winter's scarecrow

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SPIRIT+NOISE

今週は酒浸りの日々。毎日の二日酔。
親友の宮崎放送のD君から電話があった。
報道部が一年間、SPIRIT+NOISEというインストゥルメンタル・バンドの活動をドキュメンタリーで追っている。
渋谷でのLiveの翌日、ギターの湯上輝彦くんとベースの相馬あいさんとD君との食事。
宮崎中心の活動からベースを東京に移して3ヶ月、Washington D.C.でのLiveを終えて帰国したばかりの彼ら。
相馬あいさんは紅一点、朝7時までラーメン屋でのバイトをしながらのバンド活動、湯上くんの抱腹絶倒の話とあいさんのspiritsに打たれた。

月曜日は建築のエイジングをやっている、仕事が命というNさんから初めて知ったエイジングという仕事の話を聞いた。
父親が鹿児島出身だという彼女はウーロンハイでヘロヘロな私の横で芋焼酎のストレートをグビグビと呑みながら静かに語っていた。
アンチエイジングではなく、古めかしさを表現するエイジング。
作業着よりもドレスが似合いそうなNさん、何かに向かっている人たちの言葉はいつも明瞭だ。
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高菜飯を作った。
今年も奈良の山里で採れたタケノコが届いた。感謝。
少量の醤油とみりんで炒めた高菜とタケノコとご飯を合わせただけ、美味い。
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火曜は奄美大島、昨日は阿蘇出身の方がやっているお店で呑んだ。この一週間、九州三昧。
いっぱいspiritsをもらった。
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by w-scarecrow | 2010-04-30 22:28 | 食 + うつわ | Comments(8)

ある微笑

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空がやっと微笑んだ。
連休前の土曜日、山手線は空いていた。
品川駅で降りて天王洲へ。
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有名なクリスタル・ヨットハーバーではwedding partyが行われていた。「お幸せに!」
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コンテナ群を通って品川埠頭まで行ったが、全く人が歩いていない。
そんなだだっ広い道を歩いているのも、結構心地よい。
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芝浦の倉庫街、首都高羽田線の横にはモノレールが走っている。
旧海岸通りをトボトボと歩きながら、♪チャコの海岸物語♪を口づさむ。
大型トラックがビュンビュンと走り抜けてゆく。
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レインボーブリッジ横のビルの壁面のガラスに湾岸の風景が映っていた。
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昨夜のNHKの番組で
ひとりで学生食堂で食事をすることができない大学生が60%以上もいると報道していた。
理由は「誰も友達のいないやつと思われたくないから」
ある女子大生はパンを買ってトイレの中で食べていたと言っていた。

携帯メールのやりとりも一日、数十件。
すぐに返信しないと友達度が落ちる、それが怖いらしい。

もし私が今の大学生と同時代を過ごし、今20歳だったらどう考えているのかは判らない。
「Wのやつ、学食でひとりで飯を食べていたぞ、可哀そうに」
そんなことを吹聴するやつもいるかもしれない。

学生時代の親友、一緒に笑って泣いて、ドロだらけになって・・そんな親友ができる貴重な数年間、人の目にどう写るかばかりを考えていたら勿体ない気がしてしょうがない。

浜松町の街が見えてきた。 
船宿や釣具店、屋形船の予約と書かれた看板が見えてきた。

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やっと人の息づかいが感じられた。
潮風と排気ガスのなかの2時間半の散歩。
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by w-scarecrow | 2010-04-24 19:00 | 散歩 | Comments(8)

第2ボタン

大好きだった給食。
その中でもクリームシチューが嬉しかった。コーンとベーコン、玉ねぎ、サイコロ状に切ったにんじんやジャガイモ。
給食で牛肉がでてくることはハンバーグ(殆ど豚肉?)だけだったので、もちろんビーフシチューは夢のまた夢、料理が苦手な母のレパートリーにビーフシチューの「ビ」の字も入っていなかった。
一日3食、全て給食でもよかった。
大好きな牛乳は飲めない子3人の牛乳をkeep、毎日計4本飲んでいた。
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松岡修造を見るたびに中学時代の担任の教師を想い出す。
TVの熱血教師のドラマの見過ぎではないかと想うほど熱かった。
給食は「いただきます!」を言ってから1分もかからないうちに先生自ら、おかわりをしていた。
直情型の性格で自分の喋る言葉によく涙を流していた。
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卒業式が終わり、教室へ戻り最後の学級会。
私は学生服の第2ボタンのことが気になって気になって・・。
「お願いだからW君、第2ボタンをくれない!」
「S子ちゃん、わたしの方が先!どいて!」
そんなことを妄想しながら、担任教師の思い余る最後の話が聴こえた。
いつものようにだんだんと涙声になってきた。

