winter's scarecrow

カテゴリ:食 + うつわ( 142 )

こめこめ倶楽部

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昔の台所は寒かったのか、冬の朝、前夜の煮魚の鍋に " 煮こごり " ができていた。
魚のゼラチン質が煮汁に溶けて飴色のゼリーになっていた。

「また、煮魚」と不満を言っていたが、カレーと一緒で次の日が愉しみだった。


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師走に入った頃、念願の家庭用精米機を買った。 置き場所がないと諦めていたが売り場で見たら電気炊飯器と同じくらいのコンパクトサイズだったので場所をとらないと判明。



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毎日、研ぎたての白米を食べれる歓び。 私がもしイタリア人だったら家庭用のパスタ製造機を手に入れた歓びと同じかもしれない。
操作も後の掃除もおちゃのこさいさい。 3分間、玄米が白化粧の粒に変ってゆくのを眺めている。



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悪戯っ子がそのまま大きくなったAちゃんからいただいた " 味噌漬け寄せ豆腐 " の燻製で食べるのも旨い。
酒のつまみの方がいいかな?



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手作りの沢庵で食べるのも良し。 様々なご飯の友たちが主役を引き立ててくれる。

休日の井の頭線、冬の陽差しが心地よかった。 そんな時は厄介事が舞いこんでくる。
私の座席の斜め前の床に缶コーヒーの空き缶が、コロコロと行き所を探している。 「こっちに来るなよ~」と見ないフリをするが、奴はやって来た。
そんなもんに、なつかれやすい。 
by w-scarecrow | 2014-01-21 08:04 | 食 + うつわ | Comments(6)

福井 水羊羹

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Kさんからお土産にいただいた福井県名物 " えがわの水羊かん " 黒糖を使っているのでまろやかな甘さでペロリと食べてしまった。

なぜ福井県人は真冬にコタツに入りながら、ひゃっこい水羊羹を食べるのか?
昔、京都の街へ丁稚奉公へ行ってた人たちが、暮れ正月に水羊羹を手土産に帰省したからだという。
でも、名古屋に奉公に行っていた人は、ういろうを手土産にしただろうにと想う。 


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備前の作家、馬場隆志さんの急須で滋賀の朝宮茶を飲みながら、水羊羹を口に運ぶ。
備前の若手作家、馬場さん以外にも森本良信、秋谷昌央さんの作品が面白い。 




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カメラ好きのNさんから、Kit Kat 名古屋版 " あずきサンド味 " をいただいた。
さすが名古屋、トーストにあずきをのせるだけでは飽き足らず Kit Kat の中まで入れてしまった。

「でら、あまぁかと想像しとったが、だで美味しいに。すぐに食べてまった」 (Google の翻訳機能に名古屋弁がなかったので適当に書いてしまいました)






ゆるキャラが大ブーム、町を歩きながらもケッタマシン(自転車)に乗っているおかあさんが " ふなっしー " に見えたり、自転車屋のオヤジが尼崎の " ちっちゃいおっさん " に見えたり、町中ゆるキャラだらけ。

今やくまもんが N.Y. へ行ったり、陛下と接見したり、高崎山のベンツを尻ごみさせたりと大活躍。
そして、今年の「ゆるキャラGP」は

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栃木県佐野市の " さのまる " 。

名物佐野ラーメンの丼をかぶっている。

どうも納得がいかない。



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私としては下位に入賞していた

大阪・箕面市の " 滝の道 ゆずる " くんの方が好きだ。

元祖?ゆるキャラのさんまのまんまの " まんまちゃん " の全身ルーズソックスみたいな姿が
愛おしい。
by w-scarecrow | 2013-12-04 08:25 | 食 + うつわ | Comments(6)

いい夫婦の日に

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                     厚揚げを煮付けたものではありません。 フレンチトーストです。


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渋谷区上原2丁目にあるパン屋さん " ブロートランド " で 6×6×30cm over の長~い食パンを買い、玉子とミルクの液に一晩寝かせて火にかけた。

