winter's scarecrow

カテゴリ:そのほか( 255 )

夕日

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年が明け、街を俯きかげんに歩く受験生風の生徒を見ると、(私は真剣に受験勉強をしなかったので)懐かしさは憶えないが、羨ましさを感じる。
食事と風呂の時間以外は殆どの時間を机の前で過ごす、たまにゲームでひと休み。

もし、あの頃に戻れたとしてもそんな修行僧みたいことはできないと確信する。

真剣に今やるべきことに打ちこめる、そんな人々への羨望。 「もう少しで桜色した春がくるぜ!」俯き歩く受験生に声をかける資格もない私。

目黒区駒場の木々に覆われた一等地に独立行政法人・大学入試センターの立派な建物が建っている。
前を通るたびに「職員たちは入試のシーズン以外は毎日、何の仕事をしているんだろう」と不思議な思いで通りすぎる。

先日のセンター試験で”地理・歴史”、”公民”の問題配布でミスが相次ぎ過去最大の4500人の受験生に影響が出たらしい。
そして再試験。
17,8歳の彼らはどんなモチベーションでいたんだろう? この日に標準を合わせ体調管理をし、緊張の中で迎えた本試験。

北海道大学の試験場ではセンター試験の事前説明会の対象となる(監督官の)教職員649人のうち、171人がこの説明会を欠席していたらしい。
言葉が出ない。
センター試験を管理、統括する独立行政法人のリスクヘッジへの意識がいつも問われているのに毎年の繰り返しの失態、全く責任の所在のないバラ色の職場。


「映画やドラマに名子役を立て、涙を誘うストーリーはもう止めてくれ!」と散々、眉間にシワを寄せ怒っていたのに、昨夜は
" ALWAYS 続・三丁目の夕日 " にチャンネルを合わせてしまい、涙、涙、涙で呑んでいた芋焼酎のお湯割りが少し塩辛い味になってしまった。 これでDVDで観た以来、2度目の涙だ。

ただ視聴率欲しさに、売れっ子の子役たちをバラエティー番組に出して、薄っぺらなお笑いタレントの突っ込みの的にするのは
本当にTV局の資質を疑ってしまう。 自分たちで自局の番組を作れなくなった民放の終焉。
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by w-scarecrow | 2012-01-21 15:05 | そのほか | Comments(12)

2012 謹賀新年

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2011年が明けました。
明けましておめでとうという言葉が言い出せなくて・・・・。

2012という数字がずっと心に残るような一年でありたいと思います。
いっぱい comment をありがとうございました。

comment を頂いて、その日の夜に返信を書いたときは殆ど次の日の朝に書き直しています。
酔っ払いの戯言になってしまい、ご迷惑をかけています。

本年もよろしくお願いいたします。

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大好きなお雑煮、三が日の間食べても飽きません。
鶏の手羽先を弱火でじっくりと出汁をとりました。 初夢は誰が出てくるんだろ?
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by w-scarecrow | 2012-01-01 01:34 | そのほか | Comments(18)

愛しくて・・・

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昨夜、街を歩きながらたくさんのカップルと擦れちがった。
X'mas イヴを一緒に過ごす相手が本命、25日にデートをする相手が2番手、23日は3番手と女の子が言っていた言葉がよぎった。

仙台の定禅寺通りの雪の中に輝くイルミネーションを見たことがある。 ひらひらと桜の花びらのように舞う雪が美しかった。

河北新報のWEB版に目を通すことが震災以来多くなった。
その中に陸前高田に住む女性の心に迫る詩があった。


                     あなたにありがとう

                       ただ愛しくて
                       ただただ愛しくて
                       かわいい我が子を
                       亡くした現実が受け入れられず・・・・

                       人命を救おうと職務を遂行し
                       全力を出しきって逝ってしまった我が子よ
                       私の子に生まれてきてくれて ありがとう
                       たくさんの思い出を ありがとう
                       あなたは母の誇りです

