winter's scarecrow

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和三盆のバウムクーヘン

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またまた美味しいバウムクーヘンを食べた。
香川県高松市にあるレストラン・カフェ Shika ( シカ )の和三盆を使ったしっとりとした大人の味、バーム・ブリュレ・和三盆

和三盆蜜、砂糖をまぶした表面をガスバーナーで焼き焦がしたカラメルがサクサクとしている。
上品な甘さの生地とカラメルがいい具合にマッチしている。

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そんなにバウムクーヘンを試している訳ではありませんが、自分の中では以前紹介した神戸・東灘区の Maltin Martin のシンプルなバウムクーヘンの次に入るくらいの満足感。

先週、たまには浅草へ出て、みつ豆でも食べ、駒形辺りでどぜうでも食べて、不摂生ばかりしている躰に活力でも入れて来ようと想ったが吉日、どぜうと金魚発言でちょっと行きにくくなってしまった。

TV の街頭インタビューで国民不在の元首選びだとか、誰がなっても同じだとかの声を多く聞くが、なんのなんの我々が投票権を持たない代表選びも見ていて楽しい。
有象無象の思惑や私利私欲、出せば切りない四文字熟語の政戦、有名キャスターたちのどの口からそんなキレイごとが出てくるんだ!と耳を疑う言葉より、政治家たちの戦いの方が泥臭くて、言葉の背景を探りながらの人間観察が面白かった。

ゆっくりと台風が近づいてきている。
地元の秋祭りが今週の土日にある。 去年同様、火事で自宅を半焼したK さんと屋台のイカ焼きを食べながら一杯やりたのだが・・・台風のスピード次第。

K さんは今は狭いアパートで仮住まいをしている。 マンションの物件を物色中だという。
「いくらくらいの物件を探しているの?この辺だと高いでしょう?」
「そうなんだよ、華道家の假屋崎いるだろ、奴の御屋敷の玄関にあるシャンデリアの一台分より、ちょっと安いぐらいかな」
「そうかK さんもマンション暮らしか?」
「wくん、マンションってのはジョン・レノンが住んでいたような、入口に制服を着たサッチモみたいな守衛さんが立っている所がマンションっていうんだろう。俺の探しているのはちんまりとした鉄筋コンクリートのアパート!」
K さんは甲州街道沿いのバブルの頃に建った7階建てのワンルームマンションが、假屋崎家のシャンデリアより安い金額で買えそうだと決めているみたいだった。
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by w-scarecrow | 2011-08-31 21:25 | | Comments(0)

ひょこりひょうたん島

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夏の間、疲れ切った胃腸をいたわろうと中華粥を食べる。

鶏ダシのスープに生米を入れ、適当にかき回していれば出来てしまう。

魚介類(缶詰でも)、肉団子、きのこや野菜類、なにをのせてもいい、ただ油条(揚げパン)が入るとアクセントになって見た目にも食欲をそそる。

鍋料理に仙台麩(あぶら麩)を入れたり、スープにクルトンをのせるのと同じでスープの旨みを吸いとってくれて名脇役になってくれる。


お粥さんから話は全く変わってしまいますが、

" ネコと被災地 " 面白いコラムがあった。

牡鹿半島の先端に近いところの海上に、『ひょっこりひょうたん島』のモデルとなった島だという田代島がある。
石巻港から船で一時間半の距離らしい。

その小さなひょっこりひょうたん島には60人が暮らしているらしが、それを上回る100匹以上のネコが住みついている。

餌を定期的にあげてる人もいるらしいが、基本的には野良ネコである。
彼らは気儘にたむろしたり、悠々と路地を歩きまわっている。

そんな放埓な彼らに会いに、全国のネコ好きの人々がやってくるらしい。
カキ養殖の再建事業が、全国のネコ愛好家たちとともに進められているという。
カキが育てば収穫を分配する " にゃんこ・ザ・プロジェクト " 。

島を訪れるネコ好きの人たちは男も女もひとりで来る客が多いそうだ。
集団行動よりも単独行動を好むネコ好きの人々。 束縛を嫌い自由を愛するネコたちと似ているのかもしれない。

