winter's scarecrow

<   2013年 04月 ( 8 )   > この月の画像一覧

茄子味噌オムライス

e0158857_12224979.jpg




e0158857_131927.jpg
" 寿退社 " 最近、価値観の変化であまり使わない言葉。
飲み屋さんのカウンター席の後ろ、女性2人の会話が聞こえた。
もし、寿大社という神社があったら絵馬は売れるだろうな~と思い出し後日検索していたら、TV で美味しそうなオムライスが映し出された。

なす味噌のオムライス。 お店の名前も聞きのがしオムライスのライスは何味かも具材も説明はなかったが、なんとなく真似て作ってみた。
寿大社は残念ながらなかった。




e0158857_12351946.jpg
オムライスのライスは舞茸、しめじ、中国マッシュルームのきのこ類の具材で塩、コショウ、白醤油で炒めた。

なす、きのこたちの素揚げが面倒なだけで、白と赤の合わせ味噌でなかなか美味しくできた。


男の胃袋は肉じゃがで掴めと言うが、芋類で無駄に腹いっぱいにしたくはない。
ただ、「煮物もできるわよ」とのアピール。

男の基本は子供たちと一緒、玉子、カレー、ハンバーグ、グラタン!

昨夜、NHK・BS の " 新日本風土記 " は「駅弁」をテーマにしていた。
昔の駅弁のイメージは防腐の為か甘い味付けで季節感も郷土の特性もない幕の内風の駅弁が多かったが、今は地産、郷土食を前面に出した駅弁がいっぱいある。

私は冷たいおにぎりも冷めた弁当も苦手だが、車窓からの風景プラスアルファー付きの駅弁は思い出に残っている。



北海道、根室本線(花咲線)にある厚岸(あっけし)駅の " かきめし "弁当、 厚岸産の大ぶりな牡蠣が敷き詰めてあった。
学生時代の友人2人の初の赴任地が根室と厚岸、2人は偶然にも道東の高校教師になっていた。

東京の街を我が町のように闊歩していた2人、20代半ばになり、どこから見ても古里北海道の顔になっていた。

冬の道東、窓外の釧路湿原を眺めながら「これ旨いぞ」と厚岸の新米教諭 T から駅で手渡された " かきめし " の美味しかったこと。
[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-27 13:23 | | Comments(4)

びみょー

e0158857_1791930.jpg




e0158857_17104377.jpg





e0158857_17114545.jpg
♪ 屋根より高い鯉のぼり~ ♪

今は大抵、屋根より低い

ビルとビルの狭間に背伸びをしているように

鯉が泳いでいる

気の早い鯉のぼり
広島 Carp ファンのお宅なんだろうか

東京タワーの麓には
333匹の青、赤、黒、紫の鯉が揺れている

その中に少し出っ歯のさんまのぼりが一匹、紛れ込んでいる
大船渡市から寄贈された初さんま

家が一軒家だったら大きな鯨のぼりを吊るしたい

横浜 Baystars が例年とは違う戦いをしている
もしかしたら、クライマックスシリーズに残るかもしれない
そんな淡い希望が湧いてくる

今世紀に入って殆どが最下位のチーム
” 21世紀枠 ” ででも是非、CS シリーズに出場してほしい





e0158857_07253.jpg




e0158857_1733516.jpg


新年度に入ってから一ヶ月が過ぎる。 街では夜な夜な” 洋服の青山 ” の喪服みたいなスーツを着たピカピカの一年生の集団を見かける。

電話の応対で「○×○×はまだ出所しておりませんが、あの、何様でございますか?」と訊くトンチンカンはいないだろうが、
「あざースっ」 「ぶっちゃけ」 「マジっすか」 「ビミョー」 「リアルに」 「全然(普通に)美味しい」などの会話は社内で飛び交っているのだろうか?

