winter's scarecrow

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やさしさ

無性にコッペパンが食べたくなるときがある。 肉屋さんで揚げたてのハムカツを買ってきて挟む。
キャベツはなくてもいい。 とんかつソースではなく辛めのウスターソースをかけて。
淡路町近辺を歩きながら、「どこかこのあたりで美味しいコッペパンはないかな?」
「田原町のパン屋『ペリカン』は確かコッペパンではなくHot Dog用のパンだったよな~」と心の中で自問自答。
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結局、田原町には向かわず丸の内線に乗り新宿へ。
今日の東京は32℃、地下鉄は構内も車内も蒸し暑かった。

電車は混んでいた。 席に座った草食系の若者や青山のスーツを着た40代、座席の横にデパートの紙袋をちゃっかりと置いているキモのすわったおばちゃん。
おばちゃん以外は皆、携帯をいじっていた。

大手町で脚を少し引きずったお爺さんが乗ってきた。
チラッとお爺さんに目をやり、携帯に視線を戻す若者と紳士服の青山。
ドア近くに座っていた20歳前後の女の子がサッと席を譲った。
座ったお爺さんは女の子に軽く頭を下げた。

お爺さんは銀座で降りた、女の子はまた元の席に座り、洋菓子屋の箱を膝の上に乗せ自分の視界を塞ぐように俯いていた。
赤坂見付でドアが開いた瞬間に突進してきたおばちゃん2人組、女の子の隣りに空いた席に1人が座り、もう一人は女の子前に立っていた。
女の子はチラッを目線を上げ、立っていたおばちゃんに席を譲った。

吊革を掴んだ女の子は、洋菓子屋の箱を気遣いながら窓の上の車内刷りを見ていた。
話に夢中なおばちゃん2人は新宿3丁目でドアが閉まる瞬間に跳び降りた。

女の子は空いた席には座らず、ずっと地下鉄の窓ガラスを見ていた。
私は新宿で降りた。

女の子は発車しても、同じ姿勢で立ったままだった。
心優しい彼女はジッと唇を噛みしめて、どこまで行くんだろう。
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新宿で降りたころにはコッペパンが頭から離れ、気分はHot Dogに変わってしまった。
デパ地下でHot Dogにできそうなパンとピクルス、ソーセージを買ってきた。
今日の夕飯。
以前、代々木駅近くにある欧州(ドイツ)料理の店"タンネ"で食べた豚肉のビール煮が美味かった。
今度うちでも作ってみよう。
by w-scarecrow | 2010-06-28 20:51 | 散歩 | Comments(14)

柿くへば ブブゼラ鳴る鳴る・・・

先週、なぜか頭に柿がよぎっては消え、またよぎる。 梅がよぎったり、すあまがよぎったり、カレー南蛮蕎麦がよぎったりすることはよくある。
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                                      【サブロウ(富山)6寸リム・ガラス皿】
本葛餅 琥珀
久しぶりにお取り寄せをしてみた。 柿専門店、奈良・吉野いしい
吉野産の葛餅に熟した柿をすりつぶし重ねてある。 なんとも涼しげな葛餅。

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                                      【若杉麻衣子(東京)白磁楕円鉢】
蜜珠柿、西吉野村の特産品、平核無(ひらたねなし)柿をつるし柿にした、本来の柿の甘さを味わえる。

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                                      【永井健(丹波)焼き〆長皿】
柿こーり、ツルンツルンと口に入り、葛餅のしなやかな食感が嬉しい。


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柿三昧の今週、「柿が紅くなれば医者が青くなる」の言葉のように二日酔にも柿はよいみたいだ。
お酒を呑むときの果物、悪酔いをしなくなる、ドライフルーツをつまみながら酒を呑むのもよい。

今晩は備前の小橋順明さんの焼酎保存用ボトルに芋焼酎をいれ、水割りで呑みながら泉州の水なすをつまむ。

TVではどのチャンネルでも今朝のW .Cupデンマーク戦のもようが映し出されている。
スポーツは格闘技とゴルフ以外は大好きだ。
小学生のときにTVでボクシングを観ていたら父に「貧乏人同士が殴りあっているの姿を観て、そんなに楽しいのか!」と言われて以来、殆ど格闘技は観なくなった。
今は貧乏=ボクシング=興業ではなく、ちゃんとしたスポーツであるが・・。
ゴルフが好きでない人の理由は殆ど一緒であると想うが、海外から飛行機で帰ってくるとき、成田空港のラッシュ時は着陸許可が出るまで上空を旋回する。
バブルの終わった後、房総半島を北上した機内から見える地上は山が削られ、ゴルフ場ばかりが目に映った。久しぶりに見た日本の大地に溜息しか出なかった。

