winter's scarecrow

カテゴリ:食( 106 )

大人への階段

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八百屋さんに並んだ春野菜のコーナー、鹿児島産の新たけのこに心惹かれたが今回はご飯がススム一品、ふきのとう味噌を作ろうと思った。

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昼ごはんにふきのとうを天ぷらに。ちょっと衣を付けすぎたが春の香りが口の中で芽吹いた。


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大人になってもハンバーグやピーマンの肉詰めや挽き肉料理は大好きだ。一日たって味のしみ込んだ厚揚げの肉詰めと大根のそぼろあんかけ。
一昨日は麻婆豆腐だったので挽き肉つづきのバランスの悪い食生活、まぁいいかっ。


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ふきのとうの味噌汁は苦い、つらい。 まだ大人の味が解らないのかも・・。

春は苦み、夏は酸味、秋は辛み、冬は脂肪と季節のものを食べるのがよいと、TV で料理家のおばあちゃんが言っていた。

春野菜の苦みは新陳代謝を促す、私に必要なのはデトックス。体内のワルイものたちが出口を待っている。


今日の東京は汗ばむくらいの21.6℃の最高気温。

カメラを持った西洋人の観光客はTシャツで、中国からの姉妹はお揃いのピンク色のユニクロのダウンを着て、ハチ公と記念撮影をしていた。

明日はバレンタインデー、ふきのとう味噌を作らなきゃ。
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by w-scarecrow | 2016-02-13 20:07 | | Comments(2)

鯛 🐟

夜が明ける前、枕元に忍び寄る冷気で目が覚めた。
沖縄にも雪が降り、奄美大島では115年ぶりの降雪。

TV では朝からキスシーンが流れていた。
10年ぶりの日本出身の力士の優勝、3横綱を倒した琴奨菊の見事ながぶり寄り。
相撲は神事、力士は土俵を清め土地を守る戦士たち。 その戦士に感性のずれた報道陣がキスシーンを要求する。

五輪のときのインタビューでお馴染になった、戦い獲った殊勲のメダルを噛んだポーズを要求するすっとこどっこいな記者たち。

人んちのご夫婦のキスシーンを視聴者は見たいだろうか。

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琴奨菊の座右の銘は 『 万理一空 』

宮本武蔵の五輪書の一節で、" 目的、目標、やるべきことを見失わずに励む " という意味らしい。
カド番大関だった琴奨菊の逆襲、カッコよかった。

新年にはどこの学校でも書道の時間は書き初めをする、勇気・達成・前進・夢 etc と書く。

中学時代の私は 『 鯛 』 と、なかなかの筆で書いたが、若い書道の女先生から「w くん、真面目にやりなさい」と言われた。


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初詣の日、参道の出店の並ぶ陽だまりでお神酒(缶ビール)を呑んでいた。

幼稚園生くらいの女の子が紙のカップに入ったポン菓子を近くのゴミ箱のポイと捨てていた。

「もったいないことをするなよ!」と、お兄ちゃが妹をとがめていた。

「少ししか残っていなかったし・・・まだ小さいんだから」と、父親。
お兄ちゃんは母親に同意を求めたが「男は、いちいち細かいこと言わないのっ」

お兄ちゃんはどこかで「食べものを大切にしないさい」と教わっていたのかもしれない。


新年の書き初めの 『 鯛 』、めでたいものだと思って書いたのに、いまだに心に残っている。


この一週間、右肩・腕が痛く半分くらいしか上がらない。

これだと急用があったときにタクシーは止められないし、待ち合わせ場所で手を振る待ち人「ちわっ!」と手を振り返すことができない。困った。

(左手を挙げればいいんですよね・・・)
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by w-scarecrow | 2016-01-26 09:37 | | Comments(2)

Peanut Butter

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千葉県産の落花生と北海道産のてんさい糖、地元九十九里の塩だけの原材料で作ったピーナッツバター。

落花生といえば千葉県、九十九里町の HAPPY NUT DAY というピーナッツバターの専門店の至福の逸品を wa さんからいただいた。



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小学生の頃のころにパンにぬっていた甘いピーナッツクリームとは全くちがい、濃厚な落花生の風味、味がガツ~ンとくる。これは癖になる。


PB&J (ピーナッツバター&ジェリーのサンドイッチ)は、アメリカ人の子供たちのお袋(ママ)の味。
ピーナッツバターとイチゴやカシス、ブドウなどの甘酸っぱいジャムを重ねてぬったサンドイッチを子供たちはランチボックスに入れ登校する。

私もブルーベリージャムと合わせて食べてみた。初めての味だがなぜか懐かしい味。
アメリカ人のお袋はいないが、どこかお袋が愛おしくなるのが頷ける(?)


