winter's scarecrow

カテゴリ:そのほか( 228 )

戀 文



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5月23日は誰が決めたか " ラブレターの日 " らしい。

中学生の時からラブレターを「これでもか!」ぐらいに書きしため、この分野では私の右に出る者はいないだろう?!
記念切手を買い、伊東屋へ行って渋いタッチ、かわいらしい図柄の便箋や封筒を買い、夜中に書いたラブレターは寝静まった町のポストに投函する。 朝、起きて読みかえしたら多分、伊東屋の彼女宛てのラブレターは必ず破ってしまうから。



「あなたの懐に飛び込みたい気持ちなのですが、自分も一個の男子としてそんな弱い姿を見られるのは恥ずかしくもあり・・」

体裁ばかりを気にした弱弱しい文面、これを愛人に送ったのが真珠湾攻撃を指揮した連合艦隊司令官・山本五十六である。
軍人としてのプライドを捨てた、清々しい恋文なのかもしれない。



「将来にむかって歩くことは僕にはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは倒れたままでいることです」

こんな真っ暗なラブレターをもらった女性はどんな思いだったんだろう? 〝 変身 ” を書いたフランツ・カフカの恋文。 超ネガティブな人間、結構、母性本能をくすぐるのかもしれない。この線ありかも。



  「ふさ子さん、ふさ子さんはなぜ、こんなにいい女体なのですか」

こんなヒップホップな文を書いた、斎藤茂吉に乾杯! 弟子の永井ふさ子(写真で見るとほんと別嬪さんです)への恋文。


この十数年、ラブレターを書いたことがない。机の引き出しに眠る伊東屋の便箋たちの「早く世に出して!」の声が聞こえる。



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渋谷道玄坂、109裏に " 恋文横丁 " という狭い小路があった。 戦後、進駐軍の兵士のへのラブレターを代筆する店があったところ、今はくじら屋の横に記念碑が立っている。

道玄坂恋文横丁を反対側に渡り、少し奥に入ると " 長崎飯店 " という老舗のチャンポン、皿うどんの絶品の店がある。
先週、TV " 孤独のグルメ " の井之頭五郎がこの店を訪ねていた。
なんか嬉しく、嬉しくて。

大学時代、同じ道玄坂にあるヤマハ渋谷店で輸入盤 JAZZ レコードの新譜の仕入れと補充を任されていた。Rock&Bluesを任されていたのは後々も付き合いがつづく平川雅夫さん。

R&BやBluesの数々の隠れた名盤を教えてもらった。 その後何年も音楽情報交換やよく知る家族の話で楽しい時間を共にした。
平川さんはその後、今や Hip Hop,R&B界の聖地となった Manhattan Records を渋谷宇田川町に創立。

ヤマハでのバイトは夜9時を過ぎて残業をすると店屋物の飯を注文することができた。 私と平川さんはもちろん長崎飯店の皿うどん。 世の中にこんな旨いものがあるのか!と残業の日々。 旨かった~!

19歳からの私に大きな衝撃を与えてくれた先輩は 2014年、故人となった。


Manhattan Records の裏奥に、Guinness Records というレコード屋を開いた瀬場潤、その後、Nujabes (ヌジャベス)といアーチスト名で数々のすばらしき音楽作品を世に送り出した。

2010年、彼も38歳で夭折してしまった。 宇田川町の音楽村、そんな彼らに想いを馳せる。



Nujabes / Reflection Eternal



渋谷・道玄坂・長崎飯店の絶品皿うどん。松重(井之頭五郎)さんが訪ねてしまったので2,3ヵ月は混むんだろうな~。 潮が引いたころにまた行こうっと。

 


by w-scarecrow | 2017-05-22 21:49 | そのほか | Comments(1)

一枚の写真




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一枚の写真が世界を動かすこともある。 一枚の写真が自分の未来を変えることがある。

