winter's scarecrow

カテゴリ:そのほか( 260 )

お地蔵さんと柴犬

e0158857_751394.jpg

Blog を始めて今日から4年目に入った。
横浜Baystars 応援Blog にしようと思って始めたが全く違う形になってしまいました。
Baystars はDeNAに親会社が変わり、GM に高田繁、新監督に桑田真澄を迎え万年Bクラスのチームを再生してゆく気配だ。 
久しぶりのワクワク感。

朝、ゴミ出しをする時や散歩をする時によく見かけたお爺さんと柴犬。
Blogを始めた頃は、柴犬がお地蔵さんのような顔をしたお爺さんをグイグイと引っ張っていた。 

最近はお爺さんも以前よりは歩く歩幅も狭くなり、愛くるしい顔をした柴犬も少し老けてきた。
二人(?)でゆっくりと、ゆっくりと気儘に朝の町を散歩している。
柴犬の「あんたになんか全く興味ないわ」とでも言いたげな、ツンとした顔が好きだ。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-11-10 08:16 | そのほか | Comments(8)

キャッチボール

e0158857_17254460.jpg


いとうあさこと谷中の夕焼けだんだん(おそらく)で、階段に座りカップ酒を呑んでいる夢を見た。
結構、ホンワリとした楽しい夢だった。

人が眠りについて偶発的な映像が突如と出て、それからアーカイブスを収納した「夢」の貯蔵庫から、それに連なるストーリーと映像がpick up され、一連の「夢」となると高名な学者さんが語っていた。

私の夢は私の脳が演出・構成をしていると想う、なかなかほのぼのとした文科省推奨の小津安二郎風な作品が多く、殆どがR 指定ではありません。 たま~に指定がつく。

ただ、いつものことながらキャスティングが悪い、ときたまそこそこのときは西田ひかる、滝川クリステル、エドはるみ、森泉、原田知世と別に普段、全く気にかけたことのない女性が出演する。

榮倉奈々や杏、本上まなみが夢に出てくるのを願っているのだが、夢の演出は私の脳がしているのにプロデューサーは、ポロシャツの襟を立てたバブルの時代の置きみやげみたいな奴がやっているに違いない。
演出が望んでいるキャスティングにしてくれ! そこのポロシャツ!

Blog を始めてから、2度目のカメラの故障、あと10日間はカメラなしの生活がつづく。
秋晴れの日は何をしたらいいんだろう。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-10-20 18:11 | そのほか | Comments(10)

鬼ごっこ

e0158857_17564275.jpg

実家に姪っ子と彼女の子供たちが遊びに来ると聞き、スーパー・オオゼキが開店する9:30に入店し中国産の松茸をget。
自転車をとばして20分、実家へ。

松茸ご飯と茶碗蒸し、子供たちが好きなロールキャベツをおお慌てで作った。
天下の松茸を前に母(おお婆ちゃん)も子供たちも、玉音放送が流れているかのように静か~に黙々と食べていた。

e0158857_1862233.jpg

近くの児童公園で子供たちと鬼ごっこ、滑り台、走り幅跳び、 私の体力の衰えなんて全く考えてくれていない。
「wおじさん早く!」 「ねえ、wおじさん、楽しい?!」 「おじさん、年いくつ?」 『32』 「?なんで奥さんいないの?」
「淋しい?」『少しは・・・』  「AKBの中で誰が好き?」 『後藤真希』 「・・・?」

子供たちは横断歩道を渡るとき、私の両手に小さな手を忍ばせてくる。 走り廻っていたのでツルンとして温かい。

e0158857_18211222.jpg

子供を持つ親たちはいつもプレッシャーの中にいる。 
「何さんはクラッシックバレーを習い始めたらしい・・」、「何くんはスイミングで500mも泳いでる」 「何さんには家庭教師が付いて・・・」

大人の作った常識、”普通”、”みんなが”。
姪っ子の娘と息子の走り廻る姿を見ていて、大人の作った“普通”でなくてもいいよ。”みんな”と違っていてもいいよ・・・と想う。
来年もひい婆ちゃんと一緒に松茸ご飯、食べような!
[PR]
by w-scarecrow | 2011-09-24 19:41 | そのほか | Comments(4)