スティーブ・マックィーンが映画 『 ブリッド 』でサンフランシスコ市警のストイックな刑事を演じていた。

大好物のピーナッツバターサンドを刑事はミルクで流し込む。それが実に格好いい、いつか真似をしようと思っていた。

格好いい男は Bar ではカクテルではなくミルクを頼み、イタメシ屋ではまずニョッキを食べ、『 ブラックレイン 』でマイケル・ダグラスは、大阪でけつねうどんを食べていた。

そんな映画のストイックな男のシーンの数々をインプットしてきた。


大きくなった今は富士そばの前で、イカ天か春菊天のどちらのそばにするか毎回悩んでいる。
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by w-scarecrow | 2016-01-15 08:05 | | Comments(0)

七 草

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松の内が終わる7日、疲れた胃腸を休めるために春の七草を買ってきた。

正月の間は暴飲暴食はしていない、いただいた美味しいお餅と自分で買ってきたお餅で計 2kg をお雑煮で平らげてしまった。

ご飯を炊いたのは1回、納豆とシマホッケの干物を食べただけ。

われなが健康的な一週間、でも一年の無病息災を願って七草料理を作ってみた。


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昨年は、春の七草リゾットを作った。

さて今年は? なにを作っていいかわからず、五目焼きそばを作ろうと思っていたので肉や椎茸を入れる代わりに七草を投入。

なかなか旨い。


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薄く切って入れたすずしろが溶けかかっていた。


穏やかなイメージの未から、猿真似、猿知恵とマイナスイメージの強い申年へ入った。

今、名古屋では " ゴリラ女子 " という追っかけが発生しているらしい。 目当てのアイドルは・・東山動植物園のイケメンゴリラの ” シャバーニ " 名前からして格好がいい。

画像を見てみるとヒト科のオスの私でもドキッとする。

ドンペリ1本、空けるかも。

憂いのある流し目、鋭い眼差しで遠くを見つめる姿は、味噌煮込みうどんばかり食べている草食系の男たちに飽き飽きした名古屋女子たちの??ハートを掴んだのには納得がいく。

写真集も出ているのでCM界へも進出しそうだ。

ガッツ石松が軽トラのCMが似合うとしたら、シャバーニは名前からしてもイタリアの高級車だ。

TV を観ていてチャンネルをさっと変えてしまうタレントがいる、大泉洋、名倉潤、筧利夫、柳沢慎吾、中居正広、テリー伊藤、坂上忍、皆、サル顔のタレントたち、お喋りの人ばかり。

シャバーニのあの貫禄はスゴイ。

草食系の私としても名古屋を訪ねてみたい。シャバーニと対面した後は、たまには手羽先を頬張りながら名古屋城のシャチホコを眺め、どて煮、ひつまぶし、味噌カツをたらふく食べてきたい。
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by w-scarecrow | 2016-01-08 18:01 | | Comments(4)

大きなシュウマイ

朝8時を過ぎると間の抜けた祭り囃子が聞こえてくる。

代々木八幡宮の例大祭、下町の祭りと違って住宅街の祭りは全く活気がない。半被を着た神酒所のおじさんも昼間っから酒でも呑んでいてくれれば盛り上がるのに、留守番のおじさんは居眠りをしている。

お囃子のテープ大丈夫?止まってるよ。


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今まで横浜中華街でもどの店のシュウマイが美味しいか食べ較べをしてきた。

中華街のシュウマイはどれもが、酒の友にちょうどいい小さなサイズが多い。

池波正太郎が愛した清風楼、華正樓、謝甜記、同發、どれもが美味しい。 ご飯のおかずになる大き目のシュウマイとなると、中華惣菜の店 ” 四陸 " (フォールー)のシュウマイがピカいち、肉の臭みもパサパサ感もなく、ふっくらとしてこれが旨い。