ベトナム戦争中、裸のままパナーム弾攻撃から逃げ惑う少女の写真があった。 世界中に反戦機運を高めた一枚。

天安門事件、天安門広場の戦車の隊列の前に立ちはだかった青年と、彼を轢き殺すことを躊躇した戦車の兵士の一コマ。

シリアから脱出するボートが沈没し、息絶えた海辺の男児の一枚の写真。 化学兵器を使った空爆で父親がわが子の遺体を抱えた痛ましい一枚。
それらの写真が世界を大きく動かした。


   私は東日本大震災の直後、海外メディアで掲載されたこの一枚の写真に言葉にできない強いインパクトを受けた。


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世界を動かす写真ではなく、日常を切りとった一枚の写真に心動かされることも多かった。

明治生まれの写真家がライカで撮った東京の街で生きる市井の人々、戦前から戦後への街の変遷を写真で見ているのも楽しかった。
戦中生まれのカメラマンが撮った熱き学生運動の挫折と痛み。
戦後生まれのフォトグラファーが撮ったサイケデリックで空虚な写真、行き場ない若者たちの表情。
どの時代の写真も強く焼きついている。


山口県で作陶されている大中和典氏のざらついたカップで飲むミルクティー、ホッするひととき。ホッ178.png

陶芸作品でも絵画でも工芸でも、音楽、映像でも、自分には持ち合わせていない表現やインスピレーションを持つ作家さんすべてに嫉妬をしている。
高名な作家さんの全く隙のない作品には心がどうしても動かない。全く嫉妬しないから。
嫉妬すること、どこかさりげない作家の主張に通じるものを感じられるからかもしれない。 そして自分が凡人であることの確認。

10数年前に出会ったイギリス人写真家 Michael Kenna (マイケル・ケンナ)の風景写真。 今でもこころ癒されている。


by w-scarecrow | 2017-05-12 14:56 | そのほか | Comments(2)

はじまりの唄



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♪ うさぎ うさぎ なに見てはねる 十五夜お月さま 見ては~ねる ♪

まんまるなお月さま、目を凝らして見てごらん。

影絵のように餅をつくうさぎがいるんだよ。 周りの子たちもみんなうさぎが見えるという。

「ぼくにはそう見えないけど」と小さな声で囁く孤独感。



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作家の藤沢周平さんは " わんこそば " が苦手だった。

お代わりを勧める掛け声がどうしても好きになれなかったらしい。
太平洋戦争末期、軍国少年だった藤沢氏は級友たちを誘い予科練を志願した。 級友は無事帰還したが、熱気の去った戦後、「私も加害者だった」と深く悔いた。
煽ることがどれほど罪深いか。わんこそばが苦手なのは掛け声がかつての「煽ること」への記憶を呼び起こすからという。


「空」という漢字は小学一年生で習う、教室の窓から見える真っ青な空に向かって大きく書いてみる。

「母」という字は私たちの始まりの場所、広くてやさしくて海みたいなもの。


巨大な戦闘能力を備えた空母は教室から眺めた「空」でもなく、やさしい「母」でもない。

ミサイルが発射されたとのことで公共交通機関が止まった。
毎日TVでは「いつミサイルが発射されるか?」の異常なまでの過剰な報道。
小学生までも「明日、みんな死ぬかもしれない」と言いあっているらしい。

危機を煽ることで、誰が間接的に得をするんだろう? 歴史は繰り返す。 


「空」と「母」って素敵な字なのにね。

激しい雷雨の後、めっきり肌寒くなった。 スピーカーからは 大橋トリオの





♪ はじまりの唄 ♪ が流れている。


五月に入った。 




by w-scarecrow | 2017-05-01 20:17 | そのほか | Comments(2)

パペポ

                         
 
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                  はじまりというのは
                  何かを始めること
                  そう考えるのが 本当は順序かもかもしれない
                  しかし実際はちがうのでは
                  はじまりというのは 何かを始めることことよりも
                  つねに何かをやめることが
                  いつも何かのはじまりだと想う



