winter's scarecrow

2017年 10月 30日 ( 1 )

ミニマリスト


e0158857_17435372.jpg



東京では木枯らし1号が吹いたとお天気キャスターが言っていた。 パーマン2号でも号がつくと愛らしく感じてしまう。
「酒と女は二号まで」身に沁みる。


天然きのこが食べたい! 天然きのこの味噌汁、炊き込みご飯の画が何度も浮かぶ。

東京で天然舞茸を買おうとすれば 500g で¥4000 の高値らしい。
きのこが大好きだ。もし娘がいたら " きの子 " と名付けてもよかった。バナナよりは可愛い名前かもしれない。

カゴに雪国マイタケを入れ、風味のなさそうなきのこたちから別嬪さんを選んでゆく。

あとご飯の友を何品か買わなきゃ。

「すみません、さゆりは置いてないんでしょうか?」店員さんが首を傾げている。「あの、おにぎりにしたりフリカケみたいな・・」
「あっ、ゆかりですね」

ゆかりは品切れだった。
さゆりは?


e0158857_17524510.jpg



IT関係の仕事をしているSくんの部屋を何人かで訪ねたことがあった。 Sくんは30代後半で独身、いつもきしっとした身なりをしている好青年。

リビングの広さに驚いた。壁の白さが眩しい。
リビングに5,6人は座れるソファーと大きなテレビがあるだけ。ほかには何もない、観葉植物も家電話も机も現代アートの絵も飾られていない。
キッチンもケトルがあるだけでピカピカだった。

世間では必要最低限のものしか持たない人をミニマリストと呼ぶらしい。
断捨離をしたにも拘わらず必要のないものたちや植物に囲まれ「極楽、極楽」と、くつろいでいる私みたいな人間は何て呼ぶんだろう?

もし、Sくんが結婚して同居をすることになったらどんなことになるんだろう?

花柄のかわいらしいカーテンの前には彼女の大事にしていた縫いぐるみがポツンと座り、ハワイで買ってきたクリスチャン・ラッセンの絵が壁に掛けられ、キッチンには柄違いのマリメッコのマグカップ。
床には通販で購入したダイエット器具の数々、バランスボールがコロコロと転がっている。

休日には2人でニトリには行かないだろうが、無印良品でラグやクッションを見て廻らければならない。
ミニマリストには同居、結婚は難しいかもしれない。

Sくんは涼しい顔でハイボールを飲んでいた。「元気?彼女はできた?」「・・毎回訊かないでください。wさんは?」「おい、年上にそんな失礼な質問はしないだろっ、普通」


東京は台風一過、これぞ青!と威張っているような空が広がっている。
日本シリーズ、横浜ベイスターズの2連敗、青がうるさい!


[PR]
by w-scarecrow | 2017-10-30 18:47 | そのほか | Comments(0)