話がクライマックスに入るころ、「W!」と駆け寄り平手打ちがきた。

いつものこと、そうだ、さっきから第2ボタンの行方を考えながら、卒業証書の入った筒のフタを抜いたりはめたり、スッポン、スッポンとずっと音を立てていたのだ。
熱血先生の千秋楽のステージの邪魔してしまった。

第2ボタンは電電公社の社宅に住んでいた結構、好きだったAさんにあげた。
柴田理恵に似ていたM子に第3ボタンを持っていかれてしまった。

憧れだったビーフシチュー。写真は横浜桜木町の近くにある老舗肉店"尾島"の煮込みビーフシチュー。
1袋¥630とそんなに高くはない。美味い!
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by w-scarecrow | 2010-04-21 20:08 | 食 + うつわ | Comments(10)

♪ 悲しき街角 ♪

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土曜日、雨の上がった午後、吉祥寺へ。
井の頭公園の入り口にある"おこわ米八本店"のお蔵で開催されていた『吉祥篆刻展』へ。
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初めて観る篆刻(てんこく)。Blog仲間のhayatedaniさんの陶印5種。
その横には絵唐津、織部の向付や鉢や皿が展示されていた。
私はただただ溜息。
趣味の幅の広さと作品に滲み出ていた繊細さややわらかさ、遊び心。
陶器の写真も撮ったのですが蔵の暗がりの中だったため、全てピンボケになってしまった、残念。
是非、hayatedaniさんのBlogでご覧ください。

受付にいたhayatedaniさんと10分くらい話をさせてもらった。
実に豪快洒脱な同世代だった。「来てよかった!」

hayatedaniさんの横に座っていた、トビっきりの美人に後ろ髪を思いっ切り引っ張られながら会場をあとにした。
「私も篆刻教室へ通おうかな・・」

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もの作りをされている方と接したときはいつも、「すごいな~」と溜息ばかり。
篆刻は書と彫刻の2つの要素が必要、私の字は女子高生みたいな丸文字、彫刻は小学校のときの図工の時間に年賀状用のネズミをゴム板に彫った以来したことがない。
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シュンとした気持ちで井の頭公園を歩いていたら、ロックンロールおじさんが懐かしい曲を歌っていた。
大友康平より数段上手かった。
♪ As I walk along I wonder, what wrong with our love~ ♪ <悲しき街角>
こっちならいけるかもしれない。
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by w-scarecrow | 2010-04-18 19:07 | そのほか | Comments(8)

なごり雪

レミオロメンの曲を聴きながら自転車で青山通りを走っているとき、♪粉雪♪ではないが、雨が雪に変わってきた。
4/16 春がどかかへ隠れてしまった。

" コンディトライ・シュターン芦屋 "と、京都の小さな町家を店舗にした" ズーセス・ヴェゲトゥス "という舌を噛んでしまいそうな関西の2店の美味しいバウムクーヘン。

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KONDITOREI Stern Ashiya コンディトライ・シュターン芦屋。
★兵庫県芦屋市東山町1-10 ★ TEL/FAX: 0797-34-5673 ☆ 火曜・水曜日定休

帰りに東急百貨店本店で"諸国名産 味まつり"という催事で買ってきた。
初めての"Stern 芦屋"のバウムクーヘン。 細い年輪にきめ細やかな美味しさがいっぱい詰まっていた。 旨い。

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Suβes Vegetus ズーセス・ヴェゲトゥス
★京都市北区竹下竹殿町16 ★ TEL: 075-634-5908 ☆ 木曜日定休

以前、デパートの催事で出店されていたものを購入、プレーン、抹茶、チョコレートどれもが美味しく再度、online shopで購入してしまいました。

どちらの店もドイツで修業をされてきた方々がこだわりを持って作られている。
甘さを抑えて、しっとりとした食感。
食べ比べてみるとそれぞれの個性の違いが感じられる。 
芦屋の店の方は伝統的なたまごやバターの、どこか懐かしい風味を感じさせてくれる。
(ドイツで幼少期を過ごしたわけではないのですが・・)

京都の店は女性のマイスターが作られただけあって、しなやかさや遊び心を感じる。
どちらのバウムクーヘンも★★★の逸品です!

