winter's scarecrow

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べっぴんさん

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                                   2013年もあと3日



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街の風景は山下達郎から北島三郎へと変わった。 路往く人は鼻の穴を膨らませ、せわしない。
ケーキやチキンを食べ終わったと思ったら、もうお節や餅の心配をしなければならない。


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毎年、" ゆく年くる年 " は姿勢を正して観ている。

紅白歌合戦は3年前、植村花菜の ♪ トイレの神様 ♪ を聴きたく、何十年か振りに観た。

♪ トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやで 
だから毎日キレイにしたら 
女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで ♪


「べっぴん(別嬪・別品)」という言葉の響きが好きだ。

見栄えの美しさだけではない「大切に磨こうね」みたいな温もりや魅力がある。

そんな麗しい言葉が好きだ。

成長から成熟へ、経済力や軍事力にせよ日本は一位とか二位とかを競う野暮な国じゃなくていい。

「別品」な国であってほしい。





あと3日、小掃除、年賀状書き、食品の買い出し、やだ、やだ。

そして正月、元旦は実家へ帰ってお雑煮作り、それから飲み屋さんが開く5日まではどう過ごそう?
初詣、録画しておいたBSの番組を観る、あとはシュミレイトできない。

小学生の頃のように「× × 君、あ~そぼ!!」みたく、人んちへ遊びに行くことも今となってははばかれる。
そうだ正月ぐらいは躰に良いことをしよう! でも「良いこと」が全く想い浮かばない。
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by w-scarecrow | 2013-12-28 18:41 | 散歩 | Comments(2)

ブルターニュの発酵バター

X'mas の少しばかり悲しいエピソード。
薬師丸ひろ子にそっくりの Tama ちゃん、飼っていたハムスターの " うどんちゃん " に噛まれ咄嗟に振り払ったところ、床に放り出されたハムスターがみるみると元気がなくなり、慌てて車で動物病院へ。
院長先生が仰向けにされたハムスターに両手の人差し指で小さく小さく心臓マッサージ、何度も繰り返し手当をしたが甲斐なく逝ってしまったらしい。
X'mas Song を聴くと今でも心臓マッサージをする先生の指が浮かんでくるという。


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フランス・ボルディエ社、ブルターニュ地方の美味し~い海藻入りの発酵バター。
5年前に伊勢丹フランスフェアーで購入して以来の久しぶりの味。
青山アンデルセンで年に何回かデンマークフェアーが催され、そこでデンマークの発酵バターを買うのも愉しみだ。


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X'mas song が全くマッチしない飲み屋で熱燗を呑んでいるオジサンたち。 
山下達郎は知っているみたいだ。
「あれだろう?国鉄の宣伝でかかっていた・・牧瀬なんとかの出てた」

オジサン二人が世界文化遺産に登録された 『和食』について熱く語っていた。
「俺らには関係ねえな。京都の間口2間の一見さんお断りみたいなところでメシ喰う機会もないしな、あんなとこ行けるのキャリア組の公務員か IT関係の奴らくらいだろ」
「あれかい、トンカツは洋食に入るのか和食か・・」
「あれは箸で喰うから和食でしょ」
「じゃあ、スプーンで喰うライスカレーやフォークでくるくるするナポリタンは洋食なのかい?」
「・・・・・」
「中国産ばっかりになった、うな重は?」

「あれは養殖です」 「なんだw くん聞いてたのか」


師走の街をゆっくりと走るバスに乗るのが愉しい、外のX'mas song も喧騒も遮断されている。
バスは運転手さんがどこかへ連れていってくれる、ゆったりとした容れ物。 運転手さんの横の一等席がいい。
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by w-scarecrow | 2013-12-21 14:51 | | Comments(4)

♪ 時の流れに身をまかせ

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ぶらりと散歩。
ヒトが二足歩行を始めたのは数百万年前。 アフリカのジャングルがサバンナ化する中で生き延びるための進化の過程。
手を使い物を運び、武器を作り、家族のための食事を作る。 手の進化。

手が進化したのは、「誰かと手をつなぎたかったのでは?」と師走の街を歩きながら考える。

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少しは Artistic な写真を撮れないかと被写体を探すが、目につくのはドラえもんやうさぎさん。 無理だ。

