winter's scarecrow

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そして明日へ

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日曜日の午後
紅茶を飲みながら
写真家・木村伊兵衛全集を捲る

西洋の何百年も変わらぬ街並みとは違い
地震、大火、戦争、高度成長
木で造られた日本の街は、そのつど再建され
再構築してきた

木に覆われた営みが
呼吸する家並みが
そこに生きる人々が見たくなるときがある







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今日まで青山にある"うつわ楓"で開催されている『お茶の時間展』で加藤財さんのtea potを買ってきた。

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100歳を越えてN.Y.で活躍するハンガリー生まれのデザイナー、Eva Zeiselの(Hallcraft製)cup。
coffee cupなのだろうが、大きめなのでいつも紅茶を飲むときに使っている。
今まで気に入ったtea cupに出会ったことがなく、ついついデザインが好きなスウェーデンのRorstland,Gustavsbergの小さめのcoffee cupばかりに目がいってしまう。

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木村伊兵衛(1901~1974)、昭和の初期からプロの写真家として活躍していた木村伊兵衛氏の日常の情景を切り抜いたショットの数々、服装や調度品、背景にも目がいってしまう。

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1953年 本郷

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1953年 本郷森川町

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1953年 江東界隈

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1951年 銀座

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1953年 浅草

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1962年 西新井橋 お化け煙突

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1953年 秋田県大曲 秋田おばこ

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1954年 月島                                         [1984年 筑摩書房刊より]

私が生まれる前の写真でも、モノクロの画から色をイメージすることができる、音も聞こえる、町の匂いも感じる。
亡父や嵐の二宮くんが好きな老母も、こんな時代に生き、笑い、働き、やがて私が生まれてきたんだなと、しみじみと紅茶を飲みながらページを捲った。
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by w-scarecrow | 2011-01-31 08:22 | うつわ | Comments(16)

白線流し

どのくらい前のことだっただろう・・・この時期の学生街は大きなバックを持った受験生が不安げな様子で地図を見ながら、大学の場所を確認している姿をよく見かけた。
おさげの髪にダッフルコートを着てチェックのマフラーを巻いている女の子が多かった。 少し赤みを帯びたほっぺから白い息を手に吹きかけていた。

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サザンオールスターズの曲のなかでも♪ 希望の轍 ♪が好きだ。 この曲を聴くと飛騨川に沿って走る高山本線の雪景色がすぐに想い浮かんでくる。

三つ編みにダッフルコートがよく似合っていた子が10年後、飛騨の街のホテルのレストランでベーカリーを任され働いていた。
名古屋での仕事が終わり、そのまま高山本線に乗った。
久しぶりの再会、変わらぬ笑顔。 髪を後ろで結びいっぱしの職人の顔になっていたが、清々しい彼女の空気感はそのままだった。

今から19年前にフジテレビのドキュメンタリーで岐阜県立斐太高校の3年生の一年間を追った番組があった。
進学、就職への旅立ちに向けての彼らの悲喜こもごもが伝わってきた。
そして卒業式後の大正時代からつづく伝統行事の『白線流し』、学帽の白い紐と女子のセーラーのスカーフを一本に結び合わせ、雪の舞う大八賀川へ流す。
なんて素敵な行事なんだろうと思った。
彼らのうちの多くは都会の大学や会社へと故郷をあとにし、高山本線に乗る。
サザンの♪ 希望の轍 ♪が流れていた。 「夢を乗せて走る車道 明日への旅 通り過ぎる街の色 思い出の日々・・・」

その後、舞台を長野県松本へ移して、長瀬智也と酒井美紀共演のドラマ『白線流し』としてフジテレビで放映されていた。

ドラマのなかで受験生の酒井美紀はダッフルコートを着ていた。
バブルが弾けた後のあの時代の♪ 希望の轍 ♪だったような気がする。 
あまり見ることはなくなったが、おさげの髪にダッフルコートを着た女の子とすれ違うと想わず振り返ってしまう。
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by w-scarecrow | 2011-01-28 20:14 | my back pages | Comments(18)

コスモス

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                   藤原新也著 『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』 より

「この島、東京と同じです」 青年はポツリと言う。
「・・・自分が世界から置き忘れられているような」

青年は大学を出てIT企業に就職したが、パソコンばかりに向き合う日々がイヤになって退社した。
やがてネットカフェ難民となって、大都会のビルの片隅で暮らすことになる。