また脱線するが、私の周りにいる人の中にも今まで出逢った人々の中にも、小・中学校と親の転勤などで転校を何度か繰り返してきた人たちがいる。
思いこみかもしれないが、彼らはなぜか人との出逢いや別れに対して、情緒的ではなく非常にクールな対応をするんだなと感じていた。
私は転校の経験がないので、いつも転校してゆく仲間には「行っちゃうなよ~!」と涙を流していたが、彼らは「じゃあ」と言って、サッと踵を返し後姿になってしまう。

転校を繰り返してきた彼らの辛い想い出や体験。 30を過ぎても出逢いや別れに対してドライさを感じる人が多い。
集団行動よりも単独行動を好むのかもしれない。 いつでも別れの時をを想定しているような・・・。
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by w-scarecrow | 2011-08-26 17:15 | | Comments(4)

下北沢 阿波踊り 2011

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下北沢一番街 阿波踊り
どっと秋の気配を感じた土曜日の夜、一番街の狭い路を12の連が2拍子のリズムに乗って踊っていた。
地元の連の他に歴史の古い高円寺の連、目黒、経堂、三鷹、中央林間からの参加。

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小さな子どもたちは親から離れ、少し不安気に見える。 男も女も半纏や浴衣姿が粋でいい。

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「ヤッサー、ソレソレソレ」の掛け声、笛や鉦、太鼓の連なる響きを聴いていると徐々に躰の芯が高揚してくる。
" 踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損、損 " 本当にそんな気分にさせてくれる。

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自由に自由に低い姿勢で踊る男踊り、下駄の先で立ちしなやかに踊る女踊り、踊っている人たちが皆、楽しそう。
横にいたラテン系の外国人カップルが我慢できず踊り出した。 リズムがサンバと似ているから思わず躰が勝手に動き出してしまうのかもしれない。

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心と躰が解き放たれた気分でビールをガンガンと呑んでしまった。  ワインバーの店の前に露天が出ていたのでシャングリアをカパカパと呑み、3軒目では焼酎をドバドバと呑んだ。
朝、TVの前の座椅子に座ったままの姿勢で目が覚めた。  ハッ、クシュ!
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by w-scarecrow | 2011-08-21 17:24 | 散歩 | Comments(4)

近すぎる里帰り

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先週末、この暑さを乗りきるには熱くて辛いものを食べなければとQueen's Isetanへ夕食の買い物へ。

野菜売り場に " 香川産ホワイトアスパラ " と記された瑞々しい生のホワイトアスパラがあった。

「えっ、この時期に?!」

チゲ鍋の材料と一緒にカゴの中へ。

10分間茹でて火を止め、20分鍋の中で放置。

オランデーゼソースを作り、日暮れ近かったがパチリ。

翌日、実家へ持って行こうと思いソースは2人分作っておいた。


自転車で15分の里帰り。

大きなボーリュームでブラスバンドが応援歌の演奏が聞こえた。 
座椅子に座る母はスヤスヤと夢の中にいた。


世界水泳、陸上、女子バレー、高校野球と母の大好きなスポーツ中継がこの夏、放送されていたので母にとっては愉しい夏。

「お婆ちゃん、ちゃんと水分や塩分を摂ってる?暑さをガマンしないでクーラーをつけなよ」と、孫や姉、兄たちから代わる代わる電話がかかってきているらしい。

スヤスヤと眠る母の横の小さな卓袱台には、ポカリスエットと食べかけのあん蜜が置いてある。

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「これ、アスパラの皮を全部剥いたのかい?」
「太陽を当てないで栽培したから、元々白い色をしているんだよ」

今日は母が教える舞踊の教室の日。 このまま90歳を過ぎても、ずっとつづけてほしいが毎年のようにお弟子さんたちが亡くなっているらしく心配だ。

今晩は数少ない横浜ベイスターズファンと一緒に、ダントツびりと首位ヤクルトとのナイターの試合を神宮球場へ観戦に行ってくる。
毎年、これ以上底はないんだから上がるのみ!と言いきかせているが、ずっと底でもがいている。
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by w-scarecrow | 2011-08-17 09:11 | 食 + うつわ | Comments(4)

宇治金時が食べたっ!

