winter's scarecrow

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輝き

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クリスマス・イヴの夜の街
世の中にこんなにたくさんのカップルがいるのかと
右を向いても左を見ても
スマホを片手に持ったカップルで溢れていた


バブルの頃みたく、ブランド物で身を包んだカップルが
有名フレンチ店に行くのではなく
きっと身の丈に合った自然体で食事のできる場所へ
行くのだろう


内向きだ 草食系だ 車に興味がない
外国への関心もない
お金を使うこと嫌う ということを耳にする

彼らは「嫌消費」ではなく 「賢消費」家なのだと感じる

景気が良かった時代を全く知らない彼ら
消費が美徳だった時代を生きた人々と違って
背伸びをしない
そんな等身大の彼らの姿は清々しく映る








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「メールを送ったんだけど、あいつウンともスンとも言ってこないんだよ」と擦れ違いざまに聞こえた会話。

「スン」って言葉はどういう意味なんだろう?
「このお煎餅もらっていい?」と訊いたら「ウン」と答える、「スン」とは答えない。
どういう意味なんだ!スンは。

正月用の鶏肉を早速買ってきて冷凍庫に仕舞った。 あと5日でお雑煮が食べられる。
♪ もういくつ寝るとお正月 お正月には凧あげて こまをまわして遊びましょ・・♪ そうだ、こまも買ってこよう。
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by w-scarecrow | 2012-12-27 21:14 | 散歩 | Comments(4)

冬のカンダ

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           喫煙族はタバコの販売機の前で一服。 肩身が狭い。


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古本屋とカレーの街、神保町。1890年代後半、千人を超える中国人留学生たちが神田界隈に居住し、彼らが通った中国料理店が建ち並んでいたという日本初の中華街だった街。
孫文も周恩来もこの地に青春の一片を残した。

神保町から神田駅、JRのガード下を秋葉原、御徒町、上野まで歩いた。

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      神田駅界隈、おじさんたちのパラダイス。 昼過ぎから居酒屋でホッピーを呑んでるエビスさんみたいな顔、顔。

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       御徒町からアメ横へ入る。 新年を迎えるまでまだ10日もあるのに買い出しの人で賑わっていた。


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散歩へ出る前の腹ごしらえ、懐かしの神保町 " 天ぷら いもや " へ。10代の頃から中古レコード屋や古本を探しに来たとき、 " いもや " は欠かせなかった。

天ぷら定食は¥650、野菜物の追加は¥100、あなごは¥200、揚げたてを腹いっぱいに食べられる。





12月21日は地球滅亡の日、4時間の散歩の後、冬至のゆず湯に浸るため銭湯へ行って身を清めてきた。

大きな湯槽にゆずがポワンポワンと浮かんでいた。
ここに三つ葉を入れればお吸い物みたいだと考えながら最期の湯に満足。

家に帰ってもゆずの香りが残っていた。 ひとりで愉しむのはもったいないので飲み屋へ直行した。
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by w-scarecrow | 2012-12-22 10:36 | 散歩 | Comments(2)

言ってみるもんだ!

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誕生日の前、
「w さん、誕生日に何かほしいものあります?」

と飲み屋のカウンターに座るなり、写真好きのN さんに訊かれたので「カメラ!」と答えたらカメラをもらった。

「セーラー服」と答えたら、太鼓判を押したようなA型のN さんはちゃんと揃えてきてくれたかも。

男から誕生日プレゼントをもらったのは人生で初めてかもしれない。

バレンタインデーにオカマのお兄ちゃんからチョコをもらったことはあるが・・。

Rollei のコンパクトカメラ、Agfa の OPTIMA、それとLOMOLITOS という使い捨てカメラをいただいた。

男はいくつになってもToy風のものが大好きだ。 ありがとうございました。






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日本中が冷蔵庫の中にいるようだ、北や日本海側は冷凍庫。

東京も寒い、ビル風が刺すように冷たい。 暗がりを歩いていたら背を丸めたペンギンやシロクマに出会いそうだ。

TV でブライダルエステ事情を観ながら「今からもがいても、ムリ!」とひとり呟いていたら、29歳のFくんから電話があった。

「w さん、驚かないでくださいね!・・・身を固めることになりました」
「あの子?!」 「そうです!」
「出来ちゃった結婚?」 「なんで判るんですか?」
「結婚式、呼ばなくていいよ」 「なんでですか?」
「きっとお前は泣くだろうし、スピーチでウソ言いたくないし、人前で新妻とキスをするの見たくないし・・・だから呼ばないで」
「マジですか?!・・・じゃあ、子供の名前を決める時は相談にのってくださいね」
「” はずみちゃん” か ” なりゆき君” でいいじゃん」 「それもいいスね」