3年後、福岡県の離島に行きつく。 島全体が通夜のように静まり返っている限界集落で一匹の猫と暮らしている。
「情報が何もないところと情報が洪水ののように溢れているところって、同じように独りの気分になれるんです。孤独というのは最初はあまり好きじゃなかったけど、それに慣れると過ごしやすいというか・・」

青年は独りぼっちの生活を修行僧のように強いているわけではない。
ある日、くる筈のない手紙が配達されてきた、実家からの転送された手紙。
同じネットカフェ暮らしのなかで時折、会話を交わした20代の女性からだった。

広島からの便りだった。
島を出て列車に乗り、手紙に記された住所へと向った。
駅で場所を訊ねると、そこは何もない原野だと言う。

青年はコスモスの咲きみだれた野を見渡す。
彼女が言っていたことを想い出す。 
「わたしが生まれ育った故郷にもコスモスがたくさん咲いている場所があったの。 好きな男の子と一緒にコスモスを摘んでいると、わたしの摘んだコスモスを見て、やっぱり女の子が摘んだ方が彩りがきれいだねって言った。その一言がすごく嬉しかったの」

西の空の雲が割れ、夕刻の日差しが差しはじめている。
無数のコスモスの花が微妙な輝きを発している。
人間の背丈よりも高い野生のコスモスの陰に何かが潜んでいるような気がした。

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『東京漂流』、『乳の海』、『幻世』以来に久しぶりに藤原新也さんの作品を読んだ。
写真家らしい視点が好きだ。
被写体深度の浅いソフトフォーカスな描写ではなく、深度の深い基層に流れているものを映し出しす視点に浸った。






コスモスの影にはいつも誰かが隠れている◆  東京書籍


表題作の他に13篇のエッセイが収められています。
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by w-scarecrow | 2011-01-26 21:07 | | Comments(2)

サイコロ

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TRASPARENTE

Nakameguro













中目黒にあるTRASPARENTE(トラスパレンテ)というパン屋さんの5種類のカレ。

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ブリオッシュ生地でできたキューブ状のかわいらしいパン。
チョコチップの入ったカレ、クリーム、クランベリー、北海道産大納言の自家製あん、レンズ豆のつぶあんの5種類を大人買いをしてきた。
1つ¥180なのでおもたせにはいいかもしれません。 見た目も味も★5つ。

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パストラミのサンドイッチ。 ゴーダチーズにトマト、キュウリ、ニンジンが入っているボリューム満点のサンド。
パストラミ自体が美味しかった。


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バケットの生地のような食感。 表面を揚げたサクサク感が堪りません。
具には刻んだ椎茸が入っていて辛さもちょうどいい。 
今まで食べたカレーパンの中ではベストかもしれない。


TRASPARTENTEはイタリアで3年間修業された方が開業したらしい。
ハード系、プチパン、フランス系のパン、イタリア・エッセンスたっぷりの惣菜パン、和のパン、スイーツ、サンドイッチ等々、小さなブティックを想わせる店内に所狭しと並べられている。

週に1度は自転車を漕いで行きたくなる美味しいパン屋さん。
山手通りを目黒方向に数百メートル行くと、大好きなパン屋さんgentille(ジャンティーユ)もある。
また来週も行ってみようっと。





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TRANSPARENTE

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TEL: 03-3719-1040
open: 9:00~20:00
定休日: 火曜日





昨夜は12月に火事で家を失ったK先輩と男4人での励ます会。
Kさんの家は東京散歩みたいな街歩きの雑誌に何度か登場した戦前に建てられたレトロな3軒長屋。
大好きなテレビ東京の大江アナの出る『モヤモヤさま~ず』を観ていたKさんはウトウトと。 
消防車が何台も通って行く音を夢の中で聞いていたという。
やがてモヤモヤとした煙が室内へ。 慌てて外へ飛び出したらいくつもの赤色灯がキラキラキラキラ。
大勢の見物人と何十人の消防士に見守られ気恥ずかしかったらしい。