やめてからはじまるこもごも。

夜中に ” 鶴瓶の家族に乾杯 ” の再放送が流れている。 今も日本酒を呑みながら鹿児島の港町の人々の風景を楽しんでいた。
もう何十年前になるんだろう、関西ローカルの ” 上岡龍太郎と鶴瓶のパペポ ” という番組が深夜に流れていた。
水と油のキャラクターの芸人二人の掛け合いを深夜に笑いを凝らして観ていた。

あれから何十年、国民的老人たちのアイドルになってしまった鶴瓶。

いつも変わらぬ芸風に飽きてしまったが、それはそれで・・THE 鶴瓶。

何十年も前、上岡龍太郎が言っていた「なんで銀行のATMで人の手も借りず振り込みをしているに、手数料が取られるのか納得いかない。あの何十秒の作業で100何円もの機械の電気代はかかへんやろ、おかしかない?」

なんで自分の預金を引き出すのに手数料がかかるのかが解らない、お手数かけてないのに。

ゴールデンウイークがやってくる、NHKのニュースではゴールデンウィークは「大型連休」と呼ぶ。
MJB、メジャーリーグ野球のことは昭和9年ベーブルース、ルー・ゲイーリークの来日以来いまだに「大リーグ」よ呼んでいる。 
誰もがメジャーと呼んでいる時代に「大リーグ」。 誰がいつ変えるんだろう NHK?!

うちの老母のとこへ訪ねてくれないかな、鶴瓶さん。東京の街中は無理かなっ。気が向いたら・・。
                                   
                          


by w-scarecrow | 2017-04-28 04:19 | そのほか | Comments(4)

くずもち

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ラジオで「あなたの好きな漢字二文字は?」 と街頭でインタビューをしていた。

「平和」「忍耐」「希望」など習字の手本のような文字が聞こえてきた。

私は間髪入れず「女湯!」とラジオに返した。 

小学3年生くらいまで姉につれられ銭湯の女湯に入っていた。 同級生の女の子と出逢った気まずさ。

ケロヨンの桶ではなく木の桶の時代。

美味しい、くずもちがたべたい。 いつもそんな食べたいものばかり書いている。

食べたい!



by w-scarecrow | 2017-04-25 01:04 | そのほか | Comments(0)

ピエロ



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                   散る桜 残る桜も 散る桜


この春はソメイヨシノの見ごろが長かった。 葉桜になってもシュンとした花びらを落とさずにいる元気な木もあった。

近所の公園の大きな桜の木の下で、20代の青年がひとり缶チュウハイを呑みながら天を仰いでいた。 私は離れたベンチで WONDA を飲んでいる。 

「ロック、やってます!」みたいな風貌と仕草。 「いいね、ずっと尖がっていけよ!」と心の声。

そんな彼もこんな私も、心の底を叩いたらどこか悲しい音がするのかもしれない。 今、ひとときの優しい響き。

この世は一つの舞台で人は役者にすぎない。 
だとすれば人を笑わせる側でいたい。

ピエロの頬を伝う哀愁のある涙の化粧も、滑稽さの裏にある人生の対比なのかもしれない。

どんな舞台の脚本を書くのか、どれだけ周りの人々をしっかりと捉えて描けるのか、主人公のキャラクタライズはそれを固めてからでないとできない。 


彼の2本目の缶チューハイのプシュッという音が聞こえた。

『 オッサン、解ったような顔すんなよ!』と缶コーヒーのCMみたいな情景。

そうなんです、寺山修司の " 書を捨てよ 町を出よう " を、もう一度読みかえさなければ・・。

『 がんばれよ、オッサン 』 「俺のことか・・」と、桜の下の無言の響き。


潮風を感じる町に住みたい。 あおさの味噌汁が飲みたい。




by w-scarecrow | 2017-04-17 23:24 | そのほか | Comments(0)

言葉


笹塚にある中村屋東京工場横を通る、工場入口前には肉まん、あんまん、伝統のある中村屋のカレーの缶詰を置く売店がある。



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              6年前の3月11日、福島県で被災した10歳の男の子が書いた詩が心に残る。