高島屋、伊勢丹、東武百貨店のデパ地下で買える。


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朝から昨夜の残りの青椒肉絲とシュウマイで、火野正平のチャリンコ旅を観ながらの朝食。

大阪難波の " 一芳亭 " のシュウマイもまた食べたい。


町の中華屋さんの手作りのシュウマイや大好きなワンタンメンもなかなか食べれる店が少なくなってきた。
鶏出汁スープのシンプルな支那そばの上にヒラヒラとしたワンタンが揺れている・・食べたっ。

いつからだろうラーメン屋さんはお揃いの作務衣を着た従業員や黒のTシャツにハンチング、壁にはラーメン訓、焼き豚ではなく煮豚になりこれでもかと魚介の出汁を使う、元気な声で「オレのラーメーン喰ってみろ!!」の勢いでくる、まるで道場みたいだ。

昔ながらの根性の入っていないワンタンメンが食べたい! 
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by w-scarecrow | 2015-09-23 19:29 | | Comments(0)

小さい秋 み~つけた

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旅先の旅館で出される朝食はなんであんなに美味しいんだろう?

定番の日本の朝のご飯やおかずが、家で食べるより何倍も旨く感じる。


しがないビジネスホテルに泊まっても、地方局の朝のワイドショーを観るのが愉しい、CMも。

洒落たカフェの朝食ではなく、入口にスポーツ新聞が何紙か置いてある昔ながらの喫茶店のモーニングサービスがなんであんなに美味しいんだろう?

トーストにサラダ、スクランブルエッグに紅茶(珈琲)、そんな家でも作れるのに・・。

朝から常連の勤め人やご近所のお年寄りたちが集う空気感、お国言葉。そんなスパイスのきいたトーストがなぜか美味しい。







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生まれて初めて飲んだコカ・コーラの「なんで、こんなもの皆、飲むんだろう?」と不思議に思ったこと。

初めて12歳上の兄に連れていってもらった六本木ニコラスの Pizza の地球の自転が止まるくらいに感動した味。

夜行列車に乗って冬休みに京都へのひとり旅、半熟ぎみの親子丼のなんと旨かったこと。
東京の蕎麦屋で食べる醤油色した天津丼みたいな親子丼しか知らなかった。

米 Ohio 州の片田舎で初めて食べた大きなピタに包まれたケバブの感動。

山形県朝日町のむさし屋さんという小さなお蕎麦屋さんで食べた中華そばとざる蕎麦のなんと美味しかったこと。

すべての食の感動には楽しかったシツエーションと心和む人の顔が想い浮かぶ。

仕事関係の人と会食した高級店の料理は浮かんでこない。



夕食を作るのが面倒になったときはメンチカツ丼を作るときが多い、メンチカツサンドも。

京王線・幡ヶ谷の六号商店街を抜けたところに " グルメ・ナカムラ " (普通の肉屋)という店のメンチカツとアジフライが病みつきになっている。週一で自転車を飛ばしている。


ミンミン蝉も啼き疲れたのか、合唱が乱れ始めている。
♪ 小さい秋 小さい秋 見つけた ♪
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by w-scarecrow | 2015-08-23 21:55 | | Comments(0)

お国ことば

いただいた佐賀銘菓 小城羊羹

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小城市には20軒以上の羊羹屋(菓子屋)があるらしい。江戸時代、貴重だった砂糖を長崎街道を通って全国へと運ばられたみたいだ。

そんでその長崎街道の街道沿いにある小城は砂糖は手に入りやすくお菓子文化が発展したという。

小木の羊羹、昔ながらの砂糖が粉をふいた羊羹が苦手な私にも美味しく食べられた。




「け~」と語尾に付けば鹿児島、「~たい」は熊本、「わ~」は宮崎、「~ちゃ」がつけば大分。

語尾とイントネーションを聞けばその人がどの地方の出身者かなんとなく察しがつく。
お国ことばはどれも優しく温かい。

今風の30歳くらいのバーテンダーの喋りに「・・出身はこっち?」と訊いたことがある。

「いえ鹿児島です」「うそ!」「天文館のNOVA で習ってきました」


どうしても西郷さんと龍馬と桂小五郎、勝海舟が通訳抜きで会話をしたとは思わない。かつての海軍が通信が傍受されている危険性があったときには鹿児島弁で打信したのは頷ける。
 
