winter's scarecrow

<   2010年 05月 ( 10 )   > この月の画像一覧

the weight

日曜日、たまには歩かなければと代官山までの散歩。
東大リサーチセンター(宇宙研)から山手通りに抜ける道がなかなか楽しい。 
木造平屋建の"フレッシュネス・バーガー" 1号店がアメリカの鄙びたダイナーみたいで嬉しい。
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                                                 【川合優(京都)杉薄板】
旧山手通り沿いにある代官山フォーラムの2階、"IL PLEUT SUR LA SEINE"(イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ)へ。
明日の試験に出る問題だと分かっていても絶対に覚えることのできない店名。"セーヌ川に降る雨"とう意味らしい。
目的のガトー・バスク2個とシュークリーム、ミルティーユを買ってきた。

正統派のフランス菓子店、焼菓子、パンも並んでいる。 どれも美味しかったが場所柄、値段は高い。
ガトー・バスクを求めて吉祥寺、高幡不動のシェフ・フジウと試したが吉祥寺南口の"レピキュリアン"のガトー・バスクが今までのなかでは一番だった。
今度は京王線の下高井戸の店へ行ってみようと思う。

THE BANDの"The Weight"という曲が大好きだった。
映画"Easy Rider"ではジミ・ヘン、ステッペン・ウルフの曲が挿入歌として使われ、"weight"もアメリカの荒野を走るバイクに被さり流れていた。 
生きることの重み、"weight"。

Dennis Hopper(デニス・ホッパー)が亡くなった。74歳。
ジェームス・ディーン主演の『理由なき反抗』『ジャイアンツ』に出演、Win Wenders監督の大好きな作品『アメリカの友人』でも独特の怪しさで演じていた。

D.Hopperの初監督作品『Easy Rider』を観たのはリバイバル上映のとき、アメリカのフラワー・チルドレン、ウッドストック、ベトナム戦争の泥沼化、'60後半の迷えるアメリカを象徴する映画だった。
アメリカは、世界はどこへ向かってゆくんだろう・・。 
ハリウッドのスターシステムの映画作りは衰退し、「お後がよろしいようで・・」のハピー・エンドの映画は行き詰っていた。
この映画の数年後、N.Yで映画作りをしていたマーティン・スコセッシたちのN.Y派が強烈な個性を持って凌駕する。

D.Hopperは写真家としても特異な作品を残している。 ジェームス・ディーンを撮った写真の作品展も開かれていた。
大戦後のアメリカの輝いていた時代、マッカーシズム、J.F.K.の少しばかりの希望を抱いた時代、マーティン・ルーサー・キングの非暴力公民権運動のうねり、そんな時代を生きてきた。
既存の思想、道徳、宗教に不信を抱き、アメリカ文化の俗物性に絶望してきた男。
♪ take a load off fanny, you can put load right on me ♪

日本では上映されなかった監督作品"Out of Blue"、家庭環境に恵まれない少女の壊れゆく話、D.Hopperの底に流れているものを感じた秀作だった。
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by w-scarecrow | 2010-05-31 18:23 | 映画 | Comments(8)

酒とバラの日々

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「バラが見ごろになったから、すぐに来て写真撮ってくれないかい」
THE B型の母は相手の都合など、関係ない。 思ったが吉日なのである。
「今日明日はムリだから・・」
「なんで!」
「ムリだから明後日の朝に行くよ・・」
「・・・・!!」

玄関先に咲いているバラ、母のテキパキとした指示で写真に収める。
「あ~ぁ、しおれてきちゃって・・一昨日は見事だったのにね」
お気に入りの観用植物の葉っぱまで撮らされた。

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以前、松屋銀座の裏にある、野の花ばかりを扱う花屋さん"司"で母の日用に花をアレンジしてもらい、プレゼントしたときは驚くほど喜んでいた。

四万温泉の野山で育った母はエレガントな切り花よりも、シミジミっとした花を好む。
ヒマワリよりも月見草。 小林幸子より石川さゆり。
そのときは野の花を手にして口に万歩計をつけておけばよかったと思うほど、小さい頃の想い出話が溢れでてきた。