                  強い地震の中 
                  「大丈夫だよ 絶対」とお母さんが言った
                  その言葉で少し 落ちついた
                  まるでま法の言葉だった
                  停電で暗い中
                  お母さんは笑っていた
                  いつも 「大丈夫強いんだから」と言っていた
                  ま法の言葉を連発した

                  震災から一ヶ月後
                  お父さんが東京から帰ってきた
                  お母さんは泣いた
                  お父さんの顔を見て 涙を流した
                  頑張った涙
                  お母さんが 頑張るま法から解放された涙
                  ま法つかいのお母さんは
                  この時から 震災前のお母さんに戻った
                   
                  今度は ぼくがお母さんを守る
                  ま法つかいにならなくても
                  強くなって ぼくはぼくのままで
                  お母さん そして家族を守る



震度7を2回も記録した熊本地震からもう一年が経とうとしている。

「一年ってあっというまに過ぎてしまう」など言う不届き者の私。 被災された方々はどれだけ長い一年だったんだろう?
絶望から希望へ、どんな指針が被災者の糧となっているんだろう?

原発事故で故郷を追われ、全国に居を移し慣れない土地で暮らしている被災者の方々、その子供たちに浴びせる残酷な言葉。
不確かな情報や差別やデマを大人たちの会話から耳にする、いじめる側の子供たち・・。

道徳の授業が復活する。
受けるのは小学生ではなく、大人たちの方かもしれない。


タケノコご飯を作りたかったが作物の裏年のため、タケノコの値段が高く諦めた。
500円分のアサリを買って深川めしにした。 3日間分。 炊き込みご飯は不思議と飽きない、おかずは少しでもいいから助かる。




by w-scarecrow | 2017-04-11 22:08 | そのほか | Comments(6)

レジェンド

人々はどうして名所という名に弱いのだろ?
名所へとこぞって、今だとばかりに集まってくる。
前に進むのも難儀、座って一息なんてもっての外。

京都の桜の名所や上野公園に押し寄せる花見客、花びらは見上げれば、咲きっぷりを愛でることができるが、桜の木々が織りなす全体像を眺めることはできない。
「人ばかりで疲れた」と口々にして帰路につく。 どうしてわざわざ人混みへ出かけるんだろ。

私は目黒区青葉台にある西郷山公園の小さな丘にポツンと咲く一本の枝垂桜が好きだ。
宴会をやっているグループも少ない、丘の下のベンチから望む薄紅色の枝なみが大好きだ。



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躰がだるい、目が疲れる、胃がしくしくするなど日々ポンコツになっていくおじさんたちの好物は、溌剌としたおじさんたちを見るとき。

” カズ50歳初G ” サッカーの三浦知良選手がJリーグ史上初の50歳以上のゴールを挙げ、まだ記録を更新しつづけている。

先日、ノルディックスキーのW杯ジャンプ競技では葛西記明選手が3位に入った。
44歳、W杯最年長の表彰台である。
1位、2位の選手の合計年齢が44歳ときた。 すごい。

躰をいじめることなく(内臓はいじめている)生きてきた私の涙腺がゆるむ。

枝垂桜の下、ビールをつがれた紙コップにひらひらと桜の花びらが落下してきたら・・なんて想いはせながら雑踏の飲み屋でワイワイやっている。

近頃、ポンコツな躰の部品以外に頭にも衰えを感じるが、考えてもしょうがない。 毎朝、目を覚ませば、その日は「私自身の最年長生存記録」の更新日だ。
私もレジェンドの仲間入り? 車検に出さなければいけないのに。





by w-scarecrow | 2017-04-04 17:09 | そのほか | Comments(2)

ふるさと


♪ 上野ば出だ 晩(ばんげ)の汽車っ子 着いたどき 青森の停車場は 吹雪(ふぶ)いでだ ♪

阿久悠作詞「津軽海峡・冬景色」を津軽の言葉に翻訳したもの。 

元の歌に劣らなぬ,
しみじみとした味わいと、北国のねぶたに注ぐ情念と反比例で端的な津軽の言の葉。



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♪なまじ腰ば降ろして休もうなんて 絶対思うたらつまらんど 死ぬ気で働いてみろ 鉄矢 ♪   