「おい、こら!」という言葉は薩摩弁だと聞いたことがある。

「おい、こら(あなた)」現代語にすると「ちょっと、そこのお嬢さん(旦那さん)」

体育会で「ほらビンタが飛ぶぞ!」のしごきの一発の「ビンタ」も鹿児島弁らしい。やはり警察官や軍人、指導者に鹿児島出身者が多かったと察しがつく。

でも便利なのは同郷の友人を連れて合コンしたときは便利だ。内緒話をお国言葉ですれば女子たちにはチンプンカンプン・・。

やはり各国立大学、熊本大学なら第二外国語で " 熊本弁 " を設ければいいと思う。フランス語やスペイン語を採っても卒業した途端に忘れている。

「うざい」は東京多摩地区で昔から使われていた言葉らしい。京都弁の「まったり」は綺麗ですよね。
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by w-scarecrow | 2015-06-25 21:55 | | Comments(2)

サルティンボッカ ??

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パッと見て何の料理か分からないと思います。
白身魚のスズキに生ハムを巻きソティーをしたもの、セージで風味付けをしています。

" スズキのサルティンボッカ "


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料理番組を観て「わっ、美味いそう!」と思ったレシピをメモして作ってみました。

昨日、小田急ハルクの地下の魚屋で半身のスズキが ¥680で売っていたので購入。

作り方は簡単、塩・コショウしたスズキに右写真のようにセージを置き生ハムで巻くだけ。

それをオリーブオイルでソテーするだけです。(ニンニクと風味付けのバターは好みで)

ソースはソテーした後のフライパンに40cc の白ワインと 80cc のブイヨンを入れ煮詰める。


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朝の東京は小雨。 朝7時過ぎから作り始めた、もこみちを意識しているのではないが朝からの魚料理、なかなかの味だった。
スズキのふっくらとした食感にセージが爽やかで朝食でもOK。残りの半分は夕食に。


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憶えられない、憶える気がない Boulangerie (ブーランジェリー)×××、Patisserie (パティスリー)×××、 パン屋、洋菓子店の店名。

イノシシ狩りができそうな山に囲まれた地域に新しくできたパン屋の店名が Boulangerie ~、地域のお年寄りがもし憶えられたとしても「ランジェリー(ショップ) ×××」になってしまう。

イタリア料理店のリストランテ、トラットリアもそうだ。
" リストランテ・ジロー " だとか、" トラトッリア・虎の門 " だとか、もっと憶えやすい店名にしてほしい。


仕事の先輩の娘さんが今、パティスリーで修行中らしい。
母親に「あんたはあまり可愛いい方じゃないんだから工業高校に進学しなさい、モテるから」との助言で進学し、今は職人女子たちの憧れのケーキ屋さん、パン屋も洋菓子屋もかなりのハードワーク、辞めてゆく人が多いという。

がんばれ未来のパティシエ! パテシエ?
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by w-scarecrow | 2015-06-06 10:55 | | Comments(0)

うまい !!

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金沢・" 烏鶏庵 " の烏骨鶏のかすていら。

烏骨鶏の卵の凝縮されたう旨みが詰まっている。

なんと美味しいカステラなんだろう。

6月になったら滋賀県の朝宮茶の新茶が送られてくる。

もう一度、このカステラと朝宮茶の組み合わせで食してみたい。

Bさん、ありがとう!




さきほど銭湯から帰ってきた。 5月は菖蒲湯、6月は季節を感じる変わり風呂はない。

家から歩いて6分、桶のカランカランと弾ける音をBGMに脚を伸ばし、セリーグ首位を走るBaystars の重責で固まった躰をほぐしてくれる湯の至福のとき。

帰りは公園でドクターペッパーを片手に、向こうのベンチで缶ビールをプシュッと抜き?旨そうに呑んでいるお爺さんを眺めていた。 プシュ。

もう慣れっこになってしまったが銭湯には見えないしきたりがある。

広い洗い場に客はただ一人、次に入ってきた爺さんがこんなに空いているのにわざわざ隣に座ってくる。
その気があると思ってしまうが、隣のその席は大昔から爺さんの席と決まっているのだ。