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小学生のときにNHKのクイズ番組に出たことがある。
そのときに私が答えた出題問題を未だに憶えている。

貯めたお年玉で生まれて初めてプレゼントした小さなバックのことは全く憶えていない。
もちろん、朝食に何を食べたかは忘れている。

B型の母はあまり他人(ひと)に興味がないので息子でも細かいことを言われたことがなく、助かったことの方が多いのかもしれない。
実家の風呂場には恐らく母が選んで買ってきたTSUBAKIのシャンプーがある、その横にエメロンのコンディショナー。
すし屋へ行って、中トロから入ってかんぴょう巻きで締めるみたいな相いれない感じがする。
今度、実家へ行くときはTSUBAKIのコンディショナーを買っていくことにしよう。
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by w-scarecrow | 2010-05-28 19:34 | そのほか | Comments(8)

雨の色

5年前の夏の終わりに三重県松阪、宇治山田、鳥羽の町を歩いていた。
小説『檸檬』『城のある町にて』の作家、梶井基次郎の小学校から旧制中学時代を過ごした町を感じてみたかった。
大阪で生まれ基次郎が結核で亡くなる31年間の生涯、20回以上の引っ越しを繰り返している。
松阪は基次郎には特別な場所、結核病持ちの唯一「死」から解放される場所だったのかもしれない。
     
     今、空は悲しいまでに晴れていた。そしてその下に町は甍を並べていた。白亜の小学校。
     土蔵作りの寺の屋根。其処此処、西洋菓子の間に詰めてあるカンナ屑めいて、緑色の
     植物が家々の間から萌え出ている。
     ある家の裏には芭蕉の葉がたれている。遠くに赤いポストがみえる。

『城のある町にて』のこんな文面に誘われて、帝大生になった基次郎が病気の治癒のためひと夏を過ごした殿町近辺を一望できる松阪城址へ向かった。
櫓跡に着くと松阪の城下町が一望できた。 すぐ下には何十メートルあるんだろうか、お城番屋敷の長屋の長~い屋根瓦が路を挟んで2棟建っている。 現在も人が住んでいる。 寺の大屋根も見えた。

基次郎はこの町に嫁ぎ学校の先生をしている姉の家で大正13年の夏を過ごした。 
町を歩いていて庭いじりをしていた老人に基次郎の姉夫婦(夫は松阪商の教師)のことを訊ねてみた。 
遠い記憶に姉夫妻の面影が残っていると老人は言っていた。 持っていたビデオカメラをまわした。
鳥羽駅の近くの丘の上に建つ古い小学校、通っていた旧制中学(現・宇治山田高)へも行ってみた。
旧制中学の2級下には映画監督の小津安二郎がいた。 伝説の投手、澤村英治も宇治山田の出身だ。

東京は梅雨の走りの雨模様。 汐の香りが恋しくなるとき、あの時の鳥羽の海を想い出す。
基次郎の散文的な淡々とした文章、汽車の車輪の音も鉛筆を走らせる微かな音も音楽ように聴こえ、空の色、雲の色、雨の色も
闇の暗さも基次郎の描く文章からはくっきりと感じとることができる。


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今月の中旬、ずっと気になっていた作家さん、山口県美弥市で作陶されている大中和典さんの展示会へ行ってきた。

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この形のtea potは珍しい・・、他にも魅力的なpotがいっぱい並べられていた。 可愛らしい中国茶器まであった。

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持ち手の上部に親指をのせられる、これがなかなか使いやすい。

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大中さんの繊細なディテールと発色、焼き〆られた硬質なうつわ、独創的な花器やボトルやpotのフォルム、そんな大中さんの懐の広い世界をいっぱい堪能してきた。
青山学院大の西門近くにある"うつわ謙信"での大中和典展、
展示されたうつわの棚に檸檬(レモン)を一つ、そっと置いてゆきたかった。 
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by w-scarecrow | 2010-05-24 22:37 | うつわ | Comments(4)

たまご ♪

先月、下北沢・一番街にたまご専門店ができた。
たまご、牛乳(乳製品)好きにはbig news。
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"とよんちのたまご"という千葉の養鶏場が経営するたまご屋さん。
中に入ると、こだわりのたまごで作られたプリンや焼き菓子も並んでいるので洋菓子店にいるような気がした。
『王卵』という、生たまごご飯で食べてほしいという1個¥60のたまご。

