winter's scarecrow

カテゴリ:食( 104 )

幸せを感じる時間

                 あまり見なれないトマトの品種、海外原産のトマトたち      

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千葉からやってきた行商のおばちゃん、背負った大きなカゴは子供一人が入れるくらいのでかさ。

朝採りの新鮮な野菜を上がり框へ並べていく、今はあまり見れなくなった根っこが鮮やかなピンク色をしたホウレン草や、青首ではない辛みのある大根・・・。

「あと、干し芋も・・」と、母は子供たちのおやつ代わりとして買ってくれるのだが、『 僕はキライだ 』

たまに、おばちゃんが「wちゃん、食べなさい」と形のわるいトマトを母に隠れてくれる。
そんな私だけにくれたトマトに被りつく、青くささもあったが太陽のエネルギーがいっぱい詰まったトマトが嬉しかった。
野菜のえぐみも青くささも、辛みも栄養価の高かったかつての野菜たち、品種改良で多くの野菜が特徴のない平均的な味になってしまった。

スーパーでも数々の種類のトマトが売られている。高価なスイーツみたいな上品なトマトもある。 熊本の塩トマトも食べたい。
一袋30円台で売られている、もやし農家がなんか可哀想だ。



サンタクロースがやって来るのも、かぐや姫が月に帰るのも " 午前零時 "

振り込め詐欺の電話がかかってくるのは " 午後二時 "、夫婦げんかが始まるのは " 午後八時 " を連想する人が多いらしい。

仕事でミスをするのは " 午後二時 " " 午後四時 "

人が幸せを感じるのは何時ごろなんだろう?

新婚さんがそそとして家路につく " 午後六時台? "、

イタメシ屋のやや暗めの照明の下、女子会で奥さんたちが「またあの頃に戻りたいね・・」と、アッシーくんやミツグくんたちとのミラーボールの七色輝く乙女?時代、そんなdeepな思い出語る " 午後七時台? " 、

お父さんたちが痴漢に間違われないように両手で吊り皮につかまり、満員電車から解放された " 午後十時台?"

私の幸せに感じる時間は焼き立てのパンを買いに行く " 午前十時台 "  低温殺菌の牛乳とパン。ちょいと女子ぽいですね。



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by w-scarecrow | 2017-06-12 22:22 | | Comments(4)

古里 味噌汁


トントンとまな板の上で野菜たちが刻まれている音が目覚まし時計だった。

母のその音はときにリズミカルであり、鼻歌もまじる。そんな目覚めの朝が昭和の私たちの朝だった。

台所へ入ると鰹節や煮干しの匂いがプンと鼻にくるいつもの朝。 「おはよう」



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ふえるワカメではない塩ふり生ワカメ、私が鍋を持って買いに行かされた豆腐屋のお揚げさんや豆腐の味噌汁。 子供ながら豆腐やワカメの具よりも、アサリやシジミの味噌汁がなにか贅沢で嬉しかった。

長く同棲していた女性は会津出身、お婆ちゃんから数ヶ月に一回ばあちゃん手造りの味噌が送られてきた。
手造り味噌の経験値がないヤワな都会っ子には塩分が強すぎて 『 無理 』と思うがそんなことは口に出せない。
でもこの味噌の味が彼女のふるさと味。

「wさんちの実家にも、少しくれてやろうね」と飄々と言っていた。 クレテヤロウの言葉にびっくりした。会津の方言なんだろうか?
彼女は友達の誕生日祝いも「なにをクレテやろか?」と会津弁で悩んでいた。
" 桃(もも)" と " 腿(もも)" のアクセントはずっと逆のままだった。「わ~甘そう!この腿」

普段から、スイーツ以外の間食はしないし、食も元々細いけどこの2年間で高校時代の体重に戻ってきてしまった。 食べなきゃ。 目標+5kg。
でも発酵食品だけはしっかりと摂っている。

冷蔵庫には大分の麦味噌と仙台・佐々重の(赤系)味噌、信州佐久の米味噌(+白系も)、あとはスーパーで売っている山吹味噌も入っている。
小さい頃の母親の味なのか、煮干しで出汁をとり、ありあわせの具材と各地の合わせ味噌で汁だけはちゃんと作っている。

