winter's scarecrow

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聖夜

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帰り道、数年ぶりに入った飲み屋で漬物をつまみながらの芋焼酎のお湯割り。

家に帰っての鍋、白子とハマグリをデパ地下で買ってきた。

FM から流れる X'mas song を BGM にふーふーと白菜やマロニー、きのこたちを口に運んだ。

チキンもケーキもシャンパンもないクリスマスイヴ。 silent night。


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明日からはポンと押されたように和の世界へ。河岸は29日までだから買い出しはその日に・・とか、ごみの収集日はいつまで・・とか、一年を振り返り反省することなく、除夜の鐘を聞く。

でも、今日はケーキを買ってこようかなっ・・・♪

Merry X'mas !

聖夜の渋谷の街を歩きながらウォークマンから流れてきた曲、なぜか沁みます。 ♪ 生活の柄 ♪

 
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by w-scarecrow | 2014-12-25 07:26 | そのほか | Comments(2)

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          冬の高く青い空

          雲ひとつなく あまりにも濃い青色の空を眺めていると

          なぜか寂寥感におそわれる
          
          
         
         
          ポカンポカンと筆で雲をあててくれた 

          単色の空だけでは無味 雲が空を空らしくしてくれる


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都会で接すものは尖ったものばかり

自然にあるものは いつだって とんがっていない

定規で引いた線も ぶつかったら痛そうな角もない

いつでも緩やかな曲線を描いている

ごつごつしたものや ふにゃふにゃした規格外の個性的なものたちが

重なり合って面をつくっている

だから ぬくいんだ


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by w-scarecrow | 2014-12-19 19:22 | そのほか | Comments(2)

サムライ

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今年一年を振り返る映像が各局で流されている。

紺色のバーバーリーのワンピースを着て顔に光るラメに、今にも涙がこぼれ落ちそうな小保方さんに心揺れたおっさんも少なくはない。

割烹着を見て思い起こす映像。

私の母が割烹着姿でハエ叩きを持ち、あっち行ったり、こっちへ行ったりしている画。


私が NHK の子供番組 " 三匹の子ぶた " を観ながら TV と一緒に ♪ ブーフーウー 三匹の子ぶた 一番上はブー ブーブーブーにぶつぶつ屋 二番目はフー フーフーフーのくたびれ屋・・・♫
と大声で歌っていると、

「やめなさい!テレビを消して!」と、ハエ叩きを持ちながら、「おとうさん!電話・・長距離だから、早く」と叫びながら階段を駆け上がってゆく。

長距離電話のときは母は走る。家族は声を出さないよう息を止めていた。

風呂敷を鞍馬天狗の頭巾のように結んでもらい気分はサムライ、おもちゃの刀で円月殺法を決めてから「切り捨て御免」と、台所の母を斬り、「ただいま~」と帰ってきたお兄ちゃんをエイッ!と斬り、お隣のK さん宅に討ち入り、父とお茶を飲んでいたお隣のお婆ちゃんを斬ったところで母が走りこんできた。

「おとうさん、電話、長距離!早く!」
と、記憶の中の断片映像だけが重なる。

昔は長距離電話って電話交換手が「長距離です」と伝えていたのかなぁ。


今になっても地方の友人と話すときは、黒柳徹子口調になってしまう。


         十二月になると一日一日に時を刻む音が聞こえる   山本周五郎
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by w-scarecrow | 2014-12-17 19:02 | my back pages | Comments(0)

お父さん

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まずは母親、それから自分、次にきょうだいと、わがやのペット。

運が良ければ、やっと付け足してもらえるかもしれない・・園児が描く家族の絵。

父親の存在感が薄いらしい。 おまけにお父さん。


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週一で下北沢の料理屋で呑む H さん、目に入れても痛くないひとり娘の結婚を決めた男と秋に一席をもうけた。

H さんは一か月くらい前から落ち着かない、少しダイエットをしなければ・・とか何を話していいのか・・毎週、悩んでいた。

「もし、気に食わなかったら 『お前に大事な娘を渡せない!』くらい言っちゃいなよ」
「・・・・」
「相手は九州男児だよ。女房は一歩退って・・・」
「たぶん、うちの娘の方が強いかもしれない・・・」
「もし、なにかあったら心配だから、救急車予約をしておこうか?」

H さんは X day まで、ずっと強張っていた。 数日前にちゃんと散髪。(お父さんの縁談じゃないのに)

X day の後、 H さんの晴れ晴れとした顔、「すごいいい奴で・・なんか嬉しくて、また一緒に呑みたいんだ」


『 いい夫婦 川柳コンテスト 』 に寄せられた仲睦まじい川柳

                  ” しりとりでやっと「け」が出てプロポーズ "


アツアツ気分も、いつか子育てや日々の暮らしに追われた果てに、

                  " 母さんと呼ぶなアンタを産んでない!"

となり、

                  " 定年は主婦もあると妻が言う "

となるらしい。

でも、ぶつかっても回りづづける夫婦駒がほとんどなのかな?