そんなピカピカの一年生たちにやきもきしているオジサン・おねえさん管理職は東京タワーへ行って、缶コーヒーでも飲みながら出っ歯のさんまを探そう!
[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-24 20:52 | 散歩 | Comments(2)

Ennismore Gardens

e0158857_17285627.jpg


いつも呑むカメラ好きの友人が「最近、いつもイライラしていて、怒りっぽくなってきた」と言っていた。
私もいつもゆらゆらと掴まる棒を探している、掴んでいないと落ちていきそうなときがある。 同様に何かに苛立っているのかもしれない。

自転車に乗って公園へゆき、土の上を走り廻るこどもたちを眺めているとボヤケていた景色がはっきりと見えたようで、落ち着いてくる。

木から木へと走り、木肌に触れ、耳を寄せれば呼吸音が聞こえる。 木や土や生物に触れる、そんなこどもの頃は当たり前だったことを想い起こして安らいだ気持ちになれるのかもしれない。


代官山の西郷山公園の陽だまりで水筒の紅茶を飲み、パウンドケーキの美味しい Ennismore Garden (エニスモア ガーデン)でチーズのパウンドケーキを買いに行った。
黒ごまとリンゴのパウンドケーキは以前に食べたがどちらも幸せな気分にさせてくれた。

フランス産の2種類のクリームチーズが、ほんわりとした甘さとやわらかな酸味が溶け合って美味しい。 毎日、食べたい!

代官山の本店の他に日本橋三越、最近はDEAN & DELUCA の一部の店でも扱っているらしい。


e0158857_189892.jpg


多治見の安藤雅信さんの長皿に 薄いグレーの cup & saucer 。 飲み口の先が少しツンとした愛嬌のある小さめのカップ。 深く焙煎したコーヒーを飲むので丁度いい大きさだ。

外は3月に戻ったような気温。 冷たい雨が降っている。
こんな雨の日でもラッパを鳴らしリヤカーを押して豆腐屋さんが来てくれる。 
今夜は湯豆腐にする。 先に土鍋にダシ昆布を浸して、豆腐屋さんのラッパが聞こえるまで待つことにしようっと。
[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-20 18:29 | 食 + うつわ | Comments(4)

父と娘

e0158857_18573220.jpg


                お世話になっている年配のご夫婦の住む、多摩川沿いのお宅へ手ぶらで訪問。


e0158857_1904255.jpg


               お宅の前に広がる河川敷、座って草野球を眺めていようとしたが強風と砂埃で断念。
               少年野球でも成人の野球でも、飽きることなくずっと観ていられるのだが、風が強すぎた。


e0158857_1963919.jpg



夜は近所で飲み屋さんを営むT 夫婦と下北沢の飲み仲間たちとの酒宴。

T 夫婦は40代半ば、映画 ”Always 3丁目の夕日” の鈴木オートの夫婦そっくり。
奥さんは顔も雰囲気も所作も薬師丸に似ている。 旦那も堤くんなみにキレやすい。

このご夫婦に、すぐにでも芸能界デビューを出来そうな、誰もが振り返ってしまう可愛い高3の娘さんがいる。 
小顔で脚なんか私の1.5倍は長い。
「街で如何わしい人に声をかけられたら、全くその世界には興味がありませんと答えなよ。スカウトマンは女の人が多いからね」といつも注意をしている。

この娘さんは世の中のお父さんが「ウソッ」と羨むくらいのお父さんっ子。
ご両親とオジサンたちの飲み会にも、ヒョンとお父さんの横に座っている。 寒いと、さりげにお父さんのパーカーを羽織っている。

「W さんの好きな榮倉奈々、どこがいいんだか解んないな、まあ、いつも横で笑っててくれそうだけど」とお父さん。
「・・・あの、どんくさいところがいいじゃん!」と私。

彼女のお父さんは未だにキョンキョン好き。 私の隣りに座る宮内庁の職員のようなE さんが「榮倉奈々って誰?」
「カワイいいよね?」と娘さんに振る。 困ったように首を傾げている。