メープルシロップをかけて食べてみた。 中はまるでプリンみたいだった。


映画 『 クレーマー・クレーマー』 で突然に女房に逃げられ、5才の息子と二人で暮らすことになったダスティン・ホフマン。
仕事と慣れない家事をドタバタと繰り返すうち、息子との絆が徐々に強くなってゆく。
時が過ぎ、
離婚訴訟で息子の親権を奪われ、元妻に息子を渡す日がきた。 その日の朝、父と息子で作っていたのがフレンチトースト。
そのシーンが甦る。

私には、
息子は(娘も)いないが、父と幼き息子の二人の生活もいいもんだなと・・・当時、想った。(父子家庭で頑張っているお父さんすみません)




昨日11月22日は " いい夫婦の日 " 。 婚姻届を提出する日は10月10日、11月3日、5月5日、7月7日とゾロ目の日が多かったらしいが、最近は " いい夫婦の日 " に届を出すカップルが急増しているらしい。

そんないい夫婦の日の飲み屋さんは、真っ直ぐ家に帰りたくないお父さんたちで結構、賑わっていた。 
私の横でレコード屋さんの袋を置き焼酎を呑んでいた50代のお父さん、背が高くシックなスーツがよく似合っていた。

お父さんは大分県の南部の山海の幸の豊富な港町で育ったという。 リタイアした後はそんな故郷で海を眺めながらの生活をしたいと、遠い宙を見つめ語っていた。
そんなビジョンを奥さんに伝えたところ「帰るならひとりで帰って」と即答されたらしい。

Jazz やクラッシック、オーディオの話をしながら、お父さんの焼酎のピッチも上がってきた。さすが九州人。
「あ~ぁ」と一つ溜息をつき、「帰ります!・・・また音楽の話でもしながら飲みましょう」と席を立った。
「帰ります!」と言ったのはわが家のことだったのか、未来のことだったのか・・・・。
by w-scarecrow | 2013-11-23 18:29 | 食 + うつわ | Comments(2)

ごはんのとも

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ご飯のとも。

この表現が好きだ。
長年の友もいれば最近知り合った友もいる。

桃屋の" ごはんですよ " も、『 おかみさん、時間ですよ♪ 』 の響きに似ていて、ちょっぴりドキドキしながら口に運んでいたこともあった。

食べるラー油ブームもあり、日本各地のご飯のともがクローズアップされている。

写真は新潟県の鮭の町、村上の三面川に遡上する鮭で作った生姜がほど良くきいた " 鮭しぐれ煮 " 。

甘い味付けだったら嫌だなっと思ったがなんのなんの、砂糖の甘さは感じなく新米の上にのせて一膳をあっという間に平らげた。


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こちらは新潟県長岡市・柳醸造の " しょうゆの実 " 。
大豆、麦、糀を熟成させた一品。 見た目よりあっさりとした味できっと古里の母を思い出すであろう。

週一回、下北沢で酒を呑むカメラ好きのN さん。
毎晩、会社の帰りに駅前のスーパーで¥390の揚げものたっぷりの弁当を主食としているN さん。
東南アジアの国々の工場で現地の食材を衣で包み、冷凍にされて船で日本に運ばれたスーパーのフライ物、揚げ物たち。

会員制ジムを中退したN さんが次に興味を示したのが乗馬倶楽部、ただ会員規約には体重が体重が80kg 以下と書かれていたらしい。

TV ” さんまのまんま " の "まんまちゃん" に体型が近づきそうな N さん、帯広・ばんえい競馬の1トンの重量馬に挑戦するか、ゆるキャラ体型からどう脱皮するか悩んでいる姿を眺めながら焼酎を呑むのも、楽しいひと時。

