winter's scarecrow

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過つ

年が明けて3ヶ月が過ぎようとしている。
時が「過ぎる」、時を「過つ(あやまつ)」、同義語なのであろうか? 

初詣で「今年こそは魅力的な女性と出逢うことが無いように!!」と安産祈願で有名な大宮八幡宮で神様にお願いをしてきた。
今のところ功があるみたいだ。
仕事ではいつも綺麗な人たちと一緒に仕事をさせてもらうが、あくまでも仕事。
家に帰ってからは録画をしておいたNHKの仏像100選やBS-iの美の京都遺産とかお寺と仏像ばかり観ている。
お香でも焚きたいが煙草をすっているので意味がない。 
食事は肉食を控え湯豆腐やおからや海藻類、お麩の味噌汁と離乳食みたいなものばかり食べている。
おかげで20代の体重へと戻りつつある。
週末は陶磁器の個展に行ったり、デパートの物産展へと足を運ぶことが多くなってきた。 
陶石や土、地方の地産品、興味が自然から生み出されものへといっている。
こんなストイックな日々がいつまでつづくのであろうか・・?!

春風を感じるようになってきてから、少しづづほころびが出始めてきた。
「Wさん、胃潰瘍の薬は一日一錠なので1ヶ月分を出せますよ?どうしますか?」と栄倉奈々似の薬剤師さん。
「2週間ごとに取りにきます!」 (できれば1週間おきでも・・)
さんまだったら「一目惚れにきく薬もいっしょに」と言っていると想う。
そろそろ離乳食や石や泥や仏さんに疲れてきたのかもしれない。 旅に出なければ。
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TVの料理番組の助手をしていた米倉涼子似の友人の奥さんからもらった包丁の刃がボキッと欠けてしまった。 
20年も使いつづけていた切れ味の良い包丁だった。 感謝。

昨年、包丁を買わなければならず、「包丁だったら大阪の堺!」と検索し始めた。
堺の包丁の歴史、鋼の種類と特徴、それからなるべく小さな町工場で昔ながらの技法で、爺さんがシミジミっと作っている包丁。
このお勉強の時間がこの上なく楽しいのです。

ペティーナイフは藤井刃物製作所, HPはあるのに注文はFAXでしなければいけない。
発送の件で電話をしたら、河内弁のおじさんがでてきた。 東京弁と似ていて少し巻き舌のぶっきら棒な語り口が心地いい。
毎日、使っているのにステンレスの刃に刃こぼれもない。 すごい。
三徳包丁は森本刃物製作所、こちらは切れすぎて怖いくらいだ。 ともに堺の伝統職人の技である。

そろそろ湯豆腐の時間がきた。
そうだ写経を始めよう。
by w-scarecrow | 2009-03-30 20:22 | もの | Comments(6)

宇宙研

目黒区、渋谷区、世田谷区の区境を走る"宇宙研通り"。
一時、Hanakoで"コスモス通り"という名称で紹介されていたがどこにもコスモスなんて咲いていない。
今は東京大学駒場リサーチ・キャンパス、以前は東京大学宇宙航空研究所と呼ばれていた広大な敷地の前を走っている。
井の頭線の駒場東大前、池の上、小田急線の東北沢、代々木上原、どの駅からも10分くらいの距離である。
実家を出て初めてのひとり暮らし、この通りにあった松田優作の「探偵物語」の主人公・工藤ちゃんが住んでいそうな朽ちかけた鉄筋コンクリートのアパートに住んでいた。2K風呂なし。
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宇宙研の正面に宇宙人みたいなフィギュアを制作している会社がある。
ヒョウ柄のジュリアナ系のフィギュアがなんとも悩ましい。
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昨日、ゆうパックの不在の為のお預かり書が郵便受けに入っていた。
<食品> とだけ記されていた。
チョコレートだったらちゃんと14日に合わせて発送してくれればいいのに!と想いながら本局へ。
「運転免許証か身分を証明するものを」と必ず言われる。運転免許証がない私にはこれが少しばかりこたえる。
デパートのレジで「高島屋カードはございますか?」と毎回訊かれるのと同じくらいズンとくる。

履歴書を書くときは幼稚園から26歳まで学生をやっていたので履歴の欄はうまるのだが、資格や免許の欄は真っ白でレイアウト的には納得いかない。

今の子供たちは習い事や塾でベッキー並みのハードスケジュールをこなしているが、私は塾へ行ったのは中3の夏季講座だけ。
習い事は小学生のときに「ケイコちゃんと同じピアノ教室へ通いたい」と母へ申しでたが即脚下。息子のポテンシャルを無視された。
高学年になってから「どうしてもウィーン少年合唱団に入りたい!」と言ったがまた脚下された。

「お前は落ち着きがないから書道教室へ行きなさい」と無理やり通わされた。
黙々と墨をすり、何回も「希望」という文字を書いている。
あまりにも退屈なので自分の歯に墨を塗り「お歯黒~!」と遊んでいたら破門された。
それ以来習い事は苦手である。

最近はパン作りの教室へ通いたいと思ったり、日本茶インストラクターの資格を取ろうかなと考えていた。
でもピアノを習いたかったときと同じでうちにはパンを焼くオーブンがない、日本茶インストラクター資格を取るには教材費に6万!もかかる。お茶も飲めなくなってしまう。
資格、免許の欄は空白のままでいいのかもしれない。

年寄りは食が細くなってきているので具だくさんのスープがよいと想い、先日老母にミネストローネを作った。
母の年代はトマトベースのスープは食べ慣れていないので不安だったが美味しそうに食べていた。
「イタリアの蓮根って軟らかいんだね」と言っていた。
車輪の形をしたマカロニ(ロテッレ)のことである。
by w-scarecrow | 2009-02-11 11:10 | もの | Comments(10)

でんわ

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すごく小さな電話器。
16.5x12cm.
小さいながら十分な機能が詰まっている。

部屋の片隅にでも机の上でも
どこにでも置ける。

ふたを上げるとプッシュボタンがくっきり。

FAX電話が限界にきたので買い替えのため新宿の量販店へ。
できる限りコンパクトなFAX電話を探す。
ほとんどの機種がシルバーのプラスティク。
プリンターと一緒ですぐに欠けてしまいそう。

隣で木下優樹菜風のおねえちゃんと乗りの悪いヒップホップ青年。
「あたし思うんだけど、なんで今時Faxなの?いつ使うの?誰に送るの?」
「♪一応、付いてたほうがいいじゃん・・♪」
「メールで充分じゃん。それにあんた字書かないし、字読まないし、いらないじゃん」

そうだ、そうだ。
今時、Faxは必要ない。もっとも。
彼女の言葉で目が覚めた。やめた。普通の電話器にしよう!
チョリース!
格好悪いので近くにある別の量販店で購入した。

実家では少し前まではまだダイヤル式の電話器があった。
098xxxx,九州の友だちに電話するのは少しの我慢が必要だった。
大きい数字と0は回転して戻ってくるまでが長い。やっぱり長距離なんだなって想っていた。

東京は昨日からの強風のため雲ひとつなく、部屋からも富士山がくっきりと見える。
今日は美味しい蕎麦を食べに行く。カレー南蛮には目もくれず「ざる蕎麦」にする。
by w-scarecrow | 2009-02-01 10:07 | もの | Comments(4)