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家に帰って早速、ご飯にかけて食べた。 食べたあとに舌に残るようなベトベト感もたまご臭さもなく旨かった。
採りたての新鮮なたまご!とご飯のなかで主張していた。

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『アロウカナ』という青い卵、写真では白く見えますが実際はうっすらと青緑がかっている。
ゆでたまごにすると美味しいらしい。
前からほしかった温泉たまごメーカーを買ってこよっ。

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『豊卵』、たまご焼き等の卵料理に使ってくださいというたまご。

『王卵』『豊卵』もボリスブラウンという赤いニワトリのたまご、殻も固く黄身も白身もしっかりした美味しいたまごだった。

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"とよんちのたまご"を使った濃厚なプリン、今まで食べたことのない食感で絶品!!だった。
1個¥260、早い時間に売りきれてしまうみたいです。

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"とよんちのたまご"

世田谷区北沢2-37-16

TEL: 03-5790-9385
Open: 10:00~20:00






今までは自然食品を扱う店で売っている有精卵を買っていた。 6個パックで300円ちょっとの値段。
安売りで買う10個バックで100円のたまごとは明らかに味も殻も身の強さも違う。
近所にできたたまご屋さん、ウキウキしてくる。 豆腐屋~たまご屋の買い物のゴールデン・ルートができた。
あとは低温殺菌の牛乳専門店と味噌屋ができてくれるとなお嬉しい。

最近、髪の毛が細くなってきたような気がして、美容院で訊いてみた。
髪の毛が薄くなるのは遺伝的に大丈夫なのだが、兄弟そろって髪が細くクセっ毛である。
泥のパックをやるといいかもしれないと聞き、
ドラッグストアーのお姉さんに「クレイ・エステ・パックは・・・」と尋ねようと思ったが言葉がでてこなかった。
幕末のニッポンを憂い、若く命を賭した志士たちのことを考えると、やはり、かたじけない!
online shopでたのんだクレイ・パックが昨日届いた。
朝シャンのあとに泥パック、今日はいい具合に髪がなびいている。 さて、呑みに行こっ。
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by w-scarecrow | 2010-05-21 21:08 | 食 + うつわ | Comments(10)

I'm still here

この街の地面にまつわりつくような湿気が嫌いだった。
音の氾濫した夜の街、奇声や歓声、ゴールデン街や思い出横丁の小さな酒場に集まり斜に構えながら酒を呑む人々。
他人とは関係ない振りをして、人との係わりを待っている。 議論して喧嘩して、そんな人の侘びしさがたまらなく厭だった。
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新宿アルタ前の西口へ抜けるトンネルの横で、愛娘がソフトクリームを食べ終わるまでジッと待っている父親の姿があった。
お父さんと日曜日のお出かけ。 抜けるような青空。
街を歩いているといつも「父と子」に目がいってしまう。

小さい頃、父から買ってもらった『シナの五人兄弟』という絵本を擦り切れるまで捲っては、また初めから読み返していた。
シナ服を着た五人の兄弟の絵が大好きだった。
「もう一回、読んで!」と何度も母にせがんでいた気がする。
子供は好奇心の塊り、外へ出れば知らないこととの出会いばかり・・・、
いつもと同じ毛布やタオルやぬいぐるみ、それがなければ眠れない子もいる。
知っているお話を繰り返し聞く安心感、いつも横にある毛布やタオルに触れる安心感、そんな安心感
があるから未知の世界へ向かっていけるのかもしれない。
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変わってしまった新宿駅西口の風景。 でも、なぜか空が広い。
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沖縄の"琉堂・紅いも生どら"という鮮やかな紅芋のどら焼き、紫色の焼き芋も売っていた。
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"さんるーむスイーツ"のクリーム・シフォン、マンゴーとクスミン茶。
なんか懐かしいスポンジの味がした。

家に帰り、買ってきた泡盛を呑みながらTom Waitsを聴いた。泡盛にぴったりのしゃがれ声。
"I'm still here"
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by w-scarecrow | 2010-05-17 20:17 | 散歩 | Comments(11)