公園のベンチに座ろうとしている60代のおじさんがいた。
足幅を広げて、持っていたハンカチでサッサッとベンチの土埃を払っている。
野球の審判がブラシでホームベースの土をサッサッと払い除ける姿と一緒だ。

おじさんは恰幅もよく、少しエラの張った顔がホームベースの形をしていた。
きっと、審判の現役を終えた今も土埃を払う習慣が残っているのかもしれない。
電車の扉が閉まる寸前に飛び乗った乗客を見て、「セーフ!」とさりげに手と口が動いているに違いない。

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お客さんが、スナックを出るときに「お大事に~」と思わず言葉が出てしまうバイトの子もいる。

先日、スーパーの傍で凛とした姿勢でキャリーバックを引きながら颯爽と歩いている50代の女性がいた。
かつて堀ちえみが出ていたドラマで、スチュワーデスたちが一列にならんで空港内をキャリーバックを引きながら歩いている姿に似ていた。
おそらくあの女性は元 JAL だ。

電車の運転手さんには職業病はないのだろうか?と想うときがある。
普段、自家用車に乗るときもキーを入れてから、「ブザー良し、ATS 良し、4番線出~発進行~、制限55」と一人でブツブツと言っているのではないかと想う。

色々と仕事によって業界用語があるが、出版界、○○○コンサルタント、広告代理店の人たちが使うカタカナ用語は何がなんだか解らない、いっそのこと全部英語で喋ってくれと思う。

来週まではこの猛暑がつづくらしい、普段、正月しか帰省しない友も今年は新幹線と在来線を乗り継ぎ、海辺の町へと帰って行った。
父親にトランジスタ・ラジオを土産に持ってゆくと言っていた。
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by w-scarecrow | 2011-08-13 21:40 | そのほか | Comments(0)

想い

散歩している犬の鼻息が荒い。
「勘弁してよ、天気予報見たでしょ、ダイエットのと為だかなんだか、こんな日は一人で散歩してくれないかな」
と、飼い主の顔を伺っているように見えた。

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午後4時を過ぎても熱射の街、どこかシベリアあたりの観光地の土産物屋でアルバイトがないだろうか?
温泉饅頭はないだろうから、ピロシキ売りのバイト。
タスマニア島の港町でロブスターを食べさせる屋台のバイトもいいかもしれない。

家に着くまでの最後の200mを、ひとりで「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」と歩数を数えながら歩いて帰った。

日暮れ前のジュンサイでの一杯、沁みた。

昨夜のニュースでの映像。 被災地陸前高田で高田松原の流された松での迎え火。
浴衣姿の女の子が立ち昇る炎を見て、涙を浮かべていた。
京都五山送り火の保存会から依頼され、子どもからお年寄りまでが亡くなられた方々への想い、復興への願いを護摩木に記した333本。

五山送り火保存会の大文字を除く4山の保存会が、今日、市長からの申し出により高田松原の松を燃やすことに同意したという。

震災後、海外のメディアが日本人の規律、秩序、人への思いやりを特記していた。
333本の護摩木で無病息災を祈り、迎え火に掌を合わせていた人たちは、京都の対応へのことなど全く、批判的なことを口に出さなかった。

私も海岸線に連なる高田松原の下で、お寺の娘さんと、にぎり飯を食べたことがある。

陸前高田の人々誇りであった松原の風景、パチパチと飛び散る炎の映像を見て、彼らの想い巡るものを感じて、東北人の生まれ持つ芯に打たれた。
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by w-scarecrow | 2011-08-10 22:41 | そのほか | Comments(8)

ペアグラス

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高校野球の福島代表校の試合を観ながら、そろそろ酒を呑み始めてもいいかなと思い、つまみを作った。
スペイン風オムレツ、トルティージャ。「どこがスペイン風なんじゃい!」
20cm のフライパンで玉子4個、少し薄っぺたくなってしまった。 あと2個必要だっかもしれない。