「W さん、剛力ちゃんも好きなんでしょ」と娘さん。 「剛力って誰?」と宮内庁。
「・・・(ニコッ)・・」とする私。

こんな会話をいつでも娘とできるお父さんが羨ましい。 
小さい時は「大きくなったら絶対パパと結婚する」と言っていた娘は10年も経てば「・・・ヤメテよ、うざいから」となる家庭が殆どだと想うが、育て方がよかったのかT さんちの娘さんは親とも変なオジサンたちともちゃんと会話をしてくれる。


もしどこかで、「この Blog の主はあなたのお父さんのよ」と母親から告白された娘さんがいたなら、是非、非公開のところにコメントを入れておいて欲しい。
息子の場合はジッと心にしまっておいてくれ。 
[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-17 19:51 | 散歩 | Comments(4)

君の心で花は咲く

e0158857_21131752.jpg




大阪土産の豆狸のおいなりさんをいただいた。
東京の甘濃いいのとは違って木村多江のようなサラーっとした感じで、一気に食べてしまった。

晴れ渡る青い空。
渋谷のマークシティーの前で待ち合わせをしていた。

横にいた60代半ばのご夫婦。
奥さんは旦那さんに東急の紙袋を預けている。
「じゃあ、ここで待っていてね。買ってくるものは?」
「ない」
「ぬれ甘納豆、買ってくる?」
「任せる」
「混んでると思うから少し時間かかるわよ、ここから動かないでよ」
「ああ」

東横のれん街がマークシティーへ移って、連日大盛況。 旦那さんは人混みが苦手みたいだ。
「ここから動かないでよ」と強く言われて、ほんとに一歩も動かないでいる。
若者だったらすぐに携帯を開く?のだが旦那さんは紙袋を2つ抱え、清々しい顔で遠くの景色を眺めている。

” 花園 " のぬれ甘納豆がきっと大好物な旦那さん。 奥さんの問いかけには全て4文字以内で返答する。
奥さんが選んでくれたのであろう春物のコットン・ジャンパーが恰好よかった。


韓国の女性詩人・李承信(イ・スンミン)が3.11の震災に接し、新詩集 『 君の心で花は咲く 』 のなかで120首を詠んだ。

          ” 花咲けばあの人かと 雨降ればあの人かと 微笑みで迎える美しき沈黙 ”





帰り道、イヤホンから流れる秦基博の ♪ 鱗(うろこ) ♪ が、お父さんの立っていた渋谷の街の情景とに妙にマッチしていた。
[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-13 21:17 | | Comments(2)

行方不明の時間

e0158857_1362959.jpg




e0158857_20463482.jpg


                               
e0158857_20485770.jpg





e0158857_20501995.jpg






e0158857_20513445.jpg







さくらから新緑へ

色を宿して季節は移る


歩く町々は パレットの上のよう

その彩りが路往く人のこころに映える


人の姿が優しく見えた











e0158857_2124922.jpg


小学生の男の子2人が私のあとをついてくる
「なにを撮るの?」 「お仕事なの?」 「あっちにもいい場所所があるよ」
訊いてみると私の母校と同じ すぐそこの小学校


e0158857_2195122.jpg
茨木のり子の詩に 『 行方不明の時間 』 という作品がある。

人間には
行方不明の時間が必要です
なぜかはわからないけど
そんなふうに囁くものがあるのです
三十分であれ 一時間であれ
ポワンとひとり
なにものからも離れ
うたたねにしろ
瞑想にしろ
不埒なことをするにしろ
  (中略)
ふと自分の存在を掻き消す時間が必要です
  (後略)

私はこの詩のように常に行方不明。
チャイムが鳴っても 電話が鳴ってもでないときが多い。
突然の訪問者には会う必要がないし、連絡は殆どメールで済む。

年配のサラリーマンたちは行方不明の時間を上手く使っている。
大滝秀治さんが通った渋谷の立ち飲み屋。
地下にある広い店内には行方不明の男たちが宙を眺めながら、旨そうに酒を口に運んでいる。
そんな電波の届きにくい陣地みたいな空間が大好きだ。



e0158857_1384626.jpg




e0158857_21361149.jpg

[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-10 21:39 | 散歩 | Comments(2)