和紙のような風合い

古備前は山の土のみで焼成されている。現代の備前焼は山土が山から平地へ堆積し、腐食したものが田んぼに層を成し、その田土(ヒヨセ)を粘土として使っている。
備前焼のなかで(自然)練り込みという技法で作られた湯呑を何点かを紹介します。


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星正幸さんの湯呑(写真・左)。装飾のない、軽く、どこまでも薄く作られたザラザラとした土感が味わえる星さんのシンプルなうつわ。

1949年 東京生まれ
1973年 上智大学文学部卒
      窯元・備前陶苑に勤務
1981年 直炎式半地下窯を築窯

(自然)練り込み、同一箇所で採取した土を地層別に丹念に練り込む、ロクロでは土が混ざり過ぎてしまうため、手びねりで慎重に形成してゆく作業でできあがったうつわ。



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川端文男

1948年 横浜生まれ
1974年 備前焼に魅せられ伊部の窯元に入窯
      金重利右衛門氏に教えを受ける
1982年 伊部小家谷に穴窯を築窯

グラフィックデザイナーから陶芸家に転身された川端さんの雄々しく、和紙のような表情を持ち、執拗なまでの土の質感が味わえる湯呑です。












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江間 廣

1953年 東京生まれ
1977年 上智大学卒
1992年 備前陶芸センターに入る
1994年 長野県筑北村本城に半地下式穴窯を築窯

備前や長野県上田の土、本城の土を使い分け作陶されている。
大きな身躯で洋々とした雰囲気を醸し出している江間さん。
話していると何かに包まれているような温かさを感じてしまう。
あの大きな手から繊細で伸びやかな作品を生み出している。











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末石泰節

1953年 備前伊部生まれ
      岡山県陶芸センターを卒業後
      叔父である柴岡紘一氏、松井興之氏に師事
1975年 伊部西に築窯、独立

マーブルのような湯呑(カップ)。チョコレートケーキのようにも見え、胴部のデコボコした触感が愉しい。
末石さんの宝瓶でお茶を淹れる時も多い、宝瓶はあくまで伝統的な備前を踏まえた風合いがある。
いろいろな表情を見せてくれる末石さんの作品、多面的な魅力の持ち主で好きな作家さんの一人です。

今村昌平監督の『カンゾー先生』のロケ地となった岡山県牛窓や備前伊部へ行ってみたい。

民宿の窓から瀬戸内海を往き交う船を眺め、地元で水揚げされた魚を肴に、呑み慣れた発泡酒ではなくラガービールをたらふく呑みたい。

夏の夕暮れ、『カンゾー先生』がデビュー作となった麻生久美子にそっくりな民宿の娘さん。
「お客さん、わたしでよかったらお酌しましょうか・・?」
「もちろん」
「お刺身を先にお出ししましょうか? あとでママカリのお寿司を持ってきますから・・」
「ママカリ? 岡山の名物なんだ」
「ええ、酢の物にしても美味しんですよ」
「あなたのご主人が網で揚げた・・?」
「変なこと、訊かないでください・・わたし、出戻りなんです」
「・・・・・!!」

こんな寅さんみたいな瀬戸内の旅がしてみたい。
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by w-scarecrow | 2010-05-14 20:28 | うつわ | Comments(6)

奏でる

地下鉄・日比谷線の入谷駅で降り、加藤恵津子さんの陶展が催されているギャラリーへ。
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黒釉・四角皿と長四角皿、盛った素材が映えるうつわです。
陶展には他にも、ベージュ系、グリーン、ブルー系のオーバルや四角の皿や小鉢が並んでいた。
和らぎを与えてくれるうつわの数々。
大皿やたわみ鉢、素敵な大小のピッチャー、マグカップなど加藤さんの個性が光っていた。
このBlogにも加藤さんから何度かcommentをいただいているがお目にかかるのは初めて。
小さな息子さんがおばあちゃんに抱かれて会場にいた。和やかな光景で嬉しくなった。
5/15まで入谷のgalleria ACCaで開催中です。
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JR鴬谷駅を越えてトコトコトコトコ、千代田線・千駄木駅を目指して歩く。
東京芸大の横に建つ圓珠院、こじんまりとした子院で手の行き届いた院内でポットに淹れてきた紅茶を飲む。
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"錻力"と書いてブリキと読む、初めて知った。字からすると槍や鎧をイメージしてしまう。
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谷中銀座へ。
巣鴨の地蔵通り商店街と似ていて地元に根付いた商店街というより、遠方から散策にくる人たち相手の商店が並んでいるような気がする。
昔は違っていたのでしょうが・・。