麦味噌と信州を合わせても旨い。
アンテナショップで買ってきたアゴや真イワシ、うるめ、片口イワシなどの煮干しのどれがどの味噌と相性がいいのか試してみるのも愉しい。

好きな味噌汁の具材は小さい頃から同じで貝類(昆布出汁で)か、茄子の味噌汁、ニラと玉子の味噌汁が頻繁に登場する。

鰹節でも昆布でも産地によって味が微妙に違う、そんな出汁の旅、各地の味噌の旅をしみじみと楽しんでいる。 基本は「各地を上手く合わせると旨い!」


BS・TBSの吉田類の「酒場放浪記」は再放送だらけで飽きてきてしまったが、金曜日の23:30からBSジャパンで放映されている「ワカコ酒」、これが面白い。
上手くドラマ仕立てにされていて、番組とシンクロさせながら私もプシュッと酒を呑んでいる。 心地よいブリッ子さに癒されています。
       



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by w-scarecrow | 2017-06-05 22:28 | | Comments(0)

やぶ、砂場で


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                        大阪屋砂場本店が見える        



「あ~、美味しい蕎麦が食べたい・・」
と、いつものように思うのだがご近所には、腰のない風味もないもり蕎麦をたべさせる店しかない。
丼物や黄色いルーのカレーライスを食べるにはもってこいなのだが・・。

重たい腰をあげて神田や麻布、上野、浅草にある老舗御三家・砂場、藪、更科などの名店まで足を延ばすには荷が軽い。

昔から蕎麦は " 小腹の空いたときに、さっとたぐるもの " といわれている。 

でも小腹の空く時間はだいたい午後3時頃、蕎麦屋はこの時間は中休みに入っており営業中の店を探すのは難しい。

信州や山形の蕎麦屋で出される大きく盛られたもり蕎麦は東京では少ない。悲しいほど軽くそばがザルやせいろに盛られている。

「江戸っ子は寿司と蕎麦で腹をはらしちゃいけないよ」と店主の声が聞こえてきそうである。

昼下がり、慎ましく紳士的なご老人が板わさを肴に燗酒をちみちみとやり、最後に天ざるを食す、そんな粋な画が浮かんでくる。

待ってました!とガツガツしてはいけない、軽~く盛られたもり蕎麦を味わいながら最後の一本までつまんで箸を置く、そんな食べ方をしなければいけない。

亡くなった柳家小さん師匠が言っていた「蕎麦屋でざる蕎麦を食っていたら、店じゅうの客の視線が私に集まって、食いにくいのなんの、そばつゆをたっぷりつけて食べられず、食った気がしなかった」


今日は30度を越すみたいだ。
神田や美味しい蕎麦屋のある町に用があればいいのだが、ない。

歩いて10分、天下の立食い・富士そばがある。ガツガツと蕎麦を食らうにはもっこいだが、たまには香りある蕎麦が食べたい。
聳える富士より、藪や砂場の方が遊び心をくすぐる。

 




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by w-scarecrow | 2017-05-30 12:38 | | Comments(2)

サラダ


柳原可奈子風の女の子が少し年上の男と和風サラダをつまみながら呑んでいる。
「やっぱ、男の人って普段、生野菜を食べることは少ないでしょ・・でも重たいものを食べる前に生野菜を摂っておかないと代謝が・・」

どう見ても普段、生野菜を摂る子には見えない。
野菜といってもメインの皿の添え物につく、大きく盛られたポテトフライ。
そして炭酸類(サワー)をガバガバと飲みソーダ。

「レストランへ行ったときはまずサラダバーへ行って・・」
レストラン? そうかフォルクスかガストの食べ放題のサラダバーだ。彼女は間違いなくサラダが好きではない。 ポテトフライが好きだ。

そんなあげ足をとりながら、サラダに想い巡らす。


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美容院で髪をカットされながら、いつもESSEやCREAのお洒落なライフスタイルのページをめくっている。 女性誌しかないので。