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昨夜はコアな中日ファンの女子と野球談議。 こんな時間が大好きだ。
久しぶりに野球の話ができた嬉しさに、酔っ払い自転車運転で(たぶん)電信柱に正面衝突。 打撲した腰が痛い。


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今年もあと2週間で終わる。

小さい頃は一日がすご~く長かった。
ありんこの仕事をする姿を小一時間眺め、
三輪車に乗り、仕立屋さんちで番茶を飲み煎餅をご馳走になる。
家に戻ると、「となり町の不良たちが攻めてくる」と兄貴から言われ、泥団子を何個も作らされた。

隣りの家から夕飯のカレーの香りが漂い、うちもカレーだったらいいな~と勇んで台所へいくと魚の煮付け。
やだやだ、隣りんちの子に生まれたかったと長~い一日が終わる。


時の流れは速い。
ついこの間、30を過ぎたと思ったら今や一丁前のおじさんになった。

師走はやらなきゃいけない事だらけ。
「明日できることは今日はやらない」 遠藤周作の座右の銘。
もうすぐX'mas 、枕元に置く長靴を買いに行かないと。
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by w-scarecrow | 2013-12-18 08:52 | 散歩 | Comments(2)

因幡の柿

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12月に入り、やっと出荷が始まる花御所柿。 一見、ベッピンではないかもしれない。

鳥取県因幡地方だけで栽培されている非常に糖度の高い柿。
去年、初めてSさんからお裾わけをいただき、果汁の多さに驚いた。 今年もSさんからいただき、実家に届ける分は取り寄せてみた。

「柿が赤くなれば 医者は青くなる」といわれる栄養価の高い果物。
いつも一緒に呑んだくれている内科医にも2つ、プレゼントした。


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下町の商店街を歩くと店頭でおでん鍋を出している店が必ずある。

路地裏におでんと書かれた提灯、ふと暖簾をくぐりたくなる。 

関西ではタコ、鯨や牛スジ、静岡では串に刺さったおでんダネに黒はんぺん、関東ではちくわぶ、鮫の軟骨の入った白身魚の練りスジに真っ白なはんぺん。
地方にそれぞれに特色がある。
小さい頃はウィンナー巻きやシュウマイ巻きが好きだった。 もちろん玉子も。

出汁の繊細な味わいを愉しむには大根がいい。
肝臓が壊れそうな人には大根おろしが良いと聞いてから、大根を摂るように心がけている。
桜島、聖護院、守口、三浦、練馬、どれが肝臓に良いのか試してみたくなる。

ユネスコ無形文化遺産への登録が決まった " 和食 " 、 ミシュランや世界遺産、ギネスブックと権威や箔に弱い日本人。

路地裏の小さな店で出す、おばちゃんの作った惣菜や汁もの、作り手の郷土の味が私にとっての和食かもしれない。
ひとんちのおふくろの味。
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by w-scarecrow | 2013-12-13 20:26 | | Comments(0)

熟成

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きのうは蒲団に入り、天井を眺めながらすごした。
天井板が木目だったら、もっと想像の幅が広がるのだが、味気のない白い天井。


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風邪の引き始め、今、治しておかないと思い、15年前に買った米国製の薄っぺらな羽毛蒲団にもぐりこんでいた。
アメリカ=鳥=ターキー、もしかしたら七面鳥の羽かもしれない。 寒い。


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                                     高輪消防署



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先週、歩いた高輪の街、レトロな高輪消防署には国産第一号の消防車が展示されている。


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寺の町高輪、高野山東京別院の前を素通りしてしまったが、前を通って掌を合わせないのはまずいと思い、引き返し弘法大師にご挨拶。

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下北沢の " かざまん家 " という新潟の銘酒に美味しい魚料理の店で飲み仲間が私の誕生日の宴席を設けてくれた。
30代のご夫婦がやっている素敵な店だった。 ご主人の実家は新潟魚沼の酒蔵元、爽やかな奥さんは広島県廿日市の出身。
その後のカラオケではしゃぎ過ぎて、風邪をこじらせた。


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ウイスキーやワイン樽にクラッシック音楽を聞かせると味がまろやかになると聞いたことがある。
味噌蔵でもモーツアルトを聞かせているところもある。