谷中銀座にメンチカツで有名な2軒の肉屋がある。
"サトウ"と"すずき"、名字ランキングのベスト2がそろっている。
サトウはあまり良い想い出がないのですずきでメンチカツとナスの肉詰めを買った。

どちらの店も店頭に芸能人のサイン色紙が何枚も飾ってある。
榮倉奈々のサインを探したがなかった。



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"すずき"のメンチカツは美味しかった。肉が旨い。
吉祥寺にある松阪牛のメンチで有名な店よりも美味しいかもしれない。

根津神社の境内でネコたちを眺めながら、ポットの紅茶を飲み川柳でも一句ひねり出したかったがお手洗いに行きたく、真っすぐ千駄木の駅へ向かった。
   
『プロポーズ あの日に帰ってことわりたい』 そんな端的な川柳があった。
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by w-scarecrow | 2010-05-10 18:49 | うつわ | Comments(15)

ことば

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♪ 愛することに疲れたみたい
 嫌いになったわけじゃない
 部屋の灯はつけてゆくわ
 カギはいつものゲタ箱の中
 きっと貴方はいつものことと
 笑いとばすにちがいない
 だけど今度は本気みたい
 貴方の顔もちらつかないわ

 男はいつも待たせるだけで
 女はいつも待ちくたびれて
 それでもいいとなぐさめていた
 それでも 恋は恋

 多分貴方はいつもの店で
 酒を飲んでくだをまいて
 洗濯物は机の上に
 短い手紙そえておくわ
 今度 生まれてくるとしたなら
 やっぱり女で生まれてみたい
 だけど二度とヘマはしない
 貴方になんかつまづかないわ ♪

        「恋」 作詞:松山千春



「(あなたを)嫌いになったわけじゃない」
よく言われた言葉。

男女間に限らず、その時は気がついていなくて、あとになってあの言い方、あの言葉は失礼だったよな、と思うことがよくあります。
でも相手はそれ以上に傷ついていたのかもしれない。
取りかえすことのできない言葉。

空が紅く染まってきて、気分はもう松山千春になっています。
昨日は斉藤和義の♪ずっと好きだったんだぜ・・♪を一日中、口ずさんでいた。

そろそろ、いつもの店に行ってくだをまいてきます!
あ~あっ。

写真の陶器の人形はカラダの固いヒロ君の「もうムリ!」シリーズの1作(gallery寛・作)。
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by w-scarecrow | 2010-05-08 17:27 | music | Comments(2)

Blue Light Yokohama

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気温27℃、ビールが旨い! 持っていった6本のビールを3時間かけてゆっくりと呑んだ。
横浜ベイスターズvs広島カープ戦、久しぶりの横浜スタジアムでの観戦。
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4月はベイスターズ性潰瘍が出たり消えたりで胃の調子が悪かった。
ここにきて、3カードつづけて2勝1敗の勝ち越し。やっと潰瘍が消えた。
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1塁、ライト側は超満員、こどもの日だけあって少年たちがグラブをはめての声援。
球場内で一番若いであろうベイスターズのよだれかけをつけた赤ちゃん。
きっといい子に成長する。
球場内のベイスターズショップで同じよだれかけを探したが見つからなかった。
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村田の2塁打の画、このあとスレッジのタイムリーで2点を先取。
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チアーガールのはちきれんばかりの笑顔。私も女に生まれていればなぁ・・。
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がんばれ内川!(一塁手)フジテレビのアナウンサーと結婚したプロ野球選手は選手寿命が短くなるというが、君は違う! 
この日は3安打の猛打賞。
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先発の清水が4失点で降板し、勝ちパターンのドキドキハラハラの投手リレーでやっとこの5-4の勝利。
昨日のヒーロー井手の右中間のホームランが決勝打となった。寺原と宮崎・日南学園の同級生。
村田、内川、下園、野中、細山田、吉村と九州出身の選手が活躍している。

