winter's scarecrow

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遊ぶ

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金曜日の午前中、西麻布のギャラリー桃居で 『大村剛・吉田次朗 二人展』 を観て外苑西通りを自転車で走り実家へ寄った。
北里通りの昔からある豆腐屋で絹豆腐を2丁、隣りの大久保だんごで赤飯を買っていった。
母はTVで大阪桐蔭vs浦和学院の試合に夢中になっていた。
「ケンタッキーのチキンと豆腐と・・・買ってきたよ」
「あら、昨日散歩のついでに豆腐と赤飯を買ってきたのに・・」
被ってしまった。
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まだまだ元気でいてくれる母にひと安心して帰路へ。 去年の12月に open した第3の代官山の名所、蔦屋書店と T-SITE GARDEN へ寄った。

かつては真っ暗で行くのも恐かった代官山近辺、ヒルサイドテラスができお洒落な街への変貌。
同潤会代官山アパートとが取り壊され代官山アドレスに変り、今度はT SITE GARDENが新名所 となった。

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1~2時間、時間を有意義に過ごせる本屋さん、内外の雑誌や充実した各専門書、あっという間に時間が過ぎてしまう。
本、文具、CD・DVD,カメラ屋、おもちゃ屋、ペット関係の店、自転車屋、Cafe, Bar,家族連れもペット連れも楽しめるスペース。

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西郷山公園の小山の真ん中に一本の河津桜が花開いていた。

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手前の染井吉野はまだ固い蕾の様子。
幼児たちが小山の頂上に向かって走り廻っていた。

東京の下町も山の手もどの街を歩いていても路地で小学生が遊ぶ姿を目にすることは殆どない。
数々の遊びのツールがあるとはいえ、部屋の中で架空の世界を浮遊している子供たちを想像すると淋しい。
外で走り廻るのが君たちの仕事なんだから・・・。

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渋谷区富ヶ谷、東大駒場校舎の裏にあるフレッシュネスバーガー1号店、不便な立地、今にも壊れてしまいそうな平屋建てのノスタルジックな店舗。
想い入れかもしれないが、ここの Hot Dog はタマネギとピクルスのみじん切りがたっぷりとかかっていて格別に旨い!

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桜舞う頃、散り際の美しさ。 にほん人はどんな時でも儚さに目がいってしまう。
by w-scarecrow | 2012-03-31 22:42 | 散歩 | Comments(4)

シュン。

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今年、初めての新たけのこのご飯、アサリの汁で炊いた。
それにアサリの身と塩昆布をまぶして食べた。 「春だ~!」
季節の旬のものの炊き込みご飯を食べるときの幸せ。 リゾットでも中華粥でもいい。

中学校の体育の授業で武道・ダンスが必須になったらしい。
自分が中学生だったらどちらを選択するだろう? 夏場の暑い体育館で男同士、横四方固めの寝技を掛けあうのもごめんだ。
かといって人前でヒップホップダンスをシナリをつけて踊り、フィニッシュでドヤ顔を見せるのも抵抗がある。
フォークダンスは好きだったが、ディスコへ行きたいと思ったことは一度もなかった。

教える体育教師たちも大変だ、バブルを味わったジュリアナ世代の女の先生は衣装タンスの奥から、青春の匂いが沁みつたボディコンの服や扇子をひっぱり出し、みつぐ君やアッシー君たちがいた良き時代を想い浮かべているのかもしれない。
竹の子族世代はもう体力的に衰えてる、ハーレムスーツや鉢巻きは、ほどかれて巾着袋になっているかもしれない。

東京は春です。 あ~ぁ・・・。
by w-scarecrow | 2012-03-28 20:05 | 食 + うつわ | Comments(12)

♪ 未知に真っ赤な帆をはって

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モンブランを ” モランボン ” と間違えてしまうように、カヌレを ” カルネ ” と呼んでしまう。