永遠に・・・

このBlogをいつも読んでくれていた80代半ばの女性が今朝、永遠の人となられた。
早朝、娘さんから「ありがとうございました」と連絡があった。
おばあさんが電話をかけてこられるときは、若い娘のような可愛らしい声でいつも笑っていた。
娘時代の色褪せた画が、話しているうちに少しづつくっきりと色付いてきましたよね。
こちらこそ、いっぱいありがとうございました。 どうぞ想い出多き霧島の山々の天空から見守っていてくださいね。


e0158857_19253335.jpgわたしが一番きれいだったとき
            茨木のり子

わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした

わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達が沢山死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

わたしが一番きれいだったとき
誰もやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
男たちは挙手の礼しか知らなくて
きれいな眼差しだけを残し皆発っていった

わたしが一番きれいだったとき
わたしの頭はからっぽで
わたしの心はかたくなで
手足ばかりが栗色に光った

わたしが一番きれいだったとき
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり
卑屈な町をのし歩いた

わたしが一番きれいだったとき
ラジオからはジャズが溢れた
禁煙を破ったときのようにくらくらしながら
わたしは異国の甘い音楽をむさぼった

わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった

だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように 

[PR]
by w-scarecrow | 2011-09-14 23:32 | そのほか | Comments(2)

宇治金時が食べたっ!

公園のベンチに座ろうとしている60代のおじさんがいた。
足幅を広げて、持っていたハンカチでサッサッとベンチの土埃を払っている。
野球の審判がブラシでホームベースの土をサッサッと払い除ける姿と一緒だ。

おじさんは恰幅もよく、少しエラの張った顔がホームベースの形をしていた。
きっと、審判の現役を終えた今も土埃を払う習慣が残っているのかもしれない。
電車の扉が閉まる寸前に飛び乗った乗客を見て、「セーフ!」とさりげに手と口が動いているに違いない。

e0158857_18362222.jpg

お客さんが、スナックを出るときに「お大事に~」と思わず言葉が出てしまうバイトの子もいる。

先日、スーパーの傍で凛とした姿勢でキャリーバックを引きながら颯爽と歩いている50代の女性がいた。
かつて堀ちえみが出ていたドラマで、スチュワーデスたちが一列にならんで空港内をキャリーバックを引きながら歩いている姿に似ていた。
おそらくあの女性は元 JAL だ。

電車の運転手さんには職業病はないのだろうか?と想うときがある。
普段、自家用車に乗るときもキーを入れてから、「ブザー良し、ATS 良し、4番線出~発進行~、制限55」と一人でブツブツと言っているのではないかと想う。

色々と仕事によって業界用語があるが、出版界、○○○コンサルタント、広告代理店の人たちが使うカタカナ用語は何がなんだか解らない、いっそのこと全部英語で喋ってくれと思う。

来週まではこの猛暑がつづくらしい、普段、正月しか帰省しない友も今年は新幹線と在来線を乗り継ぎ、海辺の町へと帰って行った。
父親にトランジスタ・ラジオを土産に持ってゆくと言っていた。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-08-13 21:40 | そのほか | Comments(0)

想い

散歩している犬の鼻息が荒い。
「勘弁してよ、天気予報見たでしょ、ダイエットのと為だかなんだか、こんな日は一人で散歩してくれないかな」
と、飼い主の顔を伺っているように見えた。

e0158857_20375695.jpg

午後4時を過ぎても熱射の街、どこかシベリアあたりの観光地の土産物屋でアルバイトがないだろうか?
温泉饅頭はないだろうから、ピロシキ売りのバイト。
タスマニア島の港町でロブスターを食べさせる屋台のバイトもいいかもしれない。

家に着くまでの最後の200mを、ひとりで「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」と歩数を数えながら歩いて帰った。