裏の家からの出火でKさんちにも飛び火がきていたという。
消火をしている消防士さんに「大事なものを忘れたんだけど、戻ってもいいかな?」「何を言ってんのあんた!ダメ!」
Kさんは前日、一目惚れで買ったイタリア製のジャケットをどうしても、取りに戻りたかったらしい。

Kさんは自分の家が燃えていく様子を見ているのが辛かったのか、自転車で近所のBarへ行きウィスキーのオン・ザ・ロックを呑んでいたらしい。
そんな話を聞きながら4人(薩摩・会津・江戸2名)で焼酎のボトルを3本、二次会で半本空けてしまった。
ひとり暮らしのKさん「今年はきっといいことあるよ・・じゃあな」とフラフラとした足取りで帰っていった。
初詣で引いたおみくじは『凶』だったらしい。
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by w-scarecrow | 2011-01-23 16:04 | | Comments(8)

蚊取り線香

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観覧車を見て、すぐに想い浮かぶのは映画『第三の男』。
第二次大戦後の荒廃したウイーンの街、遊園地の破壊された遊具のなかに観覧車だけは朽ちることなく、灰色の空に聳えている。

事故で死んだとされていたハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)と親友のアメリカ人小説家マーティンズ(ジョセフ・コットン)が再会する観覧車のシーン。
ハリーが粗悪なペニシリンの闇売買で財を成しているという事実を信じたくないマーティンズにいう言葉が印象的だった。

「ボルジア家の30年の圧政はミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチのルネッサンスを生んだが、スイス500年のデモクラシーと平和は何を生んだ?! 鳩時計だけだ」

観覧車の高みから見えてくるもの、頂きから徐々に降りてくる周りの風景の変化・・・。

戦争という『悪』に翻弄され、心までも壊されていった現実の虚しさがハリーの口元に浮かんでいた。

FMからガンジー石原の歌う♪人間は蚊取り線香♪ という曲が流れてきた。
中島らもさんの劇団の作家をしていたガンジー石原、50歳を過ぎてのシンガーデビューらしい。

渦を巻いた線香はゆっくりと燃え、灰を落とし、やがて渦の中心にきた時に役目を終える。


私は蚊取り線香が尽きたとき、燃え落ちた灰が生きてきた証しを残すように、渦を巻いた灰になっている様子をしばらく眺めてしまうことがある。
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by w-scarecrow | 2011-01-20 18:25 | そのほか | Comments(8)

わらび

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早蕨(さわらび)柄の会津木綿の守袋。


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『早蕨』、早春の空に向かって芽を出す姿は生命力の象徴。

杉や檜の花粉の舞う空に向かってポンと芽を出す。
蕨(わらび)はアクが強い、勝てるかも。

守袋は元来、お守りや護符をしまっておく袋。
小さなメモ帳や筆記用具、三文判を入れておこうと思ったのですが、デジタル・オーディオ・プレイヤーを入れている。

以前はリュックの中に無造作に入れておいたのですが、買い物をした後、イヤフォンのコードが大根の葉っぱと絡みあっていたり、イヤフォンの小さな穴に玉ねぎの皮が入っていたりで、収納場所に困っていた。

大きさはお守の袋よりはずっと大きく巾着みたなので色々な使い方ができると想います。

未だに不思議なのが埼玉県の表記を何故『さいたま県』のひらがな表記にしたんだろう?
埼玉という漢字は誰でも書ける。
何故、さいたま県『蕨市』をひらがな表記にしなかったんだろう? この字は蕨市民以外の殆どの人は書けない。

元々の地名を変えたり、ひらがな、カタカナ名にすること自体納得はいかないが・・。

春になって江戸川の土手にでも座って、番茶を飲みながらわらび餅を食べたい。

先日、飲み屋で背広姿のオジサンがトイレに行くときに「ちょいと、キレイな女神さんに会ってくる・・」と席を立った。
がんばれ、日本のお父さん! 家に帰ったら神さんはいないのかな・・。 
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by w-scarecrow | 2011-01-17 19:31 | もの | Comments(8)

