winter's scarecrow

カテゴリ:散歩( 181 )

笑う

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          " この世で人間だけが苦しんでいる。だから笑いを発明せざるをえなかった "
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確かに。動物で笑うのは人間だけ。いつも思うがニーチェの言葉は五感に響かない。


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" 笑う "  部屋でひとりでいるときは声に出して笑うことはない。

高田純次を観ているときでも声を出さずに笑っている。 人と会っているときも呑んでいるときも、おそらく声を抑えて笑っているのかもしれない。

女学校を出たばかりの高台に住むお嬢さんみたいだ。

「微笑めば友達ができる。しかめっ面をすればシワができる」そんな言葉を胸に努めて笑顔でいた。

でも私のそれは赤ちゃんに似ているのかもしれない。生まれたばかりの赤ちゃんは " 笑顔 " を知らないが生後一ヵ月を過ぎると生理的微笑みといって弱い自分を守ってもらうため、可愛いがってもらうために本能で笑うようになるらしい。

初対面の人に対して自然と笑顔を作れる人は、この本能が残っているという。

私も初対面の人と会うときはニィンと笑みを作る。

守ってほしい本能が残っているのか、赤ちゃん還りをしているのか・・・。

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街角のお母さんたちはよく喋りよく笑う、箸や電信柱が転がったくらいではもう笑わないなが、なにがそんなに楽しいんだろう?

女性の平均寿命が男性よりず~と長いのは笑っている時間が男性よりも長いのかもしれない。

楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのかな?!

日曜日は父の日、「なにを贈ってもらいたいですか?」の街頭インタビューで、お父さんの多くは「もらえればなんでも・・」とか「・・手紙でもメールでも嬉しいですよ」の答え。
「えぇ・・できれば髪の毛」というお父さんもいた。
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by w-scarecrow | 2015-06-18 19:17 | 散歩 | Comments(0)

雨のうた ??

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あめあめふれふれ かあさんが じゃのめでおむかえ うれしいな
                  ピッチピッチチャプチャプ ランランラン


雨がふります 雨がふる 遊びにゆきたし傘はない・・・


どちらも北原白秋の作詞。
雨を楽しんでいる詩(うた)、雨をうらめしく眺める詩。


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淡色の花は雨という化粧水をあてたように映えている。 陽を浴びた紫陽花や菖蒲、スイレンの花は突然、表舞台に立った脇役のようにうつむいたままだ。


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小学校の横を通るとき、いつも聞こえたオルガンの伴奏と子供たちの歌声。

今は聞こえてこない。


集団登校で皆で歌いながら歩いた小学校までの通学路。4歳上の兄貴や近所のお兄ちゃんたちの後を黄色い雨傘をくるくる回しながらトコトコとついてゆく。

真新しいランドセルの皮の匂い、小1の私のお気に入りだった曲 " 骨まで愛して " を歌いながらの通学路。

 ♪ 生きてるかぎりはどこまでも 探しつづける恋ねぐら 傷つき汚れたわたしでも・・・♪


この間までは SEKAINO OWARIの ♪ Dragon Night ♪ を口ずさみながら歩いた帰り道。

雨の日は普段見えていないものが見えてきて、いいですね。
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by w-scarecrow | 2015-06-13 14:40 | 散歩 | Comments(2)

♪ 街角のポスター

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活気ある商店街が大好きだ。

中央線の高円寺、阿佐ヶ谷、下町の十条、砂町、武蔵小山等々。

肉屋の揚げたてのメンチもコロッケも、魚屋では照りのある煮魚も置いてある。八百屋でタケノコを買えば米糠もつけてくれる。

商店街の看板娘も、あれから40年今や韓流タレントの話がおかみさんたちの生きている証し。

買い物かごを持った母親にくっついて夕飯の買い出し、商店街で算数や国語や社会や保健を学んできた。


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下高井戸で降りて昔からある市場の魚屋で刺身を買い、駅近くの天ぷら惣菜店で貝柱のかき揚げとナスとレンコンの天ぷらを買って帰った。