日暮れ前のジュンサイでの一杯、沁みた。

昨夜のニュースでの映像。 被災地陸前高田で高田松原の流された松での迎え火。
浴衣姿の女の子が立ち昇る炎を見て、涙を浮かべていた。
京都五山送り火の保存会から依頼され、子どもからお年寄りまでが亡くなられた方々への想い、復興への願いを護摩木に記した333本。

五山送り火保存会の大文字を除く4山の保存会が、今日、市長からの申し出により高田松原の松を燃やすことに同意したという。

震災後、海外のメディアが日本人の規律、秩序、人への思いやりを特記していた。
333本の護摩木で無病息災を祈り、迎え火に掌を合わせていた人たちは、京都の対応へのことなど全く、批判的なことを口に出さなかった。

私も海岸線に連なる高田松原の下で、お寺の娘さんと、にぎり飯を食べたことがある。

陸前高田の人々誇りであった松原の風景、パチパチと飛び散る炎の映像を見て、彼らの想い巡るものを感じて、東北人の生まれ持つ芯に打たれた。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-08-10 22:41 | そのほか | Comments(8)

♪ あの鐘を鳴らすのは誰

e0158857_1743263.jpg
♪ クエッ、クエッ、クエッ、チョコボ~ル ♪

わが家で飼っているキョロ。

10数年前に舞いこんできた。
キョロの頭を押すとくちばしから、チョコボールが一つではなくドサーと出てくる。
食べる数だけ取って、もう一度戻し、また頭を押し遊んでいる。

大事にいしていたキョロを引っ越しを手伝ったときにいただいた。
人形は好きではないが、ぬいぐるみやこの手のものをプレゼントされると嬉しい。

高校時代は手編みのマフラーやセーターを誕生日プレゼントでもらうのが常道。
今は無くなってしまった儀式。

編んでもらったセーターを着て家に帰ると、兄たち3人が代わるがわる「いいじゃん!」と微笑みながら言うので恥ずかしいのなんの。

大抵、タンスの奥にしまっておくことになるのだが、ずっと使いつづけた手編みの手袋があった。


5本指の手袋ではなく、親指とその他の指の二つに分かれたキッチンで使うような手袋、
しかしすごかったのは右手だけタバコが挟めるように人差し指と中指の間があいていた。
今でも、またほしい。

今の高校生たちは彼氏や彼女に何をプレゼントしているんだろ?
デートをして街を歩きながら、暗い場所へ人目のつかない場所へと徐々に闇へ暗闇へと、意識させずに移動していった私たちには、人混みで平気でキスをできる時代の誕生日プレゼントがどんな物なのか想像がつかない。

e0158857_1817745.jpg

                                  カリカチュア・ジャパン下北沢

昨夜はカラオケで歌い過ぎてしまった。 そんな日の翌日はずっとブルー。
♪ ハの鐘を鳴らすのは ハなた~ ♪ ハー。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-07-23 18:28 | そのほか | Comments(2)

嬉し、悲し

味噌汁を作るたびに嘉門達夫の替え歌、♪ かつお風味のフンドシ~ ♪ のメロディーがよぎる。
そんな訳でかつお出汁ではなく、煮干しの出汁が多くなってしまう。

e0158857_2234085.jpg

TV を点けるとAKB や韓流の女子ユニットばかりですぐにチャンネルを替えてしまう。 テリー伊藤が映ったときには瞬間的にBSに替える。
女子の集団でも今朝のTV は日本中を感動の渦にしてくれた<なでしこ>たちが気分を爽快にさせてくれた。

久しぶりにマッサージを受けに下北沢へ。 揉みっぱなし30分で¥2500。
マッサージ師は毎回かわらない。
私の担当は185cm以上はありそうな張くん。 NBA の中国人スター姚明(ヨウメイ)に似たがっちりとした美男子。
張くんは結構、揉み方が強い。 時折、ちょっとそっち方向の人かなと想わせる仕草をする。
「有働アナ、最近可愛いくなったじゃん」と思うときの自分が怖いのと一緒で、「このままされるがままに・・・」と一瞬でも思ってしまうのが怖い。
そんなことを想いながら、あっという間に30分が過ぎてしまった。