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写真のベルギー・ビールを呑みながら今、PCに向かっている。
うちにはペアーのビアグラスが1組だけある。

何年か前にT 君が「引っ越すことになったからもらってくれない」と持ってきてくれた。
彼女のY 子と銀座で一緒に買ったペアーグラスらしい。

Y 子は同棲していたT くんの浮気がきっかけで互いの関係がギクシャクしていた。

「いつもと同じ帰り道じゃなくて、全く通ったことのない裏道を遠回りして帰ろうと思って歩いてたの。雨上がりの街が清々しかったせいもあって・・・そのまま歩きつづけたらW くんちの傍まできちゃった」
Y 子は清々しさを引きずってか、ビールを数缶空けてT くんの待つ部屋に帰っていった。

その一ヶ月後にY 子はアメリカへと旅立った。 「W くんちに寄った日に別れようと決めたの。雨上がりの路がそうさせたのかな、とりあえず行ってきま~す」

T くんも数ヶ月後にY 子の住むアメリカの街へ旅立った。
「じゃあ、このペアーグラスは預かっておくことにする。いつでも取りに戻ってきてな」

今、そのビアグラスで2本目のベルギー・ビールを呑んでいる。
T くんはこのグラスを割ることも捨てることもできずに私に預けに来たのだろうと想った。

男は往く道で区切りの太い線を引くことができず、通い慣れた同じ道を遠回りせず、何度も振り返りながら歩いて行くのだと・・・感じる。
ウィッ、そろそろ濃厚なビールが回り始めてきた。 これ以上書くと宇宙人の書いた戯言みたくなってくるので終わります。・・・ウィッ。
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by w-scarecrow | 2011-08-06 17:27 | | Comments(10)

Greek Yoghurt

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世の中のおじさんたちは、壇れいと膳場貴子キャスターが好きだ。(私は、あのもったり感が苦手)

行く先々の飲み屋でおじさんたちの会話に壇れいの名前が出てきた。
「なんか許せねえよな。あんなナルシスとみたいな男と?誰だっけ」
「ふかわりょう(実際は及川光博)」
「そう!ふかわのどこがいいんだろ!壇れいだぜ!もったいない」

60歳以上の80%くらいのおじさんは壇れいが好きだ。

今週の飲み屋のおじさんたちの会話は明るく、希望に満ちていた。
「加藤茶と40何歳も年の差があるんだろ?」
「どこへ行けば知り合えるんだ?堅気のネエちゃんと」
「まあ、芸能人だからな・・・」
「俺らも、こんなオッサンばかりの辛気臭い店で呑んでちゃダメだな」 
「六本木だとか表参道へでも繰り出さないと」
「でもよ、どんな格好していきゃあいいんだ?」

おじさんたちにとっては " なでしこ JAPAN " 以来の勇気と力をもらえたニュースみたいだった。

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FMを聴いていたら、「ブーム到来のギリシャ・ヨーグルト」とうんちくが語られていた。
検索をしたら広尾のナショナル麻布で販売していることが分かり、実家へ寄った帰りに購入。

すご~く濃厚で酸味が少なくカッテージチーズみたいだ。 未知の味、旨い。
普通のヨーグルトに比べると、タンパク質が2~3倍もあり乳脂肪分が低いので、欧米ではかなりヒットしているらしい。
ギリシャでは新婚さんたちがハネムーンに旅立つ前に、ハチミツとクルミ入りのヨーグルトを食べる習慣があるらしい。 変な習慣。 
↑の飲み屋にいるおじさんたちには朗報かも。
今は輸入品しかないが、9月には森永乳業からギリシャ・ヨーグルトが発売されるらしい。

週末にはまた猛暑が戻ってきそうだ。 水分補給にカルピスを飲んでいたらあっという間になくなってしまった。 今度はグレープのカルピスを買ってこようっと。
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by w-scarecrow | 2011-08-03 19:13 | 食 + うつわ | Comments(12)