winter's scarecrow

成人の日だったんだ


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渋谷の街は輝いています。

そんな晴れ姿の向こうで2度目、3度目、4度目の成人式を迎えた人々が、迷路みたいな駅地下で迷子になったり、自動改札にバシッと往くてを遮られたり、109を119 と間違えたり、スペイン坂をオランダ村と言ったり、無印良品を無印洋品と勘違いしたり、20年の区切りが切々と未来図に表われてきます。


冬の冷たい雨、『 晴れ着の子たちはこの後、カクテル(居酒屋は行かないでしょ)でも飲みに行くんだろうか?水分を控えなきゃいけないよな 』と、雨に打たれての帰り道、今まで冬は好きな季節だったのにシンドイ。

「なにか春と秋ってお高くとまっていないかな、皆にちやほやされ過ぎてない」そんなことを思う。
冬だって旬の魚は目白押し、夏は滋養強壮の甘酒の季節だ。 ドラマでいえば冬彦さんもいるし、夏の青春物語は数知れず・・。

「春」と「秋」は、なにか威張っているようで嫌いだ。


東日本大震災の翌々年に結婚した仙台のカメラマンから年賀状が届いた。

当時「結婚式に来れなかったwさんへ」と結婚式のDVDが後日、送られてきた。
シラフでは観ることはちゃんちゃらできないので、ほろ酔い気分の時にポッキーをつまみながら彼の晴れの舞台を観た。
イケメンの彼の横には石原さとみ風のウエディングドレス姿の美人な新妻、BGM には中島みゆきの ♪ 糸 ♪ が流れていた。 

♪ 縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合わせと呼びます ♪

今年の彼の年賀状は夫婦の連名ではなく、彼のひとりの名前だった。
「うそっ?」
糸と糸とが織りなすのが人生、たぶん彼は縦糸ではなく、どっかで縦横の糸が絡んでしまったのか、糸が外れたままなのか・・。

いつか顛末を聞くことがあったら「結局、中島みゆきがいけない!」と優しい言葉をかけてみることにする。

東京は寒い雨。
今週は寒波が押し寄せるみたいだ。「春よこい♪」 


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by w-scarecrow | 2018-01-08 22:07 | そのほか | Comments(0)