愛する横浜ベイスターズが例年の定位置におさまってしまった。
今年こそはと想って12年、優勝から遠ざかっている。負けるのには慣れっこなのでW.Cupの戦いぶりは嬉しい。
同じブルーを基調としたユニホーム、ベイスターズにもこれだけの覇気が欲しい。
毎日溜息をつきながら今年も半分が過ぎてしまった。
by w-scarecrow | 2010-06-25 23:36 | 食 + うつわ | Comments(10)

旗を振る少年

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父の日の昨日、埼京線十条駅で降り、東十条にある黒松本舗・草月へ。
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岸朝子さんの著書『東京五つ星の手みやげ』の表紙にもなっているどら焼き『黒松』。
黒糖の皮生地でつぶ餡を包んだどら焼き。
ホカホカの生地に黒糖の深い甘み、黒糖というよりメープルの風味を感じてしまう。
年に3度くらい、この黒松を求め十条まで足をのばす。 いつもの行列。

  黒松本舗草月
  北区東十条2-15-16 定休日・火曜日

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黒松へ行くには長~いアーケードの十条銀座商店街とは線路を挟んで反対側の下町情緒溢れる小さな商店街を抜けてゆく。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のたばこ屋のおばさん、もたいまさこみたいな人がいっぱい歩いていた。
小雪のやっている昭和の匂い漂う飲み屋もあった。
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十条篠原演芸場、建物の脇の日陰にはおばちゃんたちの列、みんな何かを食べながらの話の環。

東京は気温30度、午前中でも蒸し暑くリュックを背負っている背中から汗がしたたる。
作家・宮本輝の初期作品、関西の下町を舞台にした小説が多かった。
この十条の界隈を歩いていると、『星々の悲しみ』という短編集を想い起こす。
表題作の短編はある喫茶店に飾ってあった"星々の悲しみ"という20歳で夭折した画家志望の青年が描いた絵を、3人の浪人生が盗みだす。
その絵から見えてくる人の生死、希望、さまざまなインスピレーションを受ける。
瑞々しい10代後半の彼らの感性、スポンジのような感受性を楽しく儚く描いていた。

その短編集のなかに『小旗』という小品があった。
青年は父の危篤の知らせを受けつつ、パチンコ台から離れられなかった。街を歩きおでん屋で酒を呑み始める。
彼の父は放埓な男、父としても夫としての資格もない男。 愛人には追い出され事業には失敗し、家には寄り付いたことがない。
生まれてから父親の負債を抱えての母との生活、一般的な家庭の団欒など夢にも出てきたことがない。
病院にいる母親から父の訃報を聞く、母親から「なぜ来れなかったの?」の言葉に「・・うん」としか言えなかった。
病院へ向かうバス、道が細くなり工事中の為の一時停車、青年の目には交通整理をやっている、さほど年の違わない少年が映った。
手に持った赤い旗を何度も降り、車を誘導している。 
空に翻る赤い小旗、誘導している少年の真剣な眼差し。 バスのなかで少年を見つめている目から涙が止めどなくこぼれてきた。

そんな宮本輝の小品を想い出す。 私が初めて映画の仕事をしたのも宮本輝原作の作品だった。
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十条から目白へ。
雑司ヶ谷の鬼子母神で手作り市が催されている。
先日、鍋つかみを買おうと思い検索をしていて「そうだabebeさんのBlogに彼女の作った鍋つかみがあったはず・・」
私のblogにもcommentを残してくれるabebeさん、手作り市に出店をしている。
写真にある鍋つかみを手に入れた。
他にも素敵なバックや小物入れの数々が並んでいた。
¥800、そんなに安くてよかったのかな・・。
大事に使おう。
by w-scarecrow | 2010-06-21 17:49 | 散歩 | Comments(18)

だるまさんが転んだ

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宝瓶を手のひらにのせ、ファッションショーのように1周させてみる。
蓋のつまみには龍、山茶花や椿、松笠などの植物、蛙や小鳥のような小動物をあしらったものがある。
(初代)大饗仁堂の宝瓶、つまみは花なのだが植物オンチの私には花の名は全く判らない。