私は水の流れの上流であればどこでも良し。



ラジオCMが面白い。 パイオニアの " 楽ナビ " のCM。

 オペレーター「はい、道路情報サービスです」
 男 「あの、出世街道に乗りたいんですけど」
 オペ「現在地はどちらですか?」
 男 「サラリーマンのマニュアル通りを12年ほど走ったところです」
 オペ「最短ルートですとその通りを、あと7年進み・・」
 男 「7年!!?」
 オペ「部長のおっしゃる通りを右折ですね。途中エリート街道から若手社員の合流があり、
    混雑しますが、やけくそで転職など車線変更や人の手柄を横取りするといった無理な
    追い越しは危険ですのでおやめください」
 男 「もっと楽な道って・・」
 オペ「コネがあれば高速道路が使え・・」
 男 「ないです!!」
 オペ じゃあ、思い切って我が道を行くとか・・・」
 男 「あ~ぁぁぁ」


豚の生レバーまでがスーパーや肉屋から消える。すでに置いてあるところは少なかったのだが大好きなニラレバー炒めが家では作れなくなる。

これは愛之助が熊切あさ美に電話でサヨナラを告げ、藤原紀香とお泊り?のニュースより私にとって切実で重大ニュースなのだ。

いいすね歌舞伎界。
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by w-scarecrow | 2015-05-30 19:40 | | Comments(2)

野菜を摂らなきゃいけない

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伊豆半島を巡る旅番組で、旅人がふらっと寄った地産のものが食べられる食堂。

旬の魚の刺身や煮付け、海鮮丼があるのに、一番食指が湧かない水菜に鯵の干物をのせた丼を美味そうに食べていた。

それで私も作ってみることに。

水菜、焼いた干物の鯵、調味料はネギ油と薄口醤油だけ。


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ひとり者の男たちの生野菜は " 野菜生活 100 " の緑、黄、赤、紫の21種類の野菜・果実が入ったジュースやトマトジュース、青汁が冷蔵庫に並ぶだけ。

DEAN & DELUCA のエプロンをした木村文乃みたいな奥さんが、ウッディーなボウルで自家製のドレッシングで和え、盛り付けてくれるようなこころ温まるサラダは一度も食べたことがない。

水菜と鯵の丼、「わっ、こんな健康的な丼もあるんだ」ちゃんと生野菜もたべないといけないと反省しながらパクリと食べてしまった。


ニュースで沖縄の県民大会の様子が映し出されていた。
翁長知事「うちなんちゅー、うしぇーてぇーないぴらんどー」(沖縄人をないがしろにしてはなりませんよ)

私はいつも沖縄は日本から独立した方がいいと思っている。それは日本から出ていけでは決してなく、彼らのアイデンティティが失われることにもう限界がきていると思う。

13世紀から明治の初めまで東シナ海の地の利を生かして中間貿易で栄えた琉球王国、江戸時代になって間もなく薩摩藩が侵略してきたときも1000人も多い兵を持ちながら、あっという間に降伏をしてしまった最小限の武器しか保有していなかった平和な国家。

70年前の沖縄の地上戦では(米軍の死者を除いて)戦死者は19万人弱、沖縄人の戦死者が12万人、そのうち民間人が9.5万人。

東京大空襲を経験した老人が言っていた。「戦後70年と騒いでいるけど、戦後80年の時はもしかしたら戦前になっているか戦中になっているかもしれない」

こんなキナ臭い国にいるより、人々が尊厳を持てるようなかつての平和な国を・・・と思う。


以前にも書いたことがあるが、U ちゃんという沖縄民謡の家元で育った女の子がいた。
彼女がわが町に引っ越してきてから、よく呑み、よく喋り、よく笑った。 

一年が過ぎたころ彼女は故郷沖縄に帰り、Jazz vocalist をつづけてゆくと半泣きで語っていた。

「みんなと出会えてほんとに嬉しかった・・・忘れてほしくないのでこれ受け取って・・・」とバーの店員が目を逸らしたときに、さっと 着ていた T シャツの中に手を入れ、着けているブラジャーを外し私に手渡した。
大き目の淡い水色のブラジャーだった。

Uちゃんは1972年5月15日、沖縄が日本に返還された日から数年後。
歩道橋の上から、自動車の走行が右側通行から本土と同じ左側通行になる瞬間を眺めていたらしい。
まだ小さいながら、なにかが大きく変わってゆく沖縄の空気を感じたという。
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by w-scarecrow | 2015-05-19 20:52 | | Comments(0)