winter's scarecrow

カテゴリ:そのほか( 228 )

SATO

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6月も3分の2が過ぎたのに、まだ台風が一つも発生していないのは18年ぶりだという。

NASA の発表でも史上最も暑い夏になるらしい。

浅草や鎌倉の人力車での観光も近い将来、ラクダに乗った寺社巡りになるかもしれない。

北向きの部屋に引っ越しをしておいてよかったっ。


降雨の少ない東京の町のアジサイたちは潤いのファンデーションも塗れず、七変化ができずにいる。 古来日本生まれの花なのに江戸時代以前の歌や文学には殆ど登場しない。

先人たちは心変わりの七変化を嫌っていたのかもしれない。

今やアジサイの名所は人、人、人。 

一色に染められる愚に気づいたのかも。


S さんからいただいた佐藤錦、ベッピン揃いだ。小さな小錦から食べることにしよう。
by w-scarecrow | 2016-06-20 19:43 | そのほか | Comments(0)

ぬか漬け

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ケルト神話ではナナカマドは魔女の木といわれ、霊的な力を呼び起こす力があるとされている。

ファインダーを通して眺めていると「おとぎの国」へと引き込まれていきそう。

妖精たちにはそんな遇いたくないが、クッキーを作っているクッキーモンスターには会ってみたい。


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              米ぬかを蒸す干す炒る
              一つかみ天塩ほうりこんだ
              水を沸騰させて よく冷やしてくわえる
              みそぐらいの固さにして それから
              昆布 赤唐辛子 ショウガ 魚の頭

              古いパンを少し ビールをちょっとという感じ
              しっかりした樽か 瓶につめる
              
              漬けるものは何だっていい
              きみの時間を漬けてみるといいよ
              ぬかみそは毎日ってことが大切なんだ
              日に一度手を突っ込んで掻きまわすんだ
              
              新鮮な空気がたくさんほしいんだ
              風をいっぱいに通してやるんだ
              酸っぱくなってきたら 重層を一つまみ

              こころのカケラを二ツ三ツ混ぜてやる
              孤独な生きもののように
              冷たくて暗いところがぬかみそは好きだ

              急いではいけない
              ぬかみそを漬けるとわかる
              毎日がゆっくりとちがってみえる
              手がはっきりとみえる


                                     長田弘詩集「食卓一期一会」より


デパ地下でいつものようにぬか漬けをかってきた。きゅうりにナスにカブ。
スーパーでパックに入っているぬか漬けは塩っからい。

おふくろやばあちゃんの味がしない。 

自分で漬けたいという欲求を抑え毎回毎回買っている。ハマったら最後なんです。

「漬ける」行為はまさしく時間を感じるということ。ぬか漬けができあがるまでの時間も一緒に食卓で味あう。

いいな~。
by w-scarecrow | 2016-06-13 20:16 | そのほか | Comments(0)

アンテナ

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「ベトコンはオレをニガーとは呼ばない、アジアの貧しい人を殺すなんて冗談じゃない、白人こそ自由の敵だ」

ローマオリンピックで金メダルを獲得し、その後も数々のタイトルをものにしたムハメッド・アリ、変わらない差別に憤り入店を断られたレストラン近くの川にメダルを投げ入れた。

ベトナム戦争への徴兵を拒否し、それまでの栄光のタイトルを剥奪された。

「過剰なほど自己を信じる能力」とアリについて作家・沢木耕太郎は著書 " 一瞬の夏 ” で記している。

ロサンゼルス五輪での聖火を危なげに持っていたアリの姿が甦る。 権力や裏社会と闘いつづけてきたスターが病魔と闘っていた。 

闘うこと、どれだけの負荷をかけ自分と闘ってきたんだろう?


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返還前の香港の旧・啓徳空港へ初めて降り立ち、九龍から裏街へ行った。

ダストから流れてくる強い香辛料や油の匂いが人々の放つ体臭と相まって街中を包み込んでいる。

狭い小路には生きたままの食肉用の鳥たちやケージに入った爬虫類が店頭に並び、短パン一丁の主人が煙たそうに煙草をふかしている。

華やかなビル群の狭間とその影に暮らす人々。

そんな歴史ある街の匂いと混沌と、デカダンと奔放さと熱気に私は圧倒されつづけた。

沢木耕太郎の " 深夜特急 " で沢木が乗った香港島へ向かうスターフェリーにも乗ってみた。

今まで自分が身を置いていた酔狂な街路の興奮から覚め、心穏やかになっていく・・。


『私が旅という学校で学んだことがあるとすれば、それは自分の無力さを自覚するようになったのかもしれない。旅に出なかったら自分の無力さにずいぶん鈍感になっていたような気がする』

『無力な自分が悪戦苦闘をしているところを、他人のようにどこからか眺めていると、少しばかりいじらしくなったりもする。おい、おい、そんな頑張らなくてもいいものを、と』沢木耕太郎

" 深夜特急 " を読んで香港・マカオ、南アジア、インド、イスタンブールへの旅をされた人も多かったはず。

あの当時の私には「未経験」という財産つきの若さがあった。

今は、寅さんのように日本の風情ある地方都市で、どこからか現れるマドンナと出逢う、そんな軟派な旅を夢見ているかもしれないが、まだ当時のような感受性は残っている、と思う?!

