winter's scarecrow

<   2012年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧

奏でるように・・♪

e0158857_14241558.jpg




e0158857_18483714.jpg


                      兵庫県三田市で作陶されている若杉聖子さんのうつわ。
                      ”ヴィーナスの誕生”と題されたうつわにマスカットをのせた。

e0158857_18532586.jpg



e0158857_1856156.jpg



若杉さんのうつわを眺めていると音楽が聴こえてきそうだ。

ドビュッシーの弦楽四重奏、バイオリンの張りつめた緊張感、チェロが柔らかな曲線を描く。

柔と剛の対極と融合、ビィオラの円やかな音色が平面を形どる。



若杉さんのうつわは泥しょう鋳込みという技法が用いられている。
石膏を彫刻のように削りだした後、型を作り泥状の粘土を流し入れる。
その後の表面の研磨、一つ一つが丁寧に仕上げられた作品群です。









e0158857_1913752.jpg


夏の余韻を愉しむ暇もなく、どっと秋になってしまった。 10代の頃だったら愉しむも傷を癒すのも徐々に移ろうこの季節が変化をもたらしてくれた。
今は夏の猛暑で疲れた躰をいたわるだけ。 

スーパーや八百屋の軒先に柿が並び始めた。
子供の頃は柿はかたかったり、渋かったりあまり好きではなかった。 今は大好き。

柿は種が大きくなると、それまで渋かった実が甘くなり、鳥たちの食欲をそそり種を運んでもらうことができるのだ。
そんな食物連鎖を私たちがパクパクと食べてしまっている。
柿は皮を通してではなくヘタで空気を吸っているらしい。 

” 柿食へばベルがなるなりゆうパック "    注文した味噌が信州・佐久から届いた。
[PR]
by w-scarecrow | 2012-09-27 19:47 | うつわ | Comments(4)

渋谷の 『 昭和 』 が消えてゆく

e0158857_16323814.jpg

                    黄昏時、渋谷川から国道246号、東急東横線渋谷駅を見渡す。
                    暗渠の中を流れてきた渋谷川がここで初めて顔を出す。


e0158857_16371547.jpg



e0158857_1637455.jpg

                        老朽化した高架の上を東横線が走る。
                        この風景を見れるのもあと半年、3月15日まで。
                        代官山駅~渋谷駅間は地下に潜り副都心線に乗り入れる。
                        横浜中華街から渋谷、新宿、池袋を通り埼玉県南部と結ばれる。


e0158857_1647108.jpg



渋谷ヒカリエをはじめ渋谷駅周辺の再開発が始まっている。

東急東横店東館も解体され生まれ変わる。


線路脇や高架下には私の好きな昭和の香りがムンムンとする酒場が並ぶ。

私もこの界隈にずっと通っていた。


疲れたおじさんたちの嘆き節を聞くのが結構好きだった。

おじさんたちの常套句は「な~、お兄さん、ここだけの話だけどよ・・・」と「オレに言わさしてもらえれば・・」
殆どは世の中の理不尽なことの話とカミサンの話、下ネタがないので居心地がよかった。






e0158857_1763852.jpg


私の周りにはやたらと九州出身者が多い。 「しゃからしか!」、「とっとっと」、「むぞらしか」、「よだぎー」、「よかばい」
九州全域の言葉が混ざりあって頭にインプットされている。

彼らの女房が大変だ。 同じ九州出身の女房だったら、威張り散らしている旦那を手のひらで転がすことができるのだが、草食系の男に慣れ親しんだ女性は大変だ。

「w さん、もうヤダ、九州男児は。『 なんとか言ったらどうなんだ!』 とか 『 いいから真っ直ぐに帰って来い!』 とか極度のヤキモチ屋だし、全て上から目線で命令形だし・・・」

「あのDNA は無理だよ、大阪のおばちゃんよりずっと歴史が長いし。まともに向き合うと疲れちゃうだろうから、適当に流せば。 『 なんとか言ったらどうなんだ!』 と言われたら 『 なんとか・・・!』 って返して、『 いいから真っ直ぐに帰って来い!』 だったら 『 曲がらないと帰れないんだけど・・・!』、遊びで返しちゃえばいいんじゃん」

と、高田純次みたいな無責任な会話をしている今日、このごろです。
[PR]
by w-scarecrow | 2012-09-21 19:55 | 散歩 | Comments(10)

アクアパッツァ

e0158857_1654942.jpg

特売で売っていたカジキマグロでアクアパッツァを作った。

目を細めて見ないとゴチャゴチャ具材があって見にくいかもしれません。
TV でイタリア人シェフが白身魚の上に(油をひかずに)炒めた生ハムをのせていたので真似してみた。
味のアクセントになってグットアイデア。

e0158857_1712121.jpg


久しぶりに銭湯へ行ってきた。 番台で入浴料を払うときは昔からの習性で背伸びをしながらゆっくりと小銭を渡すのだが、最近は玄関口に番台があるところが多く、ドキドキすることがなくなってしまった。