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商店街の外れに下高井戸シネマという映画館が現役で残っている。

この映画館でリバイバル上映のアメリカ映画 " いちご白書 " を高校生のときに観たことがある。

16歳にとってはリバイバルでも衝撃的な映画だった。 

 
          ♪ いつか君と行った映画がまたくる 授業を抜け出して二人で出かけた・・♪

荒井由実の " 「いちご白書」をもう一度 ” がヒットしたのが映画の本上映から5年後のこと。

♪ 街角のポスター ♪ も今は見かけることがなくなったし、 ♪ 学生集会 ♪ はモノクロのニュース映像でしか見ることはない。

そして就職が決まって切った長い髪、茶髪を黒に戻し、髪のトサカの部分を平坦にしたのとは違い、

反体制を叫んでいたわが身がその体制側へとすりこまれてゆく、そんな自嘲的な歌詞だった。


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          ♪ 就職が決って髪を切ったときにも もう若くないさと君に言い訳したね ♪


大学生が多い下高井戸の街を歩いていると映画のシーンとユーミンの歌が自然と甦ってくる。

就活だか新入社員なのかお決まりの黒のスーツを着た若者が、スマホで会話をしながら赤いポストに頭を下げている。

私たちの世代は、 " いちご白書 " を封切時に観た団塊の世代の人たちが作ったバブルの文化のなかを浮遊してきた。
そして彼らに反発してきた。


私も19歳のときからはやしていたヒゲを去年の6月に剃った。これがなかなか気づいてくれない。

「なんか口元が涼しくて・・」と自分から切り出し「あれ、剃ったの!ほんとだ」

「なんで?」と誰も訊いてもくれないんで、言い訳も言うことができなかった。
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by w-scarecrow | 2015-06-09 10:24 | 散歩 | Comments(0)

?? 元気でなっ

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久しぶりの水族館。

家から電車に乗り葛西臨海公園駅までは1時間20分で着いた。子供じゃないのに駅から水族園までは小走りになっていた。

平日なので園内は家族連れとカップルが少し、なぜかカップルたちは手をつないで魚さんたちを眺めている。


いました!!

手をつないだカップルのむこうに、ひとりぼっちになってしまったマグロくんが・・・。


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マグロが泳いでいる姿を初めて見た。 狭い水槽を右へ左へ上下へと仏頂面で泳ぎつづけている。

ひとりで自由を謳歌しているのか、とりとめのない孤独のなかにいるのか顔色を見ても判らない。 どっち?
 
初セリで大間の本マグロを一本450万円でセリ落とす、あの有名な寿司チェーンの社長が目の前にきたら水槽のマグロはどんな泳ぎをするのだろう。

元気でいろよマグロくん! (お前もな!)



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朝からコージーコーナーのジャンボプリンひとつしか食べていないので、帰りは京葉線の八丁堀駅で降り、マグロのづけ丼をと思ったがもうランチタイムはとっくに過ぎていた。

八丁堀から京橋、有楽町を通り日比谷駅までトコトコと。 

お腹が空いているが我慢、地元へ戻り名古屋勢女子と桂米多朗師匠とお茶目なおっさんたちと冷え冷えビールで乾杯。


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   立川志の輔師匠の小噺、

     2人の男性社員が大事なときに揃って遅刻。上司は怒り心頭で理由をただした。
     すると1人の男は「寝坊をしました」と正直に告白。
     「どんな夢をみたら1時間も遅刻をするんだ」と詰問する。

     「会社から急に海外出張を命ぜられ慌てて飛行機に乗った。しかし飛行機はなかなか飛び立たず
     イライラしているうちに目が覚めました・・・」

     上司は呆れ、もう1人の男に詰め寄ると、「私はその飛行機の見送りに行ってました!」



私は最近、楽しい夢をみていない。

新年早々、忍者ハットリくんが突如わが家のベランダから侵入してきた。
酒を酌み交わし一緒におせちとお雑煮を食べて、二人で桑畑や雑木林を通り抜け代々木八幡宮に初詣に行った夢をみたことがあった。

そんな楽しい夢よ再び。ニン ♪(忍)


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by w-scarecrow | 2015-05-16 15:37 | 散歩 | Comments(6)

5月5日 おっさんの日 ??