感受性のアンテナを磨きながら期を待つことにしたい、と思う。 頑張ろうっ。
by w-scarecrow | 2016-06-08 19:35 | そのほか | Comments(2)

ゾウさん ありがとう

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                    思い出さないでほしいのです
            思い出されるためには 忘れられなければならないのが いやなのです

                                         寺山修司
 


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井の頭自然文化園で69歳で逝ってしまった象のはな子さん。 はな子さんの干支はイノシシ、料理家・平野レミと同じ年。

タイの王宮で大事に育てられ、2才のときにゆらゆら船に乗ってニッポンへ。

はな子さんは武蔵野の地で毎日どんな夢をみていたんだろう?

緑眩しい森林の夢?

やさしいお母さんの長い長い鼻の夢?

花をたむける年配の人々、涙を流している人、それぞれの思い出がはな子さんがいなくなったステージに重なり合っているようだった。


新入社員なのかお決まりの黒いスーツの女子2人、デニッシュにカフェラテ。
「本気出したら仕事も付き合い(男)も上手くいくと思ってた・・・」

聞こえてくる声に私の方もしんみりとしてきた。

回転寿司であれば取り逃した皿もまた回ってくる。
短い一生、どんな人たちと出逢えるかがすべて、デニッシュを食べ終わったら本気出そうっ。

横浜 DeNA ベイスターズが調子を取り戻してきたので日々一喜一憂、疲れきっています。





                                       
by w-scarecrow | 2016-06-04 14:52 | そのほか | Comments(0)

うつり気

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         思いきり愛されたくて 駆けゆく六月 サンダル あじさいの花   俵万智


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東銀座のビルとビルの狭間で野菜を売っている86歳のおばあちゃんがいる。

働く女性の笑顔のなんと綺麗なこと。 おばあちゃんは茨城から毎朝新鮮な野菜を1mはある大きな籠を背負ってやってくる。


昭和30年代から千葉から来る行商のおばちゃんたちの専用車両が京成電鉄にも国鉄にもあった。もんぺを穿き籠を背負い都内各地のお得意さまの家々を売り歩く。

私の家にも物心ついた時から千葉からのおばちゃんがやってきた。 多めに野菜を買ったときは干し芋をサービスで置いていってくれた。
「w ちゃん、好き嫌い言わずにいっぱい食べて大きくなんなさいな」

おやつには、よそんちみたくゼリーやホットケーキを食べたいが、いつも干し芋か味噌おにぎり。
干し芋はいまだに嫌いだ。


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瀬戸大橋が開通してからは高知のトマトもピーマンもショウガも採れたその日の新鮮野菜が東京へ入ってくる。
鳴門金時、愛媛の新種の柑橘類。東京では流通が少なかった野菜が今は身近な存在になっている。

秋田のジュンサイ、宮城の曲がりネギ、大阪の水茄子、各地の名産品がアンテナショップを回れば手に入る。
そんな野菜たちを手にしたときの幸せな気分。 

6月、緑色をした野菜たちの旬を迎える。 いつも行く飲み屋さんで出してくれる東京狛江市で採れた枝豆が抜群に旨い!

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     ” 安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから ”

広島・平和記念公園にある原爆慰霊碑に刻まれた碑文には主語がない。 人類の使命。


雨に濡れた紫陽花はより色の深さを増す。 紫陽花の七変化、無情、移り気などの花言葉、そんな浮気な花々に包まれてみたいですね。
by w-scarecrow | 2016-05-30 22:36 | そのほか | Comments(0)

おもいでポロポロ

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                   代々木上原の銭湯&コインランドリー