海にワインを沈め、瓶に貝殻などが付着した海底熟成ワインも売り出されている。 海底の微妙な振動が音楽を聞かせるのと同じ効果がある・・・らしい。

きのうはずっと蒲団に入りながら、クラッシックのCDをかけては眠りを繰り返し熟成をしていた。
今朝は少し、抜けたような気がした。 東京は雨模様、遠雷が鳴っていた。
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by w-scarecrow | 2013-12-10 10:28 | 散歩 | Comments(2)

カニサレスを聴きながら ♪

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先週に見たイチョウの葉はまだ薄緑も残っていたが、昨日、早朝に歩いた代々木公園のイチョウは色を変え見事な辛子色の葉を落としていた。


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実家の老母は今年に入って、長年教えていた舞踊の稽古を辞めた。 教え子さんたちも高齢になり入退院を繰り返したり、痴呆になってしまったり、亡くなったりで辞める決心がついたみたいだ。

実家からすぐの白金台へとのぼる長い坂道はイチョウ並木がつづいている。 数年前までは母はギンナンを拾いに毎年「腰が痛くなる」と言いながら出かけていた。

先月、病と闘っている孫から「また、おばあちゃんがとってきたギンナンが食べたい」と言われ、出無精になっていた母の背中を姪っ子がそっと押してくれた。

母はいっぱいとってきたギンナンを日々、天日に干していた。 「お前も持っていくかい?」「いいよ、J子(姪)が愉しみにしているんだから」

10年前くらいに母と姪っ子が温泉卓球をして、母が当時20代の姪っ子を負かしたらしい。
「おばあちゃん、来年またピンポンを一緒にやるんだからね!」と姪からの果し状。

今週、母に電話をしたら「30分くらいかけて恵比寿ガーデンプレースまで行ってきたよ、往復1時間」
私の足で往復12~3分くらいの距離。
「すごいじゃん、ギンナン拾いもしたし、来年ピンポンできるね」 「どうだかねっ」と少し自信あり気に話していた。
そんなたわいもない会話に私も元気づけられた。


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朝の陽差しのなかで、スペインのギタリストカニサレス(Juan Manuel Canizares) を聴きまどろんでいたら、前々からほしかった家庭用精米機が届いた。 
庄内のつや姫の玄米は昨日届いたので今晩は精米したてのご飯が食べられる。 やったぁ!
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by w-scarecrow | 2013-12-07 10:36 | 散歩 | Comments(4)

福井 水羊羹

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Kさんからお土産にいただいた福井県名物 " えがわの水羊かん " 黒糖を使っているのでまろやかな甘さでペロリと食べてしまった。

なぜ福井県人は真冬にコタツに入りながら、ひゃっこい水羊羹を食べるのか?
昔、京都の街へ丁稚奉公へ行ってた人たちが、暮れ正月に水羊羹を手土産に帰省したからだという。
でも、名古屋に奉公に行っていた人は、ういろうを手土産にしただろうにと想う。 


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備前の作家、馬場隆志さんの急須で滋賀の朝宮茶を飲みながら、水羊羹を口に運ぶ。
備前の若手作家、馬場さん以外にも森本良信、秋谷昌央さんの作品が面白い。 




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カメラ好きのNさんから、Kit Kat 名古屋版 " あずきサンド味 " をいただいた。
さすが名古屋、トーストにあずきをのせるだけでは飽き足らず Kit Kat の中まで入れてしまった。

「でら、あまぁかと想像しとったが、だで美味しいに。すぐに食べてまった」 (Google の翻訳機能に名古屋弁がなかったので適当に書いてしまいました)






ゆるキャラが大ブーム、町を歩きながらもケッタマシン(自転車)に乗っているおかあさんが " ふなっしー " に見えたり、自転車屋のオヤジが尼崎の " ちっちゃいおっさん " に見えたり、町中ゆるキャラだらけ。

今やくまもんが N.Y. へ行ったり、陛下と接見したり、高崎山のベンツを尻ごみさせたりと大活躍。
そして、今年の「ゆるキャラGP」は

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栃木県佐野市の " さのまる " 。

名物佐野ラーメンの丼をかぶっている。

どうも納得がいかない。



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私としては下位に入賞していた

大阪・箕面市の " 滝の道 ゆずる " くんの方が好きだ。

元祖?ゆるキャラのさんまのまんまの " まんまちゃん " の全身ルーズソックスみたいな姿が
愛おしい。
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by w-scarecrow | 2013-12-04 08:25 | 食 + うつわ | Comments(6)