winter's scarecrow

turkey

昨日、買い物に出かけようとしたら大勢の警察官が周囲3-400mを通行止めにし住民たちを避難させていた。
解体中のアパートの地中から不発弾が見つかったとのこと。ヘリコプターが旋回し自衛隊のトラックまて出動してきた。
はじめは映画の撮影だと疑い青島巡査、室井さんや湾岸署の面々を探したが、お巡りさんたちがエキストラらしくなく拳銃も作り物ではなかったので納得。
e0158857_14475293.jpg

ターキーの胸肉を買ってきてクリーム煮を作った。
もさもさした食感が苦手な人もいると想います。
Milwaukeeというドイツ系の人々が多く住むアメリカ北部の街、樹々が多く古きよきアメリカの風情が残る街に住んでいたことがあります。
夕食は学生食堂でターキーのクリーム煮かPizzaばかりを食べていた。それ以外に口にあうものがなかったのも理由。
さすがビールの街、学生食堂でもビールが飲めた。地元のOld Styleというビールが旨かった。
ラテン系の人々が多い街なら日本人にあった食事ができるが北部の街にはまだ少なかった。
なんでアングロサクソンは食文化が希薄なんだろうといつも思う。

Boris Vian(ボリス・ヴィヴァン)の『うたかたの日々』という小説を久しぶりに読み返してみた。
お金持ちの青年と美しい娘が出逢い結婚をする。やがて妻は難病にかかってしまう「肺にスイレンの花が咲いている」という。
療養をする部屋には高価なスイレンの花で埋めつくさなければならない。
男は高価な花を買うために初めて働きにでる。やがて男は辛い労働で痩せ細ってゆく。
現実離れした内容だが描写のすごさ構成の面白さで最後まで引っ張っていかれる。
Boris Vian,フランスの夭折した作家・詩人、シャンソンの有名な曲『脱走兵』の作詞者としても有名である。
20数年ぶりに読み返し、当たり前ではあるが感じ方が違ってきている。あの頃は人物に目がゆき、今は表現に心惹かれる。

東京は曇り空。
朝はクリーム煮を食べ過ぎた。夜はきしめんにでもしようっと。
by w-scarecrow | 2009-01-18 23:25 | 食 + うつわ | Comments(10)
Commented by スミエ at 2009-01-18 17:59 x
TVのニュースで観ましたよ。お近くだったのですね!!
ヒロシマ・ナガサキ・沖縄の戦火の様子は知ることが多いのですが
恥ずかしながら東京大空襲の悲惨さをつい先日TVドラマで観て
初めてどういうことだったのかを知りました。57年も生きてうかつでした。
ご無事で何より。

ターキーのクリーム煮込みは・・ちょっと気になります。チキンにせず
ターキーにしたのは意味があるのですか?
気になるのはそばに置いてあるパン。天然酵母のパンに見えてしまって。
Commented by w-scarecrow at 2009-01-18 18:47 x
スミエさん、うちから400mくらいのところです。昔はこのあたりは田畑だったみたいですが、こんなところでも空襲があったんだなと驚きました。
東京大空襲の時、下町に住んでいた亡父はバケツを持って燃えてる家々を駆け廻っていて、結局自分の家を焼失してさせてしまったみたいです。
サンドイッチでもターキーのものが好きで、たまにクリーム煮も食べたくなります。
でもシチューといっしょで飽きてしまいます。
パンはイタリアのパンです。大好きなチャパタと○○○です。
Commented by スミエ at 2009-01-18 21:05 x
よその家の消火にあたって自分の家が焼失・・って・・・
人生最大の危機に人様のために尽くせる人は少ないです。
いいお父さんだったのですね。
チャパタだったのですか!!分厚いですね。
来週末はグリッシーニとチャパタ作りにチャレンジしようかな。
ガスオーブンになったので結構パンが美味しく焼けるんです。
Commented by w-scarecrow at 2009-01-18 21:30 x
スミエさん、チャパタのシンプルなサンドイッチがぶち好きなんです。
ロースハムとチーズだけ。
ベネチアで日本と同じイギリスパン(角食パン)の中にグラタンが挟んであるサンドイッチを食べたことがあります。
イギリス以外では珍しかったので美味かったです。
親父は背が高く細身で笠智衆にそっくりだったので、たまに"寅さん"がテレビで放送されているとシミジミっとしてしまいます。
チャパタサンド、試してみてください。
Commented by little leaf at 2009-01-18 22:27 x
「チャパタ」というんですね!名前をはじめて知りました。
ロースハムとチーズで・・・。同感です。私も大好き!!
見た目よりも柔らかいパンという印象ですが。いかがでしたか?
作ってみようと検索をかけたのですが、レシピがなかなか見つかりません。どこかで見かけたら、教えてください
笠智衆さん似のお父様、素敵な方だったのでしょうね。コメントを読ませていただくうちに、胸が篤くなりました。
Commented by w-scarecrow at 2009-01-18 23:01 x
little leafさん、"ル・ルソール"という駒場東大前の美味しいパン屋さんでチャパタだけのものとチャパタのサンドがあります。
検索するとお店の情報はいっぱい出てきます。
是非、作ってみてください。
すごく軽くて香ばしくて、街のcafeでも置いてくれればと思います。
お袋のことが大好きな父親でずっとその姿を観て育ってきました。

Commented by oko1225 at 2009-01-19 22:28
ターキーのクリーム煮込みも美味しそうだしパンも...
でもクリ-ム煮の器がもっと気になります。
Commented by w-scarecrow at 2009-01-19 22:43 x
okoさん、二階堂明弘さんという益子の若手作家の鉢です。益子・笠間は好きではないのですが彼は面白いです。
この何年かは食器はあまり作っていなかったのですが最近、また作り始めしました。
coffee cupもいいですよ。
東京では2月に京王百貨店で個展があります。
関西でもあるといいんですが。
Commented by chocoh at 2009-01-28 00:42 x
今年はヴィアン死後50年になり、新しい翻訳が出る予定という嬉しいニュースを聞きましたよ!

「日々の泡」
娘時分、胸を揺す振られた動悸を、今もすぐに感じて居ります。
幸せなことに、原文を授業で読み解いていったのですよ。

ブログのお知らせ、思いがけずヴィアンの話題があり、驚き嬉しかったので、ちょっとおじゃまさせていただきました。

パンの話題だと、仏修行帰りの山の子姉が、毎週たしか水曜日、天然酵母パンの素敵な屋台を開いて頑張っています。
今度、お山のきれいな空気を吸いがてら、是非驚かしに行ってみて下さいね!

お変わりのないご様子、嬉しかったです。

お写真もとても素敵です。












Commented by w-scarecrow at 2009-01-28 21:16 x
chocohさん、久しぶりです。
ヴィヴァンの『日々の泡』再販されるんですね。でも今、読む人がいるのかな。chocohさん仏文だったもね。娘時代ってこの間のことじゃないですか。
山の子はフランスでのパン修行から帰国した後、何度か連絡をくれます。
下呂駅前の麦畑どうなったんですか?こんど帰省をしたときにでも麦畑や馬瀬の写真を送ってくださいね。
ありがとう。