地⇔人

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鯉江良二

愛知県常滑

◆焼〆湯呑◆















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滑の陶芸家、鯉江良二さんの湯呑2点。
常滑の"鬼才"と呼ばれている作家さんだが、海外でも数々の個展が開催され、日本のそして世界のKOIE RYOUJI。  
現在72歳であるが著書のタイトル『動く、出会う』がぴったりの躍動感のある豪快なArtist。
Artistという言葉は今では薄っぺらいものになってしまったが、鯉江さんのオブジェ、壺、花器、酒器、茶陶のどれを見ても、陶芸の枠、伝統、時空の枠に捉われず、それを超越したartisicな作品群である。


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                          鯉江良二 ◆志野ぐい呑◆ ◇白釉徳利◇


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水谷 渉

岐阜県飛騨市 山王窯

















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飛騨市河合村で作陶をされている水谷渉さんの麦酒杯2点に湯呑1点。
1975年に愛知県春日井市に生まれた水谷さんは父・水谷靖氏の下で陶芸を学び、唐津焼の中川自然坊氏の窯で修業。
その後、1996年に鯉江良二氏に師事している。

作品を見ると自然坊氏より、鯉江氏の造形、タッチに近いのかもしれない。

鯉江良二さんのスマートさ、水谷渉さんの雄々しさ、どちらも使う者に土の持つ柔軟さや温かさを感じさせてくれる。

街を自転車で走っていると、すでに花粉の飛散を感じている。 
東海・関西方面では昨年の10倍近い飛散が予想されているみたいだ。
今年は自転車散歩用にゴーグルをかけるつもりだ。 マスクはスーパーマンの<S>のマークが入った青い物を探しているのだが、まだ見つからない。
あ~あ、辛い季節がもうそこまできている。 やだやだ。
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by w-scarecrow | 2011-01-14 16:07 | うつわ | Comments(10)

Le Petit Mec.Tokyo

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誰もいない

公園のブランコが風に揺れて

ギコギゴと乾いた 

錆びた音を立てていると

捨てられた子犬のすすり泣く声に聴こえるときがある


冬の遠い遠い真っ青な空に向かって

高く 遠く 漕いでみたくなる







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先日、新宿御苑からの帰り道、丸井本店の1FにあるLe Petit Mec(ル・プチメック)へ寄った。
京都、今出川と御池にある人気店の東京支店。

サンドイッチの種類も豊富でどれもこれもがボリュームがあり美味しそう。 全種類、制覇するつもりだ。
上の写真は鶏のプロヴァンス風サンドイッチ、ドライトマトにオリーブがぎっしりと詰まっていて、粒マスタードが淡白な鶏肉にパンチを加えてくれている。
値段も300円代が殆どで、2つは買って帰る。

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                            ノア・レザン クリームチーズ入り

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                            ルヴァン くるみ入り

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クロワッサン・ア・ラ・クレーム
クリームが絶品、クロワッサンも大きめでフンワカしているのでサラッと食べられる。

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                             ケーク・オ・フリュイケーク・オ・ショコラ

忘れてならない焼き菓子、ストレート・ティーにぴったし。

タルトもハード系もバケットも、高すぎず美味しさの詰まったパンたちです。
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by w-scarecrow | 2011-01-11 21:36 | | Comments(4)

♪ Seven Daffodils  七つの水仙

連休初日の土曜日、開苑間もない時間に新宿御苑へ行った。
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ペーパーホワイトがいたるところに咲いていた。


ニホンズイセンは数が少なかった。










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フォークソングが流行っていた頃、兄たちが聴いていたブラザース・フォーの♪七つの水仙♪という美しい曲が今でも心に残っている。

歌詞を要訳すると、

♪ 僕には立派な家も土地もない
 けれど遥かに広がる いくつもの丘に降りそそぐ朝を
  君に見せてあげることができる
  そして口づけと 七つの水仙を君に贈る ♪

今の時代、こんなことを女の子に言ったら「ウザイことを言わないでよ!」と一蹴される。
七つの水仙の美しいメロディーを皆が口づさんでいた、他人(ひと)のつたなさを想いやれる時代があったのかもしれない。





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土曜日だというのに人出が少ない。

桜咲く頃は開苑と同時にカメラを持ったお年寄りで溢れていたのに。

新宿御苑は新宿駅南口から歩いて10分くらいで行ける距離なので便利。

伊勢丹も高島屋も近いので、バーゲン会場で死闘を繰りひろげた後の女性たちのクールダウンの場にはちょうどいい。

江戸時代は信州高遠藩内藤家の敷地。
開苑は明治39年。 

新宿門の近くは内藤新宿と呼ばれ、若山牧水もすぐ傍に下宿をしていた。





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オオツワブキ
四国、九州地方に多く生育し、大きな葉っぱは漬物にするという。