四万十川の岩海苔と醤油味のニラ玉に大根と揚げの味噌汁の朝飯。
そんなしみじみっとした私の日常生活(ライフスタイル)ではなく、たまには雑誌から抜け出たようなスタイリッシュな朝食をと、さりげにPapasで買ったシャツでも着て食べてみようと、エッグベネディグトを作ったこともあった。

ベランダから見える風景は六本木ヒルズからの眺めのように一瞬見えたが、向い家の奥さんが物干しに干した布団をパンパンとリズムよく叩いていた風景だった。

お洒落な朝食を作るには時間と食材費がかかる。サラダにもよく知らないカタカナ名の葉っぱものせなければいけない。



20代のころ、アメリカの片田舎のダイナーでエリザベス女王みたいな気品のあるおばあちゃんに大きなボウルいっぱいのサラダが運ばれてきた。
その量にも驚いたが生野菜の上にはカリカリベーコンに蒸し鶏が敷きつめられ、さらに砕いたポテトチップスにシーザーズドレッシングがかけられたサラダが。 「うそっ・・」
新陳代謝を良くする生野菜が、逆効果のように見えた。 THEアメリカ人。


生野菜を摂らなければといつも強迫観念のように頭の隅にある。 温野菜の方がもっと繊維質を摂れんだぞ~とも解っている。

採りたての新鮮な野菜の美味しさを知らない私、不幸にも「美味しい~!」と思ってサラダを食したことがない。

人生の最期の晩餐はぎんなんが3個入った茶碗蒸しと決めている。 最後の晩餐に「サラダ」と答えるのは俵万智ぐらいしかいないと想う。


      ” 「また電話しろよ」「待ってろ」いつも命令形で愛を言う君 ”  俵万智・サラダ記念日より






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by w-scarecrow | 2017-05-17 21:03 | | Comments(0)

鯛焼き

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染井ヨシノ発祥の地に私の父は眠る。

巣鴨駅の西友で供える花束を買い、染井霊園へ。 岡倉天心の墓で掌を合わせ、少し行くと彫刻家・詩人の高村光太郎の立派なお墓。「いつも父がお世話になっております」と掌を合わせる。

その少し先がわが父とご先祖さまのこじんまりとしたお墓。 きっとあの世ではご近所付き合いで盃を酌み交わしているのかもしれない。

なにかのエッセイで吉本隆明(吉本ばななのお父さん)氏が、” 智恵子抄 " の一文が「男のせつなさの象徴」と書いていた。


    ” がらんとした家で待つのは智恵子、粘土、木片、ふところのたい焼きはほのかに熱い、つぶれている ”



昭和の初め、光太郎が一番貧窮であった時代、病んでいる智恵子に少しの贅沢をとたい焼きを買ってきた一文。


そんな父とご近所の高村光太郎の辿ってきた道が気になっていた。 それと「たい焼き」



        ” つぶれたたい焼きでも智恵子さんは食べてくれるのであります。何とも哀しい ”



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渋谷ヒカリエ B2 の特設売り場に、福岡で有名なカルネの専門店 " ラ・スール " と押上、本所吾妻橋にある " クローバーリーフ " のちょいと変わったたい焼きが並んでいた。

「男のせつなさ」を選んだ。

ビスケット生地で焼き上げたサクッとしたクリスピーたい焼き。 羽の部分はビスケット、足までしっかりと詰まった餡、クリーム、チョコの3点を購入。

たい焼きといえば吉祥寺・ハモニカ横丁の " 天音 (あまね)" の餡と皮がベスト、" 根津のたい焼き " も捨てがたい。

新世代のクローバーリーフのたい焼きは、せつなさはないが、「これ、ヤバイくないっ!」と女子の囁きが聞こえそうな美味しいたい焼きだった。

            ” 鯛焼きを 子のない夫婦で分けて食べ ”


こんな愛しい川柳もあった。






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by w-scarecrow | 2017-02-01 22:44 | | Comments(0)