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連休最後の日、子供たちも楽しかったんだろうな~。
もし、私に子供がいたらベイスターズのよだれかけをつけさせ、ユニフォームのレプリカ・パジャマも買い与え、風呂上がりはベイスターズ・タオルで身体を拭いてあげ、ベイスターズ・スプーンで離乳食を口に運んであげていたに違いない。

私が小学生のときは少ないお小遣いを握りしめ自転車で神宮球場に六大学野球を頻繁に観に行った。
今、監督やコーチ、解説者をやっている人たちの学生時代のプレーが目に焼き付いている。
もちろん将来の夢はプロ野球選手かケーキ屋さんだった。

野球観戦のあとは祝杯をあげに中華街へ。
揚州料理の小さな店に行った。
紹興酒をグビグビと呑み過ぎて今日は中国風な二日酔、「加油!」


劇団民芸の北林谷榮さんが亡くなった、98歳。名優、佐藤慶さんも。
ご苦労さまでした。素敵な作品をいっぱい残してくれてありがとうございました。
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by w-scarecrow | 2010-05-06 22:17 | baseball | Comments(4)

ウルトラマンの街までパンを買いに・・

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日曜日、朝飯をガマンしてパンを買いにゆく。
オバQ(小田急)線に乗って12分、ウルトラマンを生んだ街、祖師谷大蔵まで。
祖師谷大蔵から成城学園に向かって5分、緑の多い高級住宅街を吉幾三のCMソング♪住み慣れたこの町 花の香りを~♪を歌いながら、目的のパン屋さん"L'atelier de Plaisir"(ラトリエ・ドゥ・プレジール)へ。
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L'atelier de Plaisir

世田谷区砧8-13-8

TEL: 03-3416-3341

定休日: 月曜、木曜日



石臼で自家製粉、30種類以上の自家培養自然酵母種を使用し、1つのパンに2~4種類の酵母を併用している。

                                   
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                                    【八木橋昇(信楽)粉引8寸皿】
Pain aux fruits rouge パン・オ・フリュイ・ルージュ
水を使わず山ブドウの果汁で練り上げられ、カシューナッツ、ピスタチオ、クルミ、レーズン、サンタナレーズン、クランベリー、伊予柑ピール、オレンジピールなどがひしめき合い、香ばしい。
スプレッドタイプのチーズをぬって食べたら抜群だった。

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                                    【原田晴子(常滑)5寸水玉皿】
Venetiana ベネチアーナ

イタリアの発酵菓子、バターの香りがふんわり、口のなかに入れると熔けるような触感、呑みこんでしまうのがもったいないぐらい美味しい。

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                                    【内田鋼一(四日市)飾り皿】
Plaisir プレジール

フランス産と北米産の有機栽培小麦とドイツ産のオーガニック小麦に3種類の酵母を使用した店名を冠したプレジール。
外はパリッ、中はしっかりとした触感、粉の美味しさを感じさせてくれる。

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                                    【永井健(丹波立杭)焼締め7寸皿】
パンの名前をメモするのを忘れてしまった。黒ゴマの入ったフワフワなパン。
サンドイッチにしても美味しかった。

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                                    【松下富裕美(相模原)8寸皿】

祖師谷大蔵の街には昔ながらの洋食屋キッチン・マカベ、そしがや温泉、品揃えの多い酒屋さん、有名なケーキ屋さん、珈琲専門店、外れには器屋・土木土木もあり、充実した商店街で大好きな街。
黒コショウのきいたパストラミを挟んだサンドイッチが食べたくなり、帰りに成城学園前の成城石井へ寄ったが売っておらず、生ハムのサンドイッチに変更。

電車に乗ってでも買いに行きたい美味しいパン屋さん、今度はハード系のパンを買いに行きたい。
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by w-scarecrow | 2010-05-03 20:17 | 食 + うつわ | Comments(10)