と、父親になるFくんとの会話。 出産のときは付き合ってくださいと言われそうだ。
病院の前に屋台のおでん屋が店を出していたら行くことにしよう。
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by w-scarecrow | 2012-12-19 19:34 | もの | Comments(4)

鮭の焼き漬

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あと2週間もすれば年が明ける。

除夜の鐘を聞きながら「あ~今年も終わりか・・」と思う人と、「さーて、新しい年が始まる・・」と考える人がいる。

やることを少しづつこなしながらも噛み過ぎたチューインガムのように、日めくりカレンダーを捲っては屑カゴへ入れるような日々。

「あ~今年も終わりか・・」


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越後の郷土料理 " 鮭の焼き漬 " を作った。


白焼きをした生鮭を焼いてすぐに醤油ベースの出し汁に漬け、1,2日寝かせておき、食べるときにまた火を通す。



出し汁(昆布出汁) 500ml、みりん 400ml、酒 300ml、

醤油 200ml、塩 大さじ1、酢 少々の割合で火にかけ、冷ます。








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松崎しげるみたいな醤油色した鮭、これがご飯のおかずにぴったし。

味噌漬けでも焼き漬でも鮭の旨みが倍増する。


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ハマグリとふぐの切り身の茶碗蒸しも作ってみた。 軽くあんをかけた。
小田急ハルクで大き目のハマグリ10個が¥580で売っていた。 安い!
残りはお吸い物に。

回転寿司で多く食べるネタの1位はサーモン、2位はハマチ、ブリ、3位はマグロ赤身、4位はマグロ中トロらしい。

寄生虫の心配がなく生で食べれる養殖サーモン、世代的な相違なのか注文したことがない。
ハマチは以っての他、ブリは油が強いので照り焼きが一番・・・なんて思うのは年をとってきたのかな。

寿司屋のカウウターに座り、「とりあえず、中トロから・・」という子はオイオイと引いてしまう。
「とりあえず、カッパ巻から」という健気な子がいい。

もうすぐ X'mas、今年は回転しない寿司でも食べに行こうかな。 ハマチはヤダ、かんぴょう巻からいってみよう。
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by w-scarecrow | 2012-12-15 18:58 | 食 + うつわ | Comments(2)

くじけるな ミッキー

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寒々とした夜の下北沢、

棒を持ったミッキーがひとり悩んでいます。



通勤(飲み屋への)時間まで、

一杯目の生ビールがスカッーと美味しく呑めるように

街を徘徊。




ショーウィンドーを覗き込むカップルを横目に

安売りのホカロンとトメダインを買いにドラッグストアへ。










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進学塾へ向かう子供たちが走っていく。


飛行機の機内で泣き止まぬ赤ちゃんをあやしつづけるお母さん、周りへの迷惑を気にしてか俯きかげんにわが子にずっと話かけていたという。

赤ちゃんの泣き声にいてもたってもいられなくなった女性客が母親に「飛行機に乗せるにはもっと大きくなってからにしなさい!」と言い、乗務員にはここで降りてもらいなさいと進言し、航空会社へも忠告したらしい。

明治時代の初期に日本に滞在していた米国人動物学者モースは日本は「こどもの天国」と称したらしい。
子供への深い思い、扱われ方、どれをとっても世界で一番と言っていた。

「こどもの天国」、そんな国であってほしい。







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2012年12月12日、なにか語呂がいい。 生誕何年だかは解らないが今日は福沢諭吉の誕生日。
さて、どう祝おう?
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by w-scarecrow | 2012-12-12 08:25 | 散歩 | Comments(2)

時雨煮

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                     陽の落ちるころの散歩道 冷たい風に抗い揺れている
                     葉を落とし 春に芽吹き 花咲かせ
                     若葉に萌え 灼熱の陽を浴び 紅葉する

                     一本の木々ごとに季節は巡る
                     ことしも一年 おつかれさま


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牛タン丼ではありません。 牛の時雨煮丼。

牛スネ肉が安く売っていたので、コトコトと時雨煮に。

20代初めに横浜中華街の昼定食で食べた、牛スネ肉と大根のオイスターソース煮の美味しさが忘れられず、スネ肉を買うと大根と中華の香辛料で煮てしまうことが多い。
食欲のない日々がつづいたので今日はやわらかく煮込んだ時雨煮に。

