winter's scarecrow

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真珠麿 マシュマロ

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              四角いマシュマロ、あまりにも綺麗なので一個だけ楊枝に刺してライターで炙ってみた。
              少しだけキャンプファイアーの淡い想い出、少しだけ金閣寺に火を放った見習い僧の心持ち。
              オイルの匂いだけで美味しい焼きマシュマロとはならなかった。

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         BOUL' MICH (ブールミッシュ)のマシュマロ、何色から食べるか? 
         私は好きなものを最後に残しておく、これでいつも失敗している。
         白から食べ始めた。 最後に濃い黄色のものをと冷蔵庫に入れ翌日に食べたが、なにか少し縮んでしまった。
         常温保存で良かったのかもしれない。


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          ” ヒョウ柄の姉の彼氏は草食系 ”

毎年、この時期になるとサラリーマン川柳の優秀作が発表されるので愉しみである。

          ” デジカメのエサはなんだと孫に聞く ”
          ” 昼食は妻がセレブで俺セルフ ”

以前の優秀作外でもシミジッとした作品で笑かしてくれた。



          サラリーマン生活をしたことのない私に勤め人の悲哀は描けないが、ひとり暮らしの哀愁だけは描けそうだ。
          ひとりチーズ・フォンデューをしながら一句考えてみようっと。
by w-scarecrow | 2011-11-30 22:34 | 食 + うつわ | Comments(12)

きんちゃく

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マックで大好きな冬期限定のグラコロバーガーを食べながら「また師走がくるんだ」とシミジミっとした気分になった。

隣りの席の20代初めの女の子2人。
「S子彼と別れたんだって」
「ウソ!だって待ち受け画面もお揃いにしてたじゃん」
「清正の井戸でしょ!それがさ、聞いてよ・・・」

カップルの別れ話がいいスバイスになって、格別なグラコロバーガーの味になった。
パワースポットは縁結びとはならないみたいだ。 行かないでよかった。

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スーパーで“越後 栃尾の油あげ”というジャンボサイズで肉厚のお揚げさんが並んでいた。
おもしで水きりした絹豆腐に鶏ひき肉、長ネギ、にんじん、いんげん、椎茸できんちゃくを作った。
ヒジキを買うのを忘れてしまったので、なにかボワーとした蛭子さんみたいなきんちゃくになってしまった。
2つ食べたら腹いっぱいの肉厚きんちゃく。

師走の慌ただしさが愉しい人もいる。 亡父も酉の市あたりから師走に入って除夜の鐘が鳴るまで、人が変わったように生き生きとしていた。
年末には私を連れてアメ横に酢ダコや荒巻鮭、数の子の買い出しに行き、神田明神で挙を合わせ、とんかつ屋でハンバーグを私に食べさせてくれた。
近所で火事があり、サイレンの音が聞こえると同時に飛び出していったときの父と、年末の一ヶ月だけはシャキシャキの江戸っ子風情を感じた。

バレンタインデーは貰える立場なのでさほど違和感は感じないが、人々は何故クリスマスにプレゼントを渡すのだろう?
アメリカ人がお盆で帰省するからと TOP'S のチョコレートケーキや東京ばな奈を土産に買って定員の160%増の汽車に乗って古里へ帰るなら認める。

日が暮れてきたので、そろそろご近所のパワースポットで塩辛でもつまみに行ってきます。
by w-scarecrow | 2011-11-27 17:41 | 食 + うつわ | Comments(2)

秋の果実

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勤労感謝の日。 人の姿のない霞ヶ関の官庁街を歩いた。
以前は外務省の窓口でもパスポートを発給してくれた。 それ以来のお侍さんたちの街へ。

「これから手術室に向かいます。心配しないでね。行ってきま~す!」とのメールが早朝に届いた。
その日の夕焼け空。
私が14歳の時に嫁いで行った姉の娘。 姪っ子からのメール。
朝から、涙がこぼれた。

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無事手術を終えた姪のお見舞いに行った。

新宿で姪の好きなマシュマロとマカロンを買った。 それだけでは何か淋しいので東急ハンズでスナフキンと長髪のムーミン(ご先祖様)の小さなぬいぐるみもお見舞いに添えた。
7歳と5歳の子供たちの母である姪に贈るには幼すぎるかもしれないが、私にとって未だ小さな妹みたな意識なのかもしれない。

満面の笑みで袋を開けてくれた。 元気な時の姪の表情と全く変わらない。 いつも朗らかな表情でいてくれる。
これから抗がん剤の服用という試練が待っている。 サイドテーブルにウィッグのカタログが置いてあった。
病室の窓からは空を観ることができないと彼女は嘆いていた。 

「秋の空、こんなだぜ!空も雲も樹も川も、これからずっと君に力を送ってくれるんだぞ」

帰り道、閑散とした官庁街をゆっくりと巡りながら Bonnie Pink & 斎藤和義のサザンのカバー曲 ♪ 真夏の果実 ♪ を聴きながら地下鉄の入り口に向かった。
斎藤和義の抜けた声が、なぜか元気をくれる。
by w-scarecrow | 2011-11-23 22:47 | そのほか | Comments(14)