武田鉄矢さんのお母さんから言葉 ”母に贈るバラード” 1972年高度成長期の人々の気合と博多弁のきっぷのよさが漂う。

家の前に三重ナンバーのトラックが停まっていた。
引っ越しであろうか、母娘の軽妙なお国言葉が聞こえた。 ファミチキの入った袋をプラプラと持った私に会釈するお母さん、新入生であろうか荷物を運ぶ娘さんのジャージ姿が初々しい。


仲の良かった大阪出身のスタイリストの30代後半の女子がいる。、スタイリストはフリーの場合、住所が港区南青山、麻布、渋谷区神宮前、広尾など名刺に書き込まれる住所が欲しく、無理して高額な部屋に住んでいた。

彼女の故郷、泉州の祭りや水茄子の話をすると、少し涙目の河内弁を聞くことができた。 それが可愛いかった。 
もう、港区、渋谷区の名刺のアドレス必要ないじゃん! 

素のままで行こうぜ。




by w-scarecrow | 2017-03-21 22:44 | そのほか | Comments(0)

つつましく

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花粉症でクシュンクシュンしながら、ドラッグストアーの店頭に並ぶ一番安いネピア5箱¥225のティッシュを購入している。

鼻さわりの良い贅沢な高級ティッシュを使えば、鼻の下が赤くならなくてすむのにな~。

ある経済学者が言っていた「今の日本は格差ではなく、階級差というものが底にある」


経済学者ではない私が最近、少し時代錯誤を感じている。
6月17日にデビューするJR西日本の豪華列車。 JR九州で走っている " ななつ星 " の豪華さで息を呑んだが、今度の新車両が注文住宅だとすると、駅から遠い所に建つ建売住宅のように、しみじみっと★七つの星★が愛おしく見えてくる。

JR西日本の豪華寝台列車、" 瑞風 " はいつものように著名デザイナー、名工××などのオールスターが作り上げた一両一室の部屋もあり、ルネッサンス風の脚の付いた白い西洋風のバスタブからは夕日に輝く瀬戸内の島々が展望でき、バルコニーまで付いた高級ホテルの一室が山陽道を優雅に走る。

列車のなかで風呂、入りたい? これも、ながら×××、これから温泉に浸かれるというのに・・。
ヘリコプターに乗り飽きた高須クリニックの院長風のおじさんが、沢尻エリカ風のおねえちゃんとドンペリを飲んでいる姿しか浮かばない。



世界一のお金持ちのサウジアラビアの国王が1000以上の親族と家来たちで、原油輸出の3分の1を賄ってくれる御得意さんのJAPANへの大名行列。

レンタルした高級外車の数は400台、国王専用機から降りる専用エレベータータラップ、もし国王が足が悪いのであれば「長靴業界が儲かったかも」と言ってすぐ首になった内閣府のトンチンカンな政務官みたいに役人におんぶをしてもらって、ビートルズの初来日にも降りたJALのタラップを使えばいい。

すっ飛んだ感覚。 日本へ向かう機内では " おしん " か " 北の国から " を観さてたい。

来日の目的は原油価格の低迷で3年連続赤字財政になったサウジアラビア経済を立て直すべく、日本企業による投資や技術協力を求めているらしい。
勘弁してほしい。
石油は地球の財産、たまたま貴方たちのところに噴き出しただけ。 その地球の資源のあぶく銭で貴方たちは煌びやかな貴金属をまとっているだけ。

春も近いのに「もったいない」精神で生きている私は、納豆をつまみながらイカっています。 
ガソリンスタンドで産地表示が義務になったら絶対にサウジアラビア産は買いません!

サウジのおとぎ話のなかにいる君たち。いつか儚く泡となり消えていくぞ。 





by w-scarecrow | 2017-03-13 21:51 | そのほか | Comments(2)