ひと滴の風景
それぞれにお茶にまつわる風景があると想う。
大井川上流の傾斜地に広がる茶原(茶畑)を朝霧が包みこむ情景。鹿児島県知覧の茶畑から見る夕陽に浮かぶ開聞岳のある風景、遠くに日向灘を見下ろす高鍋の茶畑。
茶畑は関東以南では少し足をのばせばどこでも見ることのできる風景。
お茶をのんでホッとする。張りつめていたものがゆっくりと解かれていく。ひと滴の幸せ。
20代のはじめ冬の北海道に旅をした。釧路、根室、知床。旅の最後で高校の教師をしている友人の住む町へ行く。網走から湧網線の最終列車に乗った。
中湧別という小さな駅舎で迎えにくる友人を待った。マイナス何度だったんだろう?ガタガタ震えていた私に「中へどうぞ」という同世代の駅員。お茶をi淹れてきてくてた。「すぐ来る!と言っても北海道のすぐは内地の人にとってはかなりの距離だと思いますよ」
温かなお茶のぬくもりが伝わってきた忘れられない一服。
川根『つちや農園』の煎茶。
大井川上流の傾斜地に広がる茶原(茶畑)を朝霧が包みこむ情景。鹿児島県知覧の茶畑から見る夕陽に浮かぶ開聞岳のある風景、遠くに日向灘を見下ろす高鍋の茶畑。
茶畑は関東以南では少し足をのばせばどこでも見ることのできる風景。
お茶をのんでホッとする。張りつめていたものがゆっくりと解かれていく。ひと滴の幸せ。
20代のはじめ冬の北海道に旅をした。釧路、根室、知床。旅の最後で高校の教師をしている友人の住む町へ行く。網走から湧網線の最終列車に乗った。
中湧別という小さな駅舎で迎えにくる友人を待った。マイナス何度だったんだろう?ガタガタ震えていた私に「中へどうぞ」という同世代の駅員。お茶をi淹れてきてくてた。「すぐ来る!と言っても北海道のすぐは内地の人にとってはかなりの距離だと思いますよ」
温かなお茶のぬくもりが伝わってきた忘れられない一服。
川根『つちや農園』の煎茶。
by w-scarecrow
| 2008-11-12 07:31
| tea