                       悪夢から抜け出せないでいるような
                       時ばかり前へ進んでいく
                       茫然とする日々の中で

                       しっかりとした眼差しを向けてくれる人がいた
                       笑顔で声をかけてくれる人がいた
                       一生懸命を伝えてくれる人がいた
                       我が子と重なる・・・
                       一人一人が愛しい命

                       遠くから ありがとう
                       一生懸命を ありがとう

                       たくさんの方々に出逢って
                       生きていく決心がつきました

                       必ず無事でお帰りください
                       あなたを待っている人の元へ
                       あなたを ただ・・・・
                       ただただ愛しいと想う人の元へ
                       必ず無事でお帰りください

                       ただ愛しくて
                       ただただ愛しくて

                       あなたに心から ありがとう

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被災地は今夜から雪になるみたいだ。 定禅寺通りで見た166本のケヤキの木々に飾られたイルミネーション、一つ一つの雪の結晶が重なり合い純白の世界を輝きを見せてくれる。
今年の聖夜はどんな光を放ってくれるのだろう・・・。
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by w-scarecrow | 2011-12-24 16:08 | そのほか | Comments(4)

白クマ

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昨日、誕生日祝いに全国のご当地インスタントラーメンを10種類もらった。
旭川、札幌、米沢、高山、富山、大阪、倉敷、久留米他。

写真はSoftbank のお父さん犬ではなく、札幌円山動物園の白クマ塩ラーメン。
特別な製法で作ってあるらしく食べるのが愉しみだ。

毎年、毎年スルーしたいのにやってくる誕生日。
両親に感謝をする日だと思ってはいてもスルーしたい。

昨日は自分でケーキを買ってくるなんて恥ずかしいことはできず、朝からリンゴをキャラメリゼしてホットケーキミックスで焼いた。

厚めに弱火で焼いたができあがってみると今川焼みたいだった。
でも満足。




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わが横浜DeNA Baystars の初代監督が元巨人の中畑清に決定したみたいで、ず~と溜息ばかり。
常勝チームを作ろうという意思が全く感じられない。
中畑監督だったら、コーチには同じタイプの川藤幸三でも坂東英二でも連れてくればいい。 坂東さんだったら年俸はゆで玉子で渡せばいい。

東京は雨模様、雪に変わるかもしれないと言っていた。

こんな時は昔のJR 東海のCM が浮かんでくる。 新幹線の到着ホームや改札口の深津絵里、牧瀬里穂の映像を見て「遠距離恋愛もなかなかいいな~」と思ったりした。

山下達郎の ♪ 雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう Silent night, Holy night ♪ を口づさんでいると途中から必ず嘉門達夫の ♪ きっと君は関西人 混じり気ない関西人 woo~ さいでんねん ほうでんねん ♪ に変ってしまう。
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by w-scarecrow | 2011-12-08 20:25 | そのほか | Comments(12)

秋の果実

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勤労感謝の日。 人の姿のない霞ヶ関の官庁街を歩いた。
以前は外務省の窓口でもパスポートを発給してくれた。 それ以来のお侍さんたちの街へ。

「これから手術室に向かいます。心配しないでね。行ってきま~す!」とのメールが早朝に届いた。
その日の夕焼け空。
私が14歳の時に嫁いで行った姉の娘。 姪っ子からのメール。
朝から、涙がこぼれた。

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無事手術を終えた姪のお見舞いに行った。

新宿で姪の好きなマシュマロとマカロンを買った。 それだけでは何か淋しいので東急ハンズでスナフキンと長髪のムーミン(ご先祖様)の小さなぬいぐるみもお見舞いに添えた。
7歳と5歳の子供たちの母である姪に贈るには幼すぎるかもしれないが、私にとって未だ小さな妹みたな意識なのかもしれない。