♪ 祭りのあとのさみしさが いやでもやってくるのなら・・・ 

e0158857_1504320.jpg




e0158857_1514953.jpg
PC の液晶が壊れ、液晶破損は保証外と言われ、なかなか言うことを聞いてくれなかった以前の PC を引っ張り出し、数々のデータを移動し、設定をやり直し、でもプリンターの無線ランは不可。

週に一回、一緒にたらふく呑んでいる肝臓学会の内科医に血液検査の結果を見てもらったら「ちょっと飲み過ぎじゃない!? 当分、控えなきゃダメ!」と杯を交わしながら厳重注意を受けた。

「明日から当分、酒を断つ!」と金曜日、男女5人で酒宴。
男同士で呑むと酔いは躰には回らないが、そこに素敵な女子が入ると、「酔ったらイケナイぞ!」と戒めているのだが、グッと抑えている分、脳から爪先まで勢いよくまわってくる。

酒宴の後半から朝、目覚めるまでの記憶がなくなっていた。 
帰り路、ひとりでもう一軒はしご酒をしたみたいだ。
祭りの後の虚しさはいつも反省から始まる。



外は春の嵐、買っておいた材料でサンラータンを作った。
スープだけでは飽きてしまうので、ラーメンをつけソバにして、ラー油をいっぱい絡ませて、いい汗をかきながら食べた。





e0158857_15261161.jpg
今朝、突風の吹き荒れるなか、少しメタボ気味の女性が吹けば飛ぶような小型犬を連れ、散歩をしていた。
「なにもこんな日に」と小型犬の嘆きが聞こえてきそう。
飼い主を風除けに、何度も止まりながらトコトコと歩いていた。

榮倉奈々ちゃんのCM 、ノンアルコール・ビール ” オールフリー” の日々がつづくが我慢。

金曜日、みんなで食べたイワシ料理屋のつみれ汁が無性に美味しかったので、今週作ってみることにしよう。

あ~ぁ、あ
[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-07 15:49 | | Comments(2)

叫び

e0158857_22492810.jpg





e0158857_2250367.jpg


六本木・ミッドタウンの入り口前に大きなオブジェがあった。
雨の中、傘の角度を上げ見入ってしまった。

丸めた新聞紙とガムテープで作られたオブジェ、子供から年寄りまで叫んだり上を見たり、無表情だったり、喜びの叫びとも嘆きの叫びとも観る人によって、その時の心持ちによって感じ方が違うのかもしれない。

あとで知ったのだが、関口光太郎さんの 『 あ 』 という作品。 遠くから見ると " あ " という文字のオブジェらしい。


e0158857_233644.jpg





e0158857_2335516.jpg




雨の乃木神社、ソメイヨシノの花びらが濡れた地面に重なることなく、まるで人が撒いたように均等に置かれていた。


e0158857_11573173.jpg




e0158857_11581717.jpg




e0158857_11585372.jpg


狸穴から坂を下り、麻布十番から目黒行きのバスに乗った。

仙台坂をのぼって、都立中央図書館、子供の頃の遊び場だった有栖川公園を通る麻布界隈の風景が好きだ。

このバスの運転手さんはきっとカラオケが好きだろうと想った。

「左折いたしますっ」 「バスが停車してから席をお立ちください」 「傘を忘れないようにしてくださいっ」と、どのアナウンスにも五木ひろし風のフシがついている。

ただ、バスが発車するときに必ず「ヨイショ」という言葉が漏れる。 「はい、発車しま~す。 ヨイショ・・・」
人力車を牽いているわけじゃないのに、力が入るみたいだ。
私の後ろの席の女の子が笑いのツボにはまっていた。

「がんばれ運転手さん!仕事が終わったら、ご近所のカラオケスナックでポッキーでもつまみながら五木ひろしの ♪ 契り ♪ でも歌ってください」
[PR]
by w-scarecrow | 2013-04-03 23:41 | 散歩 | Comments(6)