ご飯のおかずを作るのはさぼど面倒ではないが、冷蔵庫で眠る食べごろの柿やキウイ、なぜか果物の皮を剥くのがいつも億劫でしょうがない。


「芸とは水に字をかくようなもの、演じたそばから消えてゆく」
藤山寛美の言葉を中村勘三郎は肝に銘じていたという。

石坂洋次郎の小説で " 水で書かれた物語 " というのがある。 ふと自分が水に浸した筆で日記を書いている姿を想い浮かべてしまう。

衣を脱いだ木々たちよ、おつかれさま。
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by w-scarecrow | 2012-12-09 14:38 | 食 + うつわ | Comments(2)

一人分の力

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       1972年に販売されていたスウェーデン、グスタフスベリ社製のチュールチュールという tea cup & saucer。
       緑とあずき色の2色で描かれた鳥たちが遊んでいる。

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                      同じくスウェーデン、ロールストランド社製のパーク。
                      北欧の公園というより、温暖な南の国の木々を想わせる。
                      冬の朝の紅茶のひと時、夢は新緑の木々の間を駆け巡る。


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小田原で工房を持つ遠藤 岳さんの tea pot。
このなんの飾り気のない粉引のポットが大好きだ。 
眺めているとやんわりと緊張がとけてくる。


禁煙治療の飲み薬で胃の不調が5日間つづいている。
タバコは想像していたよりも、すんなりと禁煙状態を守っている。
飲み薬は辞め、自力で治していこうと思っている。


そんな体調不良の中、朝のニュースで中村勘三郎死去の知らせ。
なにか躰中の力が抜けてゆく。
「なんで・・」と言葉が消えてゆく。

自分のためにだと一人分の力しか出ない、自分以外の人のためだとその何倍もの力が出る。
まさしくそんな役者さんであり、人だったのかもしれない。


朝の澄んだ空気に窓からは冠雪した富士山の雄姿が見える。
またスイッチをオンにして、いつもと反対の足で玄関をでる。

♪ あたまを雲の上に出し 四方の山を見おろして かみなりさまを下にきく ふじは日本一の山 ♪

人がいるときは小声で、いないときはハキハキトと大きく歌ってみる。
少しはギアチェンジになるも、選挙カーからの「渋谷区にお住まいの皆様・・・」の声に一憂、手まで振られた。
軽く頭まで下げてしまった。 
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by w-scarecrow | 2012-12-05 20:01 | うつわ | Comments(10)

ふぞろい

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[訳あり・送料込 ¥2500] 贈答用の正規品よりも訳ありの果物に目がゆき注文をしてしまう。
スーパーにも規格外の商品をもっともっと置いてくれればと思う。

不揃いであっても味が大きく違うわけではない。
不揃いという言葉はすぐに " ふぞろいの林檎たち ” のドラマが想い浮かんでしまう。

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法隆寺や薬師寺の建物は修理を重ねながら1300年間耐えてきている。
塔の各階にある四つの角を隅木というらしい、法隆寺の隅木は下から上まで一直線に揃っている。

でも内部から見ると不揃いな木で作られ、支え合っているという。
木は全てクセを持っているので長年の間に動いて隅の位置が移動する。
千年を超える塔が直線を保っているのは、木のクセを一本一本理解している飛鳥時代からの大工の知識と創造力によるのだ。


法隆寺最後の宮大工・西岡常一棟梁のたった一人の弟子、小川三夫氏が言う。
「集団は不揃いがええ。同じような人ばかりでは、心も何も育たない。人間一人で考えたってろくなもんじゃない。答えが解らなくなくなって、他の人を見てれば解るってこともある。解らないやつが一人で考えたり悩んだって、答えは見つからへん」

「学校でも器用な子の方が先生に喜ばれるわけだよ。学校は促成栽培だから器用なやつほど成績が良くて、いい子なんや。早く簡単に仕事を済ませる要領の良さは職人の世界では絶対にあかんことだ」

「急いだら人は育たんで、不揃いの中で育つのが一番や」

宮大工は棟梁を中心としての集団での作業。同じ土壌で育った大工だけでは同じ思考の知恵や工夫しか出ず、壁にぶち当たったときの越える力が生まれないということなのかもしれない。

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私は中学の3年間しか制服を着たことがない、だからなのかは判らないが黒のリクルート・スーツを着た集団が恐い。
キャビン・アテンダントやおさげ髪の女学生の制服姿は好きなのに・・・。
バラバラな不揃いの個性が一つになったときは朽ちにくい強靭な塊になれると想う。

カメラを持ち街へ出ようと支度を始めたが昼頃から空は灰色の雲に覆われ、雨もポチポチ落ちてきたので部屋で本でも読むことにした。
2時過ぎた頃からピカピカと陽が差してきた。 今日はなぜか人込みの中にいたかったのに。
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by w-scarecrow | 2012-12-01 18:17 | 散歩 | Comments(6)