winter's scarecrow

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ガパオライス

タイの国民的料理ガパオライスを作った。
ガパオはスイートバジルで代用、タイの調味料も手に入らないものが多いのでオイスターソースとナンプラーを使用。
甘いご飯のおかずは嫌いなので砂糖は使わなかった。 オイスターソースの甘みだけで十分。
インドネシアのナシゴレンはもってのほか。


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粗みじんにした鶏もも肉、スイートバジル、ピーマン、赤ピーマン、玉ねぎ、唐辛子、ニンニク、オイスターソース、ナンプラー、唐辛子を多めに入れた。
最後にフライパンの中に入れたバジルの清々しさに唐辛子の辛さが沁みわたった。


真夏の夕暮れ時はなぜかノスタルジックな気分になる。

人の記憶は何歳まで遡れるのか・・・。

何歳かは判らないが、私は姉におんぶをされ、その背中からの町の風景が甦る。 姉と銭湯へゆき浴槽で溺れかけたことも憶えている。

3,4歳からは少しづつ鮮明になってくる。いつも着ていた甚平、お祭りに履いてゆく下駄の鼻緒の色、金魚の形をしたブリキのジョウロ、町の匂い。

小学生になってからは日活映画を観にいくときも、病院へ行くときも小さなボディーガードとして連れていかれた。

姉が母親かわりだったせいか、私が14歳、姉が嫁いでいったときは小さいときの思い出まで持っていかれたようで淋しさを感じた。

夏の日暮れ時、銭湯の帰りに肉屋さんの前で熱々のコロッケを食べさせてもらった画がいつも浮かんでくる。
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by w-scarecrow | 2014-07-30 19:42 | | Comments(2)

たまや~

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夜風が風呂上がりの躰をゆっくりと冷ましてくれる。

夏の風物詩、隅田川の花火を眺めている。

浴衣は着ていないが、" 鰻 " と書かれた赤いうちわでパタパタと風を揺らしている。 いい気分。

ぬか漬けのキュウリをつまみに SAPPORO WHITE BELG というベルギーの白ビール風なるものを呑んでいるがなかなか美味しい。

      " 道見えて闇上がり行く花火なり "    正岡子規


花火と花火の間の余韻を愉しみたいのにTV 画面には桃太郎侍や蛭子さんの顔が出てくる。 

夏の夜の夢は、浴衣姿の木村多江や西田尚美、竹内結子、小粋で艶やかな女子だけの出演者にしてほしい。 

蛭子さん風のオジサンは日常、一杯飲み屋で見慣れている。 オジサンの「たまや~」という茶色い声は夢が覚めてしまう。


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暑かった! ハチ公前のスクランブル交差点は4方向から渡ってくる人々の姿をカメラに収めている外国人観光客が多かった。


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11年前に肺がんの手術をし、その後も何度か体調を壊してツアーを中止していた吉田拓郎が、今、首都圏だけの5回のコンサートが始まっている。

拓郎はもう68歳、ポール・マッカット二ーやボブ・ディランから比べればまだ若い。

♪ 麦わら帽子はもう消えた たんぼの蛙ももう消えた それでも待ってる夏休み ♪ の「夏休み」から始まるのではなく、オープニング曲は「人生を語らず」だったらしい。

12月の私の誕生日に、相田みつを先生の名言が描かれたカレンダーをくれた友人がいた。 今度は彼に拓郎の「人生を語らず」の曲を贈ってみよう。

         ♪ 越えてゆけそこを 越えてゆけそこを 今はまだ人生を語らず ♪
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by w-scarecrow | 2014-07-26 21:38 | 散歩 | Comments(0)

♬ イパネマの娘

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2014 この夏は " 情熱的なオッサン路線 " でいこうと考えた。

濃い目のピンクのポロを着て外出。 バブル時代のおじさんみたくポロの襟は立てません。


中野行きのバスに乗る。
もちろん一番前の座高の高い席に座る。 情熱的=ブラジル。

ボサノバをイヤホンで聴きながら、気分を盛り上げようとしたが、ボサノバは恋や愛の歌が多い。
どれだけ君のことを想っていたのかだとか、愛は不変だ!だとか、聴いていたらだんだん切なくなってきた。

おまけに京王バスはクーラーがきき過ぎだ。 チルド室にいるみたい。

だんだんとお腹も冷えてきて、塩梅が悪い。 しかたなく常備薬トメダインを飲む。



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中野駅に着いたらお囃子と唄声が聞こえてきた。 " 中野チャンプルーフェスタ " サンプラザ前、商店街、駅前広場といたるところで沖縄の盆踊りエイサーを踊るグループがいた。

最近、こんな満面の笑顔をしたことがあるだろうか?