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十月桜がまだ咲いていた。
花の名前で自信を持って言えるのはヒマワリとチューリップだけなので、間違っていたら教えてください。


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子福桜と表示してあった。

十月桜と支那実桜との雑種で、春と秋の年2回花を咲かせるらしい。


1つの花から2つ以上の実をつけることから、子宝を願う人には一見の価値があるかもしない。









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ひぼけの紅い花が気持を明るくさせてくれる。

2時間、ゆっくりと苑内をまわった。 陽が高くなり一月の陽ざしが心地よくなってきた。
帰りは千駄ヶ谷の"SHIZEN"に立ち寄り、東郷神社で掌を合わせ、NHK裏のトラックを走るランナーを眺めながらサンドイッチを食べた。
また、温かい紅茶を淹れた水筒を持ってこなかったことを後悔した。
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by w-scarecrow | 2011-01-09 09:35 | 散歩 | Comments(6)

巨大マッシュルーム

今日の東京の最低気温も1.8℃と冷え込んだ。
新宿の家電量販店で専用メガネをかけて3D テレビを見ているカップルがいた。
男は専用メガネをかけたまま隣にいる彼女の姿をつま先から顔までpan upさせ、「ウォー!スゲッ」と声を出し、笑っていた。
カップルが去った後、私も専用メガネをかけてみたくなったが・・「そんな訳ないじゃん」と言い聞かせてデパ地下へ向かった。 「・・・・・?」「もしかしたら・・」

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七草粥ではなく、イタリアのお粥を作った。

巨大肉厚マッシュルーム、ポットベラとベーコンを使ったリゾット。
静岡のCちゃんが直径11cmもあるポットベラを送ってきてくれた。 
初めて見る巨大きのこ、1つはニンニク、バター醤油でステーキにして食べた。
1つで腹いっぱいだった。

もう1つはエビしんじょうにしようか、肉詰めにしようか迷ったがリゾットにした。
ポルチーニより、もしかしたら美味しいかもしれない。 結構イケます。

米倉涼子似のCちゃんは東京でひとり暮らしをしている息子に食料を送るようにさまざまな物を送ってきてくれる。
せちがらい日々を送っているのかと想っているのかもしれない。・・その通り。
段ボール箱には必ず日本酒が入っている。 前回は『女泣かせ』という酒だった。
今回は『畦っ蔵維新』。 おせちも入っていた。


中学生の時、弁当箱を開けたら伊達巻と黒豆、昆布巻が入っていたのを想い出した。
料理が苦手な母の苦心作。

年が明けてやっと飲み屋も営業を始めた。 普段行く飲み屋は4,5軒をローテーションでまわっている。
昔からスナックが嫌いだ。
「wさんは何新聞読んでるの?」
「朝はクロワッサンにカフェ・オレを飲みながら"Le Monde"(ル・モンド)を読んでるよ」
「ル・モンド?! 必殺の中村主水(もんど)なら知ってるけど」
スナックの酒焼けした声のママとのキャッチボールが堪らなく嫌いだ。
「ママ、ご無沙汰!昨日さ、ママの夢を見ちゃってさ、いい女だったんだよ、それが」
「あら、Aさん、だったら出演料をいただかないと・・」
こういう太鼓判を押したような会話を聞いていると、無性にやるせなくなってくる。

そんな訳でスナックは全く行かない。 もちろんキャバクラも。
いつも行くのは無口な板さんや料理人がやっている男くさい飲み屋ばかり。
今年は嗜好を変えて、jazz pianoの流れるBarでしみじみっとカクテルを口にしようかなと思っている。
「wさん、もう帰られるんですか?」
「うん、明日はフライトがあるから・・じゃあ」
『・・ねえ、マスター。今の人パイロットなんですか♥・・?』
「wさん?先日来られたときは、明日は朝からオペが入っているからって帰られましたよ」

やっぱBarは似合わないかもしれない。
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by w-scarecrow | 2011-01-07 21:00 | 食 + うつわ | Comments(4)