"Dominique Doucet " の生チョコカヌレとカヌレバニラ、カリッとしっとり、少しばかりの弾力、旨い。

フランス・ボルドーの修道院で誕生したというカヌレ、フランス革命で修道女たちが散りじりになり、数十年間カヌレ作りが途絶えていたという。

私が小学生のときの帰り道、いつものように暖簾をくぐっていた駄菓子屋でココアタバコをくわえ、ラムネの栓を抜き、串に刺されたカステラや鈴の形をしたカステラを頬張り、この世で最高の贅沢と感じていたころ、フランスの子供たちはペリエを飲み、カヌレをつまんでいたかと想うとヤルセナイ。

日本では尼寺が発祥の道明寺がある。 さくら餅といえば関東の焼いた皮のものではなく、がぜん関西の ” 道明寺桜餅 ” 。

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春のセンバツが始まった。 偶然にもそうでなくても被災地から石巻工業、17年前の阪神淡路大震災の被災地、淡路島から洲本高校が21世紀枠で選ばれた。

石巻工業の阿部翔人主将の選手宣誓の言葉にも話し口にも心打たれた。 自分たちの思いをきしっと的確に自分の言葉として宣誓をしていた。

「答えのない悲しみを受け入れるのは苦しくて辛いことです・・・・苦難を乗り越えることができれば、その先に大きな幸せが待っていると信じている」

作詞家・阿久悠さんの母校、洲本高校が26年ぶりのセンバツ、阪神淡路大震災の年に生まれた球児が多く出場する。
洲本高校の第二応援歌 『未知に真っ赤な帆をはって』 が阿久さんの詩らしくていい!

♪ 君の心に炎があれば 風も真っ赤にそまるだろう
 今が若いと信じるならば 熱い体になるがいい

 時の流れをとめたいならば 昇る朝日にぶらさがれ
 夢が体にあふれたならば 燃える奇跡が目をさます ♪

石巻工業は昨日、惜敗をしてしまったが清々しい試合だった。 涙は見せなかった。
洲本高校の初戦が愉しみ。 応援歌に耳を傾けて観てみよう。
気分はもう・・・「青春」になってきてしまった。 さてとっ・・・。
by w-scarecrow | 2012-03-23 16:15 | | Comments(10)

朝日にぶらさがりながら

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懐かしい人の夢をみた。 春らしい暖色の服を着ていつものけれんみのない笑顔で春の街を歩いていた。

雨上がりの朝、パンを買いに駒場東大前まで。 駒場公園はまだ冬ざれの風情だが、湿った芝生の上を走り廻る子供たちの声が、近づく春の響きに聞えた。

滋賀県湖西で作陶されている木村展之さんの深い蒼の湯呑。 
窓を開け、雨上がりの空気をいっぱい吸って煎茶を飲む。

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一年前の地震で多くの焼き物が割れたり壊れたり、今は食事に使う皿や鉢、飯椀以外は段ボールに詰め込んでいる。
入り切れなかった湯呑を本棚に無造作に置いている。 クッキーモンスターと一緒に。

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瀬戸在住の陶芸家、キム・ホノさんのカップ。 非日常的な造形と色づかいが日常にポンと舞いこんできたようなキムさんの愉しげなうつわたち。

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矢尾板克則〔新潟)さんの遊び心溢れる湯呑。 ちょっと繊細で少しの大胆さで・・・。 段ボールに仕舞っておきたくない、傍に置きたいホッとする湯呑。

例年は桜の便りが聞こえるころ、甲子園では選抜高校野球大会が始まり、桜の花が満開のころに閉幕する。 
今年は初日に高校生投手ビック2の花巻東の大谷投手と大阪桐蔭の藤浪投手の対戦がある。
身長190cm代の両投手、悲しいかな一回戦でどちらかの投手が消えてしまう。是非、横浜DeNAが今秋のドラフトで一番に獲得してほしい程の好投手。

これから夕飯の買い出しに、また新タケノコの前で今買うか、もっと安くなってからにするか迷いそう・・。 
by w-scarecrow | 2012-03-18 13:55 | うつわ | Comments(10)

わかっちゃいるけどやめられない

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花粉で痒い目を掻き、ネピアで鼻をかみかみ、グミを銅の皿の上にのせ遊んでいる。歯医者へ行くまでの憂鬱な朝の時間。
高田純次が言っていた「俺の行く歯医者はツバを吸引器で吸うんじゃなくて、ちゃんと口で吸ってくれるんだよ」