ほんとに美味しい出汁巻き玉子サンド

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ベトナムのファーストフード、バインミー。

かつての統治国だったフランスのバケットサンドをベトナム独特のアレンジをしたサンドイッチ。

米粉の入ったバケットのサクサク感が魅力的。

以前からベトナムを訪れた仲間から、バケットサンドは美味しいよ~と聴いていた。

前回はベトナムのチャーシューのサンドを食べ、今回はレモングラスやパクチー、ニンジン、オニオン、スパイシーなビーフのバインミー。

食欲の落ちたこの時期はもってこいのアジアの風味を味わえるベトナムのサンドイッチの数々。












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ジャガイモ、バターコーンのシャキシャキとしたサラダを添えて。



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小さい頃から、お弁当に入っている玉子焼きには砂糖の甘い味付けはなかった、東京の鮨屋で出される甘い玉(ぎょく)のにぎりには手を出さなかった。

麻布十番にある " 天のや " は大阪宗右衛門に昭和7年に創業してから甘味処、お好み焼きをやっていた店。

手で掴むと想像以上の柔らかさと重さにまず驚く、たっぷりと出汁を含んだ出し巻き玉子、マスタードの風味とマヨネーズの酸味が絶妙!! 初体験の玉子サンド。

理想の出し巻き玉子に柔らかな食パン、皆が唸るのが解る、ほんと旨い!


ほっと、幸せを感じる控えめで強烈な玉子のサンドイッチ。

いいね。
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by w-scarecrow | 2016-08-30 22:56 | | Comments(0)

土用

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いきなりの麻婆豆腐の up の画。 食事後の方はごめんなさい 040.gif


平賀源内プロデュースの土用の鰻ばかりが延々と後世に残っているが、どっこい暑いときには熱くて花椒(中華さんしょう)のしびれるような辛さで夏をのりきる。

甜麺醤を少なめに豆鼓と豆板醤に多めのラー油、豆腐とねぎと肉さえあれば短時間で簡単に作れる大好きな豆腐料理、五香粉をふりかければさらに大陸の味に近づける。


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立秋までの18日間は夏の土用、江戸時代はご近所の川に鰻はちょろちょろとしていただろうが、今や絶滅危惧種。

そうそう簡単に家族5人でうな重を食べることはできない。 ましてや握り寿司好きになってしまった子供たちに新たにその味を憶えさせるのもいかがなものか。


シジミは盛夏が旬、江戸時代は落語の " 蜆(しじみ)売り " にあるように栄養豊かな土用のシジミは江戸っ子たちのスタミナ源。

もう一つ愉しみだったのは夏バテ防止の効果がある納豆、今のようにご飯にのせるのではなく納豆汁にして食したという。

シジミや納豆売りは夜明けとともに江戸の町々を廻る、長屋の隅々に売り声が響き渡った光景が浮かんでくる。


鰻を我慢して、ドナルド・トランプやマツコデラックスをTVで眺めながら麻婆豆腐や辛~いチキンカレーを汗をかきかき食べるのもいいかもしれない。


泉州の水ナスで一杯やるのも風情があっていい。 水ナス、買ってこよっと。
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by w-scarecrow | 2016-07-26 16:55 | | Comments(0)

ナポリタン焼きそば 

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先週、BSの「食」番組で、酒のあてに焼きそばのナポリタンを出していた。

これはいける。


皆で呑んでいるときに小学校のときの給食の話、クジラの竜田揚げ、ソフトめん、揚げパン・・。

青春時代のカツカレー、牛丼、そして喫茶店のナポリタンの話がよく出てくる。

皆がその美味しさを語っているときはその輪に入れない。

あの茹で置きしたスパゲッティにベトベトのケチャップ味、あれが嫌いだった。


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焼きそば麺に玉ねぎ、ピーマン、冷蔵庫にあった薄切りハムだけでナポリタンを作ってみた。

色付け程度のケチャップの量、さっぱりとしていてナポリタン嫌いソース焼きそば嫌いの私には新発見の旨さだった。

うまいぞ!