「希望とは地上の道のようなもの」魯迅は言っていた。

もともと地上に道はない、歩く人が多くなればそれが道になる。祖国に失望しもがいていた文学者・魯迅。


今まで出逢ってきた人たちに、自分には全くない大きさ、大らかさ清々しさを感じるときが多々あった。

この人はどんな所で育ってきたんだろう? 海も山も青い空も済んだ水もその人背中の向こうに広がっている。

いつも思う。土。

私は幼稚園も小学校もそれ以降も土を踏んで通学することはなかった。 小学校の校庭はコンクリートだった。

土を踏むことがなかった。土の上で遊ぶことも少なかった。


高畑勲監督の映画 " おもいでぽろぽろ " 、主人公のタエ子は親の代から東京育ち、夏休みに祖父母の待つ古里へ帰省する友達が羨ましくてしょうがなかった。

夏休みの宿題の作文の題材が私もなくて困った。

父も祖父もよく判らない先祖も東京生まれ。帰省する古里がない。

虫捕りや川遊び、田舎の夏祭り、縁側でスイカの種をプイプイと飛ばすこともなかった。

タエ子は20歳を過ぎてから親戚が住む山形へと足しげく通うことになる。

私も大学時代の友人の住む静岡や東北、北海道へとポカリと空いた穴を埋めるように勝手に帰省することにした。

なんでこんな性格な人間になったんだろう?と想う。 「土」なんだ、きっと。
by w-scarecrow | 2016-05-25 22:13 | そのほか | Comments(0)

おから

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              ゴマ和え


                台所に立てば
                菜をゆすがなくてはなりません
                菜をゆすいだら茹でなくてはなりません
                
                台所に立てば
                火はほうほう言うし
                鍋はじんじんじんじん
                そこで塩を一つかみ
                菜が色よく茹ったら
                水に放さなきゃならないし
                そろえて絞ったら切らなきゃならないし

                台所に立てば
                重ねたお皿はカチャカチャカチャ
                湯気やら煙やら
                あっちから こっちから
                そらそらゴマがピチパチ跳ねて
                アッチチ 鍋掴み鍋掴み
                布巾 摺り鉢 菜箸 醤油

                台所に立った途端にドミノ倒しがはじまって
                ひっかかっている心配事は
                こぼれ落ちそうな悲しみ事は
                あと回しにしなきゃあ なりません


                                山崎るり子詩集(思潮社刊)


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何気ない毎日が風のように過ぎてゆく、どこに向かって吹いているんだろう・・。

うつろいやすい春、少しづつ何かがずれている。



『トントントン、日野の2トン』と呟きながら、駅からの坂道をのぼっていく。

坂のてっぺんにはいつもの豆腐屋さん。

また生揚げ(厚揚げ)の肉詰めが食べたくてのぼっている。ねぎと挽肉は背中のリュックのなか。



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「すみませ~ん、卯の花を2パックください」と40歳代の母親。

卯の花や豆腐屋ならではの惣菜が店頭に並んでいる。

「これ豆腐で出来てるの?」と中学生くらいの娘。

「おからの炊き合わせ・・」

「おから?!卯の花って名前がキレイだね」




おからは " 空っぽ " " 中身のない " という意味。 

でも椎茸やニンジン、こんにゃく、ごぼうなどと出し汁で鍋にかければ、美味しさをいっぱい抱き合わせた一品ができあがる。

私も次に来たときはおからを買って帰ろうっと。 いいね日本の食。


    ” 卯の花の 匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ ”
by w-scarecrow | 2016-05-20 18:04 | そのほか | Comments(0)

校 歌 

   ♪ この丘の ひかりかがやく空のように いつも明るいこころでと・・ ♪

桜の花の咲くころ、雨に濡れたツツジに導かれ歩くとき、壊れたようなオルガンの音がよぎったとき、ふと母校の小学校の校歌を口ずさんでいることがある。

たのしいとき、北京の空みたいな心地のとき。


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   なんとも楽しい校歌をもつ小学校がある。


                  ♪ おはようさん あら カタツムリ
                   るん るん る るん るん
                   おはようさん カタツムリ
                   宇宙人なのね 光にまみれて
                   うれしいな うれしいな
                   いらっしゃい カタツムリ
                   ここは上鷺宮小学校
                   露のおいしさ おしえてね
                   露のおいしさ おしえてね ♪ 

                                      作詞:宗左近  


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GW中に同じ校歌を歌える人と居酒屋で焼酎を呑んだ、あの文房具屋さんはまだあるの? ハンコ屋の息子は? あの煙草臭い先生はどうしてるんだろう? うさぎはもういないよね?

彼女の息子さんも同じ母校の現役小学生、「いいよね、同じ校歌を歌えるって」

いつも気を張っている働き者のお母さん、ふと ♪ この丘の ひかりかがやく空のように ♪ と、しんどいときにお母さんは口ずさむんだろうか?