小学生時代、仲良しだったY 君の家は銭湯だった。 営業時間前は脱衣場や洗い場で遊び、営業中は洗い場の覗き窓がある蒸気でムンムンとした場所で遊んだ。
「あの小さな窓から女湯を覗くことあるの?」
「たまに。でも怒られないよ」
いずれは家業を継ぐ身、女性の裸に慣れさせようとさせていたのかもしれない。
私も覗かせてもらった。

♪ 神田川 ♪ の歌詞が脳裏にあるのか、銭湯を出ると風呂桶を胸元に抱えた長い髪の女性が私を待っている幻想に襲われる。

♪ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが怖かった ♪
[PR]
by w-scarecrow | 2012-09-16 19:59 | 食 + うつわ | Comments(8)

ローラ

e0158857_206423.jpg


                  秋はどこで寄り道をしているのやら・・・
                  早~く来い。

e0158857_20112396.jpg


井の頭線、東松原にある創菓工房・ARANCIA (アランチャ)の抹茶ロールケーキ。

                             世田谷区松原6-11-7
                             TEL: 03-3323-5578
                             OPEN: 10:00~20:00
                             CLOSED: 月曜日

日本一美味しいと思っている「すろーる」というシンプルなロールケーキは以前up しました。
「すろーる」同様、スポンジ、抹茶クリーム、カスタードのきめ細やかな味わい、丁寧な手仕事の画が浮かぶ。


e0158857_202759.jpg








岡井 翼さんの Cup & Saucer。

恵比寿三越のテーブルウェアの小さなスペースでミニ展示会が行われていた。

C/S のやわらかな曲線が素敵で師匠である内田鋼一さんの作風が受け継がれている。

穏やかな笑顔で接してくれた岡井さん。 工房のある四日市の作家さんたちの話やうつわ作りのことを話してくれた。




e0158857_20452116.jpg












山梨県甲州市で作陶されている原田七重さんの tea pot


2人分強の容量があって使い勝手のよい pot です

貫入が写真では強めに浮かんで見えますが実際はもっとぼやけた感じで、射し込む朝の光に溶け込んだ姿を見せてくれます。












NHK の「サラメシ」という番組を欠かさず観ている。
街で暮らす人、海や山で暮らす人、さまざまな職業で生きている人々のランチタイム、社食や愛妻弁当、自分で作った色とりどりのお弁当。

今週の番組の中で、競馬のジョッキーがグラム単位の体重の上下幅を考えながら食事を摂っている姿が映し出されていた。
一レースにつき300g 、体重が落ちるらしい。 既定の体重がオーバーしないように水分摂取も制限されている。

そんな騎手たちの姿を観て、以前に三輪明宏が女の子たちを前にダイエットの話をしていた言葉を思い出す。

「あなたたちは、何かというとすぐにダイエットしなきゃと言い出す。誰が見ても痩せているのに嫌味のように言い出す。
女がダイエットするのは好きな男のためではなくて、同性の女のため、女性の目をいつも気にしている。
若い男がモデルみたいなスタイルの女を好むのは、それは連れて歩きたいだけ。 結局、男は痩せ細った女ではなく、かつてのセクシーシンボルだったマリリン・モンローみたいなふくやかな女を選ぶの・・・」

そんなような?ことを女の子たちに語っていた。
男にはない女性のやわらかなシルエット、三輪さんの言うように私もそっちの方が好きかもしれない。

立ち食いそば屋の富士そばでカレーライスの食券を買い「福神漬けは抜いてください!」と言ったら角野卓造(春菜)みたいなオバチャンが「OK! ふふふっ・・」とローラみたいな笑みで応えてくれた。
昼飯以降、まだオバチャンのローラ顔が消え去らないでいる。
[PR]
by w-scarecrow | 2012-09-12 21:41 | 食 + うつわ | Comments(6)

ゆかた

e0158857_2041126.jpg


                                  北沢八幡宮の例大祭。

e0158857_2061278.jpg

中学生くらいの女の子たちの浴衣軍団があちこちで輪を作っている。 素敵な光景。
少しづつ大人になってゆく過程の輝きある年頃、まだ女の子よりは数段子供の世界にいる無邪気な男子たち。

同世代の男子たちは浴衣軍団に近寄りにくいのか遠目で見ている。

e0158857_20192079.jpg


種の生き残りをかけてセミたちの合唱が満ちた潮のように競いあっている。

あの啼き声の最後の " ジーッ " と長~くのばすドヤ声が嫌いだ。

いつも行く駅前の飲み屋のエントランスの壁にセミが貼りついている。
セミに気づかれないようにドキドキしながら息を止め通過する。

床に仰向けになっているセミを「邪魔だ!」と軽く蹴飛ばすと、急に啼き声を上げ乱舞する。 驚きのあまり私も声を上げてしまう。
死んだふりをしているセミが怖い・・・。

雷鳴が響いた秋祭りが終わった。 空の雲が段々と高みに上がってゆく。
今年初めてのサンマが夕ご飯。 スレンダーぎみのサンマが2本だけ売れ残っていた。
[PR]
by w-scarecrow | 2012-09-05 20:43 | そのほか | Comments(10)