以前、同じ球形のイクラをupにして写真を撮ってみたらゾクッとする画になってしまった。
「俺はカズノコとスジコと一人っ子は嫌いなんだ、なんか寂しいから」(高田)


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昨晩は ♪ ちょいと一杯のつもりで呑んで いつの間にやらはしご酒~♪ 、 元祖 『 無責任男 』 植木等の ♪ スーダラ節 ♪ を口づさみ神田から新お茶の水駅へ。
地下鉄の中、珍しく隣りに美人が座った。 
正面の硝子窓に映る顔は少しZARD(坂井泉水)に似ている。
彼女の目が次第に薄目になりコックリし始めた。
私も眠たかったが、ここは男として眠ってはいけない。
コックリが大きくなり、私の方にばしっと傾く。 飴ちゃんをしゃぶっているオバちゃんだったら、タイミングを合わせサッと身を引くのだが、ZARD 風の女性なのでここはしっかりと受け止めた。

「” わたし、元タカラ・ジェンヌだったんです” と言うのを聞いて  " わたし元タカダ・ジュンジだったんです " と聞き間違えちゃう」
「人間はギャップが大事!俺は60を過ぎているけど身体の方はまだ中学生とか・・・」
そんな高田ギャグを想い浮かべながら、終点が代々木上原ではなく小田急線乗り入れだったらな~と。
彼女の手に握られているスマホに、どうやったら私のメルアドを赤外線で送れるかをずっと考えていた。

元祖・無責任男、植木等は僧侶の息子。 父親は社会運動にも熱心で治安維持法に引っ掛かり投獄、その間植木少年は父親に代わり、僧衣を着て壇家を廻っていたという。

小学生の頃、2番目に好きな女の子のスカートを捲っては「wくん、最低!」と言われ、「♪ わかっちゃいるけどやめられない ♪ 」と言ってたことを想い出す。

「最近、物忘れが激しくなって、トイレに入って何しに来たんだか忘れちゃうことがあるんだよ」
平成のイイカゲン男、65歳ハジケテますよね。 こんな大人になりたい。
by w-scarecrow | 2012-03-14 08:14 | そのほか | Comments(6)

新★星

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天文家・佐藤直人さんが発見した小惑星 " TOHOKU " という名の星が国際機関に正式に認定され新しく加わった。

惑星が地球を挟んで一直線に並ぶことを 『 (しょう)』 というらしい、

東日本大震災から1年経った今日、小惑星は地球に最接近し、太陽や火星の衝になる。

50年か100年に1回の現象、その巡り合いに気づいた佐藤さんが、鎮魂と復興に願いを込めて命名した新星
" TOHOKU " 。

小惑星 " TOHOKU " の光は肉眼では見えないほど弱いという。

そんな星が今日、帳が降りたころ、南西の方向に姿を現す。

どんな輝きなんだろう? 無数の星の数々のなかやっと名前をつけてもらった星、東北の人々のように控えめに微笑んでいるかもしれない。

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一年前の今日、2:46pm 私は明治通りの北参道付近を自転車で走り、大地のうねりを見た。

それからの一週間、つづく余震の中、出口の見えないトンネルにいるような暗澹とした時の流れ、そんなとき週3回家の前を通る豆腐屋さんのラッパのふ抜けた音色が聞こえてきた。

震災後、初めて聞く、パッと出口を示してくれるようなラッパの響きだった。

今日、また明治通りを通り新宿へ向かった。 

陽射しは暖かったが人出は少ない。 人波がスローモーションで動いているように、ゆるやかな空気の流れを感じた。

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by w-scarecrow | 2012-03-11 20:18 | そのほか | Comments(2)

走る

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             暖かさに誘われて公園には幼児を連れた初々しいお母さんたちがたくさんいた