バウムクーヘンの年輪の数を数えていたら頭がクルクルしてきた。

ドイツの伝統的な菓子だけあってビールにも合うかもしれない。
そろそろ一杯いってみます。 Auf wiedersehen!
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by w-scarecrow | 2010-04-16 19:45 | 食 + うつわ | Comments(6)

ふたり

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昨日の雨で桜の花が散り
薄いピンクの絨毯が路に敷かれていた。

バスで新宿へ向かった。
暖かな陽射しが心地いい。

前の席のカップルが黙って
窓外の新緑の薫り漂う街を眺めている。
カップルの耳にはお互いに
一つづつのイヤホン
二人で同じ曲をシェアーしている。

どんな曲を聴いているんだろう?
同じ曲を、同じ景色を、同じ匂いを
同じ時を感じあっている。

荷物の紐をほどくとき
想像以上の労力がいるときがある。
紐を結ぶときは あっという間に結べたのに。

結ぶときはいつか、
ほどくであろう日がくることなんて
これっぽっちも考えていない。

結んだ紐をほどくとき その結び目の固さに驚いてしまう。

明日から寒の戻りで平年値の気温を大きく下回るみたいだ。
実家の老母が心配だ。
携帯でその旨を伝えたら
「男はいちいち、細かいことを考えてたらダメ・・」と
一撃をくらってしまった。
まだまだ元気でいてくれそうだ。
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by w-scarecrow | 2010-04-13 21:58 | そのほか | Comments(10)

♪ 焼きいも~ 石焼きいも~ ♪

どうして女の人は芋が好きなんだろ?
呑んべえな男たちは芋でお腹を満たしたくはない。
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実家に寄ったら、一本は食べきれないと石焼いもを半分持たされた。
最近はリヤカーを押している焼いも屋さんは見かけなくなった。たまに軽トラの焼きいも屋さんは見かける。
居酒屋のおばあちゃんがよく出してくれた焼いもサラダ?を家で作った。
石焼きいもにキウイ、りんごをスライスしたものとマヨネーズを軽くあえるだけ。
これは酒のあてにできる。 焼きいもだけだと2口食べたら飽きてしまう。
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フキ味噌、白いご飯でも生野菜に少しつけて食べても美味い。焼きおにぎりにぬると結構イケル。
アルコールをとばした酒、みりんに合わせた味噌を入れ滑らかになるまで火にかけ、刻んだフキを入れるだけ。
居酒屋の突き出しは家で飲むときのレシピの宝庫。
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最近、TVでよく紹介されている温野菜を食べさせてくれるお店。なんで人気があるんだろう?と不思議に思ってしまう。
家で作れるものをわざわざ食べに行く、なんでなんだろう。

昨日から西麻布の桃居で『大村剛・吉田次朗 二人展』が催されている。
大村さんの一見金属的な質感、でも触れるとやさしい土感が伝わってきます。
吉田さんのやわらかな薄いベージュの色合いのうつわたち。この吉田ワールドが大好きなんです。
対照的な二人の作家の作品群、目で感触で楽しませてもらいました。

『関西の手仕事』『東京の手仕事』(京阪神エルマガジン社刊)。
関西、東京の老舗から現代の作家さんたちの物づくりの数々がいっぱい紹介されており、春めいた午後にみたらし団子を食べながらページをめくるのもいいかなと想います。
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by w-scarecrow | 2010-04-10 09:28 | 食 + うつわ | Comments(4)