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中野ブロードウェイB1 にある手作り点心の店 " また明日 " というカッコイイ名前の店でシュウマイセット12個入りを買う。


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" また明日 " すぐに返したくなってしまう " 俺たちに明日はない ! "

冷え過ぎたお腹の具合が治まらず、シュウマイを買っただけで、しとしとと帰路へ。 

この夏は「情熱的なオッサンに」、出鼻を折られてしまった。 ボサノバより清志郎にすればよかったのかもしれない。

♪ イパネマの娘 ♪ と言ったら、♬ 印旛沼の娘?! ♬ と返してきた蛭子さんみたいなおっさんがいた。
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by w-scarecrow | 2014-07-23 19:09 | 散歩 | Comments(4)

コアラ

朝、目を覚ますと窓枠のキャンバスが青色になっていた。
昨夜は倉敷の少女が無事保護されたと聞き、TV と黒霧で乾杯した。

久しぶりに清々しい朝、実家近くの明治通り "恵比寿橋" を渡った所にあるやさしい味のパン屋さん " ロブ " でパンを買い老母に届けようかと思ったが、ロブは日曜定休。

トコトコと代々木上原の " カタネベーカリー " で焼きたてのパンを買い、自分の部屋で ♪ ハナレグミ ♪ を聴きながらの朝食。


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街や公園を歩いている赤ちゃんとお母さん、おんぶ紐ではなく抱っこバンドの人が殆ど。
私たちは記憶にはないが殆どの人がおんぶ紐で育ってきた。

抱っこはお母さん、お父さんと互いに向き合って安心感が生まれる。 おんぶと違って二人の世界。

おんぶは両親と同じ方向を向き、手足もバタバタと自由に動かせ、赤ちゃんの眼差しが周囲の社会へと向けられている。
赤ちゃんの溢れる好奇心が育つような気がしてならない。


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こどもを育てたことのない私が子育て論をぶっても説得力ゼロだが、どうも抱っこバンドの母子がコアラに見えてしまう。

コアラは神経質で警戒心が強い、その上極度の偏食、そんな子には育ってほしくない。
そうだコアラのお母さんにそのことを論じればいいんだ。 (コアラは子が少し大きくなるとおんぶもしますね)


午後から天気が急変しそうだ。 これからバスに乗って中野へシュウマイを買いに行く。
ベランダの洗濯物、どうしよう?
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by w-scarecrow | 2014-07-20 10:14 | そのほか | Comments(2)

Dip

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恵比寿ガーデンプレースB1 の WINE MARKET PARTY と有楽町・東京交通会館にある全国の選りすぐり物産を集めた " むらからまちから館 " は私のワンダーランド。

ワインは部屋で呑むお酒が全くなくなったときに、料理用にと買っておいたワインをちみちみと呑むぐらい。

PARTY はワインやワインにまつわる雑貨、ヨーロッパを中心としたチーズ、おつまみや各種食品がずらりと並んでいる。
スプレッドタイプのチーズがあったらと見て廻っていたら、いかにも美味しそうなディップに目がとまった。


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北海道岩見沢にある

NORTH FARM STOCK のディップ。



北海道産のトマトやニンジン、野菜をたっぷりと使った Tomato,Chili

もう一つはシャキシャキの食感と甘みのある岩見沢産のタマネギとマスタードをブレンドしたディップ。



買ってきた焼きたてのパンに塗って食べた。

食べていて野菜それぞれの個を感じられる。 

旨かった!






TV では江戸時代からつづく " 朝顔まつり " や " ほおずき市 " の夏の風物詩の映像が流れていた。

浴衣姿のお姐さんや髪をアップにした売り子のお姐さんたちの粋な姿が涼をよぶ。


ムンムンとした下北沢の街をボブ・マーリーを聴きながら歩く。 この湿度はレゲエを聴くのにはぴったしだ。

風景もどこかジャマイカに見えてくる。 買い物帰りのおばさんたちは皆、陽気な大阪のオカンみたいに映る。


スイカを選別していたカップル、「これ、ポンポンと叩いて軽い音がしたら美味しくないんでしょう?」と振り向いた彼女の頭を人差し指で叩く彼氏。 「わっ、空だっ」。

そんなレゲエっぽくないベタなカップルに口元をほぐし、モスバーガーで一息。

メールの返信を打たなければ・・・・。 「今日は」の「きょ」を打ったら携帯の予測変換の候補に「巨乳」の文字が出ていた。

そんな言葉を使ってメールを送った記憶は全くない。 うそっぉ。
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by w-scarecrow | 2014-07-16 20:56 | | Comments(6)