いつも思うのだが、カロリー超の食生活を送る N さんを見ていたら女子たちは「わたしがN さんの傍に付いててあげたい!!」と、母性本能がくすぐられる。

これが羨ましい。
かつて私は一度でなく二度も「w さんはひとりで生きていける人だから・・・じゃあね」と言われた。
by w-scarecrow | 2013-10-09 20:18 | 食 + うつわ | Comments(2)

野球の底力

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秋葉原駅から歩いて1分、JR の高架下にある
" CHABARA " 。
その中に" 日本百貨店しょくひんかん " がある。

日本各地の手作り食品、塩辛や柚子、だし、醤油、酢、酒、菓子、果汁等々、物産好きには堪らないスペース。

どれもが試してみたいものばかり、余りにもその数が多かったのでお茶だけを買ってきた。

高知県四万十町の深蒸し煎茶、焙じ茶、紅茶。

川沿いの狭い茶畑で手摘みされたお茶、渋みも甘さも持ち合わせて力強いお茶、紅茶もミルクティーで飲むと特性が生かされた。











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日本で一番美味しいロールケーキ!と皆にふれまわっている井の頭線・東松原 " ARANCIA " のプレーンのロールケーキで tea time 。


東北楽天イーグルスが球団創設9年目でリーグ優勝した。
最後の打者を三振に打ち取り、マウンド上で抱き合う選手たちの姿を見て震災直後の2011年4月29日、本拠地の開幕戦で試合後、嶋基宏捕手(選手会長)のスピーチが思い出された。

「球場に来ることが簡単でなかった方、来たくても来れなかった方も大勢いると思います。 (中略)
震災後、自分たちに何ができるか、何をすべきかを議論しました。 変わり果てた東北の地を目と心にしっかりと刻みました。 (中略)
その時、僕たちは何のために戦うのかが、はっきりしました。 この1ヶ月半ではっきりしたのは誰かのために闘う人間は強いということ。 東北の皆さん、絶対に乗り越えましょう、この時を。
絶対に勝ち抜きましょう、この時を。 この時を乗り越えた向こう側には、強くなった自分と明るい未来が待っているはず。
見せましょう、野球の底力を。 絶対に見せましょう、東北の底力を」

野球選手の底力を東北の人々の底力を見させてもらいました!
できることならクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズで巨人を倒してもらいたい。

イチローの勝負飯はカレーライス、マー君(田中将大)は里田まい作のオムライス。
私の勝負飯はぎんなん2個入りの茶碗蒸し。 がんばろう!
by w-scarecrow | 2013-09-28 21:33 | 食 + うつわ | Comments(0)

くう

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名古屋出身のN さんから頂いた愛知の銘酒 『 空 』 (設楽郡・関谷醸造)。

kurota さんのブログで知った日本酒、入手困難で値もはる。
以前、その " 空 " の話をしたことを憶えていてくれたみたいだ。

" 空 " 、イメージしていたのと違って結構パンチがある辛口。
京女ではなく、向こうっ気の強い九州の女性のような跳ね返ってくる力のある酒で魚料理に合いそうだ。

焼いただけのはんぺんに生姜醤油ではなく、発酵バターだけをのせて食べた。
(写真ではおろし生姜に見えるがバター!です)これが旨い。

日が暮れる頃、TV放送をダビングした寅さんシリーズを観た。

「満男(吉岡秀隆)いいか、酒っていうのは、
 まず盃を持つ、そして酒の香りをかぐ、
 酒のにおいが鼻の芯にジーンと滲み透ったらころ、
 おもむろにひと口飲み、さあお酒が入っていきますよと
 五臓六腑に知らせてやる。
 そこで突き出し、これを舌の上にちょいとのせる・・・」

寅さんが甥っ子の満男に酒の飲み方の手ほどきをしているシーン、寅さんが話すとほんと美味しそうに感じる。
ただ寅さんの飲み方を真似するとおいちゃん、おばちゃん、さくら、タコ社長やご近所の方々に多大なご迷惑をかけることになる。

