おしん
東京の街はどれだけ自然災害に弱いのか、大雪のニュースであらためて知ることになる。 弱っ
今週、木曜日と金曜日の最低気温はマイナス4℃、3℃。 寒い。
寒いけど、初めて体験するような寒さじゃない。 小学校を卒業するまでは半ズボンで通した、冬はハイソックス。
しもやけ、あかぎれ、いつものこと。 肌がカサカサしていた。 今想うと確かに当時の東京も寒かった。
女の子はアツギのタイツを履いていたが、僕らは素足だ。そんなババ臭いもん履けるか!
あれから何十年、今は半ズボンは履いていない。 冷え性なんて女子だけのもんだと思っていたが最近はユニクロのタイツを履いている、
脚から冷える。 やっと女性の気持ちが解るようになってきた。
こんな寒さのなか、冷たい水仕事をしている人を見ると、あの 『 おしん 』を思い出す。
小林綾子の子役時代のおしん。
ベストキャスティング。
『 おしん 』の放映後、アジア諸国、イランやアフガニスタン、エジプトなどでも放映され、熱狂的な”おしん”ブームが押し寄せる。
辛い幼少時代から、戦前戦中、戦後とこれでもか!と災難がやってくる、住む地を追われ各地を転々とする、おしん。
橋田壽賀子先生の頭の中には「救い」という概念はないのか? そんな超マゾ的なドラマが海外で熱狂した。
エジプトでは視聴率90%以上で、放映時間に停電が起きた時には発電所やTV局に投石や放火など暴動がおきたという。
” おしん ” で熱狂した親たちが、子どもに ” おしん ” という名前をつけた。
イスラム圏でもレゲエの本場ジャマイカでも ” おしん ” と名のつく子供がいるらしい。
壽賀子やピン子と名付けられた子はいないと思うが、世界で最も知られた日本人が ” おしん ” なのかもしれない。
” おしん ” のような東洋人らしい黒髪に、忍び耐えることをいとまわない日本人女性に憧れ逢いたくて、エジプトの青年が来日し渋谷の街へ出たらガングロ女子ばかりで、あかぎれも、しもややけも遠い世界だったという。
小さなパン屋さんのハム・チーズのバケットサンドが食べたい!!
今は夜中なので朝一でとことこ歩いてアンデルセンの " パリジャン " でも食べよっ・・お腹がすいた。
by w-scarecrow
| 2018-01-27 02:36
| そのほか