夫婦予報

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                          今日の天気は
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                           所により
                       カミナリが落ちるでしょう
                         明け方にかけましては
                         解決の糸口が見え
                           所により
                         仲直りをするでしょう



「出逢ったころは 『ずっと、お醤油取って』 の距離でいたいね」と言って、親の猛反対を押し切って結婚したはずなのに、鍵を忘れて自宅に帰ってさ、ピンポンを押し 『俺だ』 と言ったら、女房がドアホン越しに 『な~んだ』 って言いやがたっんだ。 『な~んだとはなんだ!!』 ・・・」

「と奥さんに言ったんですか!?」

「言えるわけないでしょ」

新潟の酒蔵の息子がやっている和食と日本酒の美味しい店での一コマ。

最近、よくお父さんたちから女房のグチを聞かされる。 「だったら別れちゃえば」と無責任に言ってみるが、皆「それは無理」と返ってくる。

ユニクロのメンズフロアーのパンツ売り場にはお父さんたちの姿はない。 そこだけ紺白のボーダーのシャツを着た奥さんたちが、パンツを手に取りサイズを確かめている。
私は奥さんたちが引くのを待ってパンツを物色する。

世の中のお父さんたち、パンツぐらいは自分で買いに行け!! 「離婚は無理」の言葉が頷ける。


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ハピーエンドもいいけど、途中もハピーがいい。

ふなっしーを観ながらつくづく想う。
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by w-scarecrow | 2014-07-12 20:00 | そのほか | Comments(6)

ガトーバスク ♪

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                     Patisserie Acacier

                     パティスリー・アカシエ


                    さいたま市浦和区仲町4-1-12                                  
                       10:00~19:00 open
                       定休日:水曜日


浦和、大宮方面へ出かけることがあったら是非 " アカシエ " へ寄りたいと常々思っていた。 それが伊勢丹新宿B1 で買うことができた。
7月29日まで4店のパティスリーのガトーバスクが週ごとに交代で味わうことができる。


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パリから列車で6時間、フランスとスペインにまたがるバスク地方、ベレー帽を被った男たちが印象的。
食文化の宝庫、ミシュランガイドの★付きレストランが30を超えるという。

アカシエのガトーバスクは焼き菓子なのに半生菓子のよう、濃厚なカスタードクリームにサックリとした生地。 バニラビーンズの甘い香りにラム酒の香りがほんわりと口元に残る。

今まで代官山の " イル・プルーシュル・ラ・セーヌ " 、吉祥寺の " レピキュリアン " 、高幡不動の " パティスリー・デュ・シェフ・フジウ " のガトーバスクをブログにup してきました。 バスクの伝統菓子をそれぞれの個性で作られて、どれもが幸せな気分にさせてくれた。



八幡山で呑んだ帰りの電車の中、お父さん二人の会話が面白かった。

「佐藤錦の対応がまずっかったんですよ」

佐藤錦? 男なのか女なのか、仇名なのか本名なのか? お相撲さんのように肥っているのか、さくらんぼのように可愛いのか? ただ山形出身だけなのか?

「相手のSさんも一筋縄じゃいかないタイプだからな」

「S さんって会ったことはないんですが、変わった人なんですか?」

「・・・・見た感じは、ゲゲゲのQ太郎みたいかな」


ゲゲゲのQ太郎? 前髪がうっとうしいくらいに長いのか、毛が3本しかないのか?どっちだ!  駅からの帰り道、また悩み事が増えてしまった。
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by w-scarecrow | 2014-07-09 19:59 | | Comments(2)

しかたがない と落ちてくる

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                雪崩のとき
                                       石垣りん
                                           
                   人は
                   その時が来たのだ という
                   雪崩のおこるのは
                   雪崩の季節がきたため と

                   武装を捨てた頃の
                   あの永世の誓いや心の平静
                   世界の国々の権力や争いをそとにして
                   つつましい民族の冬ごもりは
                   色々な不自由があっても
                   またよいものであった

