winter's scarecrow

2017年 07月 10日 ( 1 )

島 原


" 金鳥の夏 日本の夏 "

若き日の美空ひばりがうちわ片手に浴衣姿で「いいですね 夏って」と言っていた昔の日本の夏。

陶器でつくられたブタさんの口からはゆらゆらと蚊取り線香の煙が上がっている。
縁側の硝子戸も窓も開け放たれ、蚊帳のなかにも夏の夜の風が入ってくる。

蚊取り線香のあの香りが部屋中に漂っていた日本の夏。



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北西向きの私の部屋のベランダではこんな暑い日でも一日では洗濯物は乾かない、朝早くからから洗濯機を稼働する。

「せ~の」で一気に食事も作らないと暑い日は躰が怠けてしまう。

ガス台からピーピーと音がする。鍋にはった水が沸騰しそのあと空焚きになっていた「いけねっ」

洗濯機が40分間の仕事を終えピーピーと鳴っている。

冷蔵庫内の生姜のチューブを探していたら制限時間のピーピー、「なんて真面目に仕事をするんだ日立の冷蔵庫」とイカっていたら、ずっと調子の悪い東芝の電子レンジがピーピーと叫んでいる。 あっちでは au のお知らせメール。

なんてうるさい日本の夏なんだ。



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下北沢に九州料理をアレンジした美味しい一品を出す店がある。
店の主人は長崎・島原の出身、彼の叔父が営む小さな製麺所から送られてくる、南島原市有家のそうめんが絶品! これをお裾分けしてもらうのが毎年の愉しみ。

島原市一帯には60以上の湧水の絶えないスポットがあるという。
街の水路には錦鯉が泳いでいる。
清らかな水に地産小麦で製造されてそうめんは今まで食べたものとは一線を画している。 なめらかで細くてもコシがある。 何かが違う。

行ってみたい島原、諫早から島原鉄道に乗っての旅を想う。
水の澄んだところは美人が多い。

そうめんをすすりながらの妄想とひと時の清涼感、「いいですね日本の夏って」

さて夕飯、なにを作ろっ? 一度座椅子に座ると立ち上がるのが面倒になってくる。




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by w-scarecrow | 2017-07-10 18:20 | そのほか | Comments(0)