winter's scarecrow

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なんだ坂 こんな坂

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天丼の " てんや " で天ぷら定食を頼む、カウンターの隣りの席でドランクドラゴンの塚地みたいな青年が全部のせ天丼を頬張っている。

自動ドアが開くたびに初夏の風が心地よく流れてくる。
私の定食の小鉢、ほうれん草のおひたしの上にのった花がつおが風に乗ってヒラヒラと塚地に向かって飛んでゆく。
ヒラヒラ~

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" てんや " から代々木公園に向かう急坂を ♪ なんだ坂 こんな坂 ♪ と囁きながらのぼる。

イベント会場でラオス・フェスティバルが行われていた。 肉料理の模擬店が多かった。 花がつおが喉元のどこかに引っかかっていたので断念。


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表参道裏へ。 人、人、人、そんな波に流されている浮遊感も楽しい。


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五月の表参道は光が屈折し、地面の反射が人を浮かび上がらせている。


横道に入ると住宅街、観光スポットとは違いコンクリートの電信柱が乱立している。
日本のインフラは世界に輸出できるほど進んでいる? 震災前の東電は年間290憶ちかくの広告費を使っていた。
競争相手のいない独占企業、せめて送電の地下化だけでも進めてほしかった。
電信柱だらけの先進国!?


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トイレットペーパーはダブルとシングル、どちらを使っていますか?

想像したとおり、関東と関西ではその比率がかなりの差があるらしい。 ダブルとシングルの割合は関東は6対4、関西は3対7。
関西は圧倒的にシングルがポピュラー。 私もシングル。
コンビニや小さなスーパーでは全てがダブルのトイレットペーパー、わざわざ歩いて15分のドラッグストアーまでシングルを買いに行く。

雨模様だった空がだんだんと明るくなってきた。 ランチは牛タン定食を食べると昨夜から決めている。
タンより麦飯とトロロが食べたくて堪らない。
by w-scarecrow | 2014-05-27 07:54 | 散歩 | Comments(0)

ゲルソンパン

" 壇蜜はどんな和菓子か店で聞く " (第一生命27回サラリーマン川柳40位)

先週、高円寺の Sawaya Coffee で豆を買った後、青梅街道を越え梅里のパン屋さんへ。
カンパーニュ、ゲルソンパン、繊細で素朴な美味しいパンの並ぶ、" マダム・シュープリーズ " へやっと足を運んだ。


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店主の想いがこもったゲルソンパン。 岩手南部小麦の全粒粉とドイツの有機ライ麦全粒粉20%、自家製全粒粉酵母(沖縄の黒糖少量)の無塩、無脂肪、無添加物の粘り過ぎず適度な柔らかさ、酸味、小麦の風味を味わうにはぴったりのパンだった。

フルーツチーズをのせたらビールにも合う。 


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メランジュ(モネのパン)

胡桃、レーズン、サルタナ、クランベリー、オレンジピールが口の中で戯れて壇蜜みたいな風味?が旨かった。


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バナナケーキのバナナのモコモコ感が苦手だったが、バナナがちゃんと自分の立ち位置を解っていて味わい深い。


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        Madame Surprise マダム・シュープリーズ

         杉並区梅里2-11-2


         11:00~18:00 open


         定休日: 日曜、祝日



          閑静な住宅街にあるパン工房&カフェ、奥さんの優しい対応に
          感心しました。








老母がアスファルトジャングルから新緑を味わいに、郊外に住む姉の家に遊びに行っている。

近くに住む孫や曾孫たちと逢えるのが一番の楽しみ。

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姪っ子から添付写真が送られてきた。

うそーっ!大正生まれのおばあちゃんが舞っている。

10年くらい前、温泉卓球で80近い母と20代の孫(姪)が勝負をして姪が負けたらしい。

「おばあちゃん、今度リベンジするからね!」
「・・・ベンジン?」

その果たし合いが一昨日、叶ったみたいだ。

来年はバンジージャンプをしているおばあちゃんの写真が送られてくるかもしれない。

「休憩したかったら言いなさいよ」とおばあちゃんに言われたらしい。
by w-scarecrow | 2014-05-23 07:23 | | Comments(2)

sawaya coffee

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自転車で高円寺まで環7をひとっ走り。
途中で工具を買うためにドンキホーテへ。 混んでいるレジになぜカップルや夫婦2人で並ぶのだろう?といつも思う。会計は一人でいいのに。

ミネラルウォーターをカートにどさんとのせている。 カクヤスで配達をしてもらったらいいのに。
見たら細身の優男、どこか川越シェフに、すごく似ている・・・・?