満面の笑みで袋を開けてくれた。 元気な時の姪の表情と全く変わらない。 いつも朗らかな表情でいてくれる。
これから抗がん剤の服用という試練が待っている。 サイドテーブルにウィッグのカタログが置いてあった。
病室の窓からは空を観ることができないと彼女は嘆いていた。 

「秋の空、こんなだぜ!空も雲も樹も川も、これからずっと君に力を送ってくれるんだぞ」

帰り道、閑散とした官庁街をゆっくりと巡りながら Bonnie Pink & 斎藤和義のサザンのカバー曲 ♪ 真夏の果実 ♪ を聴きながら地下鉄の入り口に向かった。
斎藤和義の抜けた声が、なぜか元気をくれる。
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by w-scarecrow | 2011-11-23 22:47 | そのほか | Comments(14)

お地蔵さんと柴犬

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Blog を始めて今日から4年目に入った。
横浜Baystars 応援Blog にしようと思って始めたが全く違う形になってしまいました。
Baystars はDeNAに親会社が変わり、GM に高田繁、新監督に桑田真澄を迎え万年Bクラスのチームを再生してゆく気配だ。 
久しぶりのワクワク感。

朝、ゴミ出しをする時や散歩をする時によく見かけたお爺さんと柴犬。
Blogを始めた頃は、柴犬がお地蔵さんのような顔をしたお爺さんをグイグイと引っ張っていた。 

最近はお爺さんも以前よりは歩く歩幅も狭くなり、愛くるしい顔をした柴犬も少し老けてきた。
二人(?)でゆっくりと、ゆっくりと気儘に朝の町を散歩している。
柴犬の「あんたになんか全く興味ないわ」とでも言いたげな、ツンとした顔が好きだ。
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by w-scarecrow | 2011-11-10 08:16 | そのほか | Comments(8)

キャッチボール

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いとうあさこと谷中の夕焼けだんだん(おそらく)で、階段に座りカップ酒を呑んでいる夢を見た。
結構、ホンワリとした楽しい夢だった。

人が眠りについて偶発的な映像が突如と出て、それからアーカイブスを収納した「夢」の貯蔵庫から、それに連なるストーリーと映像がpick up され、一連の「夢」となると高名な学者さんが語っていた。

私の夢は私の脳が演出・構成をしていると想う、なかなかほのぼのとした文科省推奨の小津安二郎風な作品が多く、殆どがR 指定ではありません。 たま~に指定がつく。

ただ、いつものことながらキャスティングが悪い、ときたまそこそこのときは西田ひかる、滝川クリステル、エドはるみ、森泉、原田知世と別に普段、全く気にかけたことのない女性が出演する。

榮倉奈々や杏、本上まなみが夢に出てくるのを願っているのだが、夢の演出は私の脳がしているのにプロデューサーは、ポロシャツの襟を立てたバブルの時代の置きみやげみたいな奴がやっているに違いない。
演出が望んでいるキャスティングにしてくれ! そこのポロシャツ!

Blog を始めてから、2度目のカメラの故障、あと10日間はカメラなしの生活がつづく。
秋晴れの日は何をしたらいいんだろう。
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by w-scarecrow | 2011-10-20 18:11 | そのほか | Comments(10)

鬼ごっこ

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実家に姪っ子と彼女の子供たちが遊びに来ると聞き、スーパー・オオゼキが開店する9:30に入店し中国産の松茸をget。
自転車をとばして20分、実家へ。

松茸ご飯と茶碗蒸し、子供たちが好きなロールキャベツをおお慌てで作った。
天下の松茸を前に母(おお婆ちゃん)も子供たちも、玉音放送が流れているかのように静か~に黙々と食べていた。

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近くの児童公園で子供たちと鬼ごっこ、滑り台、走り幅跳び、 私の体力の衰えなんて全く考えてくれていない。
「wおじさん早く!」 「ねえ、wおじさん、楽しい?!」 「おじさん、年いくつ?」 『32』 「?なんで奥さんいないの?」
「淋しい?」『少しは・・・』  「AKBの中で誰が好き?」 『後藤真希』 「・・・?」