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                   烏山寺町 高源院・弁天社

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5月5日子どもの日、晴天。

花が見たいと思うことは今までの人生でほとんどなかったが、最近は違う。
花屋でバイトでもしようかなって考えるときもある。 町を歩いていてもふと庭先や道路脇に咲く花に目がいく。

その日は藤の花が見たかった。
有名な亀戸天神は花より人を見にいくようなもので、浅草の初音小路飲食街の風情ある藤棚はそのまま飲み屋で居座り沈没するのが目に見えていた。


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                     鍋島侯爵旧邸

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人の少ない烏山寺町(世田谷区北烏山)へ行くことにした。 ブログ情報だと玄照寺の藤棚がステキ??と書かれていた。

ちょうどいいときに N さんからの連絡があり、暇で死にそうなので合流するとのこと。
子どもの日におじさん2人で寺町散歩。本当におじさんになちゃった気分。

N さんは、お父さんが僧侶なのでお寺さんには全く興味なし。
散歩後の下北沢でのビール「まず一杯」の時間を逆算しながら歩いていた。


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烏山寺町には26の寺院が集まっている。 関東大震災後、浅草、築地、本所界隈から移転してきた寺院が並ぶ。

観たかった玄照寺の藤棚には花の欠片もなかった。「うそ~っ」

おじさん2人散歩は北烏山から烏山の商店街、芦花公園、ケーキ屋さんと後半はギャル散歩風になってきた。


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芦花公園から歩いて5分、" ラ・ヴィエイユ・フランス本店 " で、こんなカワイらしいケーキを買った。
パウンドケーキを買いたかったが、かなり高い値段だったので断念。


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惣菜の砂糖を感じさせる甘いものは全くダメだが、ご飯のおかずではないスイーツは遠いところでも足を運ぶ。

おじさん2人散歩、次回は自由が丘スイーツ食べ歩きにしよっと。


下北沢に5時に到着、足早にいつもの店へ、068.gifやっと N さんの顔に笑みがこぼれた。 
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by w-scarecrow | 2015-05-09 20:07 | 散歩 | Comments(2)

♪ whisper not

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朝からN さんに譲ってもらったEOS の手入れをしてしていた。

結構、完璧までにピカピカになってきた。 ちゃんと撮らなきゃ。
 
小雨の東京、なにを撮りたいのでもなく代々木公園へ。

この天候の中、人、人。


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タンポポの花、いつの間に綿毛に変わるのだろう・・・。

タンポポは気ままな風に揺られ、遠くへ、遠くへと飛んでゆく。

どこに根づくのかわからないけどフワフワと新天地へ。

大地は固くなかなか着地できない、でもどこかで誰も停まることのない格別の場所が待っている。

フワフワと・・・。


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幼稚園のときはタンポポ組だった。 風に吹かれよう。
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by w-scarecrow | 2015-04-20 14:37 | 散歩 | Comments(4)

お帰り 春 !