それ以来、いつもにこやかな H さん、AKB のドキュメンタリー DVD を購入したらしく、その話題になると私はすぐに話のチャンネルを変えることにしている。
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by w-scarecrow | 2014-12-12 22:10 | そのほか | Comments(2)

鮮やか

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坂の町が好きだ。 本郷を歩いていると明治時代の東京市にタイムスリップをしたような気がする。

菊坂近辺には樋口一葉、宮澤賢治、石川啄木が、東京帝大を挟んで反対側の根津・千駄木には森鴎外、夏目漱石(旧鴎外邸に転居)、川端康成、江戸川乱歩、佐藤春夫等々が居を構えていた。

生活に困窮した文士たちは菊坂あたりの下宿屋に間借りをして文壇を夢みていたのかもしれない。


坂道をのぼるりながら見上げると下駄を鳴らし、揚々とした文士が下りてきそうだ。


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火野正平の自転車旅、NHK BS の「にほん縦断 こころ旅」に見入ってしまう。

只々、自転車を走らせ視聴者の思い出の地まで辿る。 なにかが起こる訳でもない番組が心地よい。

いろいろと浮名を流しつづけてきた火野正平、甘えっ子風な男の色気がある。 女性が放っておけない気持ちにさせる何かをもっている気がする。
見習わなければいけない。

いつも思うのはどの町へ行っても駅前の中心地以外は、殆ど人が歩いていない。 
どこへ行くのも車を走らすのだろうが、足腰が弱ってくるのじゃないかって勝手に心配してしまう。



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 * 東大本郷キャンパスは掲載した写真より、もっともっと黄色が鮮やかでした。
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by w-scarecrow | 2014-12-10 10:46 | 散歩 | Comments(0)

親子丼

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千代田線・湯島駅を降りて、今日は男坂をのぼってゆくか傾斜の緩い女坂にするか・・マングローブやデラックス(マツコ)はどちらを選ぶのだろうと考えながら湯島天神へ。

男坂も女坂も工事中で通行止めだった。 真ん中に坂はない、どこをのぼればいいんだろう?

境内には合格祈願の受験生もおらず閑散としていた。 ランチタイム中の鳩たちがゆく道を塞ぐ。



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白梅の名所・湯島天満宮、梅をあしらった御朱印帳。 初めての御朱印帳に御朱印をいただいた。 パチパチ・・


前から気になっていた天神様入口のそば、日本一美味しい親子丼を食べさせてくれるという鶏料理の " 鳥つね " 時間は11:40、計算していた時間にぴったり、今日こそは。

お店の前では、おばちゃんたちがお喋りに花を咲かせている、イヤな予感、この花は散らない。

紫メッシュのおばちゃんを先頭に6,7人の女子会メンバーが店に入っていった。


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お腹を空かして門前仲町へ。 女子の団体がきらいだ。

深川不動尊の参道 " 人情深川ご利益通り " へ。 この通りにある元祖深川丼の店は味噌仕立て丼だったような気がする、醤油仕立てが食べたい。

本来の深川丼は味噌仕立てかもしれないが、右脳が親子丼待機中になったままでいるので味噌味はイヤだと言っていた。

深川不動尊で掌を合わせ紺に紫のシンプルな図柄の御朱印帳にペタッと朱印をいただいた。 神社とは別にお寺さん専用にするつもりだ。


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富岡八幡宮で祈願をし、深川の運河沿いを歩き、マックで薄っぺらなチーズバーガーを食べて帰路についた。

冬のやわらかな陽を浴び胃袋以外は満たされた一日だった。

街にはクリスマスソングが流れている。 
菅原文太さんから初めて電話をもらい、翌日、銀座の事務所に伺ったの日も街中クリスマスの陽気な音楽が流れていた。

物づくりに真摯に向かい合っている人って、どうして皆やさしい心の持ち主なんだろう・・
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by w-scarecrow | 2014-12-05 08:10 | 散歩 | Comments(10)

きいろのじゅうたん

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君が2歳を過ぎたころ 叔父さんは君を連れて渋谷の街までバスに乗った

私はまだ高校生で 初めての姪っ子が君で ちっちゃな妹みたいだった

まだ 君は片言しか喋れなかったけど 泣きもせずいつも笑顔をくれた

渋谷の西村フルーツパーラーへ行ったんだ 子供用の可愛いダッフルコート着てた

なにを食べたか忘れたけれど 口のまわりにいっぱいクリームをつけていた

ぐずることもなく 泣きもせず いつも笑顔


君が高校生になった時 わざわざ郊外の町から渋谷の西村フルーツパーラーまで通い アルバイトをしていると言っていたね


君はいま 病とたたかっている

君の娘が11歳で次の東京オリンピックの強化選手になったと聞いた

嬉しくて 嬉しくて・・・

なにもできない叔父さんは祝杯をあげました  

今日 なにもできない叔父さんは 御朱印ガールの仲間入りをしました 

君と君の子供たちの明日を・・・寺社巡り、御朱印おじさんになったよ
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by w-scarecrow | 2014-12-02 23:56 | そのほか | Comments(4)