子供たちは横断歩道を渡るとき、私の両手に小さな手を忍ばせてくる。 走り廻っていたのでツルンとして温かい。

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子供を持つ親たちはいつもプレッシャーの中にいる。 
「何さんはクラッシックバレーを習い始めたらしい・・」、「何くんはスイミングで500mも泳いでる」 「何さんには家庭教師が付いて・・・」

大人の作った常識、”普通”、”みんなが”。
姪っ子の娘と息子の走り廻る姿を見ていて、大人の作った“普通”でなくてもいいよ。”みんな”と違っていてもいいよ・・・と想う。
来年もひい婆ちゃんと一緒に松茸ご飯、食べような!
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by w-scarecrow | 2011-09-24 19:41 | そのほか | Comments(4)

永遠に・・・

このBlogをいつも読んでくれていた80代半ばの女性が今朝、永遠の人となられた。
早朝、娘さんから「ありがとうございました」と連絡があった。
おばあさんが電話をかけてこられるときは、若い娘のような可愛らしい声でいつも笑っていた。
娘時代の色褪せた画が、話しているうちに少しづつくっきりと色付いてきましたよね。
こちらこそ、いっぱいありがとうございました。 どうぞ想い出多き霧島の山々の天空から見守っていてくださいね。


e0158857_19253335.jpgわたしが一番きれいだったとき
            茨木のり子

わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした

わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達が沢山死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

わたしが一番きれいだったとき
誰もやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
男たちは挙手の礼しか知らなくて
きれいな眼差しだけを残し皆発っていった

わたしが一番きれいだったとき
わたしの頭はからっぽで
わたしの心はかたくなで
手足ばかりが栗色に光った

わたしが一番きれいだったとき
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり
卑屈な町をのし歩いた

わたしが一番きれいだったとき
ラジオからはジャズが溢れた
禁煙を破ったときのようにくらくらしながら
わたしは異国の甘い音楽をむさぼった

わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった

だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように 

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by w-scarecrow | 2011-09-14 23:32 | そのほか | Comments(2)

宇治金時が食べたっ!

公園のベンチに座ろうとしている60代のおじさんがいた。
足幅を広げて、持っていたハンカチでサッサッとベンチの土埃を払っている。
野球の審判がブラシでホームベースの土をサッサッと払い除ける姿と一緒だ。

おじさんは恰幅もよく、少しエラの張った顔がホームベースの形をしていた。
きっと、審判の現役を終えた今も土埃を払う習慣が残っているのかもしれない。
電車の扉が閉まる寸前に飛び乗った乗客を見て、「セーフ!」とさりげに手と口が動いているに違いない。

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お客さんが、スナックを出るときに「お大事に~」と思わず言葉が出てしまうバイトの子もいる。

先日、スーパーの傍で凛とした姿勢でキャリーバックを引きながら颯爽と歩いている50代の女性がいた。
かつて堀ちえみが出ていたドラマで、スチュワーデスたちが一列にならんで空港内をキャリーバックを引きながら歩いている姿に似ていた。
おそらくあの女性は元 JAL だ。

電車の運転手さんには職業病はないのだろうか?と想うときがある。
普段、自家用車に乗るときもキーを入れてから、「ブザー良し、ATS 良し、4番線出~発進行~、制限55」と一人でブツブツと言っているのではないかと想う。

色々と仕事によって業界用語があるが、出版界、○○○コンサルタント、広告代理店の人たちが使うカタカナ用語は何がなんだか解らない、いっそのこと全部英語で喋ってくれと思う。

来週まではこの猛暑がつづくらしい、普段、正月しか帰省しない友も今年は新幹線と在来線を乗り継ぎ、海辺の町へと帰って行った。
父親にトランジスタ・ラジオを土産に持ってゆくと言っていた。
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by w-scarecrow | 2011-08-13 21:40 | そのほか | Comments(0)