ひらひら

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吉田拓郎の"たどり着いたらいつも雨降り"を聴きながら、雑司ヶ谷と新宿御苑へ花見散歩。
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♪ いつかはどこかに落ちつこうと こころの置き場を探すだけ
 たどり着いたら いつも雨降り そんなことのくり返し・・ ♪
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日蓮宗 威光山法明寺。
昨日、誰もいない参道を撮ろうと朝6時に家を出て、7時前には法明寺に到着。
みごとな桜並木の参道だった。 でも残念なことに少し靄がかかった曇り空、桜の花びらがライトグレーの空に同化してしまっている。
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鬼子母神のすぐ先にある法明寺、建立は810年と歴史のあるお寺さん。
寺の門前でネコが迎えてくれた。 「おはよう、タマ」
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見上げると一面に桜の花だらけ、空バックで上手く写真には収めることはできなかったが、溜息がでるほどの桜の花のアーケード。
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8時前に法明寺を後にした。 おにぎりでも握ってくればよかった、熱い紅茶もポットに淹れて持ってくればここで一服できたのに・・。
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学習院大の校内へ入ってみた。 警備室の前を通ったがお咎めなし、入国審査のときはやたらと丹念に調べられるが天下の学習院はブザーもならず無事通過。 
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初めての学習院、校内は幾種類もの桜が満開、今度は是非ここへ来て花見酒を呑みたい!
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新宿へ着いたころにやっと陽が射し、気温もどんどんと上がってきた。
お腹が空いてきた、「冷やし中華始めました」の張り紙を探すがどこにもなかった。
仕方がなくフレッシュネス・バーガーでホットドッグを食べる。玉ねぎとピクルスのみじん切りがふんだんにのせてあってここのホットドッグは美味い。
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新宿御苑へ、開門して間もないのにカメラを持ったご老人たちで溢れていた。
70歳前後のおばあさんがデジタル一眼レフカメラを持っている姿、その人数の多さにいつも驚いてしまう。
私なんかはデジタル一眼の機能を殆ど把握していない。頑張れおばあちゃん!登山だけはやめて!
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外国人の花見客が多かった。 北京語、広東語、英語が飛び交っていた。
喫煙スペースでスリランカから観光できた親切なオジさんと二人だけになり、仕方がないので中学生のころに文通していた相手がコロンボに住んでいたこととカレーと紅茶の話をした。
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10:50a.m.満開の桜に元気をもらって新宿御苑を後にした。
来年はどこで花見散歩をしよう・・。

昨日は姪っ子の長女の小学校の入学式、姪が小学校へ上がるとき、私も姪の入学式に行きたかった。
年がさほど離れていないので小さな妹のように感じていた。
姪の結婚式では写真を撮るのを頼まれたが、出来上がった写真は女友達ばかり、しかも好みの子の写真がやたらと多く、叔父としての尊厳を失ってしまった。
そうだ来年は姪の子供たちを連れで行こう! 三色弁当でも作って。
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by w-scarecrow | 2010-04-07 20:10 | 散歩 | Comments(12)

顔はこころの遊園地

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♪春がきた 春がきた どこにきた♪ うちの近辺にも春がやってきました。
午前中の強風も午後にはおさまり、花曇りの空の下、ソメイヨシノが「そろそろ、行こかっ」の号令がかかったかのように一斉に花を咲かせていました。


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常滑の山田想さんの朱泥急須と湯呑。
朱泥の朱色が好きではなかったが、常山窯の朱色はやや紅みを帯びていて、なんともいえない現代的な風合いを持っている。
山田想さんの祖父は人間国宝の三代山田常山、父は四代常山(山田絵夢)。1979年生まれの若い作家である。
つるつるとした朱泥の土感ではなく、ザラザラとした感触。 鉄分の多い常滑の土がお茶のタンニンと触れることで苦みがとれ、アクや不要な物を吸着して、より角がとれてまろやかな味わいにしてくれる。


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                                                    【井山三希子(東京)黒角皿】

鶴屋吉信の春爛漫な彩りの和菓子をいただく。 あと1ヵ月もすれば新茶の収穫時、今年はどこの産地の新茶を買ってこよう・・。


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                                                    【サブロウ(富山)ガラス角皿】


この2週間、カメラを修理に出していたせいもあり、知らない街へ行く楽しみを奪われていた。
今日やっと修理から戻り、「やった!桜に間にあった」と久しぶりのウキウキ気分です。

関西の地で私のBlogをいつも読んでくださる82歳のおばあさんから、桜の便りが届きました。
脚が少し不自由なためひとりで外へでることができないみたいなのですが、便りのなかに春めいた、心和らいだ心情が感じられ、幸福感が伝わってきました。
そんな素敵なおばあさんに是非見てもらいたく、桜の花をいっぱい撮ってくるつもりです。
便りのなかに「顔は心の遊園地」という言葉に感動したと書かれてありました。

「顔は心の遊園地」鏡に映る自分の顔を見ながら、溜息をついている。 子供たちの歓喜の声が聞こえる顔にならなきゃ。
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by w-scarecrow | 2010-04-02 19:17 | うつわ | Comments(8)