                   平和
                   永遠の平和
                   平和一色の銀世界
                   そうだ 平和という言葉が
                   この狭くなった日本の国土に
                   粉雪のように舞い
                   どっさり降り積もっていた

                   私は破れた靴下を縫い
                   編み物などをしながら時々手を休め
                   外を眺めたものだ
                   そして ほっ とする
                   ここにはもう爆弾の炸裂も火の色もない
                   世界に覇を競う国に住むより
                   この方が私の生き方に合っている
                   と考えたりした
                   それも過ぎてみれば束の間で
                   まだととのえた焚木もきれぬまに
                   人はざわめき出し
                   その時が来た という
                   季節にはさからえないのだ と

                   雪はとうに降りやんでしまった

                   降り積もった雪の下には
                   もうちいさく 野心や いつわりや
                   欲望の芽がかくされていて
                   ” すべてがそうなってきたのだから
                   仕方がない ” というひとつの言葉が
                   遠い嶺のあたりでころげ出すと
                   もう他の雪をさそって
                   しかたがない しかたがない
                   しかたがない
                   と 落ちてくる

                   嗚呼 あの雪崩
                   あの言葉の
                   だんだん勢いづき
                   次第に拡がってくるのが
                   それが近づいてくるのが
                   私にはきこえる
                   私にはきこえる

                                                                                                                                                                       1951年1月




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朝からの雨。

身近な人のCT 検査の結果が良好と聞きホッと力が抜けた。

懐かしき Ornette Coleman を聴く。

学生時代、学研に勤めていた先輩 M さんから、茨木のり子、石垣りんの詩集を渡された。

授業が終わり、アルバイトへ出勤する前にJazz 喫茶に寄り、大好きなオーネート・コールマンを聴きながら、石垣りんさんの詩をめくっていた。


先週は巣鴨の西友で2束¥1200の花を買い、墓参りへ。 ワンカップを一本置き、私もちみちみと呑みながら親父と話してきた。

帰りすがら、岡倉天心の墓前には10人くらいの団体さんが掌を合わせていた。

小さい頃、よく焼きトンを食べに連れていってもらった赤提灯では、大声で軍歌を歌うおやじたちに出くわした。
「戦地、外地へ行かなかった人間は、でかい声を出すんだ・・・」と串を頬張る私に亡き父は小さく言っていた。

月曜日は七夕、何を願おう・・・。
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by w-scarecrow | 2014-07-05 13:57 | | Comments(2)

七三

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幼稚園のときから、お遊戯の時間が憂鬱だった。 これさえなければ幼稚園ライフを楽しく過ごせたのに。

人前で踊る。 フォークダンス以外は無理。

もちろんディスコへも行ったことがない。 あんな躰をしならせながら決めポーズなんかできるわけがない。


水前寺清子の国民的な唄、♪ 幸せなら手をたたこ 幸せなら態度で示そうよ ソラ、みんなで手をたたこ (パンパン)♪

遠足へ行くバスの中でみんなで手を叩いたり、足を鳴らしていたりした。(何が楽しんだろうと思っていた)

その国民的な唄が毎日毎日、ラジオやテレビから流れていたころ、静岡の民家に泥棒が入ったという。
一階を物色中、上の階から ♪ 幸せなら手をたたこ ソラみんなで手をたたこ ♪ のラジオからの音が聞こえ、想わず新米の泥棒は ♪ パンパン ♪ と手を叩き、御用となったらしい。(立川談志の談)

「STAP細胞はあります」。 今日は小保方さんが出勤した。

「以前の会見のときの紺のドット柄のワンピース可愛かったじゃん」と一言。 「あれバーバーリーみたい」
「バーバリーってチェックばかりじゃないんだ」
一緒に呑んでいた女子たちの反応がすごい。

「あんな付け睫毛して顕微鏡を覗く姿、おかしくない?あの目線の動き」 「男はあの手の女を見ると、すぐ守ってあげたいって思うからバカなのよね」
「あと、最後に尻尾を巻くっちゃった上司、七三にメガネの男は信用しちゃダメ」

東京都議会の差別発言の塩村議員にも「なんであそこでニコッとするんじゃなくて怒らないの!そこの七三、出て来いって言わなきゃ!」と手厳しい。


               ” 何故だろう 同じ食事で 妻元気 ” (サラリーマン川柳2014 45位)


七三分けじゃなくて良かった。 
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by w-scarecrow | 2014-07-02 22:56 | そのほか | Comments(2)