満男が泉(後藤久美子)に伯父(寅)さんの話をしているシーン。
「伯父さんはね、高い崖の上に咲いている花のように手の届かない女の人に夢中になる。
 だけど、その人が伯父さんを好きになると慌てて逃げ出すんだよ。
 つまりさ、その花をそっとしておきたい気持ちと奪い取ってしまいたいという気持ちが男にはあるんだよ。
 伯父さんはどっちかというと、そっとしておきたい気持ちが強いんじゃないかと想う」

私もどっちかというとそっとしておきたい気持ちが強い。

満男がまだ小学低学年の頃、英会話塾から帰ってきた満男においちゃんが「満男、英語で『伯父ちゃん』のことは何て言うんだい?」と訊いたら、満男は「 Tiger! (寅)」と答えていた。

少し酔ってきたが、もう一本 " 寅さん " を観てから寝ることにする。
美味しいお酒でいい気分、ありがとうございました。
by w-scarecrow | 2013-08-31 20:39 | 食 + うつわ | Comments(6)

ああ上野駅 ♪

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バウムクーヘンの原形といわれているフランス・ガスコーニュ地方の伝統菓子、クール・ドゥ・ガトー・ピレネー。

横浜の洋菓子店 " Region " (レジオン)の商品棚に説明書き ↑ があったので買って帰った。

大好きなガトー・バスクと同じ地域の伝統菓子、甘みは日本人向けに抑えてあるが現地で食べたら、もっともっと甘いんだろうな~。

フランス版バウムクーヘンを食べながら、頭の中ではバスクからピレネー山脈を越えスペイン北部の旧道800km を歩く、サンチャゴ巡礼へと旅立っている。

讃岐うどんを啜っているときは、ちゃんとお遍路を巡っている。








東京スカイツリーが1歳の誕生日を迎えた。
高い所は駄目。 私には通天閣くらいがちょうどいい。
ヘリコプターの扉を開け空撮をしたことがあるが、ほとんど気絶している状態だった。

北の玄関・上野駅が7月に開業130年を迎える。 今、東北線・常磐線・高崎線の3路線を東京駅まで延長し、東海道線と繋ぐ " 東北縦貫線 " の工事が進んでいるらしい。 来年に完成予定。
便利にはなるが終着駅がなくなる寂しさの方が強い。 

上野駅のホームで新聞紙を敷き座った母親の背中や膝の上ですやすやと眠っている子供たちの姿、帰省前にホームで酒盛りをする出稼ぎの男たち笑顔、古の光景が目に浮かぶ。

東京の予想最高気温は26℃、冷やし中華が恋しくなる気温。 でも今日の昼はワンタン麺にしよっ。
by w-scarecrow | 2013-05-22 07:10 | 食 + うつわ | Comments(0)

Ennismore Gardens

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いつも呑むカメラ好きの友人が「最近、いつもイライラしていて、怒りっぽくなってきた」と言っていた。
私もいつもゆらゆらと掴まる棒を探している、掴んでいないと落ちていきそうなときがある。 同様に何かに苛立っているのかもしれない。

自転車に乗って公園へゆき、土の上を走り廻るこどもたちを眺めているとボヤケていた景色がはっきりと見えたようで、落ち着いてくる。

木から木へと走り、木肌に触れ、耳を寄せれば呼吸音が聞こえる。 木や土や生物に触れる、そんなこどもの頃は当たり前だったことを想い起こして安らいだ気持ちになれるのかもしれない。


代官山の西郷山公園の陽だまりで水筒の紅茶を飲み、パウンドケーキの美味しい Ennismore Garden (エニスモア ガーデン)でチーズのパウンドケーキを買いに行った。
黒ごまとリンゴのパウンドケーキは以前に食べたがどちらも幸せな気分にさせてくれた。

フランス産の2種類のクリームチーズが、ほんわりとした甘さとやわらかな酸味が溶け合って美味しい。 毎日、食べたい!