大饗仁堂、明治23年(1890年)~昭和29年(1954年)。
京都での陶芸修業の後、三村陶景の開いた伊部陶芸学校で学び、同時に彫刻家・井上仰山について彫塑を学ぶ、昭和29年、岡山県重要無形文化財保持者となる。 細工物の名工として名前を刻んだ作家さんである。


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岐阜県土岐で作陶されている鈴木卓さんの大地と鉱物、天空と炎を感じさせてくれるカップ。
     
        鈴木 卓 1977年 埼玉県生まれ
               2000年 早稲田大学理工学部卒
               2004年 多治見市陶磁意匠研究所を終了
               2005年 第1回菊池ベエンナーレ、朝日現代クラフト展で最優秀賞を受賞

鈴木卓さんは酒器やオブジェ的な作品にも底知れぬ創造性で挑んでいる。
大学生のときに島根で作陶されている三原研さんの個展で衝撃を受け、島根の工房を訪ねたという。
三原さんから「陶芸家は毎日が日曜だよ」という言葉で陶芸家になることを決心したらしい。


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鈴木卓さんが敬愛する三原研さんの汲出し。三原さんのうつわは砂丘を想い浮かべてしまう。

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朝一番に飲む焙じ茶が切れたので、以前買っておいた焙絡(ほうらく)で茎茶を焙じることに。

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茎茶に含まれている茶葉の部分が先に焦げ、茎の部分になかなか火が通らない。
ちゃんとした焙じ茶が出来上がるまで、まだ時間がかかりそうだ。 がんばろうっ。

うちのそばにある銀行のATM、キャッシングが終わり2,3歩出口へ歩いたところで「しばらくお待ちください」というアナウンスが流れた。
「・・・??!!」
"だるまさんが転んだ"のときのように思わず止まってしまった。               
by w-scarecrow | 2010-06-19 19:18 | うつわ | Comments(12)

おいしいパン

東横線・学芸大学駅西口から歩いて10分、閑静な住宅街のなかにポツンとあるパン屋さん、
Panaderia TIGRE(ティグレ) 、Tiger(タイガー)と読み間違えてしまいそうな店名。
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                                   【村山健太郎(唐津)6寸銅鑼鉢】
アニス・エ・イーゴ◆  いちじく、クルミ、アニスシードの入った香り豊かなパン。

店に入ると食事パン、バケットやパン・ド・ミー、ドイツパン、デニッシュ、焼き菓子など種類の多さに、まず驚く。
そのどれもが色彩豊かで綺麗な形状をしたパンたちが、ガラスケースの中に並んでいた。
このなかから、5・6個選ぶのは至難のわざ。 「う~ん・・」と溜息をついてしまう。
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                                   【余宮隆(天草)刷毛目7寸リム皿】
左◆マリアージュ◆  いちじく、クルミ、栗が口のなかでケンカせず、クリーム状のマロンが堪らなく美味しい。
右◆イーゴ◆  何を焦ったのかイーゴを2種類買ってしまった。ガクッ。
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                                   【高木浩二(千葉)彩泥楕円鉢】
左◆トマーテ◆  セモリナ粉50%の配合した生地にドライトマトがたっぷりと入り、ジローラモの気分になれるパン。
右◆メイプルナッツ◆  バンドーロ生地とクロワッサン生地にナッツ、アーモンド、メイプルシロップがたっぷりと入っている。
行ったことのないカナダの風景が想い浮かべられる。

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Panaderia TIGRE

世田谷区下馬6-20-4

TEL: 03-3414-5269

9:00~20:00 open
定休日: 火曜日、第3水曜日


ガラスケースに並べられた可愛らしいパンの数々、今年いっぱいで制覇をしてみよう!
隔週くらいのペースで通いたい。美味かった。
学芸大駅周辺は個性豊かな店が多い、有名パテシィエやシェフのやっている敷居の高い店はないので食べ歩き、散策にはもってこいの街。

今度の日曜日は父の日、母の日はカーネーション、父の日は誰が決めたかバラを贈る。
キリストの処刑後、血の落ちた大地からバラが育ち花を咲かせたらしい。

昔からの友だちでモデル・役者をやっているTくんがいる。
Tくんは優しくて、謙虚で男気もあるいい奴。 ただ浮気性のところがある。
少しばかり女にだらしないのかもしれない。 結婚はしていないのだが素敵な彼女がいたときに大学生の女の子にちょっかいを出してしまったことがあった。
その子と別れた後に妊娠をしていることを知らされたらしい。 
彼が本当の遊び人の男だったらそんな結果にはならなかったと想う。

