というフリカケがあればご飯3杯はペロリといける。

おじさんサラリーマンは喫煙室で何を語っているんだろう? ゴルフのスコアの話? 壇蜜? 檀れい?


岩手県陸前高田市では津波が到達した地点を桜の木でつなぐプロジェクトが動いているという。 

津波で命を奪われた悔しさを後世へ伝えるため、市内役170km、10mおきに植樹し桜並木を作るらしい。
桜でつなぐわが町、こんなニュースを聞くと私たちにも希望をお裾分けしてもらったようで幸せな気分になる。
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by w-scarecrow | 2015-03-18 21:04 | そのほか | Comments(2)

新幹線 ?? 

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この何日かサヨナラをする列車やデビューする新幹線の話題がニュースで流れている。 涙はでないが大阪~札幌間を走った豪華寝台特急トワイライトエクスプレスのラストラン、上野~札幌間の北斗星、そして今朝開通をした北陸新幹線。

トワイライトエクスプレスも北斗星も、現在九州を走る豪華列車 " ななつ星 " も、もちろん乗ってみたかったが高嶺の花、フランス料理や郷土料理を食べながらの列車の旅は私の場合は、旅を楽しむ男を演じてしまいそうだ。

東京駅でどれにしようか悩みながら駅弁を買って、発泡酒と芋焼酎で車窓の風景を肴に旅をするのが性に合っている。


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京都・奈良への中学時代の修学旅行は夜行列車、10代の頃は関西や信州、東北へ旅するときはいつも夜行列車、初めて東海道新幹線に乗ったのは遅く20歳のとき、当時付き合っていた女の子と京都を経由しての若狭湾へのルンルン旅行だった。

京都の友達と彼女と4人で炉辺焼き屋で会食したとき、マグロの刺身がきれいに皿に並べられていて彼女は「いただきま~す」と並べられた真ん中のマグロを箸でつまんだ。
今、考えればほんと些細なことだが、皆と別れた後で「(会食のときは)皿に並べられた刺身は端からつまんだ方がいいよ」と言ったら、そこから沈黙、東京駅に着くまで全く会話をしなくなってしまった。

そんな東海道新幹線デビュー & ラストランだった。

その次に新幹線に乗ったときは座席を向い合せにした6人席で私の周りは5人の生粋の大阪のオバちゃん軍団に包囲された。

60代の "大阪のオバちゃん"、一番脂の乗っている年頃の浪速のレディーたち。
Tシャツは定番の刺繍入り、ポシェットからは最後はハトでも出てくるのではないかと想うほど色々なものが出てきた。

声をかけられないよう、ずっとうつ伏せにしながら息を殺し片岡義男の文庫本を読んでいた。
小説に出てくる湘南の海とバイクとロン毛のみずみずしいサーファーの女子、目線を上げれば少しパンチパーマっぽい髪型の浪速レディーたちが煎餅を分けあっている。

新幹線なのにこんなに長い旅はなかった。


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by w-scarecrow | 2015-03-14 21:19 | そのほか | Comments(2)

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                 鳥



                      鳥よ

                      おまえは

                      羽があるために

                      そのことで戸惑ったことは

                      ないか?

                      ないだろうな

                      だから

                      羽があるのだろうな


                                        川崎 洋詩集より


あれから4年がたった。

新宿の家電量販店のTV モニターに被災者の親子が映し出されていた。 

若いお母さんらしき遺影が仏壇の前に置かれてある。 その前で子供たちと遊ぶ父親、子供たちは笑顔で部屋の中を走り廻っている。

守るべき者があるときの人の強さ、やさしさが映っていた。 お母さんの分まで満タンな愛情を注いでいるお父さんの姿があった。
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by w-scarecrow | 2015-03-11 19:38 | | Comments(0)

Rock'n Roll

     愛媛の大三島から " せとか " が届いた。 口にした途端に瀬戸内の春の風景が広がってくる。

     甘い。 いつもの春を味わう。 

     訳ありと記されていたが、コロコロとしたキレイな玉が詰められていた。 5kg 送料込み ¥2880。


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「90歳で二度目の未亡人、これからは自由に元気に生きます・・・・不器用だったから、この齢まで美容師をつづけられていたのかもしれない」

「次はどこにいらっしゃるんですか?と訊かれると、たぶん天国じゃないですかって答えるんです」


吉行淳之介、和子、理恵さんの母である吉行あぐりさんの言葉。 NHK の朝の連ドラにもなった明治生まれのあぐりさん。

岡山の女学校在学中の15歳で嫁ぎ、すぐに長男の淳之介を産んでいる。20歳で髪結いの住み込みの修行生活。

女優の吉行和子さんは「洗いざらしの生成りのような人」と母を例える。

世間のしがらみには染まらず生きる。女の子だからこうしなさいとは言わない、反面女だからと甘える者は許さなかったという。

70歳を越えた加賀まりこさんや80歳になっても現場に立ちつづけている吉行和子さん。 
カメラの前に立ったときのオーラや風格、その所作に小さく震えがきたことがあった。



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「みるみる溶けてゆく氷を見ていると、氷が溶けるように人間も溶けたらいいなと思う。あの世に行くときにお葬式もしなくてすむし・・・」

そんな、あぐりさん。 今年の1月に107歳で亡くなられていたんですね。 

Love Song を歌い、いつものように ♪ Baby ♪ と唸る、「人生ロックンロール」と口癖に言うミュージシャンたちよりも明治生まれの気骨の女、あぐりさんにロックンロール魂を感じる。
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by w-scarecrow | 2015-03-06 20:06 | そのほか | Comments(2)

ニュース

夜、部屋で酒を呑むのはガステーブルの前に座り換気扇の下で呑んでいる。
タバコを吸うのはこの場所とベランダ。
かなりの時間、壁面の白いタイルを眺めている。

そんな時間の暇つぶしで椅子に座りながら、ジャムを作ったり、牛スネ肉をコトコトと煮たり(やわらかくなったら大根を入れオイスターソースと五香粉で味付け)、シチューに魚の煮付け、なにか煮るものが多くなった。


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ニュースを観なければ、もっと美味しい酒を家で呑めるのに、人ってなぜニュースを観るのだろう?
ニュースを観て楽しかったことなど一度もない。 

ロシアや中近東の海外情勢も国内の事件も政治家たちのニュースも何故?また?の疑問符ばかりがつきまとう。

18歳以上の選挙権、勿論いいことだと思う。 「美しい国、日本」を謳う総理大臣はイヤだと思うが高校生には現代史(政治史)を時間切れで教えない恒例を捨てて、ちゃんと授業をしたうえでの選挙権。

日に日にきな臭くなってきていると戦争の時代に生きた人たちが言う。

防衛諸問題は既成事実を作っての追認が繰り返されることだろう。


今日は父の命日、戦争で青春という希望に満ちた淡い時代を奪われた人々の想いを父と重ね、タイルを眺めている。

「あ~ぁ」と溜息をついたあとは、背伸びをしなきゃ。
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by w-scarecrow | 2015-03-04 22:01 | そのほか | Comments(4)