また、桜咲く季節に入ってきた。

目白鬼子母神堂を敷地にもつ法明寺参道の淡いソメイヨシノは素敵だった。 
葉唐辛子と濃いめに味付けた豚の生姜焼きのおむすびでも握って、今年も行ってみようかな。

あぁ~、また桜が舞うんだ。
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by w-scarecrow | 2016-03-17 23:37 | | Comments(0)

大人への階段

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八百屋さんに並んだ春野菜のコーナー、鹿児島産の新たけのこに心惹かれたが今回はご飯がススム一品、ふきのとう味噌を作ろうと思った。

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昼ごはんにふきのとうを天ぷらに。ちょっと衣を付けすぎたが春の香りが口の中で芽吹いた。


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大人になってもハンバーグやピーマンの肉詰めや挽き肉料理は大好きだ。一日たって味のしみ込んだ厚揚げの肉詰めと大根のそぼろあんかけ。
一昨日は麻婆豆腐だったので挽き肉つづきのバランスの悪い食生活、まぁいいかっ。


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ふきのとうの味噌汁は苦い、つらい。 まだ大人の味が解らないのかも・・。

春は苦み、夏は酸味、秋は辛み、冬は脂肪と季節のものを食べるのがよいと、TV で料理家のおばあちゃんが言っていた。

春野菜の苦みは新陳代謝を促す、私に必要なのはデトックス。体内のワルイものたちが出口を待っている。


今日の東京は汗ばむくらいの21.6℃の最高気温。

カメラを持った西洋人の観光客はTシャツで、中国からの姉妹はお揃いのピンク色のユニクロのダウンを着て、ハチ公と記念撮影をしていた。

明日はバレンタインデー、ふきのとう味噌を作らなきゃ。
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by w-scarecrow | 2016-02-13 20:07 | | Comments(2)

鯛 🐟

夜が明ける前、枕元に忍び寄る冷気で目が覚めた。
沖縄にも雪が降り、奄美大島では115年ぶりの降雪。

TV では朝からキスシーンが流れていた。
10年ぶりの日本出身の力士の優勝、3横綱を倒した琴奨菊の見事ながぶり寄り。
相撲は神事、力士は土俵を清め土地を守る戦士たち。 その戦士に感性のずれた報道陣がキスシーンを要求する。

五輪のときのインタビューでお馴染になった、戦い獲った殊勲のメダルを噛んだポーズを要求するすっとこどっこいな記者たち。

人んちのご夫婦のキスシーンを視聴者は見たいだろうか。

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琴奨菊の座右の銘は 『 万理一空 』

宮本武蔵の五輪書の一節で、" 目的、目標、やるべきことを見失わずに励む " という意味らしい。
カド番大関だった琴奨菊の逆襲、カッコよかった。

新年にはどこの学校でも書道の時間は書き初めをする、勇気・達成・前進・夢 etc と書く。

中学時代の私は 『 鯛 』 と、なかなかの筆で書いたが、若い書道の女先生から「w くん、真面目にやりなさい」と言われた。


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初詣の日、参道の出店の並ぶ陽だまりでお神酒(缶ビール)を呑んでいた。

幼稚園生くらいの女の子が紙のカップに入ったポン菓子を近くのゴミ箱のポイと捨てていた。

「もったいないことをするなよ!」と、お兄ちゃが妹をとがめていた。

「少ししか残っていなかったし・・・まだ小さいんだから」と、父親。
お兄ちゃんは母親に同意を求めたが「男は、いちいち細かいこと言わないのっ」

お兄ちゃんはどこかで「食べものを大切にしないさい」と教わっていたのかもしれない。


新年の書き初めの 『 鯛 』、めでたいものだと思って書いたのに、いまだに心に残っている。


この一週間、右肩・腕が痛く半分くらいしか上がらない。

これだと急用があったときにタクシーは止められないし、待ち合わせ場所で手を振る待ち人「ちわっ!」と手を振り返すことができない。困った。

(左手を挙げればいいんですよね・・・)
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by w-scarecrow | 2016-01-26 09:37 | | Comments(2)