東京の空、輝いています。 春っていいね。 銭湯でも行ってこっ。

                                   
by w-scarecrow | 2016-05-07 11:54 | そのほか | Comments(0)

おにぎり

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飛び石連休2日目、昨日の強風はどこへ行ったのか新緑輝くご近所の公園で、缶コーヒーを持って一休み。

先客でグラフィックデザイナーの H さんが公園の中央にある大きな木を細目で眺めている。

「w さん、風を描くのって難しいですよね・・」と UCC の缶コーヒーを口にする。
「北斎の富嶽三十六景の中にありましたよね・・」と Wonda を飲み答える。
「あれは強風ですも」

そんな吹けば飛ぶような他愛もない話をしていた。 H さんと公園で会うのは初めてだ。

トイレットペーパーとブルーレットを買って部屋に戻ると、こんな春の日にはピッタリの Lou Reed / Walk on the Wild Side が FM から流れていた。



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道中の旅人が突風で四苦八苦している北斎の " 遠州江尻 " 。

弥次さん喜多さんもきっと食していた静岡・藤枝地方のクチナシの実で染めた握り飯 " 染め飯(いい)” というのがある 。

いつか TV 番組で観たときその鮮やかな黄色いご飯にびっくり。

疲労回復に良さそうで、江戸時代の東海道人気グルメだったらしい。


" おにぎり " と " おむすび "

ローソンはおにぎり、セブンイレブンはおむすびと表示してある。

でも地域別の呼び方は諸説あってはっきりしない。

握り方は、山を神格化していた時代、その力を授かるように山型にしたのが始まりだという。


私は山型のおにぎりを上手く握ることができない。

母もそうだった。丸っこいおにぎりに海苔をグルグルと巻いていた。

小中学校は給食、高校以降は学食と母の手作り弁当を食べたのは幼稚園のときと2泊3日で行った林間学校、運動会のときくらいしか記憶にない。

小学校高学年で行った山中湖畔の林間学校、お腹の調子が悪く母に持たされた大きなおにぎり2つのうち1つしか食べることができなかった。

「みんな、残ったお弁当はロッジのごみ捨て場に持って行くんだぞ!」とバスが到着するなり先生の声。

でも、なぜか捨てられなかった砲丸みたいな母の作ったおにぎり。

2日後、匂いのしないよう紙でしっかり包んだおにぎりを家まで持ち帰ってしまった。

「こらっ~、見つけたぞ」と母からのお叱りを受けてしまった。(そうだ、うちじゃなくお隣のKさんちのゴミ箱に捨てればよかったんだ)


100人いたら100通りの思い出があるおにぎり。

「人生最後の食事は?」と訊くと「おにぎり」という人が多い。

私はぎんなんが3個入った茶碗蒸し。
by w-scarecrow | 2016-04-30 17:17 | そのほか | Comments(2)

哲学の道

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「wさん、緊張しないで・・・親指を握ってくださいね」

矢口真里似の童顔の看護師が私の血を抜こうとしている。

「チクリとしますからね」

「はいっ」

もちろん血を抜いている注射器を見ることはできない。 斜め上のファイザー製薬のポスターをみている。

" 愛でタバコはやめられない? " と仲間由紀恵がいつもよりセクシーな表情で禁煙外来勧誘をしている。
『 やめられるかも 』

3ヶ月近く、右足指の付けねと甲が慢性的に痛み歩くのがつらい。

尿酸値が上がっているだろうと(ガンマも)呑み仲間の G 大の内科部長との酒を呑みながらの問診で解かっている。

「うそっ」いつもより採血の時間が長いなと思っていたら、ちっちゃな試験管3本分も採られていた。

「今日はお風呂ガマンしてくださいね」「はいっ」

なにか秋葉原のメイド喫茶にいる気分。


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いつも疑問に思うのだが哲学者ってなにをなりわいとしている人たちなんだろう?

学校で哲学を教えている人、かつての偉大な哲学者の研究をしている人、難解な言葉で人生を解いている人?
普段はなにをしているんだろう?
松岡修造、蛭子さん、かつての相田みつを先生みたいに日めくりカレンダーの出版を考えているのだろうか。


私の行く飲み屋さんのバイトの女子たちの放つ言葉はソクラテスよりもニーチェよりも響くことが多々ある。

いつも笑顔の大学院生、薬学部で国家試験を通った子、証券会社に勤める新入社員、埼玉から通ってくる筋の通った伝統的なヤンキーの子、みんな学業、仕事のかたわらバイトをしているしっかりものの女子たちである。

「バッチグー」とか「アウト・オブ・ガンチュー」「バタンキュウ」「めんごめんご」「今日はテクシーで帰るわ」
そんな死語となった言葉をつかうブルーチーズ臭いおっさんたちにキシッと対応しているだけでも素晴らしい。

哲学って理屈で生きている男だけの学問なのかもしれない。
by w-scarecrow | 2016-04-22 17:48 | そのほか | Comments(0)