             公園の真ん中の小山の頂上に向かって

             子供が走っている

             ベビーカーを停めて お母さんが追いかける

             だれが「ヨーイ、ドン!」と言ったのかは知らないが 走る 前だけを見て 走る

             ゴールテープを潜り抜け走っている

             お母さんのお爺ちゃんのそのまたお爺ちゃんの頃からそこに立っている

             梅の古木の間を走っていく

             母親の声も聞こえず  

             風だけを従えて走っていく



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                     周りに梅の木がないこともあるが
                     今春 初めて見る梅の花


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路の真ん中で鏡が人止めをしていた
景色が色っぽくない

3月6日 いつもの帰り道
                     
レミオロメンの ♪ 3月9日 ♪ を聴きながら
by w-scarecrow | 2012-03-07 20:08 | 散歩 | Comments(7)

♪ アカシヤの花の下で・・・♪

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江戸っ子は初物が好きというが、初カツオや初サンマより肥えて脂ののった戻りカツオやサンマの方が旨いに決まっている。
初物を食べると寿命が75日に延びると云うが、「きんは100才、ぎんも100才」のきんさんぎんさんの好物だったのはフライドチキン、魚も好きだったみたいですが初物はそんなには食べていなかったと想う。

江戸時代、初カツオより珍重されていたのは ”初なすび” だったらしい、インド原産の茄子を駿河・三保のお百姓さんが、一つ一つを障子紙でくるみ丁寧に育てていたらしい。
「売る人も まだ知らぬ初なすび」 値段が高騰する初なすびの値段を抑えようと幕府が御触れを出したとのこと。


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小田急ハルクで菜の花とこごみを買い、他に春を味わえる物はと見て廻ったがない。

ふきのとうがあったが天ぷらはひとり暮らしには禁物。

帰りに生揚げ(厚揚げ)を豆腐屋で買い、細竹と鶏団子で炊き合わせにしてみた。


は北九州にある平塚明太子の辛口。

石原裕次郎が愛したという辛口の平塚明太子。

博多にある "しまもと” の明太子が好きだが、クール便の料金を考えると一歩引いてしまう。
なかなか東京の物産展での出店がない。

今回は小田急百貨店の物産展で平塚明太子が出店していたので、切れ子も2パック購入。

ご飯には辛口がいい! あっという間にご飯のおかわり。 
美味い!





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最近、よく耳にする ”一般人” という言葉、芸能人やスポーツ選手、著名人、青年実業家以外は一般人という芸能マスコミの括り。
一般人で結構!

ミシュランの★の付いた店で食事をすることは殆どない一般人。 
回転寿司でヒラメではなく謎の魚のエンガワを食べて「チョー、うまっ!」と美味しく食べている一般人。
そんな一般人の家庭での温かな食事が寿命を75日延ばすのかもしれない。
by w-scarecrow | 2012-03-03 13:27 | 食 + うつわ | Comments(6)

雪の日に

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2月29日、うるう日。 4年に1度のこの日に東京で雪が降ったのは60年ぶりらしい。
水を通しにくいハイカットのスニーカー、靴下の上にビニール袋を履き足元だけでも濡れないようにした。

3年以内に70%の確率で震度7近くの地震があるとの発表があり、いつも頭の片隅に赤いランプが点滅している。
被災地では海水や泥水で傷んだ写真の修復作業がずっとつづけられているらしい。 
いくつもの笑顔がボランティアたちの手で甦っているのかもしれない。

私の部屋にはアルバムが4冊ある。 数年に一度しか開くことはない。
20歳以降の写真はめっきり少なく、バラバラに写真屋さんの袋に入ったままだ。
外国の家庭のように家族や大事な人の写真をフォトスタンドに入れ、リビングや寝室に飾ることはない。
定期入れや財布やバックに忍ばせておくこともない。
ずっと閉じたままだ。

PC に取り込んだ写真の数々、クリックすれば鮮明な画像が現れるが、想い出の一コマがある日突然に消失してしまうかもしれない。

東京は昨日とうって変わって14度くらいなるみたいだ。 今年は梅の見頃と桜の開花が重なってしまうかもしれない。
飛行機の機内食で「chicken or beef ? 」と訊かれて「both 」と答えた仕事仲間がいた。
今春の花見はどこに行こう?
by w-scarecrow | 2012-03-01 07:23 | 散歩 | Comments(2)