昨日、ラジオから原田芳雄さんの訃報が流れてきた。
家を出て駅に向かう途中、原田さんの家の前で掌を合わせた。 報道陣はすでに何社か来ていた。
帰宅時、映画『カンゾウ先生』の一コマのように自転車に乗った柄本明さんが私を追い越して原田邸の方向へ走って行った。
原田邸の前は報道陣のフラッシュが何度もたかれ、到着した車に群がっていた。

早朝、ランニングウェアーを着て、犬の散歩をする原田さんの格好いい姿をもう見ることができなくなった。
1970年以降の日本の映画史に欠かすことのできない名優が逝ってしまった。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-07-20 19:07 | そのほか | Comments(2)

ジャニスに癒されて

e0158857_19155733.jpg


e0158857_1851234.jpg
花オンチの私はもちろん「なでしこ」という花がどんな花なのかは想い浮かばない。
小さいころから「大和撫子」という言葉はずっと耳にしてきた。

先日、検索をして初めてなでしこの写真を見た。
カワラナデシコという繊細な氷細工みたいな花がとても愛おしく感じた。
胸に抱いたわが子を優しく撫でる、そんな慈しみたくなる花とエッセイに一文があった。

そんな「なでしこ JAPAN 」が、ずっと重石をのせられたような日々の連なりを、さっと断ち切ってくれたような気がした。

下北沢の wine bar のカウンターに座り、日暮れの街を往き交う人々を2階の窓越しに眺める。

3月11日以来、今まで感じていなかった事柄が頭の中で交錯している。
そんな想いを blog に記そうと思うと初めの一行が書けない。
色々な想いがあるのに整理できない。

願望も希望も批判も、文字にすると紙一枚より軽くなってしまうような気がしてしまう。


e0158857_1947839.jpg


e0158857_19481349.jpg

ワインボトルの底をくり抜いた照明が面白い。 壁にごく普通のティーンエージャーみたいな笑顔のジャニス・ジョプリンの写真が飾られている。

ジャニスといえば " Move Over "がすぐ浮かぶ、でも暑さのつづく夜は " Summertime " を聴くのもいいかもしれない。

「なでしこ」を「常夏」という呼び方をしていたと初めて知った。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-07-16 23:03 | そのほか | Comments(6)

家 出

越後上布という麻織物がある。
雪に覆われた豪雪地帯に春が近づく頃、新雪の上に織物を敷き雪にさらす、
太陽の光で雪が蒸発をするときに発生するオゾンが麻本来の色素を分解し、透き通るような白が生れるという。
生成りの麻の布地が光と雪で純白に変化する。

e0158857_2019119.jpg

人工的な色彩に包まれた街やモノトーンの湾岸の街を歩いていると不安感や孤独感を感じる。

e0158857_19412233.jpg

植物の育みの恩恵で染色された布地のやわらかさな風合い、自然から享受された古びとの英知。
そんな彩りをイメージしながら心の置き場を探し歩いている。

e0158857_19432149.jpg

作家・壇一雄はなんの前触れもなく、突然旅に出る。
家で家族に囲まれているときは家出の準備期間だったという。
家出をして世界中を放浪し、その土地のものを食す、呑む。 旅のお土産は訪れた国々の料理を家族に作ってあげることだったらしい。

「この地上で買い出しほど好きな仕事はない。あっちの野菜屋からこっちの魚屋へと、日に三、四度は買い出しにまわっている」
壇流クッキングの本まで出している。
私も買い出しが好きだ、旬の野菜や魚を買って帰るのが愉しみでならない。
放浪、男の本望かもしれない、待っている人がいるからこそできる家出。

壇一雄が1年3ヶ月を過ごしたポルトガルのサンタクルス。
大西洋に面した光と色鮮やかな街へ、私も行ってみたい。 家出ではなく放浪。
[PR]
by w-scarecrow | 2011-07-09 21:02 | そのほか | Comments(2)