Kugelhopf クグロフ

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大好きなスコーン、新宿駅から副都心のビル群を抜けて Park Hyatt Tokyo 2F の Pastry Boutique へ。

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ホテル仕様のお洒落な世界各地、日本の特産品がずらりと並ぶ 1F フロアー、
無性に誰かにプレゼントをしたくなる品々、オリーブオイルを贈ってもそんな喜ばないか~と悩みながら、その 2F にあるペストリー・ブティクへ。

ホテル内の全てのパンやデザートを手掛けるペストリーシェフが作った焼き菓子やケーキ、ジャム、チョコレートなとが並んでいる。
どれもが美味しそうで、目移りしてしまう。

おまけに店員さんまでもがホテル仕様の息を呑むようなベッピンさんだった。

" クグロフ " というアルザス地方、スイス、ドイツ、オーストリアにまたがる地域で作られている菓子を買ってきた。

『チョコレート・フィグ・ケーキ』、他にも2種類のクグロフがある。
甘さ抑えめで、しっとり感が堪らなく美味しかった。



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" 秋はもういい匂いだよ
 早く出ておいでよ
 八つ手の花も咲いたよ "


歌人、俵万智が長男を出産する前にこんな歌を詠んだ。


木々は衣を落とし、寒々とした季節に立ち向かう、そんなモラトリアムな季節の緩やかな光りを感じられるひと時。

10代の終わりの頃、副都心の空き地にビルが雨後のタケノコのように三つ四つと芽を出してゆく姿を眺めているのが愉しかった。

そんな建設現場を眺めながら、高校時代から付き合っていた痩せぽっちの彼女から、火を点けた煙草をいつも取り上げられていた。
「タバコはハタチからだよ!」


その頃、片岡義男の小説に夢中になり、いつか小説の中のあの恰好いい!? 台詞を言ってみたかった。
「涙はこらえろよ」 「なぜ?」 「いちいち泣いてなんかいたら、夜空の星がみんな滲んで見えるから・・・」
今から思えば、本当に言わなくってよかった~!

その数年後、いつも私の煙草を取り上げていた彼女は専売公社(日本たばこ産業)の社員と結婚した。

そんなことを想い出しながら西新宿のをビル群を歩き参宮橋の駅まで歩いた。
by w-scarecrow | 2011-11-18 23:06 | 食 + うつわ | Comments(6)

Stefano Battaglia と Tsushimamire

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土曜、日曜とつづけて太陽が顔を出しているのは久しぶりかもしれない。
やっとタンスの中の冬物と夏物の衣類を入れ替えた。
冬物の何点かは洗濯機へ。 ベランダで干す時の爽快感、TV CMのように顔を擦り寄せてしまう。

実家の母は洗い終わった洗濯物を正座をしながら、一つ一つシワをのばし畳んでからベランダへ上がっていく。
私はパンパンパンと洗濯物を挟んで叩くだけ。

洗濯物を干しながら、前夜に呑んだ最後の店から家までの帰り道を想い起こす。
全く記憶が飛んでいる。 ただ帰り道コンビニに寄って、ポンジュースと乾電池を買ってきたみたいだ。
いつものように「wさん、ちゃんと喋っていたしフラフラもしてなかったし、全く酔った感じではなかったですよ」と言われるに違いない。酔っ払いと認識されないのも困りものかと勝手な言い分。

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Stefano Battaglia, Michele Rabbia / PASTORALE
 (click すると youtube へ)
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イタリア人ピアニスト、ステファノ・バターリアとパーカッションとエレクトロニクスのミシェル・ラビアとのduet 。
天の高い秋の空を眺めながら聴くのにはもってこいのアルバム。
前半はリリカルなピアノとシンセサイザーがゆっくりと波が寄せるように折り重なってゆく。
次第にプリミティブな空間を彷徨うようなインプロヴィゼーションに変ってゆく。

ミケランジェロ・アントニオーニのモノクロームの映画のシーンが浮かんできてしまう。
澄んだ川の畔を歩いているようなメロディーラインに変わってゆく。
情緒的に流されず、タイトな旋律がつづいてゆく。

そんなバターリアのアルバムを聴きながらフォカッチャのサンドイッチを食べるのではなく、豚まんで朝食を済ませた。

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いつも笑顔でハスキーボイスのマリちゃんが全国ツアーに出るとチラシをくれた。

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つしまみれ tsushimamire


11/17 (木)  千葉 LOOK
11/26 (土)  富山 SOUL POWER
11/27 (日)  松本 ALECX
12/02 (金)  大阪 Pangea
12/03 (土)  浜松 メスカリンドライブ
12/06 (火)  いわき SONIC
12/12 (月)  米子 ラフズ
12/13 (火)  広島 ナミキジャンクション
12/14 (水)  松山 サロンキティー
12/16 (金)  熊本 Django
12/17 (土)  福岡 graf  