そろそろ真新しいランドセルを背負ったピカピカの一年生の入学式が始まるころ。

遅く花開いた桜の花びらが祝福してくれるといいな。


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作家の朱川湊人さんがいまだに悔んでいる中学時代の話。


    一年生の時に病気持ちの女の子がいたという。 
    
    隣の席の彼女は欠席がちだが、学校へ登校する時はいつも大きく膨らんだ学生カバンを持っていた。

    いつでも先生や同級生に教えてもらえるように、すべての教科書とノートを詰めていた。

    遅れた勉強を少しでも取り戻したかった。

    二年生では別のクラスになったが、ある日、あの大きなカバンを持って歩いている彼女を見た。

    カバンを持ってあげるべきだと声をかけようとしたが、あの年齢特有の恥ずかしさでそれができなかった。

    「少しの勇気を出すことが、あの日の僕にはどうしてもできなかった」

    数か月後、彼女は亡くなった。


         *     *     *     *     *     *


多くの人たちが重いカバンを心に抱え、桜の絨毯の上を歩いているのかもしれない。

でも中学生の彼女の大きなカバンは夢がいっぱい詰まっていた・・・。




野原ではタンポポのパッチワークが始まった。

春は毎年、ちゃんと帰ってくるんだね。 お帰り春。
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by w-scarecrow | 2015-04-03 16:45 | 散歩 | Comments(0)

桜 ?? 目黒川

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今朝の目黒川沿いの桜並木。 8時前に着いたがかなりの人数の花見客がゆっくりと歩き、満開の桜に酔っていた。


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出逢いと別れ、初めましてとサヨナラと。

人が往き交う春。

同じ梢を見上げても、人の想いはさまざま。 この時期だからこそ想いを馳せる薄紅色の花。


桜の花は夏に翌春の花芽を準備し休眠状態に入る。 眠りから覚めるには冬の寒さにさらされじっと耐えている。
そしてサヨナラの季節に一気に花開く。


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目黒川の桜並木は座る場所がほとんどない。 

桜の樹の下でポットに淹れた温かい紅茶を飲み、おにぎりでも食べながらゆったりとした桜見物がしたかった。


葛西臨海水族園のひとりぽっちになってしまった黒マグロ、仲間のいない小さな海の中で泳いでるのは淋しいだろうな~。
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by w-scarecrow | 2015-03-31 11:35 | 散歩 | Comments(4)

染の小道

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新宿から西武新宿線に乗って10分弱、妙正寺川に春色に染めあげられた反物がたなびいている。

" 染の小道 " というイベントが催されている。


江戸小紋、江戸更紗、明治・大正時代に神田紺屋町の染職人たちが、よりきれいな水を求め神田川と妙正寺川の合流する落合に移って来た。

昭和30年代半ばまでは川筋の染工場の職人たちが川のあちこちで水洗いをする風景がみられたという。

かつては300軒を超える染色に係る工場や会社が落合、中井地域に集まっていたらしい。


和服を着た東京造形大学や目白大学の学生たちが作品を持ちよったり、案内をしていた。









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和服姿の女性たちが目立った。 やわらかな日差しのなかを歩く、成人式の振袖ではない109ファッションでもない普段着の和服姿がとっても温かくしてくれた。

朝一番でクロネコさんがクール宅急便を届けてくれた。
シマホッケに甘塩の鮭の干物、贈り物? 誰から?
自分からだった。 
また酔っぱらったときにオーダーしたみたいだ。 次は何が届くんだろう?
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by w-scarecrow | 2015-02-28 14:04 | 散歩 | Comments(4)

君は噴水だ

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LONDON に着きました。

と言っても疑われない丸の内のマジックアワー。

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東京は厳しい寒波の下、行き交う人も足早に先へゆく。

年が明け、あっという間2月へ入った。 会田みつを先生の日めくりカレンダーから今年は " まいにち修造 " 松岡修造日めくりカレンダーに買いかえた方も多いはず。

奥さんの分娩中に「勝負だ!勝負しろ!」と叫んだ修造。 「今日から君は噴水だ!」「僕は春夏秋冬、いつも紅葉している」と名言が書かれたカレンダー、バレンタインデーはどんな言葉なんだろう?

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うちの洗面所にある百均の青いプラスチックのコップ。 ロト6の高額当選が出たらバカラのグラスに買い替えようと思っている。

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東京駅から丸の内を抜け日比谷駅へ、千代田線に乗りやっと躰が温まってきた。 寒いときは肥えた人の隣に座るのがベスト。

今晩は簡単にできる湯豆腐にする。
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by w-scarecrow | 2015-02-09 19:58 | 散歩 | Comments(2)