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高円寺にはいくつもの商店街があり、これでもかー!と個人商店が連なっている。
昔はフォークの町、もっと昔は隣の阿佐谷との界隈に文士村ができていた。 横光利一、与謝野鉄幹・晶子、徳川夢声。
荻窪に住んでいた井伏鱒二が言っている「新宿郊外の中央線沿線には三流文士が移り、世田谷方面には左翼作家が移り、大森方面には流行作家が移って行った」

三流文士が集まった高円寺、阿佐谷、西荻窪の町が好きだ。 少し路地を入ると炭で燻された安普請の飲み屋が迎えてくれる。


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Nさんからいただいたコーヒーがあまりにも美味しかったので老舗の珈琲店 " さわやこおふぃ " へと向かった。


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コーヒー豆の種類が多く迷ってしまったが、グァテマラ、エメラルドマウンテン、モカ・マタリーの3種類の豆を買ってきた。
飲み比べの時間がまた愉し。
by w-scarecrow | 2014-05-19 21:31 | 散歩 | Comments(0)

パラダイス

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フレッシュなみかんが黒い餅に包まれている。
オレンジと黒の色合いが GIANTS カラーを想わせるが、食べてしまうので問題ない。

福岡県大牟田の和菓子屋さんが作っている丸ごとみかんの大福。 旨い!


有楽町交通会館の " むらからまちから館 " はパラダイス。 全国の物産展が凝縮されたようで中身が濃いい。

信州のおやきや各県の漬けもの、乳製品、トマトジュース、干物を買ってきた。

全国の味噌や醤油も買いたかったが、家にはまだ未開封のものがあるので次回に。


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散々歩いたので甘いものがほしく、銀座千疋屋のアップルパイを購入。 最近、頭のなかで美味しい惣菜や魚ではなく、アップルパイがフェイド・イン、アウトを繰り返している。


自然食品を扱う店で " 昔のたまご " というのを買ってみたことがある。
黄身がレモンイエローに近い色をしていた。 味も今の物と違って淡白な味だった。 でも私も小さいころはこんな色合いの卵を食べていたような気がする。

卵だけは少し値がはっても新鮮で黄身の立ったものが食べたい。
いつもは赤玉の卵を選ぶ。 殻の色は卵を産む鶏の種類の違いだけ、鶏の耳たぶの色が赤ければ赤い卵を産み、白ければ白い卵を産むと聞いたことがある。
烏骨鶏の耳たぶは薄い緑色、卵の殻も薄緑だ。

ダチョウの赤玉の卵はあるのかな?
と考えながら銀座三越で " 伊勢のたまご " というのを買って帰った。 卵かけご飯にしてみる。


いつも通っていた下北沢の飲み屋さんが今週で店を閉じる。
明け方、隣りに寝ていた女房が突然起き「ねえ、お願いだから勝手にわたしの夢に出てこないで!」と叱られたお父さんたちと飲めなくなるのが残念。
by w-scarecrow | 2014-05-14 21:20 | | Comments(4)

おかあさんのかげ

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母の日。

時折想うことがある、母は親父のかみさんだったんだ。 

私たち兄弟が生まれてから、二人きりで外出したのはたった一度だけだったらしい。
母を眺めながらの家での晩酌、それが親父の至福のときだった。


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          " ゆうがた おかあさんと市場へいった
          かげが二つできた 
          ぼくはお母さんのかげだけ ふまないで歩いた
          だってお母さんがだいじだから かげまでふまないんだ "