EXILE の追加メンバー募集を待っている私としては羨ましいコンサートツアー、ハードな日程だけどがんばって!
by w-scarecrow | 2011-11-13 15:53 | music | Comments(2)

お地蔵さんと柴犬

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Blog を始めて今日から4年目に入った。
横浜Baystars 応援Blog にしようと思って始めたが全く違う形になってしまいました。
Baystars はDeNAに親会社が変わり、GM に高田繁、新監督に桑田真澄を迎え万年Bクラスのチームを再生してゆく気配だ。 
久しぶりのワクワク感。

朝、ゴミ出しをする時や散歩をする時によく見かけたお爺さんと柴犬。
Blogを始めた頃は、柴犬がお地蔵さんのような顔をしたお爺さんをグイグイと引っ張っていた。 

最近はお爺さんも以前よりは歩く歩幅も狭くなり、愛くるしい顔をした柴犬も少し老けてきた。
二人(?)でゆっくりと、ゆっくりと気儘に朝の町を散歩している。
柴犬の「あんたになんか全く興味ないわ」とでも言いたげな、ツンとした顔が好きだ。
by w-scarecrow | 2011-11-10 08:16 | そのほか | Comments(8)

かけがえのない時間

参宮橋近辺を歩いていたら、小学生の男の子が二人、剣道の防具入れを竹刀に引っかけ肩で担いでいる姿を見た。
なにか久しぶりに見た光景のような気がした。
子供の剣士はハキハキとしていて俊敏そうで恰好いい。 私も5年生のときに好きだったケイコちゃんが警察署の剣道教室へ通っていると聞き、私も少年剣士になった。 歴史は女で作られる。

夜、飲み屋のカウンターでそんなことを思い出しながら、ふと疑問が湧いてきた。 剣道も武道、なぜ技を仕掛けるときにわざわざ
「小手!」とか「胴!」とか決め手の技を伝えるのだろう?

柔道で「背負い投げ~!」とか、弓道で「左隅に的中!」とか、自分の技を伝えることはしない。 なぜ?

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先日、六本木の SAVOIR VIVRE で買った、多治見の若手作家、駒井正人さんのマットな急須。
その緻密で凛とした作りや姿に惚れ惚れする。

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種子島の土で焼かれた大きめの湯呑。 田植えをしている人々の姿が緊張をほぐしてくれる。
朝、焙じ茶を飲むときにユーモラスな絵付けを眺めながらの一服。
種子島で作陶されている池田省吾さんのうつわ。

止めることができない時間の流れを、お茶を淹れる道具たちが、かけがいのないひと時を取り持ってくれる。
そんな一瞬を永遠に変えることができるかもしれない。
by w-scarecrow | 2011-11-06 16:57 | うつわ | Comments(2)

Cookie Monster's Birthday

今日は大好きなセサミストリートのクッキーモンスターの誕生日だとラジオで知り、歩きながらも、改札を抜ける時でも 「cookie~ cookie! 」とひとり小声で呟き、なぜか楽しい一日だった。 cookie!

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昨日はこれぞ日本晴れの秋の空、外苑前から青山一丁目を通り、狸穴へ向かった。

途中、乃木神社で家族の健康を祈願した。 軍人の乃木大将に健康を・・・と思ったが、商売や演芸の神様よりは功徳があるような気がした。

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ビルの壁面に反射した強い太陽光の中を歩きつづけ、神社の境内の大木にふと身を寄せると生命の力強さが伝わってくる。

六本木の交差点の先の狸穴のギャラリーへ、岐阜県多治見でオッと唸るような見事な急須や注器を作っている駒井正人さんの作品を見に行く。

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途中に Hard Rock Cafe Tokyo がある。 一瞬、横浜の佇まい。

建物の横を見ると壁にゴリラがぶら下がっている。 「お疲れさん!」

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右の写真は三軒茶屋の茶沢通り沿いでビルを破壊しているゴジラ。
クッキーモンスターがぶら下がっていれば楽しいんだけど。

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六本木と池袋の街は用が済んだら、すぐさま抜け出したくなる。
スタスタと麻布十番まで下り、大江戸線に乗り代々木まで。

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何年か前に行ったドイツビールが数十種類も置いてあるドイツパブに寄っていこうと思っていたが、数日前からの咳と鼻水の風邪がまだ引かず、諦めることにした。 豚肉のビール煮がとびっきり旨い店なんだけど・・・。

代々木駅から住宅街を抜け小田急線の南新宿駅へ向かうと、昭和を想わせる商店街がある。
ふと、ビーサンをつっかけて商店街の肉屋へコロッケを7個買いに、全力疾走していた小学生の頃の風景が浮かんできた。
by w-scarecrow | 2011-11-02 21:52 | 散歩 | Comments(4)