それから数年後、呑んでいるときにTくんの話題になり「まだ懲りていないんだよな~奴」というTくんの近況を聞き、父の日にイタズラの手紙を送ることになった。
友人がクレヨンでお父さん(Tくん)の肖像画を描き、私は左手で手紙を書いた
「おとうさん、はじめまして。ママの大事にしている写真を見ておとうさんの絵をかきました。ぼくはサッカーが得意でいつかJリーグの選手になりたいです。そしたらぼくのこと見にきてください」
そんな父の日のイタズラを想い出します。
by w-scarecrow | 2010-06-16 19:25 | 食 + うつわ | Comments(10)

糸でんわ

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6月の光は木々の緑の上で跳ねていた。

梅雨入り前の日曜日、世田谷公園へ。
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将棋をさしているお年寄りたち、スケボーを見事に操る若者、サッカーボールで遊ぶ父子。
家族連れが多かった。

木陰のベンチに座り編み物をしている妊婦さんがいた。
まだ時折、初夏とも想えない涼しい風が通り抜ける。
こんな時期に毛糸玉の入った小さな袋を膝にのせ、編み物をしている。

お腹のなかにいる新しい命と糸で繋がっているかのように
なにかを口づさみながら、微笑みながら、首をひねりながら、
編み針から目を離さず、ひたすら結ばれた糸を幾重にも重ねてゆく。

あと何ヶ月で誕生するのだろう?
秋風の吹く頃? 糸電話でお母さんと会話をしながら、
未熟な足でトントンと合図を送りながら、世に出る日の準備をしているのかもしれない。

そんな穏かな風景を眺めながら、弁当箱のチューリップのウインナーを食べていた。
あれっ、梅干しを入れるのを忘れてしまった。 ガクッ~。
by w-scarecrow | 2010-06-13 18:02 | 散歩 | Comments(6)

日暮れの部屋で

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携帯に便利なgoodsを購入。
公園でお弁当を食べるときにもハイキングへ行くときにも、遊覧船で島巡りをするときも・・。
でも、そんな機会はほとんどないかぁ。
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スプーンやフォークにも・・。
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そしてお箸にもなる。
明日のお昼にはチューリップのウィンナーと出汁巻き玉子のお弁当を作って、家の前にある公園で食べることにしよう。
やっぱり、週に一度踊りを教えている母にあげよう、稽古が終わった後に皆でお稲荷さんや水羊羹を食べることがあるだろうから。

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そして、もう一つの強力な助っ人がやってきた。
カップ麺の上蓋を身を張って押さえてくれる、すごい奴。
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後姿が健気だ! 1分が経ち少しづつ腕の部分が薄い水色に変色をしてくる。
そして3分、無事任務を終えた。

2001年生まれの加藤清史郎くんが学校の勉強と猛烈な仕事量をこなしているときに、だいの大人の私はこんなことをして遊んでいる。
by w-scarecrow | 2010-06-11 18:35 | もの | Comments(12)

叔母さん

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大好きな叔母さん、中学生のとき野球部のキャッチャーをやっていた私に、新兵器のキャッチャー・マスクを
新潟の西堀通りのスポーツ用品店で買ってくれた。
マスクの金具が細くて大きなマスク。感激だった!

小学生のときは叔母の編んでくれたセーターをいつも自慢げに着ていた。
新潟から送られてくる米や味噌や笹団子の荷物のなかに、リクエストをした二挺拳銃も入っていた。

亡父のすぐ下の妹、叔母は戦中、明治大学ラグビー部の名将北島忠治監督の家で間借りをして、奥さんの営む早稲田にあったお茶屋さんの手伝いをしていた。
そこで北島忠治監督の出身地・新潟の早稲田のラグビー部員の青年と知り合い学生結婚。

叔母の新婚の写真である。 出征=結婚。

叔母は新潟の教育者の家に嫁ぎ2人目の子を授かったときに旦那が交通事故で逝ってしまった。
昭和20年、終戦の年。
新潟に嫁いで3年目。 旦那が亡くなった後も嫁ぎ先から一歩も出ず、舅姑を見とって今も代々の家を守っている。
結婚生活はたったの3年間。