七歳の男の子が書いた詩が新聞に掲載されていた。


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小学校3年生のときに、白金北里通りの履物屋で五百円の下駄を買い母にプレゼントした。
郵便ポストの形をした赤い陶器の貯金箱を割った。

6年生のときはジャガイモを輪切りにしたポテトフライを作って食べてもらった。 「おいしい」と褒められた。


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先週の寒かった火曜日、バスに乗って実家へ。

「何か買っていくものない?」 「ない・・・」 いつものやりとり。

母は揚げものが大好き、胃の調子が悪いというので母には昼飯にと、おこわ弁当、私は天丼弁当。

母におこわ弁当を出したら、そっちの方がいいと天丼弁当を美味しそうに食べだした。 まだ元気だ。

部屋の隅には先月、10日間居候させてもらったときの洗濯済みの私の衣類が同じ大きさに、シワもなくキッチリと積み上げられていた。
by w-scarecrow | 2014-05-11 13:17 | そのほか | Comments(2)

昔なつかしきカレー

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男はいくつになっても玉子、ハンバーグ、カレーが大好き。
フレンチレストランで何度も何度も皿が運ばれてくるのも煩わしい、ワイングラスを時計回りに揺らして、香りを確かめるような作業はなにか違和感がある。

そんな皆なの気張らない食のルーツ、カレーライス。 

カレールーが発売される以前のお母さんたちは、メリケン粉とSBの缶入りカレーパウダーでカレーをこしらえていた。
即席カレーが家庭に浸透したころ、この " オリエンタル・カレー " が一世を風靡した。


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当時のように玉ねぎ、人参、ジャガイモ、豚肉だけで他には手を加えず作ってみた。

写真より、もっと黄色に近い色をした懐かしいカレー。 とろみが強くやさしい味。

その頃の家族の風景が甦ってくる。


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パッケージに写っている外人の子タレ、全然かわいらしくないですよね。

オリエンタルカレーは愛知県の会社、CoCo壱番屋も愛知県、やはりカレーはインドでもタイでもなく愛知県なんだな~と痛感。  「ハヤシもあるでよ!」

名古屋に行っていつも思うことは「味噌味でない食べ物が食べたい」、普通のトンカツソースでトンカツを食べたい。
鰻もわざわざ三回に分けて食べたくない、喫茶店で量の少ない普通のモーニング食べたい。

懐かしきオリエンタルカレー、美味しかったです。
by w-scarecrow | 2014-05-07 21:03 | | Comments(2)

ポン酢醤油 ♪

Sさんからいただいた花が、殺風景なベランダで小さな声で歌っている。


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引っ越し前の整理で「はい、これもアウト!」と勢いよく捨ててしまったせいか下着が足らなくなった。

ユニクロで2枚で¥943のパンツを4枚、靴下も買いこんで新緑弾ける町をトコトコと。

♪ First of May ♪ 一年を通して一番爽やかな季節。

駅からの帰り道、こんな時に想わず口づさんでしまうのは、♪ パンシロンでパンパンパン ♪ ♪ 幸せってなんだっけ、なんだっけポン酢醤油のある家さ ♪  ♪ 明るいナショナル 明るいナショナル ♪ ♪ 明星即席ラーメン パパと一緒に食べたいな ♪

そんな昔のコマソンを歌いながら、要塞みたいな大邸宅の前を通る。 見上げると首が痛くなるほど高い石垣の上にさらに鉄条網、角々には監視カメラが私を窺っている。 

ユニクロの柳井社長邸。 延べ470坪の屋敷、ゴルフ練習場のネットも見える。

そんな豪邸を横目に見て、狭いわが家へ帰る、「うちにはポン酢醤油があるさ」

引っ越しを機会に本を一気に処分した。10代から夢中になった作家たち安部公房、三島、中上、小実昌さん
・・・現代の作家さんたち、写真集、個性的な装丁の詩集等々、段ボール18箱を古書買い取り業者に持っていってもらった。

単行本690冊、買い取り総額¥2160が口座に振り込まれていた。 その本のお金でパンツと靴下を買って帰った一日。
by w-scarecrow | 2014-05-03 10:18 | そのほか | Comments(4)