代官山の本店の他に日本橋三越、最近はDEAN & DELUCA の一部の店でも扱っているらしい。


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多治見の安藤雅信さんの長皿に 薄いグレーの cup & saucer 。 飲み口の先が少しツンとした愛嬌のある小さめのカップ。 深く焙煎したコーヒーを飲むので丁度いい大きさだ。

外は3月に戻ったような気温。 冷たい雨が降っている。
こんな雨の日でもラッパを鳴らしリヤカーを押して豆腐屋さんが来てくれる。 
今夜は湯豆腐にする。 先に土鍋にダシ昆布を浸して、豆腐屋さんのラッパが聞こえるまで待つことにしようっと。
by w-scarecrow | 2013-04-20 18:29 | 食 + うつわ | Comments(4)

ひとひら ♪

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                  ぱっと咲いたと思ったら、もう若葉が花の間からヒョイヒョイと顔をだしていた。
                  エレベーターに乗っているように気温が行ったり来たりしている。
                  松江の佳月堂のさくらの和菓子を口に入れながら 仄かな塩けの桜茶が飲みたくなる。



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                     谷川俊太郎の " 春に " の一節が浮かぶ。


                          この気持ちはなんだろう
                          枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく
                          よろこびだ しかしかなしみでもある
                          いらだちだ しかもやすらぎでもある
                          あこがれだ そしていかりがかくれている


                     もう一つ、うぐいす色のさくらを口に入れながら、この気持ちはなんだろう?と考える。


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春と秋ってなんでこんなに短いんだろう。
TV で五厘刈りの高校球児が溌剌と走っている。 修行僧や囚人ではあるまいし、短くしたいのだったら五分刈りでもスポーツ刈りでもいいのでは・・と呟く。


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               さくらを一つ明日に残して、地下化された小田急線の駅へと向かう。
               夜になったら、そうだ桜茶を焼酎で割って呑もう・・・と、ちっちゃな愉しみを残し地下にもぐった。
by w-scarecrow | 2013-03-25 20:07 | 食 + うつわ | Comments(0)

ぼた餅

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多治見の陶芸作家・打田翠さんの片口があまりに綺麗なので、日本酒の注器で使うだけでは勿体なく、煎茶を飲むときの湯冷ましとしても使っている。
唐津や備前の伝統的な形の片口に少し飽きてきているので(関根まりの笑顔同様)、打田さんのポッコリとしたフォルムが新鮮だ。


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太陽は真東から昇り、真西に沈む、西方に沈む太陽を拝むことによって遙か彼方の極楽浄土へ達することができる。
彼岸の定義はそうかもしれないが、年を重ねても極楽浄土への憧れがない。
現生で四苦八苦しているのに来世のことは考えたことがない。
来世は以前書いたように出来たらグラビア・アイドルに生まれ変わってほしいくらいしか考えていない。
たぶん極楽ではないところに飛ばされているので、それも無理だ。

彼岸の入り、東横のれん街の仙太郎でつぶあん、きなこ、桜のぼた餅を買って実家へ届けた。
老母はぼた餅の大きさに驚き、「ごまのはないのかい?」と呟いていた。

仏壇に2つのぼた餅を供え、桜のぼた餅を今、食べるか迷っている。
TV に目を移し、ローラが喋っている姿をジッと見ている、いつもローラが映ると何か言いたげに画面を睨んでいる。

腰痛もすっかり良くなり、散歩に出て春の空気を愉しんでいるみたいだ。


観察史上でもっとも早いソメイヨシの開花、週末から来週にかけてが見頃みたいだ。
稀にみる厳しい冬が終わりを告げる間もなく、怒涛のように春がやってきた。

「花見弁当でも作って、満開の桜でも観に行ってみようか・・」と母に声だけでもかけてみることにしよう。
by w-scarecrow | 2013-03-19 18:22 | 食 + うつわ | Comments(4)