私の母は私のことを「おまえ」という、叔母は「あんた」という。
大学時代につきあっていた同級生が故郷の新潟の教員試験に受かり「帰るけど、いい?」「いいよ」と言った。

月に1回の新潟通いが半年間つづいた。
叔母はちゃんと状況を把握していて「あんたはあまのじゃくだから解らないと想うけど、女が里に帰るってこと、あんたは全く解ってないんだね・・」
と、シャキシャキの東京弁で訥々と言われた。

亡父が大陸へ出征するときに品川駅の軍用列車のプラットホームへ見送りに行けなかったことを今でも悔いている。
人生の殆どを新潟で過ごしているのだが、キップのいい東京弁が今でもほんと心地いい。
by w-scarecrow | 2010-06-11 03:02 | my back pages | Comments(8)

涙がポロリとこぼれたら 歌いだすのさ舟唄を ♪

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              ♪ お酒はぬるめの燗がいい
               肴はあぶった イカでいい ♪

経堂から東京農大の構内を抜け、馬事公苑の手前に農大の『食と農』の博物館がある。
やわらかな光あふれる1階のcafe spaceは、いつも空いていてくつろげる場所。
2階へ上がると、280銘柄の日本酒が壁一面に陳列されている。
日本酒の蔵元の8割が東京農大の出身者らしい、農大には醸造科がある。
有名な蔵元の日本酒や格好いいデザインのボトルが並んでいた。

ほかにも時代物の酒器がならんでいる。 徳利や盃、陶器・磁器・錫製のものなど興味深い展示物。

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北海道・陸別町で生産されている『 β惚れ 』(べたぼれ)という
ニンジンから作られた発泡酒が飾ってあった。
これは使える! 家に帰ってすぐに検索。
とりあえず1ケースくらい注文をしてみよう。

この発泡酒とお米の『ひとめぼれ』をセットにしてプレゼントしてみよう。
山形米の『どまんなか』でもいいかもしれない。
『どんとこい』という米もある。
おまけに関西のインスタントラーメンの『好きやねん』をつけてもいい056.gif

学生食堂、社員食堂ファンなので大学の前を通るとどうしても
カレーライスが食べたくなる。
東京農大は検証済み。
農業の大学なので期待値が大きすぎたせいか、点数にすると35点くらいだった。
ちょっとガックリ。


旅先で地元の料理を食べるときはご当地の日本酒を呑むが、家ではまったく日本酒を呑むことはない。
でも古唐津の徳利やぐい呑みを手にとると、これで美味しい日本酒を呑んでみたいとう願望がひしひしと湧いてくる。
ぼんやりと灯ったあかりで炙ったイカをつまみながら、去っていった日々を噛みしめ、呑んでみたい。
流れる曲は『舟唄』よりも『木綿のハンカチーフ』が今は沁みるかもしれない。♪       
by w-scarecrow | 2010-06-07 20:01 | 散歩 | Comments(14)

緑色の惑星群

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               コロコロコロコロ マメ マメ マメ
               街の小さな中華料理店のチャーハンのてっぺんにのっかっていたエンドウ
               洋食屋さんのハヤシライスや焦色のライスカレーの上にもポツンとのっかっていた
               シュウマイの上にもデンとあぐらをかいて座っている


               英語名はgreen pea
               なんでグリンピースという名前になったんだろう?
               冷凍のミックスベジタブルのなかに入っているグリーンピースは好きではない
               
               豆ご飯のなかにコロコロコロコロ
               ひやむぎのなかに入っている赤や緑の麺
               グリーンピースも赤や朱色や黄色いマメがあったらいいのに・・

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               未熟なサヤを食べるサヤエンドウ
               サヤのなかのマメを食べる実エンドウ(グリーンピース)
               肥大化したサヤとマメの両方を食べるスナップエンドウ

               紀州には「うすいエンドウ」という甘みの強いエンドウがあるらしい
               食べてみたい!

               フィンランドでは初夏の風物詩のグリーンピース 
               街のいたるところにイチゴとグリーンピースを並べた屋台があるらしい
               彼らは生のままマメを頬張り、路にはサヤがいっぱい散らばっているみたいだ

昨秋、肝炎を患って以来、酒が弱くなった。 少しの量で酔ってしまう。
毎朝、反省の日々、困ったもんだ。            
by w-scarecrow | 2010-06-04 20:53 | 食 + うつわ | Comments(10)